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越美北線(九頭竜線)の端、九頭竜湖駅。この先はどこにもつながらない上に、本数も朝昼晩夜くらいしかないので、18切符ではなかなかやって来づらいところですね。でもやってきてしまいました、と。手前の列車止めが否応なしに端感を強調します。
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何回目かなぁ、ここに来るの(笑)。>3回目らしい その気はなかったけどたまたま通りかかった白川郷の帰り。その気はなかったのに始めてしまった近畿地方の道の駅巡りのために2回目。そして今回の鉄分補給のための3回目。今回は列車の乗客がいるので、駅周辺にたくさん人がいましたね。
今日は九頭竜線を攻めるので、和倉温泉にいますが「のと鉄道」はお預け。>どうせ3セクは新幹線開通後もあるんだし。 九頭竜線は福井駅が始発なので、まずは福井まで行かなければと。九頭竜線も難儀なダイヤで、福井から九頭竜湖までの直通は朝昼晩夜。朝は福井からじゃないと間に合わない。晩は復路を考えるとめちゃくちゃ遅くなる。夜は帰って来れない。ということで、昼しかないですね。季節が良ければ「福井を朝か昼に出て、九頭竜湖を散策して、昼過ぎか夕の便の折り返しで帰る」が良さ気なのですが、季節は冬。ちょっと歩けないですねぇ。そのほか九頭竜湖周辺でバスも絡められないか、えちぜん鉄道で勝山市まで出る方法、福井市から大野市までバスで出る方法あたりも検討しましたが、全滅。こりゃあかんわ。潔くあきらめて昼の便で行って帰って。行った列車でそのまま戻るってことはやりたくないんだけどなぁ、仕方ないです。
そういう計画のもと、朝の和倉温泉駅。18切符に検印を押してもらうんですが、どうやらインクが濃すぎたもようで、押した後から慎重に紙で押さえてました。丁寧だけど、それでももうちょっと吸った方が良さそうな気配が・・・。構内にJRの端っこ感のある物はないか探しましたが、残念ながら見つからず。まぁ、運用的に端になってるだけだから仕方ないかね。
して、七尾駅に到着。ここで七尾駅を堪能しようと画策していたので、乗り継ぎの良いのはパスして約一時間後の列車に乗ることに。直通改札を通らないのを不思議そうに眺められましたが、まぁ、そういう物だよね。
七尾駅のホームにいた「とうはくん」です。後ろの着物風なのれんがステキです。花嫁のれんっていうんでしたっけ。では、周囲を堪能したので金沢経由で福井まで向かいましょう。
福井にはお昼に到着。九頭竜線の列車まで50分待ちだったのでお昼の買い出し。30分前にはホームにいた方が良いかなぁ、なんて思ってたので、外での食事はせずに買い出しで・・・と思ってましたが、甘かった・・・。30分前にはすでに列車2両分くらいの人だかり。ちょうど帰省シーズンでしたね。一日数本しかない所のホームって、人が1時間前くらいから平気で並んでるんですよね・・・。とりあえず端っこを押さえておきましょう。
で、やってくる折り返し列車は当然1両。ホームにはすでに人があふれかけてるんです。これはつらい。越前大野まで臨時便を走らせても良いんじゃないかと・・・もしくは増結か。増結の方が運転の人手はかからないのかな。>作業員は必要。
すし詰めの車内は駅に停車する度に運転席まで行けない人が居て、遅延していきます。キャパオーバーにもほどがあるよぅ。これだけの人がどこに行くのかと思っていたら、越前大野でほぼはける、と。これ、やっぱり年末年始だけは越前大野までピストンする臨時便欲しいよなぁ・・・。
越前大野からは、列車内を見渡す余裕ができ、ようやくお昼ご飯。車内の人たちは地元感はなく、ほぼ18切符旅行者のようですね。途中の駅で降りた人が折り返しの列車に別の駅から乗ってきて、もしかして全駅乗りつぶしやってる?と言う一幕も。時刻表を見ていると、ここから先は下りの方が時間がかかり、上りは若干早いみたい。何でだろと思うまもなく、傾斜がきついのね、と。終着の九頭竜湖駅の標高は425mくらい。トンネル区間直前の勝原駅は標高260mくらい。その間の距離は10km。1kmあたり16m上がりますか。16‰って列車にはきついんじゃね?>だから時間がかかる。雪深いゾーンのはずだけど、ほぼトンネルなので雪の遅延とかは心配なさそう。だけど、この冬は破格に暖かいので雪なんて期待できないからそれ以前のお話かな。ほら、山にちょっとある程度だわ。(トップの写真参照)
そんなこんなで到着した九頭竜駅。折り返すまでにちょっと時間があるので、散策。っても道の駅を使ったときにあれこれ見ているので物珍しさはなく。それでもま、駅舎くらいはと。
ほとんどの人が車外に出る中、全く車外に出ない猛者も数人居ました。ホントに乗ってるだけなんだな・・・。駅周辺にはコンビニもあるし、駅そのものが観光客向けの施設になってるんだし、ちょっと覗くだけでもいろいろ物珍しさはありそうなんだけど。そういうのには全く興味ないってのも、鉄分らしい感じではありますが。
復路も越前大野からはたくさん乗ってきてそれなりに混雑しますね。帰りは福井まで行かず、越前花堂で下車。一応、越美北線としての端点ですんで。他にも数人が降りてましたが、やっぱり鉄の方っぽい。なかなか面白い構造していますね、この駅、北陸線用のホームと九頭竜線のホームが完全に独立してるんです。北陸線の駅のほうが後付けっぽいかな。で、その北陸線のホームから九頭竜線の端を。
右から合流してくるやつが越美北線。0キロポストを探しましたが、見つからず、たぶん分岐付近にあるんでしょうけれど、ひょっとしたらもっと福井駅寄りの方かも。どちらにせよホーム周辺からは確認できませんででしたね。
鉄分全開もこのあたりまで。今日は長浜までなので、後はゆったりと南下するのみです。夕方の時間帯でそろそろ混雑してきましたかね。福井まで戻り、始発から乗れば座れるかな、と考えていましたが、甘かった模様。でもま、立ってる方が景色は堪能できるからそれはそれでいいんです。
今日の行程は
和倉温泉 → 七尾 → 金沢 → 福井 → 九頭竜湖 → 越前花堂 → 福井 → 敦賀 → 長浜
長浜駅はしっかりイルミネーション。
やっぱり青は綺麗だけど寒々しい・・・
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