コルクの葡萄畑

日々面倒を見ているブドウ畑と愛犬のダックスフント『コルク』の成長と活動の記録

からみつく魔の手

2011-08-06 16:23:26 | ブドウ畑の動植物たち
除草剤をまかずに畑の生物多様性を高めようとすると、
様々な生きもの達が集まってきます。
なかには意外な生きものたちも。

ブドウの枝に絡みつく、ヘビのような模様の赤いツル。
ネナシカズラというその名の通り、発芽当初は根を出すのですがすぐに枯れてしまい、
絡みついた相手から栄養と水分を吸い取る寄生植物。

寄生植物特有のゴムのような質感の表面とおどろおどろしい模様。
切ってみると思いのほか瑞々しく、切り口から水がこぼれてきます。
吸い取った水を蓄え、蒸発させないようにしているのだろうか。

根を持たず、寄生するしかない植物ならではの知恵とでもいったところ。
厄介者ですが、なかなかたくましい。




                    ↓ネナシカズラのツルを取り除いたところ。ブドウの枝に歯を立てるかのように食い込んだあとがしっかり残っています。
                    

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