【 売れる営業 】実務営業コンサルタント 島田安浩 アクト株式会社代表

「営業紙芝居×顧客LTV最大化」実践講座 
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『 見込みに関しての考え方を変えた 』

2008年09月01日 11時46分26秒 | Weblog
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 No154) 『 見込みに関しての考え方を変えた 』
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 ■ もう、9月です!!
   1年は早いものです。
   去年の今頃は、会社を辞めようかどうか、


   悩んでいた頃です。
   15年間共に闘って来たので、
   辞めるのは辛かったです。


   でも、会社の進む道と、
   自分の進みたい道が、違って来ている
   のは、見えていました。


   自分がそれほど必要とされていない感じも
   ありました。そこで、無理に残るのなら、
   自分の道を行きたい。そう決断しました。



 ■ この1年で、一番変わったのは、本当に
   沢山の文章を書くように成りました!


   以前では考えられないほど、営業と言う
   ことを、考え、分かり易く、文字に落とす。


   そんな事をやり続けています。
   ライティングも、かなり変わりました。
   これも、この1年で学んだ事です。



 ■ さて、今日は、先週の続きで、回る時の
   見込み管理が変わった点をお話しします。




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■目次

【1】見込みの考え方

【2】分かり易く変更した

【3】営業のイメージが変わってきた

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【1】見込みの考え方
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 ■ 私が考えていた見込みの概念は、
   お客様と話して、「感覚的に行けそうなところ」
   それを見込みとして追っかけていました。


   私は、大学を卒業して、初めて営業をやり、
   誰にも、営業を教わることなく、現場で苦労して
   勉強していました。


   だから、回り方や、見込みの追いかけ方など、
   誰も教えてくれませんでした。最初に、とにかく
   回ると言う事を教わっただけでした。



 ■ そんな私は、とにかく、1件1件回って、
   その場で、商談をすると言う事をやっていました。


   相手が誰なのか?
   対象物件かどうかは、2の次でした。


   ですから、一生懸命に話をして、その人が、単なる
   一般社員で決裁権など無かったことも何度もありました。
   事務のおばちゃんにフルトークしたことも何度もありました。


   でも、前回の社長の話から、私の中で考え方が、
   変わって来たのです。



 ■ 「パチンコ玉のヤス」は、決裁者との商談を数えていた!
   だったら、私も、決裁者との商談を増やすことを考えた
   方が良いに決まっていました。


   そこで、今までの回り方を見直すことにしました。


   私は、1件1件とにかく訪問して、人が居れば、
   フルトークをすることを、目的にして来ました。
   でも、決済者かどうかは不明です。


   また、業務用の電話機の交換なので、
   対象物件が付いていないと、商談自体が
   出来ません。


   つまり、2つの要素が必要に成ります。

   1)対象物件が付いている

   2)決裁者である

   この2つがセットで揃っているところを、
   見つけて、商談をするのが、自分の仕事
   と成ります。



 ■ そう考えると、今まで、一生懸命に回って
   来たことが、ただ闇雲に訪問するだけで、
   目的意識に欠けていた事が、


   自分で分かって来ました。
   会社では、「直販即決!」つまり、飛び込んで
   その場で契約を貰う事が格好良い!と、


   それを狙うように指導されていました。
   実際に私もそれが多かったのですが、
   対象物件が付いて決裁者が居る所を見つけるのは


   至難の業でした!
   そっちの方が難しかったのです。
   そこで、訪問に関して考え直してみたのです。




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【2】分かり易く変更した
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 ■ 実際に初訪と、再訪の目的は何だろう?
   そんな事を最初に考えました。


   闇雲に、飛び込んでいた私が、
   訪問の目的を考えたのです。


   そうすることで、仕事の大枠も見えて来ました。



 ■ 初訪の目的

   私が考えたのは、初訪では何を目的にするべき
   なのだろうかと言う事からです。


   1回目から、対象物件が付いて決裁者が居るのは
   理想ですが、理想と現実は違います。


   では、どっちを探すべきかと考えたら、非常に
   簡単に結論が出ました。
   それは、対象物件が付いているかどうかを見る。


   それが初訪の目的である。
   つまり、見込みとして上げて良いお客かどうかを、
   物件で判断することを最初に実行する。



 ■ 初訪の目的が、対象物件が付いているかどうかの
   捜索だと決めました。


   再訪の目的

   これは、初訪で対象物件が付いていた客先で、
   「決裁者を捕まえる」ことです。


   このように考えると、飛び込み営業のやり方が、
   非常に簡単にそしてシステマティックに変わりました。



 ■ 新しいエリアに入った時に、
   まずは、新規訪問で、対象物件が付いているお客様
   を探して歩きます。


   この時は、ただ単に、電話機を見せて貰うだけで良いのです。
   セールスをするとか、売り込むとかを考える必要は、
   全く無いのです。


   だって、決裁者以外に売り込んでも無駄な労力
   を浪費するだけなのです。


   そして、次に、その対象物件が付いているお客様の
   決裁者を捕まえる為に、再訪をする。


   決裁者がいたら、商談をすると言うように、
   目的を明確に分けることが出来たのです。




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【3】営業のイメージが変わってきた
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 ■ 自分の中で、初訪・再訪の目的を明確に
   分けることで、今までの「直販即決」と言う
   営業のイメージから、かなり、営業に対する


   イメージが変わって来ました。
   それまでは、イメージは「狩り」でした!
   とにかく獲物を追って、回り続ける!!


   そんなイメージを営業に対して持っていました。


   ところが、目的を明確にすることで、
   イメージが、「狩り」から「農耕」に変わったの
   です。


   育て上げて行くイメージに成ったのです。
   種を撒くのが、初訪で、再訪で刈り取る。
   そんなイメージです。



 ■ 実際にやってみると分かるのですが、
   対象物件が付いているお客様全てで、
   決裁者を捕まえる事は、不可能です。


   一つのエリアだけを、ズ~と回らない限り、
   全部のお客様とは会えません!


   私は、あるエリアで、何年間かズ~と営業をして、
   初めてその事が良く分かりました。
   この話は、今後します。


   ですから、通常は、1ブロックを2日間飛び込み営業をして、
   対象物件が付いているお客様に対して、残りの4日間をかけて
   決裁者を捕まえて商談をする。


   そんな1週間の動きに成ります。



 ■ そのように営業のやり方を変えると、
   それまでの、直販即決ばかりを狙っていた時とは、
   明らかに、商談数が違って来ました。


   初訪で、対象物件が付いているお客様には、
   「いつも社長は何時頃おいでですか?」とか
   「今度電話して来ますので、電話番号を教えて下さい」


   と、再訪の準備が出来ます。


   そのお陰で、闇雲に訪問していた時とは、
   雲泥の差で、商談数が、増加して行ったのです。



 ■ また、一番良かったのは、夕方など「どこに行こうか?」
   と、行くところが無くて「途方に暮れる」事が無くなった
   のです。


   物件見込は沢山あるので、そこに対して、
   「こんちわ~社長居ますか?」
   と、訪問して行けば、その中で、1件でも社長が居れば、


   取り敢えず、商談が出来るのです。
   闇雲に回っている時とは、商談を出来る確率が、
   全く変わって来ました。



 ■ また、それまでは、決裁者じゃ無い人にも、
   いろいろ説明をしていたので、時間のロスを
   非常にしていました。


   ところが、目的を明確に分けることで、
   決裁者以外には、説明をする必要が無いので、
   時間のロスが無くなりました。


   つまり、訪問件数が増加しました。



 ■ また、売込みを目的で訪問すると、お客様は
   警戒して物件すら見せてくれませんが、
   物件を見ることだけを目的にすると、


   お客様は警戒しないで、見せてくれると
   言う事も学びました。


   やっと、飛び込み営業のやり方が、何となく
   見えて来た。
   そんな感じがしました!!



 どうですか?参考に成りました??

 これからも、乞うご期待下さい!!


 以上です。


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