【 売れる営業 】実務営業コンサルタント 島田安浩 アクト株式会社代表

「営業紙芝居×顧客LTV最大化」実践講座 
営業実務コンサルタント島田安浩が「営業で悩む人を無くす」ために情報発信

『 モット楽な営業を求めて! 』

2008年09月11日 13時15分17秒 | Weblog
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 No162) 『 モット楽な営業を求めて! 』
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 ■ 昨晩、風呂に入る前に、1歳2ヶ月の息子が、
   私の寝巻をいじって遊んでいました。
   そこで、赤ちゃんゲートの向こうから私が、


   「頂戴!」って言ってみました。
   すると、手に持っていた寝巻の上着を、
   私に手渡してくれました!


   「オオオ!~ スゲ~~~!!!」
   と思いながら、
   「ズボンも取って!」と言ってみたら、


   ナント!なんと!
   ズボンも手に取って、私の所に持って来て
   渡してくれました!!



 ■ 感動しました!!
   1歳2か月に成ると、徐々に言っていることを
   理解はしているように感じますが、


   物を取って運んでくれるとは、
   思わなかったです。


   偶々なのかも知れないので、
   今晩は、ビデオ撮影しながら、
   再度やってみます!



 ■ さて、今日の話は、私が「楽な営業をしたい」
   と考えた時の話です。




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■目次

【1】どうしたらもっと楽に取れるの?

【2】嫌な客をパターン化した。

【3】ドンドン実験してあるコツをつかんだ!

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【1】どうしたらもっと楽に取れるの?
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 ■ 営業を開始して4年目を迎える頃、
   私は、「モット楽して~!」と、
   考えるように成りました。


   実は、上司と折り合いが悪く、
   昇進路線から外されていましたので、
   どんなに売っても、昇進は無かったのです。


   まあ、仕事がバカらしくなっていた、
   そんな時でした。



 ■ しかも、会社が株式公開し、持ち株で持っていた
   株が、計算すると「何千万円に?」成りました。


   当時26歳の若造が、通帳残高1千万円以上有りました。
   まだバブルのはじける前だったので、株価も上がって
   いました。


   金に対する欲求は無く成っていました。
   

   昇進も、金も要らないと成ると、
   モチベーションは非常に低下します。
   毎日、部下と麻雀をしたり、喫茶店で遊んだりの、


   どうしようもない、最低上司でした。



 ■ でも、個人的には、ノルマだけは達成させて
   いました!
   まあ、それだけが唯一のプライドでした。


   でも、真面目に働く気も無くて、
   どうしようかと、考えていた時に、
   過去の顧客の分析をしてみました。


   すると、顧客のタイプが、非常に似ている
   事に気が付いて、「ビックリ」したのです!


   「何で、俺の顧客のタイプは似てるんだろう?」
   そう考えてみた時に、「似た者同士」と言う
   言葉が浮かび、自分なりに理由を考えました。



 ■ 営業は、「人」対「人」の心理的格闘技?
   そんな感じです。まあ、格闘技と言いながらも、
   仲良く成れないと契約まで行きません。


   「人」VS「人」なので、お互いに好きなタイプ
   同士の方が、上手く行きやすいのです。
   ですから、私のお客様は、似たタイプになる。


   そのように考えたのです。
   

   と言う事は、私の好きなタイプ以外のタイプの
   人が、世の中には沢山居る筈です!
   若し、そのタイプまで営業の幅を広げる事が出来たら?


   
 ■ 例えば、10人と面談した時に、内5人が
   私の好きなタイプだった場合に、その5人の内の
   何%と言う確率で、今までは契約を取っていた。


   それが、10人すべてのタイプに通用する自分を
   作ることが出来たら!
   今まで以上に、「楽が出来る」そう考えたのでした!!


   まあ、発想が情けないのですが、
   当時の私は、ブッチャケ、そんな感じでした。
   仕事をする気が無かったです。


   でも、ノルマは絶対達成する!
   だから、商談したら100%契約したかったのです。
   でも現実は、そんなに簡単では無かったのです。


   顧客営業でアポを取って行く時には、
   非常に高確率で、契約が取れました。
   でも新規では、そんなに簡単では無かったのです。




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【2】嫌な客をパターン化した。
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 ■ まあ、自分で言うのもなんですが、根が真面目なので、
   全く遊んでしまう事は出来なかったです。


   朝から雀荘に行ったとしても、会社の状況を
   確認しながら、夕方からはどこかで契約を取って来る。
   そんな感じでした。


   部下に未だに「悪いことしたな~」と思っている事件があります。
   それは、朝から私の家に集まって、麻雀をしていた時に、
   一人が処理で遅れて来る筈でした。


   それまでは3人でやっていて、午後4時ぐらいに、
   「今、駅なのでもうすぐ到着します!」と嬉しそうな
   電話を貰った直後に、ポケベルが鳴りました。


   私のお客様からで、知り合いの会社のコピー機が調子悪い
   ので、交換したいと言う連絡で、今から来てくれないか 
   と言う、内容だったのです。



 ■ 私は悩みました!でも、気持ちは客先に向いていました。
   家にいた2人も、家に向かっている一人も私の部下です。
   即座に決断をしました。


   家に居た内の一人は、夕方遅くにアポがあって、
   そこは決まる予定です。ですから、彼にはそこに行かせ、
   もう一人と同行して紹介の客先に行き、

   
   処理をしていた彼は、「ごめんどっか行って!」
   と話すことに決めました。


   まあ、身勝手な上司ですね~!
   丁度、3人で家を出て駐車場に向かったら、
   遅れた彼が、お菓子やらジュースを沢山買って、


   ニコニコと満面の笑みで、
   「遅くなりました~!」とやって来ました。


   「ゴメン!急にアポが入って、みんな行くことに成った!
    Kには悪いけど、どっか適当に営業して!!」
   そう言って、車に乗って出かけました。
   (本当に酷い上司ですね~~~!)



 ■ Kの唖然とした顔が、今でも目に浮かびます。
   まあ、その客先では、コピー機とFAXを契約
   して貰い、同行した一人にFAXを付けてやりました。


   もう一人も予定通りアポ先で契約を取り、
   麻雀していた3人が契約を取って、
   処理をしていたKだけが、「ポカ」でした。


   終礼の時に、課のトップの私は、
   「K!テメ~何やってんだ~~~~!!!」
   と大声で怒鳴って、後で、ご免ね~と言って、


   その晩、4人で雀荘に行って麻雀し、
   Kが一人負けしました!
   (本当についていないKでした。)



 ■ そんな感じで、本当に、遊んでばかりでした。
   でも、仕事もしていました。

  
   話を戻しますが、タイプを別けてみることにしました。
   そすると、苦手なタイプが見えて来ました。


   1)細かい人

   2)頑固おやじタイプ


   この2つのタイプのお客様先での契約が、非常に
   少ないと言う事が分かりました。


   そこで、この2つのタイプを克服できれば、
   モット楽して売れると考えた私は、
   翌日の朝礼である発表をしました!



 ■ 私は、支店のNo2でした。
   支店長とは犬猿の仲ですが、支店は、私が
   まとめ上げていました。


   裏番長みたいな感じです!
   そして、良きみんなの遊び相手でした。
   朝礼では、必ず支店長が話す前に、


   一言私が話していました。
   だいたい「格好良い話」をします。


   そして、この時はこんな話をしました。
   「営業をしていて、こんなお客さんは嫌だ~とか、
    このお客さんから契約取れたら凄い!って言うような、
    嫌な客や、変な客があったら、全部俺の所に、
    持って来い!俺が商談に行く!!」


   そう話しました。



 ■ すると、想像以上に沢山の客先をみんなが、
   私の所に持って来ました!


   「島田さん!この客は凄い頑固おやじで…」とか

   「この客は、超~~~!細かくて話しに成らないです…」

   などなどなど、数十件集まりました。




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【3】ドンドン実験してあるコツをつかんだ!
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 ■ 後は、そこに訪問するだけです!
   みんなが飛び込んだ客先なので、
   付いている機種は分かりましたので、


   商談はし易いのですが、…


   本当に、「頑固」だったり「細かい」
   そんなところばかりで、キツかったです!


   でも、そんな客先ばかり行くことで、
   いろんな実験が出来ました。
   まあ、最初から取れなくても良いや~と言う


   感じでしたので、気軽に、勉強のつもりで、
   実験をしました。



 ■ 最初に突破したのが、「細かい人」です。
   「細かい人」には、どのように提案すれば良いのか?
   これも何パターンか実験しました。


   そして、つかんだのは、
   「細かい奴には、もっと細かく!」
   と言う事でした。


   実は、こう見えて、私は血液型がA型で、
   細かいタイプです。
   でも、殆んど、「B型ですか?」とか


   「O型でしょう」とか言われ、
   「まさか、Aじゃないよね?」と言われる
   のが私ですが、基本的には細かい要素は持ってます。


   
 ■ 中野の税理士さんの所で、実験しました。
   見るからに細かそうな人でした。
   眼鏡をかけて、室内は塵一つ無いそんな感じで、


   最初から理屈っぽかったです!
   いつもなら、「もういいや」と判断して、
   商談をしないで出て行くような、「無理」って


   タイプのお客様でした!
   でも、この時は、実験だったので、挑んで行きました。
   この時は、思いっ切り細かく、理屈っぽく、話をしました。


   通常、営業では「専門用語」はNGです。
   お客様が引くので、分かり易い言葉に置き換えて、
   話すのが基本です。


   でも、この客先では、専門用語を使いまくりました!
   聞かれてもいないような、通信の専門的な話や、
   電話機の主装置の内部の話までしました。


   通常、私の商談は、30分ほどで終わりますが、
   この時は、2時間かかりました。



 ■ 「君が初めてだよ!」
   そう言いながら、契約書を書いてくれました。


   「僕の納得の行く説明をしてくれたのは、島田君
    君が初めてだ!」
   最高の褒め言葉を頂きました。


   嬉しかったです。
   「細かい客」を征服した~!
   そんな気持ちに成れました。



 ■ これが良いキッカケに成りました。
   この成功によって、
   「人間は、自分と同じタイプの人と話し易い」


   と言う仮説を立てる事が出来たのです。
   (チョットA型ぽいでしょう!実は、昔から
    理科の実験が大好きでした。)


   仮説を立てたら、再度実験を繰り返す。
   それによって、仮説から事実を導き出せる!
   中学の時に習ったような記憶があります。


   まあ、そんな感じで、仮説通りに、実験を
   しました。



 ■ 「頑固な客」VS「頑固で一本気な営業マン」

   「元気の良い客」VS「元気の良い営業マン」

   「慎重な客」VS「慎重な営業マン」


   などを、演じると、不思議や不思議!
   今までは、契約が決まらなかったような、
   客先で、契約が取れるように成って来たのです。



 ■ 「ここを取れたら、尊敬します!」
   そう言って部下に貰った情報のお客様は、
   筋金入りの頑固親父でした!
   

   中野から東中野に向かう通りに有りました。
   事前にタイプは聞いていましたが、
   顔を見てすぐに「頑固おやじ」だと感じました。


   鬼瓦のような顔をしていました!
   「頑固」には「頑固」と言うイメージと、
   「筋を通す」「一本気」と言うイメージで


   客先で演じました。
   元気良く挨拶をして、靴を自分のだけでなく
   全部揃えて、訪問し、「ビシ~~~」と名刺交換を


   して、まずは、自己紹介から入りました。
   商品説明も、メリット・デメリットを明確に、
   料金も、「これだ~!」と言う感じで、


   出した金額一本で行きました。


   電話機とFAXを契約してくれた後で、
   「チョット待っとけ!」そう言って、
   奥から何かを持って来ました。


   「うちの娘だ!お前養子に来んか?」
   

   「エ~~~~!」???
   会社に来ないかと誘われたのは、何度も有りました。
   でも、「婿に来ないか?」は初めてでした。


   非常に嬉しかったですが、
   丁重にお断りました。



 ■ 実は、この相手に合わすと言うので、
   非常に簡単なやり方があるので、
   ぜひ、実行してみて下さい。


   それは、「言葉のスピードを合わす」と言う事です!


   これならそんなに難しくないでしょう?
   お客様の話すスピードが、早口ならあなたも早口で、
   遅い場合はユックリ話す。


   たった、それだけで、見違えるように、
   お客様との会話がスム~ズに成りますよ!
   ぜひお試しを!!




 どうですか?参考に成りました??

 これからも、乞うご期待下さい!!


 以上です。


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