自民党は今国会で予定していた法案が全然進まないことに、いよいよ焦りが出てきたか。このままでは、何の戦果も挙げられず、ヤマタクの選挙戦を戦うことになる。ハレンチ議員の逮捕が流行り言葉で言えば「想定外」だったろう。しかも、思っても口に出さなければいいものを、麻生大臣がうっかり(若しくはワザと?かな)「同じような、女性(に関係する)問題ということで考えると、選挙に影響する」なんて発言しちゃったからね。これがテレビなどでも報道されてしまって、こっそり「思い出さないでくれ」と願っていたヤマタクに冷や水を浴びせただろう。出来るだけ密かに「問題」に触れぬようにしていたのに、一般大衆は「あー、そうだったな、似たり寄ったりかね」なんて「変態ぶり」を思い出してしまったかもしれない(笑)。悪気がなかったにせよ、痛い発言であった。まさか、ワザと発言したのなら、「中二階」の返上目指して、ヤマタク敗戦下野なら小泉さんの「責任問題」に乗せられるという思惑なのか。その時に麻生さんが党首に近い位置にいる中二階組、ということなのかな?それはそれで「あっ、そう」(オヤジギャグ好きでゴメンナサイ)って感じですが。
人権擁護法案は自民党内の了承を得られず、見通しは立っていない。自衛隊法の海外任務も今国会では見送り。メインディッシュの郵政まで法案を通せないような事態になれば、目玉商品なしで終わることが懸念される。自民党内に「郵政民営化」の法案作成への協調姿勢が必要という判断だろう。まあ、これぐらいは通せなくてどうする、って感じだしね。今は小泉政権の支持率は上昇基調だし、これに抵抗するイメージを濃くしたくないだろう。今後の展望を占う意味では、党側としては地方の補選を重視しよう、ということでもあろう。千葉知事選で都知事的意見に従えば、あんな「バ○ア」に自民党が退けられたことがかなり痛いだろうから、選挙を戦う地方の切実な危機感があっても当然だろう。このままで行くと確かに連敗も有り得る様相だからね。ましてや、ヤマタクで一敗地に塗れるわけにはいかない。
参考記事:
Yahoo!ニュース - 産経新聞 - 郵政公社存続なら10年後に赤字転落 自民試算
Yahoo!ニュース - 共同通信 - 完全民営時期に見直し条項 政府与党、大筋で合意
NIKKEI NET:政治ニュース
そんな思惑もあって、また党執行部が郵政法案の推進に決意を持って臨む姿勢を明確にしたことで、政府との協議が加速したのでしょう。与謝野さん頑張ったね。ネゴシエーターはこうでなくっちゃ。園田、柳沢のバックアップを得て、政調会長が先頭に立って自民党内の反対派を押さえ込む作戦で、公社の赤字予測もいいタイミングで出されたようです。当然の結論だろうね、これも。今さら片山さんも文句も言えまい。青木さんがよし、と言えば逆らえんだろう。もう反対派の小賢しい雑音は、障害とはならないだろう。与謝野さんの応援(国会空洞化現象、郵政民営化の考察5、郵政民営化の考察6、郵政民営化の考察8)をした甲斐がありました。郵政民営化は絶対に必要です。ペイオフ後の預金者動向も見極めできるから、早い段階で道筋がついている方が公社としても行動予定が立てやすいだろうし、対策を練る時間的余裕もできるだろう。
民主党は、所謂「証文の出し遅れ」ってやつだな。党内意見の集約をやっている時間はないぞ。その時には、政府与党は合意後であり、絵が全て出来上がった後だろう。これでは、反対案を見せてみた所で、評価されないだろう(予算案もHPで見たけれど、一律カット部分があって、現実に実行することは無理なんじゃないか、とも思う。評価が非常に怪しい、というのが感想です)。もう、郵政民営化の反対案は諦めた方がいいよ。国会前に検討して、矛盾点とか洗い出さないと、間に合わないだろうが。自民党内の争いに巻き込まれないように、なんていう自己都合ばかり考えるとこうなるんだよ。何遍も言うけどね、誰の為に活動しているか考えれば、自ずと行動は決ってくる。国民を第一に考えないから、「損した、得した」ってな結果になるんだよ。今さら郵政に首を突っ込んでも呆れるから、社会保障改革一本に絞って、取り組んだら?今のところ、民主党の方が先行していて、私的には賛成部分が多いですし。
人権擁護法案は自民党内の了承を得られず、見通しは立っていない。自衛隊法の海外任務も今国会では見送り。メインディッシュの郵政まで法案を通せないような事態になれば、目玉商品なしで終わることが懸念される。自民党内に「郵政民営化」の法案作成への協調姿勢が必要という判断だろう。まあ、これぐらいは通せなくてどうする、って感じだしね。今は小泉政権の支持率は上昇基調だし、これに抵抗するイメージを濃くしたくないだろう。今後の展望を占う意味では、党側としては地方の補選を重視しよう、ということでもあろう。千葉知事選で都知事的意見に従えば、あんな「バ○ア」に自民党が退けられたことがかなり痛いだろうから、選挙を戦う地方の切実な危機感があっても当然だろう。このままで行くと確かに連敗も有り得る様相だからね。ましてや、ヤマタクで一敗地に塗れるわけにはいかない。
参考記事:
Yahoo!ニュース - 産経新聞 - 郵政公社存続なら10年後に赤字転落 自民試算
Yahoo!ニュース - 共同通信 - 完全民営時期に見直し条項 政府与党、大筋で合意
NIKKEI NET:政治ニュース
そんな思惑もあって、また党執行部が郵政法案の推進に決意を持って臨む姿勢を明確にしたことで、政府との協議が加速したのでしょう。与謝野さん頑張ったね。ネゴシエーターはこうでなくっちゃ。園田、柳沢のバックアップを得て、政調会長が先頭に立って自民党内の反対派を押さえ込む作戦で、公社の赤字予測もいいタイミングで出されたようです。当然の結論だろうね、これも。今さら片山さんも文句も言えまい。青木さんがよし、と言えば逆らえんだろう。もう反対派の小賢しい雑音は、障害とはならないだろう。与謝野さんの応援(国会空洞化現象、郵政民営化の考察5、郵政民営化の考察6、郵政民営化の考察8)をした甲斐がありました。郵政民営化は絶対に必要です。ペイオフ後の預金者動向も見極めできるから、早い段階で道筋がついている方が公社としても行動予定が立てやすいだろうし、対策を練る時間的余裕もできるだろう。
民主党は、所謂「証文の出し遅れ」ってやつだな。党内意見の集約をやっている時間はないぞ。その時には、政府与党は合意後であり、絵が全て出来上がった後だろう。これでは、反対案を見せてみた所で、評価されないだろう(予算案もHPで見たけれど、一律カット部分があって、現実に実行することは無理なんじゃないか、とも思う。評価が非常に怪しい、というのが感想です)。もう、郵政民営化の反対案は諦めた方がいいよ。国会前に検討して、矛盾点とか洗い出さないと、間に合わないだろうが。自民党内の争いに巻き込まれないように、なんていう自己都合ばかり考えるとこうなるんだよ。何遍も言うけどね、誰の為に活動しているか考えれば、自ずと行動は決ってくる。国民を第一に考えないから、「損した、得した」ってな結果になるんだよ。今さら郵政に首を突っ込んでも呆れるから、社会保障改革一本に絞って、取り組んだら?今のところ、民主党の方が先行していて、私的には賛成部分が多いですし。