いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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厚労省の迷走―権勢確保の年金庁?

2005年03月08日 22時53分27秒 | 社会保障問題
社会保険庁は、有識者会議から解体を言い渡され、自民党内でも解体論が浮上していました。独立行政法人等の別組織を作り運営することも考慮したようですが、新たに「年金庁」を作る構想のようで、「国家公務員が管理を行う」ことと「国家の信頼が必要」ということが大きな理由ということです。尾辻大臣がそう述べていたそうな。本当かよ?と思うような理由を挙げていますね。


本音で申しますと、私は年金保険料を払いたくはありません。だって、本当に貰えるかどうかわからないし、払った額よりも少ないかもしれないですからね。年金に「国家の信頼」なんて、とうの昔に消えていますよ。信頼があると未だに思う感覚が異常だ。おまけに「国家公務員が管理を行う」ことの方が、民間保険会社との契約よりはるかに信用ならないですね。今までの経験では、保険料を大幅に目減りさせてしまったり、自分達の浪費に回されたり、おかしな事業運営資金に回されたりと、最も信頼できないですね。自分の腹が痛まなければ、損しようが庶民が困ろうが関係ないような考えで業務に従事する国家公務員どもになど、大切なお金を預けたくないです。民間の契約なら、契約に基づく保護がありますから。でも国には文句の言いようがない。文句を言っても弁償もしないし、責任もとらないし、正しく説明や回答もしない。そういう連中に何故大切な金を渡さねばならないのだ?保険料未払い者の気持ちが少し理解できるよ、ホント。だって払いたくないもん。税金だって同じようなものだ。


社会保険庁がただ「年金庁」てのれんを変えただけだろ。省庁再編や特殊法人再編の時の手法と同じだよ。どうせ、こそこそ汚い事を考えているに決っている。そういう連中ばかりが、考えるからだろうな。それ以外の人材がない、というのもあまりに悲しいけれど。公益法人のからくりを読売新聞にガツンと叩かれたので、似たような手法が使えなくなったんだろう?本当は、ごっそり天下りポストを確保して、公務員じゃなく民間人に変身したふりをして、よろしく経営でもしようかと算段していたんだろうよ。だが、別法人のポストを多数確保すると、また嗅ぎつけられ「相当叩かれる」と予想されたので、思い直して「年金庁」構想ぶち上げときた。「国家公務員じゃなくっちゃあ」って、それが一番危ないんだろ。


たとえ官僚が普通に改革しようと考えていたとしても、何だか信じられないね、あなた方のやることは。本当に厳密な第三者の監査とかを受けてもらって、報告を見てからじゃないと正しいことを考えてるかどうかはわからんね。それ程、信用が全くない、ってこと。これをよく理解しておいて欲しいですね。自分達の所業を思い起こせばわかるでしょ?不正の温床だから、君達の所は。恐らく全省庁で1、2を争うだろうね。今度ね、歴代逮捕者ランキングを出してみてよ。不正とか横領とか収賄とかで逮捕されたお役人が最も多かった省庁は、どこでしょう?って具合に。逮捕じゃなくても発覚した不正ランキングでもいいですよ。



ライブドア第一幕終了

2005年03月08日 20時36分06秒 | 社会全般
フジテレビのTOBは36.47%と目標を達成し、同時に拒否権も手中にした。ライブドアの苦戦は明確になった。仮に鹿内一族の8%が無くとも、25%を超えてしまうこととなった。「組織票」固めは当然の如く日枝氏側に軍配が上がり、ニッポン放送のスポンサーからの横槍も相当入っている模様で、広告戦略の上でもライブドアは窮地に追い込まれた。「あわれなり、堀衛門」
残ったのは、TOB価格よりもはるかに高値で掴んでしまったニッポン放送株と800億円のMSCBだ。


第二幕は、「新株予約権」と「上場廃止」あたりが問題となりそうだ。今後ライブドアが株を買い進めていったとしても、成算がある訳ではない。また仮に過半数を獲ったとしても(差し止めが認められて)、スポンサーは「降りる」というプレッシャーをかけてきている。電通さんがフジのTOBに応じるという発表をしていたしね。ほりえもんは、本当に一石を投じただけで終わってしまうのか。このままでは株と一緒に「土左衛門」になってしまう。果たしてどうなるのだろうか。何か奥の手は考えているのかな?いつもの強気で、当初の予定通りです、ともさすがに豪語できまい。彼が得意の将棋の例えを用いるならば、ほりえもんは既に飛車角の大駒を失ってしまったか。

次の一手を静かに見守ることにします。




「第二の厚労省」を暴くマスコミ

2005年03月08日 18時32分54秒 | おかしいぞ
読売新聞の記事によって、早速効果が現れました。やはりマスコミのパワーは強力であることを証明しました(公益法人の構図)。
公益法人の闇を記事にした読売新聞の連載で、尾辻厚労大臣が次のような指示を出したようです。
以下に、YOMIURI ON-LINE (3/8)より転載します。



解散財団存続問題、天下り役員2人の辞任指示…厚労相

今年度末の解散が決まっていた厚生労働省所管の財団法人「高年齢者雇用開発協会」(東京都千代田区)に、来年度以降も事業が委託されていた問題で、尾辻厚労相は8日、厚労省から天下りした役員2人について、4月以降、辞任させるよう指示したことを明らかにした。財団が存続する理由について、尾辻厚労相は「事業をどうしても継続しなければならなくなったが、基金を他の組織に移して事業を続けるのは難しかった」と説明。「決して天下り組織の確保ではないことを明確に示さなければならない」と、指示の理由を述べた。雇用保険3事業の各種助成金が、実績を無視して過剰に予算付けされていた問題については、「景気変動の影響を受けるため、予算が不足しないよう多めに組んでいる」とした。




大臣指示ということは、厚生労働省側の判断・業務が不適切であったことを認めたということです。当然ですね。ただ、天下りとはいえ、勤務者は雇用関係が通常通り発生しているため、大臣が「解雇せよ」とか「辞職せよ」というのも可哀想で、且つ職権が及ばないようにも思うのですが、どうなのでしょう。「辞職」ということを本人が自発的に申し出るならば問題ないでしょうが、普通は就業規則などの規定によらなければ辞めさせることは出来ないようにも思います。

職員に辞職指示をするのではなく、「補助金交付」が不適切であるということなので補助金を打ち切るべきなのでは?当該団体が「解散に相当する」という組織なのですから、そういう団体に補助金を交付すること自体が不適切という意味になろうかと思います。労働関係の監督官庁である厚生労働省から、強制的に「辞職」を命令するのは如何なものでしょうか。そういう雇用関係はないと思うし、省庁権限はそこまで及ばないように思います。労働関係に詳しい方なら判るかもしれませんね。法的にどうなんでしょう?

もしも、補助金交付がなければ組織存続が困難ということならば、「解散が相当」という結論に基づいて「解散」して頂くしかないのではありませんか?それが筋と思いますが。因みに「どうしても代替・引継ぎ不可能」などという業務が公益法人に本当にあるのか、という疑問もありますが。そんなに専門性の高い業務で、当該団体のような特別な組織を編成しなければならないようなら、「解散」などという結論が間違いということになり、どちらにしても官僚が考える業務というのは「誤りだらけ」か「不適切だらけ」ということが言えるでしょう。

おバカな官庁ですね、本当に。とりあえず、組織延命を図るために、人柱的というか人身御供的に、天下った職員に「辞めてくれ」というのが実情ではありませんか?下らん連中が巣くう無駄組織ということだな。ミニ厚生労働省には自助努力で頑張ってもらえ。民間の中小企業は、首の一つ二つ飛ばしてみたところで、救ってもらえんだろう。そういう厳しさを味わった方がいいよ、ミニ厚生労働省の皆さんも。民間の財団法人なんだし、省庁が救おうとすること自体おかしいのでは。もしも、大臣が公益法人への天下り職員の人事権行使が法的に合法なら、いっそ全員整理した方がいいよ、本当に。全省庁に渡ってね。本当に必要な人だけ、再雇用したら?


似てると怖い?

2005年03月08日 16時57分24秒 | 俺のそれ
私がブログを始めて、4ヶ月以上経ちました。これほど続けられるとは当初から思っていませんでした。自分で最初の頃の記事を読むと、何だか変ですね。雑誌の読者投稿みたいな感じで書いているような気もします(雑誌に投稿したことはないんですが)。どことなく、媚た感じもあります(笑)。それなりに楽しく、また、書くことで、見えない何処かの誰かと一緒に「ある戦い」をしているかのような錯覚も生じます。勿論戦いの相手は、「政治」や「行政」などです(笑)。本当はそんな大仰ではありませんが。


タイトルの『いい国作ろう!「怒りのブログ」』は、前にも書いたのですが、「怒りのぶどう」をもじったものです。しかし、未だかつてそれに触れられた方はいません。やはり余りにくだらないオヤジギャグは嫌いなのでしょうか。それは、どうでもいいのですが、今日大発見!というか驚きがありました。そうです、TB欄にある、何だか似たような名称のブログです。「スゲー似てる!」と思いましたよ。というか、「パクられた?ウチも結構有名になったのかな?」などと大きな勘違いをしつつ(本当は違うよ、唯の偶然だと思いましたよ)、そちらに伺ってみました・・・。


先ごろの「燃えた燃やされた」騒ぎの時に、私の所のコメントで書かれていた「芳ばしい」だか「香ばしい」とか(意味不明、そういう雰囲気が匂うということ?)「~市民系」などという誤解の評を受け困惑しましたが、訪問先の印象はまさにそんな感じの所?(違っていたらゴメンナサイ)って思ってしまいました。あーそうなんだ、と。


私の所にTBということは、向こうもタイトルが似てると、知っているでしょうね。ブログは私の方が先ですが、向こうは「活動」を昔からやっていたらしく、ひょっとして私がパクり側?と思っておられるのでしょうか・・・・・・
それとも、以前にちょっとだけ共産党を褒めたことがあり、それで向こうは同じ「市民仲間」と思ったのでしょうか・・・?私は断じて共産党員とか支持者ではありません!でも、憎んでもいないし、馬鹿にしてもいませんよ、当然。単に支持をしている訳ではない、ということです。なのに、私には「市民仲間」の雰囲気が漂っているのでしょうか?先のコメント欄に書かれた誤解が気になります。やはり、読者の方々から見ると、私がそういう活動家とか思想の持ち主ではないか、という評価をするような素地があるということなのでしょうか。
謎が深まります。でも、訊くのは躊躇われます。


どーしよう!似ているのも何だかね~気になりますし。
そういう連帯関係とか仲間と思われても困るし・・・全くの無関係ですから!


よく見かけるタイトルの似たものは・・・
徒然系:「~のつれづれ~」とか「徒然なる~」とか「~徒然日記」とか一番多く見かけるような気がする。
「多事争論」もじり系:説明いらないですね。漢字が入れ替えとか、どこか変えてる。たまに見かける。

名前が似ているということで、
「お前も『いい国つくろう!』の仲間だろ」
「いいえ、私は『いい国作ろう!』で”つくろう”が漢字ですから。それに向こうは”~いい国”とほにゃにゃにゃが入っていますから」
(因みに「~」はなんていう名称なのだろう?分らないので「ほにゃにゃにゃ」と呼ばせて頂きました)
「そんなこと言ってもすぐバレるぞ。仲間増やしてんだろ」
「いいえ、そんなあーぁーー」(暗転)
みたいになっちゃったら、どうしよう?


いっそ、変えるか?気の利いたのが思い浮かびませんが。