いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

死の淵からの生還

2006年03月17日 20時47分05秒 | 経済関連
本日、アメリカが負けたそうな。で、日本が2位となり、準決勝進出が決まった。ないす、メキシコ!、アミーゴ、メキシコ!(何じゃ、そりゃ)
大ラッキー!!


日本は「疑惑の判定」で、涙をのんだ。

そして、韓国戦での「まさかの敗戦」。
イチローの言葉を借りれば、まさに「屈辱の敗戦」。
野球人生で最大の屈辱とまで言わせた、イチローの気持ちは、日本で応援していた人々にとっても同じであろう。


しかし、やっぱり「お天道様」は見ていた(笑)。
世の中、ズルイことばかりして、うまくいくことはないんですよ。
ズルで米国が勝ち上がることは、
米国審判が許しても、お天道様は許さないんですよ!

日本チームにとって、奇跡のドラマが待っている。


一度は帰国を覚悟した身である。
もう失うものは全て失った。
最大の屈辱も味わった。
米国野球への熱い想いは、疑念と落胆へと変わった。

実は、アジア野球の強さを日韓ともに示すこととなったのだ。
米国野球の神話は完全に崩壊し、かつての強さは幻想に変わった。


日本チームにとっては出来すぎの筋書きだ。
まるで映画のようなストーリーだ。


屈辱的な連敗を喫した韓国戦。
これまでの敗戦を糧に、日本が勝利するのだ。
捨てた命なのだから、怖いものなどない。
誰もが地獄を見た。
そんな境地に辿り着いた日本チームには、本来の強さが取り戻せるだろう。
いつもの力が発揮できれば、必ず勝つはずだ。

そして、次の決勝でも劇的に勝利するのだ。
初代WBC王者として、日本は歴史に名を刻むのである・・・


って、こんなストーリーならばいいんだけど(笑)。
この方が映画風な感じでしょ?通常は、主人公のチームが負けちゃって、一度はどん底に落ちるんだけど、最後には勝つんだよね~。これが本当に現実となるかどうか。



デイトレ部隊が駆逐された?

2006年03月17日 19時11分44秒 | 社会全般
最近時間がある時に場中の様子を見ていたのだが、以前と大きく雰囲気が変わったと思う。それは一体何なのか―?株式市場に変化の兆し・・・?


テレビのようにもったいぶるわけではありませんが、ズバリ申し上げますと、「落ち着いている」ということです。昨年のような、値動きが慌しい感じではなくて、動きがあったとしてもゆっくりと変わっていきます。ジェットコースターのようなのは、見かけませんね。大体見ているのは新興市場ではない銘柄ですけれども、前はもっと激しく値が動いていた印象でした。画面の点滅もかなり少なくなった感じがします。


恐らくデイトレーダーのかなりの連中が、資金を失って退場となってしまったか、持っている資金が大きく減ったか、ではないかと推測しています。これは当然のことながら、「ライブドア事件」の後からそうなっています。これには、どういった関連があるのだろうか・・・?ちょっとした謎ですね。いつもに倣い、私なりの推理をしてみたいと思います(またかよ、いらねーよ、という非難はとりあえず堪えてね)。


まず、ライブドアショックによって大幅な株価下落があった訳ですが、それでも、その後はある程度戻してきていますね。一時は下落前の水準を抜き去っていますし。なので、普通に考えれば、それ程大きく資金を減らすことはないように思えますね。でも、デイトレーダーは以前に比べれば、とても大人しい訳です(笑)。これって一体・・・


①捜査によって煽り系の人々が自粛した?

この可能性はあるかもしれません。掲示板とか見ませんけれども、きっと変な情報とかガンガン流していたような連中は、監視委の存在にビビってしまい、衰退していった?のかもしれません。「ヤバイよ、マジで」とか仲間内で認識されたのかもしれないですし。でも、弱小個人が少数いても、大型株の取引に参入しているプロの連中に資金力で太刀打ちできるとも思えず、激しい資金投入(数億円規模?)をしていた人々が鳴りを潜めているかのようですねえ。


②ライブドア関連銘柄で大きな損失を被った人々が撤退した?

この場合には、結構大きな資金を持つデイトレーダーの大半が、ライブドア関連銘柄を相当仕込んでいなければならないはずで、それって逆に難しいと思うんですけど。デイトレーダーの多くは、「宵越しの株は持たない」はずであり、捜査開始判明時に持っているのがライブドア株などではなく、キャッシュであるはずです(市場が閉まった後で捜査が伝えられたので)。つまりほとんど痛手を被ることはなかったのではないか、とさえ思えますね。これって変ですよね・・・?

株で持っていた人々は、概ね「俄か投資家」であると思われ、一時期の上げで「いい思い」をした人達が多かったのではないかと思いますね(だからこそ保有し続け、買い増ししたりしたんだろうと思います)。それと「ホリエモン」親衛隊的な、熱烈支持者たちも同様に株で持っていたでしょう。だが、そういう投資家たちは、大量に激しい資金投入をしてくる「デイトレーダー」の代表格とも思えないのですね。むしろ、取引資金のさほど多くない、「夢見る人々」ではないかと思いますね。そういう人々がかなりの損失を被って退場したとしても、市場全体から見れば大勢に影響はないでしょう。なので、「デイトレ部隊」の中心的な存在ではなかったんじゃないかと。


③投資事業組合関連?

この辺になると、もう「壮大なる陰謀論」でしかありません。御了承下さいませ(笑)。
匿名の組合で、かなりの投資資金を持っていた組合がいくつもあって、そこら辺の運用部隊が資金を引き揚げたのではないか、という可能性です。ライブドアに捜査が及ぶと、何かの不都合があるとか、余波で何か探られると「痛い」とか、そういう方々ですね。弱小消費者金融の貸付原資となる資金の「出し手」が謎である場合があるように、投資事業組合の資金源が「謎」で、供給元が「ブラック資金」であったりすると、「探られる」ことを怖れて、一気に資金を引き揚げる可能性があるのではなかろうか、ということですね。これは全くの邪推でしかありませんけれども。割と資金規模が大きくて、なおかつ情報交換のルートもそれなりに持ってる連中であれば、市場で「暴れまわる」ことも可能だったのではなかろうか、と。


④捜査の一環で、何人かの個人に捜査の手が及んだ?

これも全くのいい加減な推測ですけれど、大量に資金を持っていたデイトレ部隊の何人かに捜査が及んで、自粛の方向となったのかも?・・・うー、この可能性は非常に薄いな。違法取引が見つかったりしなければ、問題ない訳ですし。一般個人の取調をやったからといって、事件の進展が得られるとも思えないですしね。


⑤金融庁の緊急検査(ネット証券系狙い撃ち)で、架空口座などの摘発が行われた?

これも実際にどうなのか不明ですけれども、怪しげな口座開設者たちの口座が凍結されたり、不透明な資金の出入りのあるものや大量資金でのデイトレが行われた口座などがアゲられたとか?監視委のチェックで、怪しいトレードが軒並み引っ掛かったとか?その口座所有者の個人などに対しても警告が行われたり、とか?これはちょっと有り得そう。誤発注問題についても、金融庁から報告するよう指示が行っていたようですし。

金融庁&監視委検査は拒否できないだろう。証券会社への立入検査は、個人への圧力よりもはるかに容易であると思いますしね。でも、違法性のあるものが発見されなければ、単なるデイトレだけでは引っ掛からないハズですよね。こんなんで、デイトレ部隊が大量に駆逐されるとも思えないのですが・・・??


幾つかの陰謀論(別名「暴論」とも言う、笑)を想定してみましたが、実際どうなんでしょう?でもね、今の市場の動き方は「明らかに」落ち着いていますよ。というか、ほぼ以前に戻ったと言うべきなのかもしれないけど。多少のデイトレ個人はいると思いますが、投入資金の量が明らかに違うと思いますね。「たかが知れてる」という程度です。まあ、全体の流れに「飲み込まれている」規模ではないかと思えますね。相当激しくトレードを繰り返していた連中の多くが、「ライブドア関連銘柄」を相当に抱えていたんでしょうかねえ。気持ち的には判らなくもないですが・・・。ライブドア証券の盛隆と同じく、自分達も一気に「大金を掴んでやれ」と夢見てた人達が、ホリエモンとまさしく一緒に「沈んでいった」ということなのでしょうかねえ。「樹海御一行様」になってしまった人達は本当に可哀想と思いますけど。辛うじて生き延びたデイトレ部隊は、かなり弱体化(資金を失ったから?)したんではないでしょうか?


いずれにしても、昨年かなり市場に蔓延っていた「デイトレ部隊」の中心的存在=主力部隊は、消滅(撤退)したか、何処かに潜伏しているか、大量に資金を失ったかして、市場は沈静化されてきたということだと思う。ここ暫く出来高の低調気味が続いている(というか、これも正常化してきただけなんではないかと思うけど)が、激しいデイトレ部隊の減少を顕著に表していると思いますね。彼らを大量に駆除できた要因とは何だったのでしょうね。


中々興味深い謎です(笑)。
皆さんはいかがでしょうか?同じように感じている方々は、果たしておられるでしょうか・・・?