いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

最近のガキは2ちゃんねるを通じた罵倒合戦で鍛えられていないから生きる力が足りない

2007年01月29日 21時30分04秒 | 俺のそれ
この前、福島産科死亡事件の裁判の記事を書いていて、最初に参考記事に挙げた中にリンク先があって、『論座』に掲載されたとりごろう氏の記事をまた読んでみようと思って踏んでみた。

すると、全然別な記事が登場。何で?

OPENDOORS:雑誌:論座

今度は偶然にも山形氏の記事。最近よく登場してくるね、山形氏は(笑)。タダの偶然だけど。で、この記事は面白いですよ、中々。


印象的なのは、タイトルに挙げた部分とか。本当にこういうことを言う人が現れかねないかも。似たような「釣り」タイトルはfinalventさんの記事にも、パロったのが出てたな「最近のオヤジは2ちゃんねるばかり見ているせいでリテラシが高い。もっとブログをやるべきだ。」ってヤツです。
(参考までに、元の記事タイトルは「最近の若者はブログばかり見てるせいでリテラシが低い。もっと2ちゃんねるをやるべきだ」ですよね)


まあこれはあんまり関係ないからいいんだけど、またしても「オレに喧嘩売ってんのか?」と思うような所(笑)がバシバシ出てくるんですよね(冗談です、論座の記事をちゃんと読んでね)。

この辺。
>かつてのテレビドラマは、一話完結型ワンパターンで、何の深みもなかった。『水戸黄門』や『遠山の金さん』を考えてもらえばいい。

いいじゃん、「水戸黄門」や「遊び人の金さん」が好きだって(笑)。ワンパターンなのに、あんなに毎回話を作らねばならないのも大変なんだから。あれはあれで、もの凄い工夫をしないと難しいのよ。大体、『宇宙戦艦ヤマト』とか『ガンダム』とか出る以前だって、毎回怪獣を倒すか侵略者ロボを倒すという一話完結型のロボット漫画かウルトラマンや仮面ライダーみたいなのを皆だって見てたんじゃないか(笑、ごく稀に2話にまたがる時があったけど)。『マジンガーZ』とか『ゲッターロボ』とかも見てみなよ。水戸黄門とおんなじだし。ドラマのストーリーを複雑化したり、専門的でリアルなシーンを増やしたりすることで人気を博すのは、別に不思議じゃない。そっちはバリエーションに富んでるからね。判らないのは、視聴者の好みとか、何(どの分野)が当たるかということだけだだと思う。むしろ、非常に限られた設定の中で、異なるシナリオを考える方がよっぽど難しい。昔の『超人ハルク』や『バイオニック・ジェミー』なんかがそう。水戸黄門と似た構造を持っているように思うね。これを何十話も続ける方が至難の業。

って、擁護は無理っぽい?
いや、別に水戸黄門が低級でも構わないんだけど(笑)。


じゃ、コレはどう?
>日本でも、麻雀について類似の議論がきかれることがある。麻雀は4人を長時間拘束することが必要だけれど、最近の大学生はもう麻雀をしなくなり、コンパもしなくなり、集団行動や社会性が衰えていてダメだ、という話だ。かつて麻雀は不良おちこぼれ大学生の独壇場だということになっていた(各種麻雀劇画での描かれ方を見てみるといい)。「あいつは麻雀ばかりしてやがる」と言ったら、それは悪口だった。それがこの議論では、実は社会性を示す代替指標として賞賛されるべきものとなっている。

これも、私のバカさ加減を知っている人なら知っている(笑)。ヒントは無し。
「不良おちこぼれ大学生」って、そこまで言わんでもいいじゃないか。悪者のドクセンジョウですか。まあ、確かにそうだね。でも、「社会性を示す代替指標」とまでは行かないんじゃなかろうか。賞賛はされてないような気が…恐らくやや年配の人たちに、「オイ、誰かメンツいないか?」みたいに言われた時、たとえその日に約束とか用事があっても、「エエ、いいですよ」って割とスンナリ受けてしまうような便利なヤツということなのではないか?例えば私みたいな(笑)。でもね、結婚してからは、殆どやらなくなったね。年1回ってところだね。

ああ、『哭きの竜』だってワンパターンじゃないか。アイツは毎回鳴きなんだよ?落ちは「パタ」か、せいぜい「パタパタ」だよ?ホラー、案外みんなこういうお決まりパターンが好きなんだよ(笑)。


で、トンデモ関連は「ネタにして遊ぶ」というのを”考えてみ”、ということ。なるほど、一理あるね。次々生まれくるトンデモ軍団を全部防ぐのも、全部反論して撃破し続けるのも「困難だ、コストも高い」、ということで、ならば「何本気にしてんの?ネタじゃん、ネタ」という、大体ネタ扱い以上にならないような土壌を作っておけ、と。


「あるある」不祥事にマジ反応してた人々の多さを見ると、それはそれで判るんだけど、初めっから「こんな番組なんだから、ネタ以上なわけないじゃん」って普通考えてると思ってたんだけど、そうでもなかったのね。意外に真剣に信じてるっぽい人たちが多いことに驚いた。番組自体を観たことが殆どないから、アレなんだけど。確かに番組不祥事は褒められたことではないけど、そんなに真剣に反応(納豆買いに殺到するのも、番組製作会社の糾弾も)せんでもいいのでは、とかチラリと思ってた。だから、今まで触れなかった。これはどうでもいいのだが。


というわけで、山形氏の記事はどうやら私に喧嘩を売っているようです(笑、だから冗談だってば。というか、こちらの存在にすら気付かないでしょ)。