いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

島の物語

2007年10月16日 20時07分02秒 | 俺のそれ
ある島があった。名前は何でもいいけど。
その島は外界とは隔絶されており、島の外部には世界が無い島だった。でも「オールマイティQ」(メロリンQじゃないよ、笑)はいなかった(NHKは是非再放送して欲しい。最後どうなったか思い出せないので)。
そこの住人は全員頭がよく、父親も母親も子どもたちもみんな代々頭がよかった。
島の住人全員の知能指数は、今でいうIQ120以上の人しかいなくて、平均では130以上だった。

その島の住人をよく観察してみると、海で漁をしている人とか鳥を獲ったりする人とかは多数いたが、命令ばかりしている人とか、机に座ってばかりの人はいなかった。右から左へ~の人もいないようだった。
頭がよくても、魚を獲ったり果物を集めたりせねばならないようだった。

誰も「オレはこんなに頭がいいのに、何故~をしなければならないのか」と悩んでウツとかにもなっていないようだった。頭がよくても、誰かが漁をしたりしなければ生きていけないのだった。考えるだけでは食べられないのだった。

メデタシメデタシ。



違う話。

永田町と霞ヶ関にある時点で存在していた人間全員を集めてきて知能テストを実施し、上位100名を選抜した。同じく、新宿にいた人を適当に網ですくって100人選抜した。
全く同じ条件、同じ環境になっている島を用意し、前者を島Aに、後者を島Bに送り込み、観察した。島では生存する為の道具や物資などは人工物は一切なかった。タダの自然のままの島だ。
みんなどうなるだろうか?
島では何が起こるだろうか?

しばらくすると、島Aでは理想的社会が実現され、頭のいい人たちによる優れた社会が誕生した。命令したがるだけの連中とか、他人を出し抜こうとするヤツラとか、そんな人はいなかった。
島Bでは、愚かな大衆レベルでしか考えられないので、互いに食べ物を奪いあう為に殺戮を繰り返し、一番凶暴でDQNなやつだけが生き残ったが全滅した。 以上。


って、そんな話には多分ならないだろう。
参考までに書いておくと、自分が島Aに行きたいか、島Bに行きたいか選択させられるとするなら、きっと島Bを選択すると思う。多様性がある方が生存には有利なような気がするし。女性の数、というのも大事だな(笑)。
こんな実験はできないのだが、もしあったら面白いな、とは思う。