よくぞ頑張りました。
>英医師団、エベレストで史上最も低い血中酸素濃度を測定 国際ニュース AFPBB News
(一部引用)
メンバー4人の鼠径部の大腿動脈から採血し、血液は6400メートル地点に設置されたベースキャンプ内の研究施設に直ちに運ばれ、分析が行われた。その結果、血中酸素の平均濃度は3.28キロパスカルで、標準値の12-14キロパスカルをはるかに下回った。
(中略)
登山家らの血中酸素は、海抜ゼロ地点では死期が迫っている人にしか見られないほど、驚異的に低いのではないかと長い間推測されていたが、今回の研究結果はその説を立証した。
研究結果によると、高高度では肺に水がたまる肺水腫が起き、これが血中酸素濃度の低下を招くと考えられるという。
=====
採血するのが超大変だったのでは。寒くて、手がかじかんでしまい、うまく動脈にヒットさせられないかも。というか、高度8400m地点で鼠径部に穿刺するのって、かなり恥ずかしいよね。ズボンを降ろさせるとかしないとできないんでは。吹雪の中ズボン降ろして、そこに覆いかぶさるようにして他の誰かが穿刺する姿は、「ちょっとアブナイ」(笑)ポーズに見えなくもない。
なので、よくやったな、と。ホントに。
記事の中身の方ですけれども、ざっと1/3~1/4程度の酸素分圧しかない状態でも登山をして、普通に生きている、ということですわな。これは高度に馴れる訓練をしたものと思いますから、その成果ではあるものの、でも普通の水準だと100Torrくらいなのが、エベレスト級ですと25Torrくらいしかない、ということですね。
気圧の低さもあるし、気温が低い、水蒸気圧も低い、ということなどもあるでしょうから、換気効率がどう変わるかというのは病気の時と判断が異なるかも。
そうではあっても、酸素分圧というのはかなり低くても生理的には耐えられる、ということかと。
あと、肺水腫は以前から言われてきた通り、ということかと。
>英医師団、エベレストで史上最も低い血中酸素濃度を測定 国際ニュース AFPBB News
(一部引用)
メンバー4人の鼠径部の大腿動脈から採血し、血液は6400メートル地点に設置されたベースキャンプ内の研究施設に直ちに運ばれ、分析が行われた。その結果、血中酸素の平均濃度は3.28キロパスカルで、標準値の12-14キロパスカルをはるかに下回った。
(中略)
登山家らの血中酸素は、海抜ゼロ地点では死期が迫っている人にしか見られないほど、驚異的に低いのではないかと長い間推測されていたが、今回の研究結果はその説を立証した。
研究結果によると、高高度では肺に水がたまる肺水腫が起き、これが血中酸素濃度の低下を招くと考えられるという。
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採血するのが超大変だったのでは。寒くて、手がかじかんでしまい、うまく動脈にヒットさせられないかも。というか、高度8400m地点で鼠径部に穿刺するのって、かなり恥ずかしいよね。ズボンを降ろさせるとかしないとできないんでは。吹雪の中ズボン降ろして、そこに覆いかぶさるようにして他の誰かが穿刺する姿は、「ちょっとアブナイ」(笑)ポーズに見えなくもない。
なので、よくやったな、と。ホントに。
記事の中身の方ですけれども、ざっと1/3~1/4程度の酸素分圧しかない状態でも登山をして、普通に生きている、ということですわな。これは高度に馴れる訓練をしたものと思いますから、その成果ではあるものの、でも普通の水準だと100Torrくらいなのが、エベレスト級ですと25Torrくらいしかない、ということですね。
気圧の低さもあるし、気温が低い、水蒸気圧も低い、ということなどもあるでしょうから、換気効率がどう変わるかというのは病気の時と判断が異なるかも。
そうではあっても、酸素分圧というのはかなり低くても生理的には耐えられる、ということかと。
あと、肺水腫は以前から言われてきた通り、ということかと。