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『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』に見るアメリカ事情

2009年01月01日 20時14分40秒 | 俺のそれ
DVD鑑賞したので、感想など。

一応ノンフィクションを基にした映画ということらしい。
アフガンゲリラへの支援という問題を通じて、ユダヤ系米国人の立場、ハリウッドと政治との関係などが描かれていた。


ウィルソンというのは、簡単に言えば「共和党的なアメリカ」ということの代表例なのかもしれない、と思った。悪気なきお節介、みたいな感じかも。大統領選に向けて公開されたのかもしれないが、残念ながら効き目はなかった。
共和党は選挙には敗北したものの、共和党に勝利したオバマ大統領は、ウィルソンがアフガン支援に入れ込んだのと同じく、アフガンに戦力を集中投入するということを表明した。映画によって共和党に選挙での勝利をもたらさなかったが、アフガン支援の目的は達成できたのかもしれない。映画ではアフガン人を支援していたが、現実にはアフガン人を殺す戦争という違いはあるのだけれど。


米国では何が評価されるのか、ということがちょっと判るかも。