ここ最近の話題では、小沢が涙目で続投表明、というものらしい。
小沢の関与がなかったかどうかなんて、どうでもいい話。
日本の政治は、地方も含めて、腐ってる場合が多いような気がしている。
何故かといえば、首長は何かを変えようと思っても、多くはうまくいかないのだ。
改革派とか言われていたって、見かけ倒しのことが圧倒的に多い。
どうしてかといえば、首長単独で選挙に勝つのは難しいし、議会で予算を通せないからだ。地方議会の連中には、国会議員に連なる、地域部隊みたいなのが鈴なりになっているわけだ。だから、「有力国会議員の傘」の下に入っていれば、地域部隊としての地方議員たちの活動の場というのも必要とされるわけだ。
そうやって出来上がった地方議会というのは、端的に言えば明瞭な族議員の巣窟みたいなことがよくあるわけである。そういう連中が、どこの道路を先に拡張し、複数個あるドームをいくつも作ったり、くだらんハコモノホールを作ったり、公共事業バカの典型みたいな使い方を率先して予算化するわけである。
首長がこういうのを止めればいいものを、現実には、官製談合や裏金作りに忙しい役人どもと一緒になって、書類を作ってしまうわけである。そういう役人には、「○○の傘」を背景にした地方議員が影響力を行使することもあるのであろう。だから、不必要なまでに道路やハコモノとかに金が流し込まれ、土方に肩入れする地方議員たちが、その成功を共に分かち合うということなのだろう。
こうした地方議員会派に支持を得ていないとダメな(選挙や議会審議の上で)首長の側は、地方議員たちとの共犯関係を形成しているようなものなのである。これら地方議員たちは、形を変えた族議員たちとあまり違いはないだろう。国政選挙となれば、国会議員さんたちの手足となって働く実働部隊であり、集票の要でもあろう。彼らは結託しているのと、何ら変わりないのである。
要するに、中央に支配されているのと変わらないのだ。中央の手先と化しているのが、多くの地方行政だ。だから、地方の首長の選挙には、国会議員たちの応援とか、自民党や民主党などの応援などが盛んに行われる。
国会議員――地方の首長、議員
という切っても切れない構造になっているわけである。
地方の首長は、地方議員の意向を無視できないので、彼らの言い分であるところの「ハコモノ行政」とか「道路行政」のようなものが要求として出されるわけである。中央からの大型公共事業なんかも、例えば「豪雪地帯に無駄な新幹線」とか、えらく維持費がかかり無駄になりそうな事業を、各地方に押し付けられるわけである。在来線すら乗車率が大変厳しい、といった状況下にあって、そうした地域の負担を抱えさせられた上に、建設事業に大量の金をつぎ込むという、愚かさがあるわけである。
こういうのも、地方の首長は「イヤだ」と拒否すればいいものを、どういうわけか中央官僚や国会議員たちの「土方バカ」どもの描いた図にまんまと便乗し、地方の議員たちも首長も、諸手をあげてバンザイするわけである。
建設土木関係の仕事ばかりに頼る
→工事ないと苦しいので公共事業よこせ…※
→国会議員他、地方首長や地方議員が集票の為がんばる
→無駄なハコモノや公共事業獲得
→無駄に建設土木業界に金が流し込まれる
→延命するので集票、資金集めに精を出す
→圧力団体の地位を保つ、
→※に戻る(笑)
こうやって、他の産業や事業の発展が見込めなくなっているわけです。
これをいつまで続けるつもりなのか、と言う話ですわな。
高速道路の1000円走り放題とかいう「おバカプラン」にしたって、道路予算を削られるということで、恐らく国交省関係の役人や道路族議員たちが強烈に巻き返した結果でしょう。彼らは一般財源化を恐れているはずなのだ。削られた分は、どこかで挽回しなくちゃいけないから、という理由だけで、景気対策の美名の陰に隠れて道路族や旧道路公団にうまみが行くだけだろう。
要するに、小沢の一件は、日本のこうした構造的問題が表面化した、というだけに過ぎない。地方に行けば、自民も民主も、さして変わりない。首長も議員も「あいのり」で、一致協力して、中央のコネとかに支配され、結局は無駄な予算執行が連綿と継続されてゆくわけである。そういう政治家たちが地方をダメにした張本人なのに、彼らはそういうことに気付くこともなければ、反省もないのである。
だから、政治なんて、変わらない。
民主党が政権を取ったって、変わらんよ。
地方は死んでいくだけ。
無駄に借金を増やされるだけ。
例えば、静岡空港って、一体、誰が考えたの?
まあ、十年後とかにどうなっているか、楽しみだわ。
世界に誇れる立派な新幹線が通っているにも関わらず、空路がどんだけ必要性があるんですかね。大きな疑問ですわな。
ああ、名古屋の空港は何と言ったっけ?
ハブだかマングースだかにするとか、勢い込んでいたようだったけど、利用客の状況はどうなの?1年は過ぎたでしょう?事業予定と比較して、現実には利用状況がどうであったのか、調べたらいいですよ(笑)。借金返済は、地元にもあるのかどうかは知らんけどね。ああ、天下のトヨタがあるから、いいんだったか。
要するに、そういう非効率「土方最優先事業」が、ごくごく普通にまかり通ってきたわけでしょう?財務省だって、予算を貼り付けてきたわけでしょう?
一体、何をやってきたんですかね?
本当に優秀なんですか?
大笑いだわ。
こういう連中が、寄ってたかって「無駄な事業」を率先してやってきたんだろ。
有識者だのも、揃って推進してきたんだろ。
だから、政治は変わったりしないよ。
官僚たちも、同じさ。
政権交代くらいで変わるなら、もっと以前に変わっているんじゃないか。
小沢の関与がなかったかどうかなんて、どうでもいい話。
日本の政治は、地方も含めて、腐ってる場合が多いような気がしている。
何故かといえば、首長は何かを変えようと思っても、多くはうまくいかないのだ。
改革派とか言われていたって、見かけ倒しのことが圧倒的に多い。
どうしてかといえば、首長単独で選挙に勝つのは難しいし、議会で予算を通せないからだ。地方議会の連中には、国会議員に連なる、地域部隊みたいなのが鈴なりになっているわけだ。だから、「有力国会議員の傘」の下に入っていれば、地域部隊としての地方議員たちの活動の場というのも必要とされるわけだ。
そうやって出来上がった地方議会というのは、端的に言えば明瞭な族議員の巣窟みたいなことがよくあるわけである。そういう連中が、どこの道路を先に拡張し、複数個あるドームをいくつも作ったり、くだらんハコモノホールを作ったり、公共事業バカの典型みたいな使い方を率先して予算化するわけである。
首長がこういうのを止めればいいものを、現実には、官製談合や裏金作りに忙しい役人どもと一緒になって、書類を作ってしまうわけである。そういう役人には、「○○の傘」を背景にした地方議員が影響力を行使することもあるのであろう。だから、不必要なまでに道路やハコモノとかに金が流し込まれ、土方に肩入れする地方議員たちが、その成功を共に分かち合うということなのだろう。
こうした地方議員会派に支持を得ていないとダメな(選挙や議会審議の上で)首長の側は、地方議員たちとの共犯関係を形成しているようなものなのである。これら地方議員たちは、形を変えた族議員たちとあまり違いはないだろう。国政選挙となれば、国会議員さんたちの手足となって働く実働部隊であり、集票の要でもあろう。彼らは結託しているのと、何ら変わりないのである。
要するに、中央に支配されているのと変わらないのだ。中央の手先と化しているのが、多くの地方行政だ。だから、地方の首長の選挙には、国会議員たちの応援とか、自民党や民主党などの応援などが盛んに行われる。
国会議員――地方の首長、議員
という切っても切れない構造になっているわけである。
地方の首長は、地方議員の意向を無視できないので、彼らの言い分であるところの「ハコモノ行政」とか「道路行政」のようなものが要求として出されるわけである。中央からの大型公共事業なんかも、例えば「豪雪地帯に無駄な新幹線」とか、えらく維持費がかかり無駄になりそうな事業を、各地方に押し付けられるわけである。在来線すら乗車率が大変厳しい、といった状況下にあって、そうした地域の負担を抱えさせられた上に、建設事業に大量の金をつぎ込むという、愚かさがあるわけである。
こういうのも、地方の首長は「イヤだ」と拒否すればいいものを、どういうわけか中央官僚や国会議員たちの「土方バカ」どもの描いた図にまんまと便乗し、地方の議員たちも首長も、諸手をあげてバンザイするわけである。
建設土木関係の仕事ばかりに頼る
→工事ないと苦しいので公共事業よこせ…※
→国会議員他、地方首長や地方議員が集票の為がんばる
→無駄なハコモノや公共事業獲得
→無駄に建設土木業界に金が流し込まれる
→延命するので集票、資金集めに精を出す
→圧力団体の地位を保つ、
→※に戻る(笑)
こうやって、他の産業や事業の発展が見込めなくなっているわけです。
これをいつまで続けるつもりなのか、と言う話ですわな。
高速道路の1000円走り放題とかいう「おバカプラン」にしたって、道路予算を削られるということで、恐らく国交省関係の役人や道路族議員たちが強烈に巻き返した結果でしょう。彼らは一般財源化を恐れているはずなのだ。削られた分は、どこかで挽回しなくちゃいけないから、という理由だけで、景気対策の美名の陰に隠れて道路族や旧道路公団にうまみが行くだけだろう。
要するに、小沢の一件は、日本のこうした構造的問題が表面化した、というだけに過ぎない。地方に行けば、自民も民主も、さして変わりない。首長も議員も「あいのり」で、一致協力して、中央のコネとかに支配され、結局は無駄な予算執行が連綿と継続されてゆくわけである。そういう政治家たちが地方をダメにした張本人なのに、彼らはそういうことに気付くこともなければ、反省もないのである。
だから、政治なんて、変わらない。
民主党が政権を取ったって、変わらんよ。
地方は死んでいくだけ。
無駄に借金を増やされるだけ。
例えば、静岡空港って、一体、誰が考えたの?
まあ、十年後とかにどうなっているか、楽しみだわ。
世界に誇れる立派な新幹線が通っているにも関わらず、空路がどんだけ必要性があるんですかね。大きな疑問ですわな。
ああ、名古屋の空港は何と言ったっけ?
ハブだかマングースだかにするとか、勢い込んでいたようだったけど、利用客の状況はどうなの?1年は過ぎたでしょう?事業予定と比較して、現実には利用状況がどうであったのか、調べたらいいですよ(笑)。借金返済は、地元にもあるのかどうかは知らんけどね。ああ、天下のトヨタがあるから、いいんだったか。
要するに、そういう非効率「土方最優先事業」が、ごくごく普通にまかり通ってきたわけでしょう?財務省だって、予算を貼り付けてきたわけでしょう?
一体、何をやってきたんですかね?
本当に優秀なんですか?
大笑いだわ。
こういう連中が、寄ってたかって「無駄な事業」を率先してやってきたんだろ。
有識者だのも、揃って推進してきたんだろ。
だから、政治は変わったりしないよ。
官僚たちも、同じさ。
政権交代くらいで変わるなら、もっと以前に変わっているんじゃないか。