いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

だから対日包囲網だって、言ったでしょ?

2009年03月23日 17時25分52秒 | いいことないかな
今大会の日本の相手は、初戦の中国以外、全部1~3位のチームだけ(笑)。どんだけ日本を鍛えれば気が済むんですか、って話でして。


試合順を見れば、

 中国-韓国-韓国-キューバ-韓国-キューバ-韓国-米国-韓国

で、マジにしつこい(笑)。

ほぼ「日韓対決」大会、みたいなもんじゃないの。


便宜的な勝ち点計算(国際野球連盟のランキング(笑)だってさ)で考えると、米国は19点だから、ここまで日本が獲得したポイントは101点。ぶっちぎりの、ダントツ。ケチなランキング2位の米国さんが、たったの46点しか獲得していないのとはワケが違うから。

韓国はベネズエラに勝って勝ち点を増やしたけど、それでも76点しかない。


今大会の日本の良い形は、中~終盤に集中打で得点できていること。これは、相手にとってはかなりの脅威。しかも、どこから取られるか判らない、というのがある。45得点13失点は、韓国の50得点25失点と比べても得失点差は日本の32点に対して韓国の25点だ。

2R以降(4試合)の韓国の1試合平均得失点は、6得点2.75失点と大体安定しているが、日本に6失点した試合がやはり負け試合となった。一方日本は、5試合の平均で5.4得点2失点と失点が少なく得点も僅かに少ない。

やはり、韓国との対戦は「守り合い」という展開になることが多いので、接戦に持ち込まれると、どちらかと言えば韓国ペースということになるかな。韓国の勝ちゲームは、いずれも少数安打であったのに得点が上回って勝った、という試合だったからね。日本は勝利の時は、ガツっと勝つが、後がない時の戦い方となると、韓国サイドが色々と仕掛けてくるだろうから。


今は、日本が3連勝と勢いがあるので、横綱相撲の試合運びを再び見せてもらいたい。



「Baseball」が「野球」に敗れた日

2009年03月23日 13時27分29秒 | いいことないかな
順当勝ちとはいえ、日本野球の意地を見せることができて、良かった。

米国のbaseballは、言ってみれば、パワー野球だ。日本人に真似できるかというと、多分難しい。外国人のようなパワーやスピードを持ってないからだ。なので、同じやり方で対抗しようとしても、まず勝つのは難しいだろう。もっと、日本人自身が勝負できるやり方を身に付ける必要があるのだ。

そういう野球の形が、今の日本野球となった。
大きなHRもあったらいいんだけど、なくても勝てる、ということさ。それが野球というゲームなんだ。チームの戦いになっている、というのは、そういうことなのさ。


前に、受けて立つよ、と書いてしまったので、これで万が一負けたらどうしよう、とか、ちょっと不安に思ったんだけれども、それを払拭してくれたよ。ありがとう。本当にありがとう、侍ジャパン。

前回大会は、日韓と米国が同じグループ(日米韓墨)で、米国が予選敗退になったことを悔やんでいたのだろうと思う。今回の日韓とキューバを同じ組に入れるという、ヘンな小細工なんかするからだよ。負けは自業自得さ。


ベネズエラも米国も、はっきり言って完敗だと思う。
アジアの野球の強さは、やはり本物なのだと思う。だからこそ、日韓が決勝に駒を進めたのだから。野球って、やっぱり、チーム戦なんだよ。当たり前すぎるんだけれど。
打つだけじゃなく、走る、守る、ということも、とても重要なんだ、ってことさ。打つ、走る、守る、投げる。こういう総合力を求められるのだ、ということ。パワーに劣るなら、考える野球というのを目指してやるしかない、ということ。日本はそれをやった。だから、勝てたんだ。

日本は、ランキング(笑)上位の3チームから、ことごとく勝ち星を挙げたので、本物なのだ。1位キューバから2勝、米国に1勝、韓国に2勝。今度こそ、文句ないよね?
米国は予選ラウンドで弱い相手とばかり試合をしてきたので、日本みたいには鍛えられていなかったのだろうと思うよ。楽な相手とばかり試合をしていれば、自ずとそういう戦い方しかできないに決まっている。


多分、韓国野球が強くなりだしたのは、日本から大勢のプロ野球関係者たちが教えにいくようになってからだ。特に、投球術というものについては、日本の投手から多くのことを学んだはずだ。だから、野球の質が、日本に似ている。
打撃陣は、スピードボールには強く、あまりパワー負けしない、という感じ。日本の打者よりパワーでは優位にあるかもしれない(HRの本数なんかに表れているよね)。が、それだけでは、野球は勝てない。


これで、いよいよ雌雄を決する5度目の対決になる。

チームのムードは最高潮になってきていると思う。今の力が発揮できれば、先日の1戦のように、必ずや勝てるはずだ。
ただ、韓国は必死に食らい付いてくるし、何といっても、あの気迫と執念だけは凄いからね。そういうのに負けなければ、普通の実力が出せれば、問題なく勝てる。今の日本は、そういうチームだから。因みに、韓国は、キューバも米国も倒してない。ランキング上位3カ国を全部倒したのは、唯一、我らが侍ジャパンだけだ。



いよいよ因縁の対決~WBC2009米国戦

2009年03月23日 10時14分23秒 | いいことないかな
まさかまさかの先頭打者HR。

その後、福留の緩慢な守備があって、ポテンヒットになってしまったが、後続はしっかり抑えた。ま、あの1点はしょうがない。

2回裏、稲葉出塁で、小笠原とのランエンドヒットが見事に決まる!
まずは外野フライで同点。福留の初球攻撃とか、無駄打ちだと思うけど。
もっと球数を投げさせて、ネチネチ攻撃した方がいいのに。
あんまりコントロールは良くない投手なのに、3球以内で打ちに行くケースが大すぎでは。

3回表、簡単に2アウト後、カウントを追い込んでいるのにヒットを許し、また無警戒で盗塁を許した。ファールフライ捕れずに落球、これが悪い流れを引きずっていて、福留の守備範囲がまたアレで、イチローや青木なら追いついていたかも。
フェンス際打球に追いつけず、1点献上。

が、まだまだチャンスはある。

一挙5得点の集中打!
稲葉、小笠原のベテランが、またまた大活躍!シャープな打球の単打でつないで、チャンスメイク。
福留はミスを取り返すべく、送りバントに行くも失敗、セカンドゴロだったのに、ラッキーエラーが飛び出してくれて、労せずして追加点。城島の2打席連続犠牲フライ、岩村の長打、初先発起用に応えた川崎のタイムリー、イチロー凡退の後、中島のタイムリーで、先発をノックアウト。

HRなしなのに、足があるから、ポンポン追加点が入った。
決まったな。

と思ったら、松坂、ランナー溜めて、安定度の高い杉内がキッチリ火消し。
ナイスピッチング。

決勝での登板だと思っていたので、あまり球数投げさせないようにした方がいい。

イチローは、やっぱりチャンスに打てないな。打撃内容が悪すぎる。
あそこも、岩村外野フライだったけど、進塁させておけば川崎のヒットで1、3塁になってたから、イチローの内野ゴロで1点取れていたかもしれん。

田中マー君は、いきのいい投球を披露。何といっても、ハートがいい。この前の満塁の登板でも、きっちり三振に仕留めたし。今日も、1~4番に、しっかり投げ込めてたしね。北京の時にもいい内容だったので、大舞台に向いているのね、やっぱり。


おいおい馬原、まさかのタイムリーを浴びる。
しかも、まさかの2者生還&3塁打のピンチ。1点はしょうがないとしても、1塁ランナーまで得点させてしまうとは…。しかし、気を取り直した馬原が踏ん張り、三振とピーゴロで切り抜けた。よし、よく止めたぞ。
やはり、さっきの回で無得点に終わったら、その後ピンチを招いて失点、という、悪いパターンだね。あと、1回だから、しっかり逃げ切れ。

片岡の起用がズバリ的中。送りバントと内野ゴロで3塁に進むと、今日のラッキーボーイ、川崎が執念の疾走。足の速さにちょっと焦ったショートが、ボールを握り損ねて送球が逸れた。あれも、ランナーが3塁にいなければ、あんなに慌てることはなかったんだよ。だが、3塁にランナーがいる、というだけで、大きなプレッシャーになるのさ。そして、川崎のナイス盗塁、今日、いい所のなかったイチローがようやく駄目押し点をゲット。大きな、大きな1点になった。中島のヒットで、一気にホームイン。2アウトからしっかり追加点3点を奪った。これが、「野球」だ。


最終回には、ダルビッシュ投入で、ゲームセット!!

よくやった。
チームの力を結集して、ナイスゲームだった。