検事総長の会見までセッティングして、事件の矮小化を図ろうとする意図が見え隠れする。
「検察不祥事」への焦点化で誰が得をすると思うか?
捏造事件だけに留めておけば、特定検事個人へ非難を集中させることができる。○○検事が悪かったんだ、彼だけが悪いことをやったんだ、ということで幕引きを図ることができるわけである。黒幕は何も責任を問われることはない、ということだ。末端の人間だけが切られるというだけに過ぎず、要するに「生贄効果」ということでしかない。
検察批判=証拠捏造事件と大阪特捜の隠蔽体質
これに特化できる、ということである。
今回の一連の出来事は、本当に検察だけの問題なのか?
検察庁という巨大な権力機関が間違いを犯した、というだけの話なのか?
はっきり言うと、もう最高裁なんて、信じることはできない。
最高裁が検察審査会の事務局長以下事務局の人間を決めているというのに、最高裁が「何らの責任も負わない」なんてことが許されると思うか?
最高検が信頼できなくなった、とかいう単純な話なんかじゃないのだよ。
結託している連中、彼らのシステムがそのまま残されている、ということなのだよ。このシステムが残存し続ける限り、この国は何も変わりはしないよ。演じる役者の一部が時々入れ替わるだけに過ぎない。システムは温存され、それが支配構造を維持するということになるだけである。
黙って見ている奴らも同罪だ。
彼らも共犯なのだ。
加担しているのと何ら変わりない。
だから、この国に正義なんてない。
司法制度は、出鱈目からできている、ということが、よく判ったというだけだ。
保身と出世のウソツキ連中が司法を自由にできるわけだから、どうにでもなるわけだ。この国では、三権分立なんかじゃないのだよ。そんなのは、空想の絵空事に過ぎない。
真の権力というのは、どれも支配できてはじめて、権力なんだ。
だからこそ、人々を操縦できるのさ。
また追加ですけど。
新聞記事の検索は、9月7日に審査補助員の就任が決まったらしい吉田繁実弁護士についての記事が、9月8日に広く報じられていたのに、その記事をいくら探しても、ネット上では出てこないのだな。
例えば、時事、朝日、毎日、産経、など、どれも出てこない。
リンク切れ、ということかもしれないが、グーグルさんの検索でも出ないというのは、おかしくないか?
出てくるのは、2ちゃんとか、個人のブログなんかだけ。
9月8日に就任を知った、とかいう、事務方の話があったりするけれども、それで審査会の開催を全員に連絡したりして、手配しておかねばならないわけでしょう?審査補助員が誰だかも知らないうちから、審査会の開催だけは予定されていると?
で、8日に知ってから、議決の14日まで、たったの1週間しかないのに、それで議決と。
読売新聞によれば、お盆をはさむから、隔週でしか集まれない、などと記事に紹介されていたけど、おかしいよな?
再掲しておくか?
=======
東京第5検察審査会が小沢氏を「起訴すべきだ」と議決するまでの経緯が、審査会関係者の話で明らかになった。
関係者によると、11人の審査員たちは、お盆休みのある8月中は隔週でしか集まれなかったが、9月に入ってからは、平日に頻繁に集まり審査を行った。
9月上旬には、「起訴議決」を出す場合に義務付けられている検察官の意見聴取を行った。意見聴取では、東京地検特捜部の斎藤隆博副部長が1時間以上にわたって説明。斎藤副部長は「元秘書らの供述だけでは、小沢氏と元秘書らとの共謀の成立を認めるのは難しい。有罪を取るには、慎重に証拠を検討することが必要です」などと、審査員らに訴えたという。
審査員に法律的な助言をする審査補助員を務めた吉田繁実弁護士は、暴力団内部の共謀の成否が争点となった判例や、犯罪の実行行為者でなくても謀議に参加すれば共犯として有罪になるなどと認定した1958年の最高裁大法廷判決を審査員に示し、「暴力団や政治家という違いは考えずに、上下関係で判断して下さい」と説明した。
起訴議決が出たのは、民主党代表選当日の9月14日。第5審査会の定例の審査日は毎週火曜日で、この日は偶然、審査日にあたっていた。ただ、この日に議決を出すことが予定されていたわけではなく、議長役を務める審査会長が審査中に「議決を取りますか。それとも先に延ばしますか」と提案したところ、審査員らから「議論は煮詰まった」との声が上がり、議決を出すことになった。
議決の後、「こんな日になっちゃったね」と漏らす審査員もいたという。多数決の結果、起訴議決が出たのは午後3時頃。代表選で開票の結果、小沢氏の落選が決まったのは、その約30分後だった。
(2010年10月6日03時06分 読売新聞)
=======
しかも、定例の審査日は「毎週火曜日」だったんでしょう?
ヘンですね。
吉田繁実弁護士が就任したと新聞等で報道されたのが、”9月7日の火曜日”だったんだよね?
で、ジャーナリストの人が検察審査会事務局に問い合わせをしたら、そちらの人も「8日の新聞報道で知った」と答えたらしいんですよ。
事務連絡とかが、検察審査員に開催日とか、通知できるのですかね?
で、14日の火曜日には、議決が出された、と。
それも、代表選の投票前までに、だ。
そうすると、この日以前には、吉田弁護士は参加していなかった、ということだね?
だって、8日以降の開催日じゃないと、検察審査会議が開けないんじゃないですか?
「定例の毎週火曜日」は、14日以前には7日しかないけど、この週に限っては毎日のように検察審査会議を開催した、ということなんだね?
で、毎日新聞の取材に、吉田弁護士は次のように答えている。
>小沢氏法廷へ:政界と検察に激震/「真実はどこに」(その1) 議決は代表選当日 - 毎日jp(毎日新聞)
『第5審査会で議決書作成を補助する審査補助員の吉田繁実弁護士は4日夜、取材に「代表選と同じ日に議決したのは偶然で、議決は(代表選の)結果が出る前にされた」と説明した。9月上旬に東京地検特捜部副部長から説明を受け、「特捜部が手がけた事件で、政治家案件。プレッシャーがあった」と振り返った。「『起訴すべきだ』という方針は、割と早い段階で決まった」とも明かした。』
「割と早い段階で決まった」というのが、どのような意味なのか分かるか?
元々毎週火曜日にしか開催されてこなかった検察審査会議が、7日以降の就任の吉田弁護士がどのように「早い段階」を知っていたというのだ?(笑)
それは、たった1日の会議の中で、ということか?
14日の午前中とか、そういう意味か?
或いは、8日以降の9日とか10日といった、14日まで少し間がある時期、ということか?
最高裁よ、これが、君らの信じる正義とやらなのか?
判事たちは、この不整合な証言や報道事実を、「何ら問題ない、何の疑問も生じない」と、自信を持って言えるのか?
腐ってる。
この国の司法は、ゴミだ。
ああ、小沢の即時抗告が棄却されたんだと。
それはまあ、そうだろうね。行政処分じゃない、という結論になっている限り、変わらんもの。
それは別に大したことじゃない。
きっと今頃は、必死で第五検察審査会の体裁を整える為の準備に大忙しなんじゃないのかな?(笑)
事務局長をはじめとする事務局の人間を決めたり、開催したと言っていた検察審査会議のアリバイをつくるとか、もっと大変なのは「会議録」の作成だろうけど、そういうのを必死で書いていたりするのかもしれんぞ?
冗談ですが。
攻め手の手口を公開してあるから、それを見てしまうと「情報公開請求に耐えうる状態」にだけはしておく必要があるだろうから、ね(笑)。
なので、やる方も一斉に取りかかれば向こうの手が回らないかもしれないのに、こういう時に限って「市民団体」とか「共産党系」とか動かないんだよね。常々権力に立ち向かう、とか言いながら、全然着手しないんだよな。直ぐに実行に移して、時間的な猶予を与えなければ準備が間に合わない、ということになるはずなのにね。
どうせやっても闇に葬られておしまいなんだろうけどな。
「検察不祥事」への焦点化で誰が得をすると思うか?
捏造事件だけに留めておけば、特定検事個人へ非難を集中させることができる。○○検事が悪かったんだ、彼だけが悪いことをやったんだ、ということで幕引きを図ることができるわけである。黒幕は何も責任を問われることはない、ということだ。末端の人間だけが切られるというだけに過ぎず、要するに「生贄効果」ということでしかない。
検察批判=証拠捏造事件と大阪特捜の隠蔽体質
これに特化できる、ということである。
今回の一連の出来事は、本当に検察だけの問題なのか?
検察庁という巨大な権力機関が間違いを犯した、というだけの話なのか?
はっきり言うと、もう最高裁なんて、信じることはできない。
最高裁が検察審査会の事務局長以下事務局の人間を決めているというのに、最高裁が「何らの責任も負わない」なんてことが許されると思うか?
最高検が信頼できなくなった、とかいう単純な話なんかじゃないのだよ。
結託している連中、彼らのシステムがそのまま残されている、ということなのだよ。このシステムが残存し続ける限り、この国は何も変わりはしないよ。演じる役者の一部が時々入れ替わるだけに過ぎない。システムは温存され、それが支配構造を維持するということになるだけである。
黙って見ている奴らも同罪だ。
彼らも共犯なのだ。
加担しているのと何ら変わりない。
だから、この国に正義なんてない。
司法制度は、出鱈目からできている、ということが、よく判ったというだけだ。
保身と出世のウソツキ連中が司法を自由にできるわけだから、どうにでもなるわけだ。この国では、三権分立なんかじゃないのだよ。そんなのは、空想の絵空事に過ぎない。
真の権力というのは、どれも支配できてはじめて、権力なんだ。
だからこそ、人々を操縦できるのさ。
また追加ですけど。
新聞記事の検索は、9月7日に審査補助員の就任が決まったらしい吉田繁実弁護士についての記事が、9月8日に広く報じられていたのに、その記事をいくら探しても、ネット上では出てこないのだな。
例えば、時事、朝日、毎日、産経、など、どれも出てこない。
リンク切れ、ということかもしれないが、グーグルさんの検索でも出ないというのは、おかしくないか?
出てくるのは、2ちゃんとか、個人のブログなんかだけ。
9月8日に就任を知った、とかいう、事務方の話があったりするけれども、それで審査会の開催を全員に連絡したりして、手配しておかねばならないわけでしょう?審査補助員が誰だかも知らないうちから、審査会の開催だけは予定されていると?
で、8日に知ってから、議決の14日まで、たったの1週間しかないのに、それで議決と。
読売新聞によれば、お盆をはさむから、隔週でしか集まれない、などと記事に紹介されていたけど、おかしいよな?
再掲しておくか?
=======
東京第5検察審査会が小沢氏を「起訴すべきだ」と議決するまでの経緯が、審査会関係者の話で明らかになった。
関係者によると、11人の審査員たちは、お盆休みのある8月中は隔週でしか集まれなかったが、9月に入ってからは、平日に頻繁に集まり審査を行った。
9月上旬には、「起訴議決」を出す場合に義務付けられている検察官の意見聴取を行った。意見聴取では、東京地検特捜部の斎藤隆博副部長が1時間以上にわたって説明。斎藤副部長は「元秘書らの供述だけでは、小沢氏と元秘書らとの共謀の成立を認めるのは難しい。有罪を取るには、慎重に証拠を検討することが必要です」などと、審査員らに訴えたという。
審査員に法律的な助言をする審査補助員を務めた吉田繁実弁護士は、暴力団内部の共謀の成否が争点となった判例や、犯罪の実行行為者でなくても謀議に参加すれば共犯として有罪になるなどと認定した1958年の最高裁大法廷判決を審査員に示し、「暴力団や政治家という違いは考えずに、上下関係で判断して下さい」と説明した。
起訴議決が出たのは、民主党代表選当日の9月14日。第5審査会の定例の審査日は毎週火曜日で、この日は偶然、審査日にあたっていた。ただ、この日に議決を出すことが予定されていたわけではなく、議長役を務める審査会長が審査中に「議決を取りますか。それとも先に延ばしますか」と提案したところ、審査員らから「議論は煮詰まった」との声が上がり、議決を出すことになった。
議決の後、「こんな日になっちゃったね」と漏らす審査員もいたという。多数決の結果、起訴議決が出たのは午後3時頃。代表選で開票の結果、小沢氏の落選が決まったのは、その約30分後だった。
(2010年10月6日03時06分 読売新聞)
=======
しかも、定例の審査日は「毎週火曜日」だったんでしょう?
ヘンですね。
吉田繁実弁護士が就任したと新聞等で報道されたのが、”9月7日の火曜日”だったんだよね?
で、ジャーナリストの人が検察審査会事務局に問い合わせをしたら、そちらの人も「8日の新聞報道で知った」と答えたらしいんですよ。
事務連絡とかが、検察審査員に開催日とか、通知できるのですかね?
で、14日の火曜日には、議決が出された、と。
それも、代表選の投票前までに、だ。
そうすると、この日以前には、吉田弁護士は参加していなかった、ということだね?
だって、8日以降の開催日じゃないと、検察審査会議が開けないんじゃないですか?
「定例の毎週火曜日」は、14日以前には7日しかないけど、この週に限っては毎日のように検察審査会議を開催した、ということなんだね?
で、毎日新聞の取材に、吉田弁護士は次のように答えている。
>小沢氏法廷へ:政界と検察に激震/「真実はどこに」(その1) 議決は代表選当日 - 毎日jp(毎日新聞)
『第5審査会で議決書作成を補助する審査補助員の吉田繁実弁護士は4日夜、取材に「代表選と同じ日に議決したのは偶然で、議決は(代表選の)結果が出る前にされた」と説明した。9月上旬に東京地検特捜部副部長から説明を受け、「特捜部が手がけた事件で、政治家案件。プレッシャーがあった」と振り返った。「『起訴すべきだ』という方針は、割と早い段階で決まった」とも明かした。』
「割と早い段階で決まった」というのが、どのような意味なのか分かるか?
元々毎週火曜日にしか開催されてこなかった検察審査会議が、7日以降の就任の吉田弁護士がどのように「早い段階」を知っていたというのだ?(笑)
それは、たった1日の会議の中で、ということか?
14日の午前中とか、そういう意味か?
或いは、8日以降の9日とか10日といった、14日まで少し間がある時期、ということか?
最高裁よ、これが、君らの信じる正義とやらなのか?
判事たちは、この不整合な証言や報道事実を、「何ら問題ない、何の疑問も生じない」と、自信を持って言えるのか?
腐ってる。
この国の司法は、ゴミだ。
ああ、小沢の即時抗告が棄却されたんだと。
それはまあ、そうだろうね。行政処分じゃない、という結論になっている限り、変わらんもの。
それは別に大したことじゃない。
きっと今頃は、必死で第五検察審査会の体裁を整える為の準備に大忙しなんじゃないのかな?(笑)
事務局長をはじめとする事務局の人間を決めたり、開催したと言っていた検察審査会議のアリバイをつくるとか、もっと大変なのは「会議録」の作成だろうけど、そういうのを必死で書いていたりするのかもしれんぞ?
冗談ですが。
攻め手の手口を公開してあるから、それを見てしまうと「情報公開請求に耐えうる状態」にだけはしておく必要があるだろうから、ね(笑)。
なので、やる方も一斉に取りかかれば向こうの手が回らないかもしれないのに、こういう時に限って「市民団体」とか「共産党系」とか動かないんだよね。常々権力に立ち向かう、とか言いながら、全然着手しないんだよな。直ぐに実行に移して、時間的な猶予を与えなければ準備が間に合わない、ということになるはずなのにね。
どうせやっても闇に葬られておしまいなんだろうけどな。