例の急落の一件ですが、報告が出されたようです。
>asahi.com(朝日新聞社):史上最悪のNY株価急落、引き金は投資会社の自動取引 - ビジネス・経済
(以下に引用)
【ニューヨーク=山川一基】5月に発生したニューヨーク株式市場での史上最悪の株価急落を巡り、米証券取引委員会(SEC)などは1日、ある投資会社のコンピューターを使った自動取引が引き金だった、とする報告書を発表した。予想外の巨額取引につながりかねないコンピューター取引の危うさが浮かび上がった。
急落があったのは5月6日午後2時半ごろ。突然売り注文が殺到し、20分後、ダウ平均は前日終値比で1千ドル近い下げ幅を記録した。その後、急速に値を戻し、午後3時過ぎには急落前の水準近くに戻った。
報告書によると、きっかけはある大手投資会社が約41億ドル(約3400億円)もの先物の売り注文を一気に出したことだった。報告書は名指ししていないが、複数の米メディアは、この会社を「ワデル・アンド・リード・ファイナンシャル」(カンザス州)と特定している。
この投資会社は、株価が下落している際はリスク回避のため、株価指数に連動する先物取引の売り注文を自動的に出すプログラムを使っていた。プログラムには取引時間や取引価格を考慮する仕組みがなく、予期せぬ巨額注文につながった。
大量の売り注文をきっかけに、コンピューター制御で自動的に高速取引を繰り返すほかの投資家も反応。雪だるま式に売りが膨らみ、市場は「流動性の危機」に陥って、異常な価格変動となった。
報告書は「教訓として、軟調な株式市場においては自動取引は大量の取引を行おうとすることが明らかになった」と述べた。SECは対策として、個別銘柄ごとに5分間で10%以上株価が変動した場合、取引を一時中断する「サーキット・ブレーカー」を6月に導入している。
======
何となく想像していたのと近い部分はあった。
先物の大口売りか。
この先導効果は、警戒はするべきものだとは思う。
(参考:日本の指導者層は案山子だけ)
が、アルゴリズム取引は止めようがないので、サーキット・ブレーカーなどの対策で防ぐよりないということでしょうね。
(参考:強硬な規制反対派の英米が規制強化(笑))
何かと学習が必要であった、ということでしょうかね。
>asahi.com(朝日新聞社):史上最悪のNY株価急落、引き金は投資会社の自動取引 - ビジネス・経済
(以下に引用)
【ニューヨーク=山川一基】5月に発生したニューヨーク株式市場での史上最悪の株価急落を巡り、米証券取引委員会(SEC)などは1日、ある投資会社のコンピューターを使った自動取引が引き金だった、とする報告書を発表した。予想外の巨額取引につながりかねないコンピューター取引の危うさが浮かび上がった。
急落があったのは5月6日午後2時半ごろ。突然売り注文が殺到し、20分後、ダウ平均は前日終値比で1千ドル近い下げ幅を記録した。その後、急速に値を戻し、午後3時過ぎには急落前の水準近くに戻った。
報告書によると、きっかけはある大手投資会社が約41億ドル(約3400億円)もの先物の売り注文を一気に出したことだった。報告書は名指ししていないが、複数の米メディアは、この会社を「ワデル・アンド・リード・ファイナンシャル」(カンザス州)と特定している。
この投資会社は、株価が下落している際はリスク回避のため、株価指数に連動する先物取引の売り注文を自動的に出すプログラムを使っていた。プログラムには取引時間や取引価格を考慮する仕組みがなく、予期せぬ巨額注文につながった。
大量の売り注文をきっかけに、コンピューター制御で自動的に高速取引を繰り返すほかの投資家も反応。雪だるま式に売りが膨らみ、市場は「流動性の危機」に陥って、異常な価格変動となった。
報告書は「教訓として、軟調な株式市場においては自動取引は大量の取引を行おうとすることが明らかになった」と述べた。SECは対策として、個別銘柄ごとに5分間で10%以上株価が変動した場合、取引を一時中断する「サーキット・ブレーカー」を6月に導入している。
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何となく想像していたのと近い部分はあった。
先物の大口売りか。
この先導効果は、警戒はするべきものだとは思う。
(参考:日本の指導者層は案山子だけ)
が、アルゴリズム取引は止めようがないので、サーキット・ブレーカーなどの対策で防ぐよりないということでしょうね。
(参考:強硬な規制反対派の英米が規制強化(笑))
何かと学習が必要であった、ということでしょうかね。