少し情報を調べてみたら、いくつか、判ったことがあったので追加しておきたい。
最初の議決は4月。
この1回目の時の、審査補助員は、『米沢敏雄弁護士』だそうです。
全会一致、というのがバレたのは、どうしてなんだろうか?
この弁護士に尋ねてみるとよいかもしれない。
それから、何という偶然か、この議決の後に、検察審査会に問い合わせをした民主党議員がいたのだそうだ。
何か、そういうニュースはすっかり忘れていたけれど、辻恵議員だったのだと。
で、このニュースをスクープしたのは、またしても読売新聞だった。
5月30日に出されて、その後に後追い記事が各社から出されたみたいだった。
一部を引用すると、以下の通り。
民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件で、小沢氏を不起訴とした東京地検の判断の是非を審査している検察審査会の事務局に対し、民主党副幹事長の辻恵(めぐむ)衆院議員(61)側が、審査手続きに関する説明をするよう求めたことが、複数の関係者の話で明らかになった。
政権与党の幹部が、政治的な中立が要求される検察審査会側に接触を図るのは極めて異例で、その目的や真意について議論を呼ぶのは必至だ。
辻氏側が接触したのは、東京第1~6検察審査会の中で対外的な窓口になっている第1審査会。26日、辻氏本人と秘書が電話を入れ、同審査会と第5審査会の各事務局長から、審査補助員の選任方法や標準的な審査期間について聞きたいとして、衆院議員会館の事務所に来るよう求めた。
辻氏側はこの際、陸山会の土地取引を巡る事件や小沢氏のことには言及せず、一般的な手続きを知りたいとしていたという。
両審査会は辻氏の要請に応じなかったが、審査会関係者は「国会議員が事務局の職員を呼びつけるのは、一般的な説明だとしてもおかしい。審査会が外部から影響を受けたともとられかねない」と話している。
=======
つまり、辻議員が圧力をかけたんじゃないか、という風に仕立て上げ、接近されてはマズいということなら、これを防ごうということに必死になるのも、理解できるな。
触れられると大変なことになるかもしれない、「東京第五検察審査会」事務局なんて、顔を出せないもんね。
で、更に面白いことが判った。
翌31日の読売記事では、辻議員への取材とか会見の模様が報じられていたわけだが、次のように書かれていたわけである。
一部引用する。
読売新聞の取材では、辻氏と秘書は5月26日、小沢氏に関する審査をしている東京第1検察審査会と第5審査会の事務局長から、一般的な審査手続きについて聞くため、審査会側に電話を入れ、議員会館の事務所に呼ぼうとした。審査会は応じなかった。
辻氏は27日の読売新聞の取材には、事務局に電話したこと自体を否定。30日になって認めた。
=======
これは、どういうことかわかりますか?
そう、辻議員と秘書さんらは、”26日”に電話をした。
すると、どうなったか?
ご注進が、即座にもたらされた、ということでしょうな。読売新聞に。
なので、読売新聞は27日には、「辻議員らが検察審査会宛てに電話をした」という事実を知っていた、ということなのだよ。
27日というのは、26日の次の日だ。誰でもわかるね。
電話の翌日、”27日”だ。
しかも、その27日に辻議員側へ取材をしている、ということだ。
何という電撃ぶり。
速攻技は、見事という他ない。
じゃあ、読売に辻議員の動きを伝えたのは、一体誰だったのか?
それは、辻議員側の対応をしていた人に関係する、誰か、ということかな?
翌日に検察審査会事務局の受けた電話を、どうして読売新聞の記者が知ることができたんだろうね?
接近を防ぐには、暗にマスコミという「圧力」を用いたんじゃないのかな、という疑いをもたれるんじゃありませんか?
検察審査会と、特定マスコミの、ただならぬ関係、というのは、気になるんじゃないですかね。
これは、検察との関係、検察の関与、というのが、なかったんですか、ということにもなりますね。
東京地検特捜部の副部長の名前まで使って、検察審査会議の模様を漏らしたわけですから、そりゃあ、かなりの関係性が窺われますね、ということでしょう。
さて、東京第五検察審査会の事務局長さんとやらを、そろそろ「大スクープ」するマスコミが出てもよさそうなのに、どこも全くの無言を貫く、と。
裁判官たちも、頬かむりか?
そうだな、検事だろうと、弁護士だろうと、悪どい奴等がのさばる社会、悪が力を握り、人々を支配する社会、それが今の日本だ。
オレもそろそろ死ぬかもな。
最初の議決は4月。
この1回目の時の、審査補助員は、『米沢敏雄弁護士』だそうです。
全会一致、というのがバレたのは、どうしてなんだろうか?
この弁護士に尋ねてみるとよいかもしれない。
それから、何という偶然か、この議決の後に、検察審査会に問い合わせをした民主党議員がいたのだそうだ。
何か、そういうニュースはすっかり忘れていたけれど、辻恵議員だったのだと。
で、このニュースをスクープしたのは、またしても読売新聞だった。
5月30日に出されて、その後に後追い記事が各社から出されたみたいだった。
一部を引用すると、以下の通り。
民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件で、小沢氏を不起訴とした東京地検の判断の是非を審査している検察審査会の事務局に対し、民主党副幹事長の辻恵(めぐむ)衆院議員(61)側が、審査手続きに関する説明をするよう求めたことが、複数の関係者の話で明らかになった。
政権与党の幹部が、政治的な中立が要求される検察審査会側に接触を図るのは極めて異例で、その目的や真意について議論を呼ぶのは必至だ。
辻氏側が接触したのは、東京第1~6検察審査会の中で対外的な窓口になっている第1審査会。26日、辻氏本人と秘書が電話を入れ、同審査会と第5審査会の各事務局長から、審査補助員の選任方法や標準的な審査期間について聞きたいとして、衆院議員会館の事務所に来るよう求めた。
辻氏側はこの際、陸山会の土地取引を巡る事件や小沢氏のことには言及せず、一般的な手続きを知りたいとしていたという。
両審査会は辻氏の要請に応じなかったが、審査会関係者は「国会議員が事務局の職員を呼びつけるのは、一般的な説明だとしてもおかしい。審査会が外部から影響を受けたともとられかねない」と話している。
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つまり、辻議員が圧力をかけたんじゃないか、という風に仕立て上げ、接近されてはマズいということなら、これを防ごうということに必死になるのも、理解できるな。
触れられると大変なことになるかもしれない、「東京第五検察審査会」事務局なんて、顔を出せないもんね。
で、更に面白いことが判った。
翌31日の読売記事では、辻議員への取材とか会見の模様が報じられていたわけだが、次のように書かれていたわけである。
一部引用する。
読売新聞の取材では、辻氏と秘書は5月26日、小沢氏に関する審査をしている東京第1検察審査会と第5審査会の事務局長から、一般的な審査手続きについて聞くため、審査会側に電話を入れ、議員会館の事務所に呼ぼうとした。審査会は応じなかった。
辻氏は27日の読売新聞の取材には、事務局に電話したこと自体を否定。30日になって認めた。
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これは、どういうことかわかりますか?
そう、辻議員と秘書さんらは、”26日”に電話をした。
すると、どうなったか?
ご注進が、即座にもたらされた、ということでしょうな。読売新聞に。
なので、読売新聞は27日には、「辻議員らが検察審査会宛てに電話をした」という事実を知っていた、ということなのだよ。
27日というのは、26日の次の日だ。誰でもわかるね。
電話の翌日、”27日”だ。
しかも、その27日に辻議員側へ取材をしている、ということだ。
何という電撃ぶり。
速攻技は、見事という他ない。
じゃあ、読売に辻議員の動きを伝えたのは、一体誰だったのか?
それは、辻議員側の対応をしていた人に関係する、誰か、ということかな?
翌日に検察審査会事務局の受けた電話を、どうして読売新聞の記者が知ることができたんだろうね?
接近を防ぐには、暗にマスコミという「圧力」を用いたんじゃないのかな、という疑いをもたれるんじゃありませんか?
検察審査会と、特定マスコミの、ただならぬ関係、というのは、気になるんじゃないですかね。
これは、検察との関係、検察の関与、というのが、なかったんですか、ということにもなりますね。
東京地検特捜部の副部長の名前まで使って、検察審査会議の模様を漏らしたわけですから、そりゃあ、かなりの関係性が窺われますね、ということでしょう。
さて、東京第五検察審査会の事務局長さんとやらを、そろそろ「大スクープ」するマスコミが出てもよさそうなのに、どこも全くの無言を貫く、と。
裁判官たちも、頬かむりか?
そうだな、検事だろうと、弁護士だろうと、悪どい奴等がのさばる社会、悪が力を握り、人々を支配する社会、それが今の日本だ。
オレもそろそろ死ぬかもな。