またもや一般庶民にはありがた迷惑な人物がやって来た。
日常的に行っている生活が制限され、むしろその期間は「外出しないでくれ」という事態になってきている。
「トランプ氏おもてなし、異例づくし 通商交渉には不安も」
こういうのは「おもてなし」とは言わない。単なる「接待」。正確な日本語を使ってほしい→トランプ氏おもてなし、異例づくし 通商交渉には不安も:朝日新聞デジタル https://t.co/nIOoiXfJor
— 高橋伸彰 (@EcoTakahashi) 2019年5月24日
数か月前から準備していたトランプ大統領の国賓待遇は、そのかかるコストからみても単なる「接待」ではない。
ちなみに、「おもてなしとサービス・接客・接遇との違い」によれば下図のように違いがあるらしい。

こんな見方も当然ながら出てくる。
トランプ大統領、来日で…
— SHIN∞?? (@shin919infinity) 2019年5月24日
立憲:辻元「(トランプ大統領は)観光旅行で日本に来られるんですか。安倍首相はそのツアーガイドですか」
そのとおりだよ?????? pic.twitter.com/I76DweAJxW
当初、トランプは「日米の貿易交渉は5月末までには決着がつく」とツイッターなどで明かしていたが、日本の農産物や自動車の輸出に対する米国の法外な要求を受け入れざるを得ない安倍政権としてはなんとか参院選後までは、隠しておきたいことであろう。
したがって、最大限の「おもてなし」をして共同声明が出せない形式的な首脳会談を最後に行い、良い気分で日本旅行の余韻を持って帰国してもらおうという、まさに属国の朝貢外交そのものを演じようとしていることは確かである。
明らかに国益にならない税金の無駄遣いと批判されても仕方がない。
ところで、桜の木の花はすっかり散って新緑の葉に包まれているのだが、首相官邸主催の「桜を見る会」の後始末の杜撰さが露呈している。
「桜を見る会の資料は一年未満の文書として、今年の資料は破棄した」もう、政府のやることは何もわからない。 https://t.co/RnTxAz0YZ2
— 町山智浩 (@TomoMachi) 2019年5月23日
どこまで税金を私物化すれば気がすむのか。
— たつみコータロー参議院議員 日本共産党 (@kotarotatsumi) 2019年5月22日
「桜を見る会」安倍政権で拡大 支出は当初予算の3倍 「政権近い人招待」と批判も - 毎日新聞 https://t.co/PqViqxlvWS
安倍首相主催「桜を見る会」
— しんぶん赤旗 (@akahata_PR) 2019年5月22日
「資料は破棄」内閣府
井野官房長は、招待者の推薦がどの府省庁で増えているのかとの質問に「回答は控えたい」と拒み、「今年の資料も、すでに開催が終わったので破棄した」https://t.co/UmcTbQg8ue
今年4月の #安倍首相 の #桜の花を見る会 の省庁別推薦人数さえ、「事案終了につき、一年未満のルールで廃棄」と内閣府。このような公文書の扱い方で、何がきちんと残るというのか。官邸の思惑に従い、官僚たちは公文書管理法の趣旨を完全に逸脱した運用をしている。https://t.co/VzhDPpUPNZ https://t.co/fkDahaLngR
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) 2019年5月22日
こんな税金の無駄遣いをしながら、国民の年金に関しては政府はトンデモないことを言い始めた。
「人生100年時代の蓄えは? 年代別心構え、国が指針案」

国がやるべきことをやらなかった結果こうなったのに、老後に備えてどうのこうのと、どこかの週刊誌みたいなことを平然と言いだすとは。
— 由希亜 (@juliaatmsk) 2019年5月24日
しかも、大手金融機関がしきりに宣伝する「資産運用」を奨励しているようで。
国としてやるべきことがあるでしょうに。呆れてしまう。
https://t.co/iemi7swMwI
芸能人とメシ食って、ヘラ顔晒しゴルフの練習して青木功をトランプ接待に担ぎ出し毎日予算委員も審議拒否して遊んで暮らして国民には年金出さないから貯金しろ。でもその年金は株で溶けてるから還さないよ。ときた。
— War is over (@fdcGLtpzeXlZWqS) 2019年5月24日
本当ふざけてる??↓なんだよこれ
コイツの外交ってなに?https://t.co/Ui9ea5eGaa
2004年に当時の公明党の副代表だった坂口力が厚労相の時に中心になり「持続可能な年金改革」として、「年金100年安心プラン」を発表した。
①保険料は18,3%を上限に2017年まで段階的に引き上げ、それ以上保険料が上らないように。
②もらえる年金はモデル世帯で現役世代の手取り収入の50%を確保。
それから15年経ち、そんなプランは微塵にも打ち砕かれてしまった。
年金80歳支給開始案。多くの方が亡くなる寸前まで働き、年金保険料を支払い続けた末に、何ももらえず亡くなる。100歳時代を強調し、セーフティーネットの破壊を目論む政治。アベノミクスで年金の半分は株に投じられ、巨額の損が出ることも想定される。全てが繋がっているとすれば、これは詐欺に近い。 https://t.co/KpMHlTtgTN
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) 2019年5月24日
【究極の二枚舌「100年安心」どこ吹く風】金融庁「老後資産」形成の初指針「公的年金アテにせず投資で自助努力を」 ビンボー人は眼中にナシ ネット上では「ふざけんなよ。払った金は返せよ。積み立てのつもりで払ってたんだから」「自助に期待するなら年金徴収するな」「詐欺だ」...(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/O0Sfbm0fYt
— KK (@Trapelus) 2019年5月24日
国民年金もだめ。
— nn@総理。早くお辞めください。 (@abeyamero_noabe) 2019年5月24日
医療費も上がる
税金も上がる。でも法人税やらは下げますよと。
無駄なオンボロ兵器の爆買い。
外交の度にばら撒き。
統計はデタラメ
法律もめちゃくちゃ
国会はほとんど機能せずに与党が好き放題
こんな崩壊しきった国に払うお金なんて本来なら一銭も無いはずだ????????
そして、多くの国民が、「気づいたらこんな惨状 『令和』を覆う安倍・菅ファシズム」となってしまっている。
「戦前の日本でファシズム化が進むきっかけとなった満州事変は、明治憲法に違反した旧陸軍の内乱行為、いわゆる天皇の統帥権の干犯が引き金ですが、今の安倍政権も旧陸軍のように憲法の基本秩序を壊乱している。そうして旧陸軍と同様、自分たちのファシズムに天皇を引き込もうとしているとしか思えません。令和ファシズムというのか、こういった形の権力の暴走をこのまま許していると民主主義は間違いなく崩壊します」(元参院議員の平野貞夫)
「今の官僚、行政組織は、公平公正も何もない。政権の顔色をひたすらうかがっているだけ。それがすっかり身についてしまった。選挙に勝つためなら何でも利用する『なりふり構わずファシズム』に役人が尻尾を振っている。異常な状況です」(法大名誉教授の五十嵐仁)
「政権は権力であり、そんな権力に対しては、基本的にマスコミは厳しい目を向けるのが少し前までは当然だった。でも今は及び腰で、一部の報道番組やワイドショーのスタッフ、新聞記者や文化人などには、政権を過度に擁護し続ける存在までいるようだ」
「なぜこうなってしまったのか。元々こびへつらうのが好きな人もいれば、マスコミの意義も捨て忖度しているみっともない人、政権をひたすら擁護することで、強者側に立つ快楽に酔っている人もいるだろう」(芥川賞作家の中村文則・毎日新聞〈書斎のつぶやき〉)
「官僚組織と同様、大手メディア記者も『政権に嫌われたくない』『ネタが欲しい』『いい思いがしたい』と考えて忖度合戦している。アベノミクスの失敗など政権の問題点を指摘すればキリがない。しかし、報道は令和バンザイ一色なのだから、どうしようもありません」(ジャーナリストの横田一)
2007年、亥年選挙の年、自民党は参院選で大敗しその後安倍晋三は病気を理由に職場放棄とも批判された政権を投げ出した。
オジサンを始め多くのアンチ安倍晋三派は、「これで安倍晋三は再起不能だ!」と高をくくっていた。
その後安倍晋三は自分の敗北理由に「メディアによって負けた」と総括し、5年後に復帰するまでに入念なメディア対策を行ってきた。
さらに、「政治主導」の名のもと、内閣人事局を通じて幹部職員を牛耳り、霞が関を恫喝し反発する官僚を次々とパージした結果、役所内はヒラメ役人の「忖度」が横行した。
その「成果」がモリカケ疑惑や統計不正問題で指摘された隠蔽、改ざん、捏造が当たり前の腐った組織に成り下がり、遂には霞が関を屈服させたという経緯を冷静に見れば、決して安倍晋三は「裸のバカ殿」ではなく、「悪夢のような民主党政権時代」を決して無駄には過ごすことなく再起を狙っていた「狡猾な小心者」であった。
「空気が読めない3代目のボンボン」と批判しても、むしろ空気が読めないからこそ、国民から徴収した税金を私物化し、年金も自分の政策維持のために投資にまわすことが平然とできるということが、反安倍派からすれば「攻め所」が乏しいことになる。
やはり王道を踏んで参院選で改憲派議員数を3分の2未満にそぎ落とし、安倍晋三総裁任期中には「改憲」ができない状態を実現することが、安倍晋三を永遠に葬り去る早道であろう、とオジサンは思う。