新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

いつまで続くのか、安倍晋三の税金の私物化

2019年05月25日 12時14分51秒 | 安倍晋三

またもや一般庶民にはありがた迷惑な人物がやって来た。
 
日常的に行っている生活が制限され、むしろその期間は「外出しないでくれ」という事態になってきている。 
 
トランプ氏おもてなし、異例づくし 通商交渉には不安も


数か月前から準備していたトランプ大統領の国賓待遇は、そのかかるコストからみても単なる「接待」ではない。
 
ちなみに、「おもてなしとサービス・接客・接遇との違い」によれば下図のように違いがあるらしい。
  
 
こんな見方も当然ながら出てくる。

当初、トランプは「日米の貿易交渉は5月末までには決着がつく」とツイッターなどで明かしていたが、日本の農産物や自動車の輸出に対する米国の法外な要求を受け入れざるを得ない安倍政権としてはなんとか参院選後までは、隠しておきたいことであろう。
 
したがって、最大限の「おもてなし」をして共同声明が出せない形式的な首脳会談を最後に行い、良い気分で日本旅行の余韻を持って帰国してもらおうという、まさに属国の朝貢外交そのものを演じようとしていることは確かである。
 
明らかに国益にならない税金の無駄遣いと批判されても仕方がない。
 
ところで、桜の木の花はすっかり散って新緑の葉に包まれているのだが、首相官邸主催の「桜を見る会」の後始末の杜撰さが露呈している。


こんな税金の無駄遣いをしながら、国民の年金に関しては政府はトンデモないことを言い始めた。
 
人生100年時代の蓄えは? 年代別心構え、国が指針案
 
 
 


2004年に当時の公明党の副代表だった坂口力が厚労相の時に中心になり「持続可能な年金改革」として、「年金100年安心プラン」を発表した。
 
①保険料は18,3%を上限に2017年まで段階的に引き上げ、それ以上保険料が上らないように。
②もらえる年金はモデル世帯で現役世代の手取り収入の50%を確保。
 
それから15年経ち、そんなプランは微塵にも打ち砕かれてしまった。

そして、多くの国民が、「気づいたらこんな惨状 『令和』を覆う安倍・菅ファシズム」となってしまっている。
 
「戦前の日本でファシズム化が進むきっかけとなった満州事変は、明治憲法に違反した旧陸軍の内乱行為、いわゆる天皇の統帥権の干犯が引き金ですが、今の安倍政権も旧陸軍のように憲法の基本秩序を壊乱している。そうして旧陸軍と同様、自分たちのファシズムに天皇を引き込もうとしているとしか思えません。令和ファシズムというのか、こういった形の権力の暴走をこのまま許していると民主主義は間違いなく崩壊します」(元参院議員の平野貞夫)
 
「今の官僚、行政組織は、公平公正も何もない。政権の顔色をひたすらうかがっているだけ。それがすっかり身についてしまった。選挙に勝つためなら何でも利用する『なりふり構わずファシズム』に役人が尻尾を振っている。異常な状況です」(法大名誉教授の五十嵐仁)
 
「政権は権力であり、そんな権力に対しては、基本的にマスコミは厳しい目を向けるのが少し前までは当然だった。でも今は及び腰で、一部の報道番組やワイドショーのスタッフ、新聞記者や文化人などには、政権を過度に擁護し続ける存在までいるようだ」
「なぜこうなってしまったのか。元々こびへつらうのが好きな人もいれば、マスコミの意義も捨て忖度しているみっともない人、政権をひたすら擁護することで、強者側に立つ快楽に酔っている人もいるだろう」(芥川賞作家の中村文則・毎日新聞〈書斎のつぶやき〉)
 
「官僚組織と同様、大手メディア記者も『政権に嫌われたくない』『ネタが欲しい』『いい思いがしたい』と考えて忖度合戦している。アベノミクスの失敗など政権の問題点を指摘すればキリがない。しかし、報道は令和バンザイ一色なのだから、どうしようもありません」(ジャーナリストの横田一)
 
2007年、亥年選挙の年、自民党は参院選で大敗しその後安倍晋三は病気を理由に職場放棄とも批判された政権を投げ出した。
 
オジサンを始め多くのアンチ安倍晋三派は、「これで安倍晋三は再起不能だ!」と高をくくっていた。
 
その後安倍晋三は自分の敗北理由に「メディアによって負けた」と総括し、5年後に復帰するまでに入念なメディア対策を行ってきた。
 
さらに、「政治主導」の名のもと、内閣人事局を通じて幹部職員を牛耳り、霞が関を恫喝し反発する官僚を次々とパージした結果、役所内はヒラメ役人の「忖度」が横行した。
 
その「成果」がモリカケ疑惑や統計不正問題で指摘された隠蔽、改ざん、捏造が当たり前の腐った組織に成り下がり、遂には霞が関を屈服させたという経緯を冷静に見れば、決して安倍晋三は「裸のバカ殿」ではなく、「悪夢のような民主党政権時代」を決して無駄には過ごすことなく再起を狙っていた「狡猾な小心者」であった。
 
「空気が読めない3代目のボンボン」と批判しても、むしろ空気が読めないからこそ、国民から徴収した税金を私物化し、年金も自分の政策維持のために投資にまわすことが平然とできるということが、反安倍派からすれば「攻め所」が乏しいことになる。
 
やはり王道を踏んで参院選で改憲派議員数を3分の2未満にそぎ落とし、安倍晋三総裁任期中には「改憲」ができない状態を実現することが、安倍晋三を永遠に葬り去る早道であろう、とオジサンは思う。
 


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