多くの勤労者たちは、年末年始9連休の最後の休みには、明日からの現実世界へ戻る準備を始めているかも知れない。
日本の政治に対して直接的に、大きな影響をもって関わる内閣総理大臣や国務大臣のほか、裁判官や裁判所職員、国会職員、防衛省の職員などは国家公務員の特別職と呼ばれる。
とりわけ「内閣総理大臣や国務大臣」たちは勤務時間が決められているわけではなく、もちろん残業代などの支給もない。
それ相当の給与が税金から支払われており、ある意味では「公私」の境がない。
したがって総理大臣ともなれば24時間、365日間、その「一挙手一投足」や「一言一句」に世間の注目が集まることは避けられない。
知識と経験が豊富な特別職の人物ならば、どのような時にでもメディアへの適切なコメントは常に用意しているはずであるが、残念ながら、安倍晋三はそのような人物の範疇外にいるらしい。
「首相、中東情勢言及せず イラン訪問時『橋渡し役』自負」
え??世界中の国のツイッターのワードのランキングの1位が「イラン」や「第三次世界大戦」になっている時に、今日もゴルフ??余裕ですね。ま、休みに何しても自由ですがね。 https://t.co/FTXW3829hA
— ラサール石井 (@lasar141) January 4, 2020
首相、中東情勢言及せず イラン訪問時「橋渡し役」自負 https://t.co/txAeiRBogd 結局、こんな局面になると自分が何をして良いのか判らないんでしょうね。米追随と、国内向けアピールとバラマキ外交だけやってるんだから限界はあるよね。おまけに外遊の半分はまさに息抜きだったし。
— 最遠寺近緒 (@c_saienji) January 4, 2020
戦争が始まろうとしている時に日本政府は沈黙。どうしていいか分からないので「何事もないようなふり」をして時間を稼いでいるのでしょう。事前に告知があれば何らかコメントを準備していたはず。それがなかった。今はただ米政府からの「次の指示」をぼんやり口を開けて待っているのでしょう。
— 内田樹 (@levinassien) January 4, 2020
『首相、中東情勢への言及避ける 記者団の質問に』
— 木村知 (@kimuratomo) January 4, 2020
世界中に緊張が広がっているときに、あっぱ口開けて、自分の打ったボールの行方を見ている世界一無能な首相の写真が、こちらになります。まだこの人を支持し続けますか?
ゴルフを楽しむ安倍首相=4日午前、千葉県袖ケ浦市 https://t.co/FksP08iRy6 pic.twitter.com/lAZbY1HTCW
さて、昨年末から明らかになりつつある「IR疑獄」に関しては、「桜を見る会」の公金流用事件と違って、なぜか野党の追及が甘いのは、2010年の民主党政権時に作られた「国際観光産業振興議員連盟」という、略称「IR議連」、通称「カジノ議連」と呼ばれている超党派国会議員による議員連盟に、国民民主党の小沢一郎や玉木雄一郎、立憲民主党の生方幸夫らが存在していることが影響しているらしい。
万年赤字のカジノ会社と言われている中国企業「500ドットコム」が日本の政界に対する工作資金として湯水のように使っている金は、中国共産党の精華銀行から出ているという情報が流されている。
そして、この精華銀行とは、精華紫光集団(一般に「精華大グループ」)に属している産業スパイ活動に資金を手当てするための銀行と言われており、精華紫光集団は、胡錦濤の息子が会長を務めており、「500ドットコム」の筆頭株主こそが精華大グループだという。
さらに、習近平は、このグループの傘下にある精華大学出身者であり、精華大グループの動きには習近平の意向が反映されているらしく、数年前にこの精華大学名誉客員教授に任命された日本人が自民党の二階俊博である。
#清華大学 にて #日中国交正常化45周年 記念交流会で基調講演!この後#二階俊博 幹事長に清華大学名誉教授 の称号付与! pic.twitter.com/DTcWonzafH
— 片山さつき (@katayama_s) December 27, 2017
自民党の現職議員4人にも100万円づつ渡ったというが、このような下っ端な議員だけではなく、もっと大物議員にまで特捜部の手が伸びなければ全体像が明らかにはならないかもしれない。
【朝日新聞DIGITALより】
今回は日本進出に失敗した中国企業側からのリークなのだが、現在進行中のIR誘致活動にはさらに大物の利権大好き政治屋が絡んでいる可能性がある。
ところで、IR疑獄もさることながら、もっと危険な戦争ゴッコが起きようとしていることを見逃してはならない。
イラン攻撃は「ヒラリー・クリントンの悲願だった」という米国事情に詳しい情報筋は言っている。
<ユダヤ人の大統領トランプが第三次世界大戦に着手!?> Sat.2020.01.04 カレイドスコープ
とうとうヒラリー・クリントンの悲願だったイラン攻撃が始まった。 |
米国が本気になれば日本の力はまったく及ばないことは明らかである。
そうなれば、「安倍晋三よ、ゴルフ場から帰って来るな! 今までどおり、徹底してバカを装え!」ということが最大の日本の生きる道になるかもしれない、とオジサンは思う。