新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

ポスト岸田文雄が「悪癖」太郎なので行く末は闇の中か

2023年02月14日 11時53分43秒 | マイナンバーカード

自民党議員のポンコツ振りは今に始まったことではないが、旧統一協会に汚染され続けている「清話会」の連中はその協会の家族観にドップリ染まっておりその主義主張は「極右」と呼ぶほうが最適な者たちもいる。
 
また、かつては自民党員ではなかったものが勇ましく自民党批判をしていたのが自民党員になり簡単に変節したものもいる。
 
最近では民主党政権時代に悪口雑言のヤジを飛ばしていた丸川珠代がそんなヤカラの代表であろうが、佐高信に一刀両断されていた。
 
変節の人・丸川珠代議員は20年前の自民批判も『反省』してしまったのか?
 

■この愚か者めが」自民・丸川珠代の転向
社会に開かれない家庭で子どもを育てようというのが統一教会の考え方である。そこが安倍晋三が一番近かった統一教会と自民党の共通点である。それに対して子どもは社会の子であるとして児童手当を所得制限なしに支給しようとした民主党(当時)政権に野党だった自民党は大反対した。
いま思えば、裏で統一教会がそれを煽っていたのだろう。先っ走りは丸川珠代だった。「この愚か者めが」という野次をとばして、自民党はそのTシャツまでつくって、民主党を攻撃した。
ところが、一転、今度は自民党と公明党の連立政権が同じことをやろうとしている。さすがに立憲民主党にその点を批判され、岸田文雄と丸川は「反省」を口にした。それを皮肉って青山学院大学の三木義一は2月2日付の『東京新聞』のコラムで、「何のことはない、自民党ってのは10年遅れの民主党だったんだよ」と言っている。
それにしても丸川珠代である。ブーメランはもっと前にとんでいくのではないか。丸川が2003年に東大経済学部の先輩の金子勝と出した『ダマされるな!─目からウロコの政治経済学』(ダイヤモンド社)では、むしろ自民党に対して厳しかった。
「『自立』は素晴らしい、と奨励する政治家は、そもそもカネ勘定する怪しいものです。なかでも危なっかしいのが『ニッポンの自立』。これ以上まだ借金を作って、軍事費にあてるんでしょうか。そんなことしたら、たちまち日本経済は崩壊です。その上、中国の反発を買って、あの巨大マーケットで出遅れたらニッポンは自立どころか、もう立ち直れないかもしれません。
それでも、『自立』は損得の問題ではない、と反論するセンセイ方には、もはや国益を語る資格はないでしょう。国益こそまさに、わが国にとっての得は何か、ということ。損得を勘定してこそ国益ではありませんか。“自立の沙汰も損得から"、それもできない政治家には、国家や国民の行く末を語れるはずがないのです」
この時点で丸川は自民党員ではなかった。もちろん議員でもない。当時はイラクへの戦争を始めたブッシュを「おバカ大統領」とまで言っている。野党はここまで逆のぼって丸川を攻めてほしかったが、クルクル変わる丸川には、そもそも「自分」がないのだろう。
私は20年前の丸川の自民党批判に双手をあげて賛成するが、現在は「反省」して変えているに違いない。
男女共同参画担当大臣だったころ、丸川は夫婦別姓への考えを問われて、「個人や政治家としての思いは脇に置き、国際社会にどう受け止められるかに力を尽くしたい」と繰り返した。その前に別姓反対の要請文に名を連ねていたから追及されたのだが、要するに自分というものがないのである。
大臣になったら原発反対を口にしなくなった河野太郎と同じで、自民党にはこんな輩ばかりだ。


 
丸川珠代をバッサリ切った返す刀で、「大臣になったら原発反対を口にしなくなった河野太郎と同じ」と名指しされた稀代のパフォーマーの河野太郎がまたもや悪癖をさらしだしていた。
 
カルテル疑惑など不祥事続きの大手電力会社に対して、「電気代上げ、消費者相が異例の聴取 家計負担の抑制視野」というテレビカメラを意識したパフォーマンスを行った河野太郎。そこまではよかったのだが、国会では13日の衆院予算委員会で、原発活用を進める岸田内閣の下で持論の「脱原発」を封印したのかどうかや、外相当時の外交政策について野党議員に聞かれ「所管外」との答弁を12回繰り返した。野党席からは不誠実だと批判する声が上がった。
 
脱原発、北方領土交渉… 河野太郎氏『所管外』答弁12回に野党批判
 

 


 
河野太郎本人は平然とこう反論していた。
 


     


たしかに過去の発言や外交政策を問いただされても、いまさら言い訳めいたことは言えないので、拒否答弁を繰り返すことは、本人からすれば「自己防衛」なのかもしれない。
 
しかし今後の政策にかかわることを言えば、その真意は正確に、ていねいに国民に説明しなければならない。
 
マイナカードを利用し年齢制限も 河野デジタル相 迷惑動画問題で
 

河野デジタル相は、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演し、迷惑動画のSNSでの投稿が問題となっていることについて、マイナンバーカードの認証機能を利用できるようにすれば、投稿者に年齢制限をかけることに役立つとの認識を示した。
河野デジタル相「いろいろなサービス(SNS)のアカウントを作るときに、マイナンバーカードで認証を最初するということにすれば、年齢制限をきっちり守ることができますから、そういうところにも、(マイナンバーカードが)役に立ってくると思う」
河野デジタル相は、「迷惑動画といっても、中には明らかに犯罪行為だというものもあり、その場合は、犯罪だということをきちんと認識してもらわないといけない」としたうえで、「おもしろ半分に動画にして載せることは、ずっと人生に影響してくる」と述べ、文部科学省などと協力し、ネットリテラシーの向上に向け、教育の分野でも指導していかなければならないとの考えを示した。


 
識者らからはこんな指摘が上がっていた。
 

◆エコノミスト/経済評論家
すでに大手のSNS運営会社は携帯電話事業者から年齢情報の提供を受けてSNS接続に年齢制限をかけており、あえてSNSの利用にマイナカードを紐付けするメリットはない。 
 しかも、大手SNS運営会社は海外に本拠を置くグローバル企業となっている。マイナンバーカードについてはもともと個人情報流出への懸念が根強かったが、SNSの利用にもマイナンバーカードを紐付ければ、情報の漏えいを心配する声が一段と強まり、国民のマイナンバー制度やマイナンバーカードに対する信頼がかえって損なわれてしまい、マイナカードの普及を遅らせる要因になるのではないか。
 
◆小木曽健/国際大学GLOCOM客員研究員/執筆業
「回転ずし問題」は、SNSのせいで起きている訳はありません
ネットは物事を見える化する道具。昔だったら気が付かれなかった「企業の裏側」「代議士の本性」「路地裏の事件」……そして「バカな行為をする人達」をわかりやすくあぶり出す、それがネットです
今回の事件、SNSは「きっかけ」程度であり「原因」ではないでしょう。事実、SNSを使いこなす若者の殆どは、あのような行為をしません。あくまで本人の問題であり、投稿に年齢制限をかけたら、それが見えなくなるだけ。本質は解決しないのです
大切なのは、重大なルール破りに厳正に対処し、適切なペナルティを与え、その行為が「当たり前」にならないよう社会全体で働きかけることです。
 
◆モバイル/IT/ガジェット系フリーライター
表に出て報道されている内容も、本来は隠れて共有された物が転載されたケースが多く氷山の一角でしかありません。そもそもの問題は、迷惑行為を犯罪行為として問うことが難しく、損害賠償請求も画期的な判例がない限り効果を期待できないことです。
本当に対策したければ法の話になります。サービス毎にマイナンバーカードでの個人認証を義務化するのは、オープンなインターネットでは不可能でしょう。年齢制限なら、ネットワークを持つ携帯電話事業者の本人確認と認証サービスに任せる方が効率的です。
昔は見えなかった様々な物が可視化されると、何事も平等という建前が徐々に崩れるのは仕方のない流れといえます。緩やかな対応策としては、オンライン決済専用の店舗などは一つの方法でしょう。将来的には、個人情報保護もありあまり浸透していない個人スコアリングや共有ブラックリストにも注目が集まるのかもしれません。


 
もっと掘り下げていた記事があった。
 
河野太郎氏が“ネット検閲"を画策? SNSマイナンバー紐付け発言が物議…国民の懸念は本当に「フェイクニュース」なのか
 

■マイナンバーカードでSNSを規制?河野太郎氏が炎上
河野太郎デジタル改革担当大臣が12日、『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ系)に出演。『スシロー』をはじめ大手飲食チェーンで、醤油ボトルに唾液をつける様子などを動画で撮影しSNSに投稿する迷惑行為が相次いでいることについて持論を展開した。
河野氏は、少年や若者の迷惑動画がたとえ「おもしろ半分」であっても、社会や投稿者の人生に多大な影響を与えるとして、ネットリテラシー向上が急務と指摘。
さらに、悪質な行為への対策として、マイナンバーを活用してSNS利用に年齢制限をかけるのが有効との認識を示し、「いろんなサービスのアカウントをつくるときに、マイナンバーカードで認証を最初にするということにすれば、年齢制限をきっちり守ることができますから。そういうところにも役に立ってくるんだろうと思います」と説明した。
ところがこの発言を、あるまとめサイトが「日本政府、YouTubeやツイッターなど利用にマイナンバーカード登録義務化する方針」というタイトル文言で伝えたことから、「海外企業にマイナンバー情報を渡せと?」「子供のいたずらをダシにネット検閲か」「まるで中国みたいだな」など、河野氏が痛烈な批判を浴びる事態に。
これに対し河野氏はツイッターで、まとめサイトを引用しつつ「フェイクニュースの出元はここか」とチクリ。自分を批判する人々が「デマ」を拡散していることを強くアピールしたが、それでも一連の騒動は収まりそうにない状況だ。
■国民の懸念は「フェイクニュース」ではない
現時点の情報を整理すると、日本政府が「ネット利用時のマイナンバー登録を義務付ける方針」を持っているという指摘は事実ではない。河野氏も番組内で、そこまで踏み込んだ発言はしていない。この点はたしかに、まとめサイトのミスリードと言える。
ただし、それでもなお、河野氏に対する懸念の声をすべて「デマ」扱いするのは早計だ。自身への批判を十把一絡げに「フェイクニュース」と切り捨てる河野氏は、与党大臣としての説明能力に欠けている面がある。
「河野さんが言うように年齢制限を設けるとすれば、SNSを利用する日本国民全員が、マイナンバーカードによる初回認証を行うことになるんですよ。投稿を“禁止"されるのは未成年者だけですが、私たち大人も、自分が成人であることを証明するために結局マイナ認証をさせられるわけです。思想・良心の自由を考えると、非常に恐ろしい事態ですね。
河野さんの発言を批判している人たちは、何よりこの点を憂慮しているんです。『YouTubeやツイッターなどの利用にマイナンバーカード登録義務化』は、将来的には十分あり得るディストピア。このような真っ当な懸念を『デマ』や『フェイクニュース』の一言で切り捨てるのは頭が悪い人だけでしょう。
また、『初回アカウント作成時にマイナ認証』というフローも実効性に疑問があります。世界的規模のSNSプラットフォームがマイナ認証に対応する場合、日本からのアクセスとその他地域からのアクセスを区別して画面遷移を変える必要がある。その地域判定にはユーザーのIPアドレスなどを利用しますが、ノーログポリシーのVPNなどを噛ませば海外ユーザーになりすますのは簡単なんですよ。未成年者がそうやって一旦アカウントを作成してしまえば、その後、国内の生IPでアクセスしてもBANされることはない。訪日外国人観光客と区別するのは不可能ですし、寿司テロなどの迷惑行為を抑止することはできません」(ITジャーナリスト)
■ザル規制ほど実は危険?ネット検閲への道
SNSアカウントとマイナンバーが紐付けされるのは、ネット上で悪事を働かない一般ユーザーとしても気持ち悪いのは間違いない。
ただ、河野氏の提案する方式が「やってる感」だけの無意味なものだとすれば、私たちが“ネット検閲"を過剰に心配する必要はないとも言えるのだろうか?
「まったく逆です。ザル規制だからまあいいか、という考え方がいちばん危ない。初回のみの認証に実効性がなければ、じゃあ毎回マイナ認証を要求しようとか、国レベルでツイッターやTikTokへのアクセスを遮断しようとか、そういう動きに繋がっていくことは容易に想像できます。“日本の中国化"です。
どれほど無意味でも、すでに『初回マイナ認証』が仕組みとして導入されている状態なら、それを少しずつ厳格化していくだけなら国民の反発は生じにくい。そのときは“寿司ペロペロ"とはまた別の社会問題が“ネット検閲"の理由付けに利用されるんじゃないですか?国家は、国民の言論を統制したいという根源的欲求を持っている。このことを決して忘れてはいけないと思います」(前同)
陰謀論ではなく、ごく自然な推論として、マイナンバーカードによるSNSの年齢制限と、国家による本格的な“ネット検閲"は「地続き」と考える人たちが少なくないようだ。
今はそうでなくても、近い将来に懸念される最悪のシナリオ。それに対する不安の声を「フェイクニュース」の一言で一蹴して本当にいいのだろうか。
ネット上の言論とマイナンバーの紐付けは、民主主義を根幹から破壊する危険かつ異常な発想。そう感じる国民が多いからこそ、河野氏への抗議の声がこれほどまでに広がっているのだろう。
■ワクチン問題と共通、河野太郎氏の「悪癖」
マイナンバーカードを利用した“ネット検閲"への懸念に対して、並の政治家なら「誤解を与えたのだとしたら謝罪する」などと釈明しそうなものだ。
しかし今回、河野太郎氏はツイッターで、そのような不安の声を「フェイクニュース」と一刀両断している。しかも、具体的に何がどう「フェイク」なのかの説明はどこにもない。
このような河野氏の強気姿勢には既視感がある。今年の正月早々、「運び屋の自分が後遺症の責任を取るなどと口にしたことはない」などと発言して大炎上したコロナワクチン問題だ。
「大人の常識として、元ワクチン大臣が逃げ支度や言い逃れをはじめたら、それは極めて危険なシグナルですよね(笑)ワクチンの安全性に不安を抱く人が増えるのは当然の流れでした。
ところが、あのとき河野さんは、ワクチンの安全性に懐疑的な人々すべてに『デマばかりの反ワクチン派』というレッテルを貼った。自らの主張に有利に働く極端なデマを都合よく拾い上げて印象操作をする一方、多くの国民が本当に知りたがっている疑問はスルーした。いわゆる『チェリー・ピッキング』型の詭弁を弄しました。
今回の“ネット検閲"騒動での初期対応もそれと共通しています。某まとめサイトの伝え方は確かにミスリードだったでしょう。でも、河野さんが『フェイクニュースの出元はここか』とまとめサイトを批判したところで何になりますか?マイナンバーカードによるSNS年齢制限を打ち出して騒動のきっかけを作った張本人が、“ネット検閲"への懸念すべてをデマ扱いすることなんて、絶対にできないはずなんですけどね」(前同)
極端な一部のデマを発掘してきて、それをもってすべての反対意見に「フェイク」のレッテルを貼ってしまうのは河野氏の悪癖のようだ。
だが、今どきのネット民にそんな屁理屈は通用しないし、瞬時に「論点すり替え乙」と見破られてしまう。火に油を注ぐようなものだ。
河野氏はサクランボを摘む前に、もっと国民ひとりひとりの声を拾い上げたほうがいいのではないか。


 
一般人の「悪癖」は身近な友人や家族から事あるごとにたしなめられ、徐々に治っていく場合がある。
 
治らなければ親友たちはからは見放されるかもしれない。
 
しかし内閣の閣僚となれば、簡単に「悪癖」大臣と片付けるわけにはいかないし、残念ながら国民の力でも容易に放逐もできない。
 
もっとも、国会で「虚偽答弁」を118回も繰り返した安倍晋三はすでにこの世からいなくなり、気に食わないメディアの記事をすべて「フェイクニュース」のレッテルを貼り続けていたあのドナルド・トランプもすでに過去の人になっている。
 
内閣支持率は限りなく低落 している岸田文雄内閣なので、「次にふさわしい人」には残念ながら河野太郎」が常にトップになっている。
 
こんな「悪癖」のパフォーマーが次に控えている限りは岸田文雄内閣は当分は続くのであろう、とオジサン思う。 


 
 

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