新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

「六無宰」で「三怠総理」の安倍晋三

2020年08月02日 12時20分38秒 | 安倍晋三

昨日、関東甲信越では梅雨明け宣言が出て、次第に気温が上昇した。
 
夕方、オバサンにお供して買い物に出かけたが、心なしかマスクしていない人が目立った。
 
暑くなればマスクは熱中症のリスクがあるから、「高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。」と、厚労省の「<「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント>」に記載されている。
 
ましてや、いくら洗濯して20回以上使えると喧伝していた布マスクはかなりリスクが高まる。
 
国民の感染拡大へのリスク管理能力は驚くほど低いが、自身のリスク管理にはめざといのか、世界的に笑いものになってしまった「アベマスク」の本家が突然マスクを変えてしまった。
 
安倍首相が「アベノマスク」やめ通常マスクに 卒業?品薄解消でお役御免?」 

 

そもそも、COVID-19の感染予防という観点からは、すでに「アベノマスク 、布マスクも「ウイルス侵入率は100%」 専門家が実験。マスク選びの注意点は?」というサイトで専門家の実験結果が公表されていた。
 
【マスクの種類/侵入率】
※カッコ内は、肌との間にすきまがある状態で着用した場合の侵入率
・布マスク/100%
・アベノマスク /100%
・不織布マスク(ろ過性能の試験をクリア)/52%(100%)
・不織布マスク(ろ過性能の試験なし)/81%(100%)
・防じんマスク(N95とDS2の規格を満たす)/1%(6%)  
 
いまさら感といったところだが、閣僚会議前の集合写真や国会での各閣僚が誰一人「アベノマスク」を着用していない映像がテレビで流れるたびに、アベノマスクの不人気ぶりが全国に知れ渡ったのだが、同時に、安倍晋三の「孤立」も際立って見えた。
 
少なくとも公の場で4か月も「アベノマスク」を着用し続けたのは、すっかりメッキがはがれた「アベノミクス」を「道半ば」と言い続けた無様さと無能ぶりを彷彿させられる。
 
さて、国民から徴収した税金を、身内で自由に使ってしまおうとばかりにあつまったのが、「未来投資会議」。
 
すでに40回以上も官邸で開かれていたらしいが、その構成メンバーが、安倍晋三と麻生太郎、菅義偉官房長官を始めか安倍晋三のお友達閣僚を中心に、経済界からは経団連会長、労働界からは連合会長、そして、いつも「利益相反」と批判されている「竹中平蔵」、そして解散した「専門家会議」のメンバーが3人入っている。
 
そこに最近、あたらしいメンバーが加わった。
 
未来投資会議 議員名簿(令和2年7月 30 日現在)
 
その後こんな「お知らせリリース」があった。
 
令和2年7月30日(木)総理大臣官邸で第42回未来投資会議が開催されました。
今回より民間議員として「未来投資会議」に加わることになりました。
本日は拡大会議の初回ということで、ウィズコロナ、アフターコロナにおいて重視すべき点をお話しいたしました。いまや国際的な議論の軸は、どの国や地域がいち早くコロナ禍から経済的に立ち直るか、失われてしまった国際協力をいかに取り戻すか、アフターコロナにおける持続可能な経済成長のためのグリーンリカバリーなどの課題に移っています。引き続き議論し、発信してまいります。

 
発信者は、「山猫総合研究所」という怪しげな組織の代表である、「ドッチもドッチ」で有名な三浦瑠璃である。
 
詳細は、時間があれば「首相諮問会議入りした「三浦瑠麗」のトンデモ・コロナ言説! アベノマスク擁護、“コロナは脅威ではなかった”宣言、GoTo支持」を参照してほしい。
 
巷の掲示板には、三浦瑠璃を生理的に嫌う連中の罵詈雑言があふれていたが、比較的冷静に嫌っていたコメントがあった。
 
三浦はひたすら安倍を持ち上げ擁護することに徹しているな。
完全に間違っている事を言ってまで安倍を擁護する様は異様であり、異常。
自殺者と感染死亡者を比較する視点は必要だが、そもそも経済は毎年かなり落ち込んでいるから、コロナがない状態でも自殺者はかなりいる。
よって、数字の単純比較が難しい。その前にコイツはコロナと関係なく自殺者が多くいてその数自体を無視して比較してるだろ。バカだから。
コロナによる死亡者ははっきりしているが(しかし、これも疑わしいという声が少なくない)、経済による死亡者はコロナによるものか?経済悪化によるものか?区別がしにくい。
いずれにしても安倍政権の無策のせいであり、政権の悪政は明らかであり、擁護など出来る余地はない。
こんな無能な政権は珍しい。世界に稀に見る無能さ。
安倍擁護で仕事を貰うのは自分のためだろ。
国民を不幸におとしめている政権を擁護するのは政権と同じく、国民を不幸におとしめている悪政に加担しているに等しいと言えるだろう。最低な奴だな。

さらには、 
「三浦式話法」として、「まず顎を引き、首を傾け、上目遣いで相手をじっと見つめることからはじまる。語る時も同様、首を傾げたまま、斜め下から目力強めに、でも口元には笑みを忘れず、かといってそれは媚ではなく寛容と不敵さを絶妙に混ぜること。そして発言する時も、自分の意見をまず述べない。まずは『◯◯さんが仰ることはごもっともなんです』と肯定した上で、『◯◯さんが仰るのは、こういうことですよね』と頼まれてもいないのに解説をし、それから『ただ私が申し上げたいのは2点です』と論点の数を言ってから意見を言う」
と概括したのは、フェミニストの北原みのり。
 
ところで、三浦瑠璃みたいな小者をいくら叩いたところで日本はよくはならない。
 
やはり、国難になればなるほど国のリーダーの資質が問われるのだが、残念ながら安倍晋三はすでに地金をさらし続けている。
   
コロナには『無為・無策・無能・無気力・無責任・無節操』の『六無宰・アベ晋三』」  
 
・・・庶民は引きこもらざるを得ないが、為政者たる者まで巣ごもりしていてはならない。国会を閉じて巣ごもりを決めこみ、記者会見さえしようとしないアベ晋三のやる気のなさが尋常ではない。今こそ国難、リーダーの真価を国民に見せてしかるべき時なのだが、よくよく自信がないのだろう。役立たずの「こんな総理」をいただいている不幸が誰の目にも明らかではないか。
その昔、「六無斎」と号した人物がいた。「寛政の三奇人」の一人・林子平は、大著『海国兵談』の版木を自ら彫って自費出版したが、これが幕政に容喙するものとして発禁処分となった。版木は没収され、仙台に蟄居を命じられる。このとき、「親も無し 妻無し子無し版木無し 金も無けれど死にたくも無し」と自嘲しての「六無斎」。
これに倣って、アベ晋三には、「六無宰」の称号を奉ろう。「無為・無策・無能」に、「無気力・無責任・無節操」を加えての「六無宰」。
もう一つ。「怠惰・怠慢・怠業」の「三怠総理」と言ってもよい。本当に、国民はこんな政権を選んだのか。こんな人物を政権トップに据えたのか。日本の民主主義の機能不全が哀しい。
ところが、である。アベ晋三のやる気のなさは、コロナ対策や、水害対策などに限ってのものなのだ。いま国会を開けば、コロナと水害で攻められる。だから、ダンマリなのだ。これまで、改憲やら悪法の強行には、えらく熱心だったのだ。

 
3年前に、「おしどりマコ“原発”追及のジャーナリズム精神に改めて感動! 会見500回、東電との闘いを描くドキュメントが」と報じられたおしどりマコがドイツの国際会議で原発事故の取材報告をした後で、ドイツ連邦放射線防護庁の官僚から、こう言われたという。
 
「愚かな市民は愚かな代表を選ぶ」
 
そろそろ日本人も「賢い市民」にならなければならない時が来ているようだ、とオジサンは思う。
 
 

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