安倍晋三の「銃殺」により、堰を切ったかのように自民党と旧統一教会の癒着ぶりがメディアが取り始めていたのだが、昨日のTBS「サンデーモーニング」では「?」という場面があった。
政治と宗教の関係について出席したコメンテーターがそそそこのコメントをしていたのだが、なぜか唯一の政治ジャーナリストの青木理へのコメントは司会者の関口宏が意図的に飛ばしていた。
自民党と旧統一教会の癒着に関しては出席している他のコメンテーターよりは詳しく解説してくれることを期待した多くの視聴者を裏切る形となった。
それでも、ネット上では、過去に森友学園の校長をしていた安倍昭恵の軽はずみな言動が飛び交っていた。
#報道特集
— あらかわ (@kazu10233147) July 23, 2022
安倍昭恵「主人も北村さんとは親しくさせていただいて」。
「首相からじきじきこの方を応援しとほしいと依頼があり」と安倍派の北村経夫参議院議員を教団が選挙支援。
北村事務所は「そうした事実はありません」 pic.twitter.com/2XdakNue8h
#報道特集
— あらかわ (@kazu10233147) July 23, 2022
安倍昭恵「主人も北村さんとは親しくさせていただいて」。
「首相からじきじきこの方を応援しとほしいと依頼があり」と安倍派の北村経夫参議院議員を教団が選挙支援。
北村事務所は「そうした事実はありません」 pic.twitter.com/2XdakNue8h
また、一部にはこんなことを指摘してくれたひとがいた。
統一教会から話そらすために創価学会叩きに走る。 https://t.co/m8cLwb0bsU
— こたつぬこ🌾野党系政治クラスタ (@sangituyama) July 24, 2022
しかし、あるブロガーはこう警告していた。
「創価学会を同時に撃とうとはしない方が良い。公明党の統一教会への対応を改めさせる方が良いに決まっているからだ。下手に攻撃のターゲットにすると自民党との共闘を強めて敵の本丸である統一教会への攻撃の障害になる。」
これも一理ある。
そして、「単なる宗教団体」ではない旧統一教会もさすが「カルト集団」らしくメディアへの反撃に出始めている。
「モーニングショー」、突然の🏺話打ち切り、真相の一端が判明した。有田氏の「政治の力」発言の後、番組に統一教会から猛烈な抗議が殺到した。実は翌日も🏺特集でいく予定だった。が、放送当日の未明急遽中止を決めた。その時間の決定、トップ判断というよりビビり上がった現場の判断と言えそうだ。
— 青木 俊 新作「逃げる女」(小学館)発売中 (@AokiTonko) July 23, 2022
有田芳生さんがArc Times番組で、テレビ局から、「『政治の力』は言わないでください」と依頼された、と明かしてくれたのは、今のメディア萎縮を如実に表し、ショッキングでした。「メディアはひるんじゃいけない」という言葉に強く同意します。全体動画もぜひご覧ください。https://t.co/66RNyQu56N pic.twitter.com/Vc3ImsvZrA
— Toshi Ogata (尾形 聡彦) (@ToshihikoOgata) July 23, 2022
「モーニングショー」、突然の🏺話打ち切り、真相の一端が判明した。有田氏の「政治の力」発言の後、番組に統一教会から猛烈な抗議が殺到した。実は翌日も🏺特集でいく予定だった。が、放送当日の未明急遽中止を決めた。その時間の決定、トップ判断というよりビビり上がった現場の判断と言えそうだ。
— 青木 俊 新作「逃げる女」(小学館)発売中 (@AokiTonko) July 23, 2022
これって、内容が正しかった証拠じゃないの?
— tomo (@tototo95) July 23, 2022
これにビビるって、反社の圧力にも負ける事になるんじゃない?
なんのために免許もらって放送してるの?#統一教会が日本を滅ぼす https://t.co/AutuEm9eGy
ところで、15年前は文化庁宗務課長だった前川喜平がこんな裏話をしていた。
「前川喜平氏が明かす『統一教会』名称変更の裏側【前編】文化庁では教団の解散が議論されていた」
〈1997年に僕が文化庁宗務課長だったとき、統一教会が名称変更を求めて来た。実体が変わらないのに、名称を変えることはできない、と言って断った〉 文部科学省の事務次官だった前川喜平氏が2020年12月にツイートした冒頭の書き込みが、にわかに注目を集めている。霊感商法や合同結婚式などによる被害が明るみとなり、80~90年代に大きな社会問題となった旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)は、名称変更で実態をゴマカし、組織維持を画策。所轄庁の文化庁は突っぱね続けていたが、第2次安倍政権下の15年8月に認証した。一連の動きの背景で何が起きていたのか。97年7月から1年間、文化庁文化部宗務課長も務めた前川氏に改めて聞く。 ◇ ◇ ◇ 宗教法人と文化庁の関係は「監督庁」ではなく、「所轄庁」。憲法が保障する「信教の自由」に関わる業務なので、権力的な関与は行わないという建前があるためです。「認証」は事実を認定する行為を指し、「許可」や「認可」とは性質が異なります。宗教法人法は原則、要件を満たした宗教団体にはすべて法人格を与えるとの考え方に立っている。ですから、宗教団体であるという事実を確認する作業が認証なのです。 僕が文部省の外局である文化庁の宗務課長に異動した97年、旧統一教会が「世界基督教統一神霊協会」から「世界平和統一家庭連合」に名称を変更したいと認証を求めてきた。「事前相談」があったのです。 「組織の実態が変わっていなければ、規則変更は認証できない」 手続き上の説明をすると、認証の対象は宗教法人の規則です。社団法人などで言えば、定款にあたるもの。宗教法人の規則の中に必ず名称を記さなければならず、名称変更にあたっては規則を改めて認証する必要があるのです。宗務課がどう対応したかは、ツイートした通り。組織の実態が変わっていなければ、規則変更は認証できない。そう判断し、申請を受理しなかったのです。申請を受けて却下したわけではありません。水際で対処したのです。 教団側が名称変更を求めた理由は、「世界基督教統一神霊協会」とは名乗っておらず、「世界平和統一家庭連合」として活動しているから、ということでした。 ーー旧統一教会は教祖の故・文鮮明が54年に韓国ソウルで創設。間もなく日本でも布教が始まり、64年に東京都知事が宗教法人として認証した。97年以降、世界各地で家庭連合を正式名称としている。 ですが、霊感商法で多くの被害者を出し、損害賠償請求を認める判決も出ていた。青春を返せ裁判などもあった。「世界基督教統一神霊協会」として係争中の裁判もあり、社会的にもその名前で認知され、その名前で活動してきた実態があるのに、手前勝手に名称を変えるわけにはいかない。問題のある宗教法人の名称変更を認めれば、社会的な批判を浴びかねないという意識はありました。 ■オウム事件後の宗教法人法改正で慎重対処に転換した矢先だった 1997年7月から1年間、文部省の外局である文化庁で文化部宗務課長を務めたのはある事情がありました。96年9月に施行された改正宗教法人法の初期運用にあたるためです。 法改正はオウム真理教による一連の事件を受けた動きで、当時の与謝野馨文部大臣の政治主導だった。「宗教法人が前代未聞のテロを起こしたのは、宗教法人法が甘すぎるからではないのか」との問題意識から、「宗教界をすべて敵に回す」と尻込みする役人を抑えて決断したのです。実際、宗教界はこぞって大反対でした。 法改正のポイントは大きく2点。全国的に活動する宗教法人の所轄庁を文部大臣とし、文化庁が実務を担う。それまでは宗教法人が本部を置く所在地の都道府県知事が所轄庁でした。オウム真理教は登記上、東京都江東区に本部を置いていたため、当時の所轄庁は東京都知事だったのです。広大な教団施設があった山梨県の上九一色村(現・南都留郡富士河口湖町)を調べることは現実的に困難で、その権限もなかった。これによって、文部大臣の所轄する宗教法人がドッと増えました。 もうひとつのポイントは、年1回の書類提出。役員名簿、財産目録、収支計算書などを出してもらいます。宗教法人として活動している事実を確認するためです。 宗教法人の認証は従来、性善説で行われてきた。教義、礼拝施設、30人程度の信者が確認できれば法人格を与えてきました。法改正以前は、宗教法人となった後の教団は糸が切れたタコ状態。どこで何をしているのかサッパリ分からなかった。 もっとも、文化庁が特別な監視機能を持つようになったわけでもなく、テロ組織など危険分子を見分けるのは容易ではない。ですが、宗教法人をより注意深くチェックして慎重に対処し、怪しい教団を認証しない考え方へ大きく変化しました。そうした中、名称変更の認証を求めてきたのが統一教会(現・世界平和統一家庭連合)だったのです。 ■「公共の福祉の侵害」や「宗教法人の目的逸脱」などの規定を適用できないか |
前川喜平・元文科次官が明かす「統一教会」名称変更の裏側【前編】「文化庁では教団の解散が議論されていた」(日刊ゲンダイDIGITAL)#Yahooニュースhttps://t.co/oTTbUDfFgB▼当事者の重要な証言です。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) July 22, 2022
こんなボケた元門下大臣もいた。
https://t.co/k8aeTbDe4X
— 政治が変わればこの国は変えられる 投票に行こう!この国のオーナー達よ!寝てる場合ではない。 (@CVojQNJ2DG1US9l) July 22, 2022
前川氏が前例主義の役所が変えるのは大臣に相談して指示がない限りあり得ないと発言されてます。
下村博文文科相の指示があったって話やんな💢💢
行政を歪める安倍晋三一派の下村氏は自覚がないはずはない。#国葬反対#下村博文#前川喜平
第2次安倍政権下で安倍晋三の意をくんだ文科大臣下村博文によって旧統一教会は生き延びたわけである。
「安倍と下村の仕業 悪代官もビビる悪行三昧」が結果的に墓穴を掘ったということだろう、とオジサンは思う。