地球温暖化の影響なのか今年は暦通りの季節感が薄れたようである。
とりわけ5月に入って24日から27日までの4日間で30℃以上の「夏日」を観測した地点が全国で数百箇所もあり、さらに35℃以上の猛暑日を記録した箇所も26日が53か所、27日が23カ所もあった。
このような現象は数年前から発生しており、5年前にはすでに、「なぜ5月から真夏日が続出? 梅雨入りまだなく暑さ継続か」という記事が出ていた。
昔からは梅雨が終わるといよいよ夏だと言われてきたが今年は梅雨入り前に夏日がやってきて、どうやら今年の日本からは春が消滅してしまった。
そして梅雨が明け7月に入り夏になったと多くの人たちが期待していたが、結果的には7月だけを切り取れば、東・西日本は冷夏であった。
巷では、「7月と掛けて『安倍外交』と解く」、その心は「盛夏(成果)ナシ」と言われていた。
そして10月に入り、異常な「風害」と「水害」をもたらした2つの台風。
「穏やかな四季がある日本」とはほど遠い今年の日本の気候であった。
そのため成長する時期の日射不足と、色づき始める前に強風に吹き飛ばされた樹木。
そのような例年にないような気候による影響なのか街中で紅葉した街路樹が心なしか少ないようである。
今日は早朝から出かけているので、いつもの「つぶやき」はお休みして、全国各地からの紅葉の写真をいくつかお届けする。