閣外にいた頃は、「脱原発」論者でそれなりの支持があった河野太郎。
しかしその後、政府のエネルギー政策とは相いれない輩なので安倍晋三は防衛相として閣内に封じ込めていた。
そして河野太郎防衛相は「脱原発」を捨てて、発言するたびに物議を醸すポンコツ大臣を続けていた。
それが、22日にはこんなツイートを発していた。
クラスター 集団感染
— 河野太郎 (@konotarogomame) March 21, 2020
オーバーシュート 感染爆発
ロックダウン 都市封鎖
ではダメなのか。なんでカタカナ?
オジサンも少々見直すほどの「当たり前」のことを言っていたのだが、すぐに記事になった。。
「感染症用語、カタカナ語控えて 河野防衛相が提起―新型コロナ」
もっとも、医師と名乗る人からはこんなリプライもあったようである。
医師です。言いたいことは分かりますが、「クラスター」と「集団感染」、「ロックダウン」と都市封鎖」は微妙に異なりますので誤解を避けるための言葉選びかと思います。
— しゃちP ????????#パプリカ手洗い (@ShachikuHibiki) March 22, 2020
一方で「オーバーシュート」 は「感染爆発」でいい気がします。強いて言えば不安を煽りすぎないようにする狙いでしょうか。
今朝の東京新聞の「筆洗」というコラムでも同じような指摘がされていた。
国語学者の金田一春彦が『新日本語論』の中で、立派な日本語があるのに、カタカナ言葉を多用するのは<日本語の危機>だと言っていた。
さらに、「手元の英和辞典でオーバーシュートの項目を引いたが、病気に関する意味は、載っていない。特殊な用法のようである▼なじみのないカタカナ言葉に危機意識を高める効果があるのかもしれないが、高齢の方の健康が心配な病気である。分かりやすさ以上の価値はあるようには思えない▼爆発的な患者の増加や都市の封鎖が必要な事態が、現実の心配になっている。言葉遣いも重みを増している日本の危機である」と結んでいた。
専門家会議から発せられたカタカナ用語らしいのだが、国民に一層の緊張感とともに不安感を増大させる役目も果たしてしまった。
残念ながら、緊張感が全くない「脳天気私人」がまたもや話題になっている。
「昭恵夫人、森友問題遺書公開や新型コロナのなか脳天気生活」
「安倍昭恵氏、花見自粛要請の中で私的「桜を見る会」していた」
さすが安倍昭恵、期待を裏切らない。世の自粛ムードなど我関せず。チャラいお友達とこの時期にお花見会。
— 渡部 深雪 (@mipom11) March 26, 2020
こんな世間知らずな、馬鹿女のために、あんなに苦しんで赤木さんは死んでいった。
この人には最低限の人間の情も無い。赤木さんの奥様の怒りを大きな力に!と切に願う。 https://t.co/nJEbHUC2LF
「安定の安倍昭恵ぶり、他人の神経を逆なでする天才」とか、「常軌を逸するひどさ。もはやどこぞの国のなんとかいう独裁者の御夫人」とか、アキエニアキレル(明恵に呆れる)といったところか。
旦那はコロナ会議を切り上げて毎夜の会食三昧で嫁はんは国民に自粛を呼びかける中、お花見という「バカップル」の典型か。
呆れる話は自民党内のいわゆる「族議員」たちの利権争いという形で湧き出ている。
「自民、国産魚介類の商品券検討 バランス欠くと異論も」
虚構新聞かと思った。
— ??sarah?? (@lovelovesarah) March 26, 2020
「お肉券」だけじゃバランスとれないので「お魚券」もって、バカなのか。ほんとうにバカしかいないのか。https://t.co/oghi8CAZYN
https://t.co/VqHCqIRre1
— 原口 一博 (@kharaguchi) March 25, 2020
税や公共料金の支払い免除、休業補償予算化さえできない無能な内閣は、総退陣せよ。
今日、食べるものさえ無いのに和牛商品券もらってどこで食べろと?
仕事にでないと生きていけないのにどうして家にい続けられる?
車もなく電車通勤なのに高速道路を無料化して誰が走る?
特定の食品の商品券は、アレルギーや宗教的理由で特定の食材が食べられない人たちを無視しているだけでなく、個人個人の食の嗜好まで無視している。旅行補助金は、寝たきりの高齢者や身体にハンデがあって旅行に行けない人たちを無視している。すべての人に平等で有効なものは「現金」しかない。
— きっこ (@kikko_no_blog) March 26, 2020
つまりニュージーランドでは1人45万円が一括支給。日本では和牛商品券。 https://t.co/gzXcxleO2w
— 町山智浩 (@TomoMachi) March 25, 2020
言ってみれば、自民党水産部会と自民党農林部会が自分たちの支持団体のための税金分捕り合戦を「コロナ禍」に乗じてやろうとしているということである。
具体的には、「和牛」を扱っているのは公益社団法人中央畜産会であり、その会長と全国肉用牛振興基金協会の会長を兼ねているのが、森山裕自由民主党国会対策委員長である。
こんな話はまだある。
「感染終息後に高速道路無料化へ 政府検討、観光業を支援」
高速無料化、いいと思います。でも今、検討と当時に早急に実施していなければならない事がある。今日明日の運転資金や生活費に困っている国民がいる、その為の直接支援が為されてないどころかまだ検討段階、これでは終息前に潰れる会社や犠牲者がでる。直接支援をまず実施しろhttps://t.co/Ery8pBWCgF
— 大下賢一郎 (@kemuchiman) March 25, 2020
こんな「オチョクリ」を言いたくなってしまう。
・あら皆さん、ご飯を食べられないなら、「和牛」を食べたらいいじゃない?
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) March 25, 2020
・あら皆さん、お仕事に行けないなら、「旅行」に行ったらいいじゃない?
・あら皆さん、電車賃がないなら、「高速」に乗ったらいいじゃない?
ー ジミーントワネットhttps://t.co/SCa7SV7ziv
おそらく、こんな話は全国旅行業協会の会長でもある二階俊博自民党幹事長周辺から出たのではないかと勘繰りたくなってしまう。
決して「他の内閣より良さそう」じゃない。この危機をこの政権では乗り切れない。純粋に感染拡大を防ごうだとか、経済的に苦境に陥る国民を守ろうとかするのではなく、不純なことを考えすぎ。さもなくば、本当に無能か。強い不信感がある。 #NewsPicks https://t.co/CqehTggcjz
— 平野啓一郎 (@hiranok) March 26, 2020
2月末に「この2週間が瀬戸際」といわれながらも、その期間が過ぎたら「あと10日間」」と自粛追加された国民は、3月19日で、「自粛期間」が明けたとばかりに20日からの3連休に一気に屋外に出たということであろう。
「東京の感染増、想定の2倍 「自粛疲れ」緩みの懸念も」
自粛疲れを感じてる事に危機感がないとか批判あるけど、娯楽を奪われて、でも仕事はしろ、仕事無い奴は自業自得、保証はない、でも経済は回せって言われたら、そりゃあ心が疲弊するよ。自粛疲れを感じてる方がよっぽど健全だと思うけど。
— かわせ (@HSM9FypflGSToM6) March 23, 2020
「自粛疲れ」について「危機感がない」とか「忍耐力がない」とか市民同士でやりあうの、やめませんか。そりゃ補償も生活の保障案も提示されないなかで自粛を要請され続け、耐えるなんて無理です。むしろ市民は頑張りすぎてるくらいだと思う。批判の矛先は生活の保障案を出さない政府に向けるべきです。
— 永井悠大 (@nytissue) March 23, 2020
気の緩み、という表現に少し違和感を感じていて……
— 塩谷 舞(mai shiotani)?? (@ciotan) March 26, 2020
ニューヨーク州では外出禁止令が出てるので、気の緩みなんてのは関係なく、外食やショッピングの選択肢は皆無。同時に解雇も多数…
強く禁止されておらず、死者も少ないと聞けば、経済回すためにも出かけるか!という心理になるのも当然だなぁと… https://t.co/rRf4mJffxu
東京都の突然の感染者数増加は、明らかな情報隠しであることは誰でもが知っていた。
今回は
— lovely_things999 (@lovely_things1) March 25, 2020
情報操作の存在
がはっきり分かった
オリンピック延期決定から
政府や都の姿勢が激変
の事実が証明
日本のコロナの
実態報道解禁と言っても過言なし
これまで
PCRもろくろく受けられず
周囲はコロナと疑った死者もたくさん居たと分かり始めた
これって何だったのだhttps://t.co/ONua0ccSyU
的確な一貫した対策が打てない安倍晋三に対しては国民は一体どうすればいいのか?
都知事が「感染爆発の重大局面」だとして「外出自粛」を要請する中、文科大臣は「全国の学校の休校解除」を宣言し、政府は「旅行補助金」を検討していると言う。これって、外出していいの?いけないの?いったい国民はどうすりゃいいの?
— きっこ (@kikko_no_blog) March 26, 2020
これまでの怠慢を必死で挽回しようとして「首都封鎖」をチラつかせた小池百合子と緊急事態宣言を視野に入れた特措法対策本部長となる安倍晋三の2人によるコロナ禍に便乗した政治ショーに今後も国民は振り回されるのではないだろうか、とオジサンは思う。