新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

コロナ禍便乗の利権集団と安倍晋三・小池百合子の政治ショーに振り回される国民

2020年03月27日 12時13分25秒 | COVID-19(新型コロナウィルス)

閣外にいた頃は、「脱原発」論者でそれなりの支持があった河野太郎。
 
しかしその後、政府のエネルギー政策とは相いれない輩なので安倍晋三は防衛相として閣内に封じ込めていた。
 
そして河野太郎防衛相は「脱原発」を捨てて、発言するたびに物議を醸すポンコツ大臣を続けていた。
 
それが、22日にはこんなツイートを発していた。


オジサンも少々見直すほどの「当たり前」のことを言っていたのだが、すぐに記事になった。。
 
感染症用語、カタカナ語控えて 河野防衛相が提起―新型コロナ
 
もっとも、医師と名乗る人からはこんなリプライもあったようである。

 
 
今朝の東京新聞の「筆洗」というコラムでも同じような指摘がされていた。
 
国語学者の金田一春彦が『新日本語論』の中で、立派な日本語があるのに、カタカナ言葉を多用するのは<日本語の危機>だと言っていた。
 
さらに、「手元の英和辞典でオーバーシュートの項目を引いたが、病気に関する意味は、載っていない。特殊な用法のようである▼なじみのないカタカナ言葉に危機意識を高める効果があるのかもしれないが、高齢の方の健康が心配な病気である。分かりやすさ以上の価値はあるようには思えない▼爆発的な患者の増加や都市の封鎖が必要な事態が、現実の心配になっている。言葉遣いも重みを増している日本の危機である」と結んでいた。
 
専門家会議から発せられたカタカナ用語らしいのだが、国民に一層の緊張感とともに不安感を増大させる役目も果たしてしまった。
 
残念ながら、緊張感が全くない「脳天気私人」がまたもや話題になっている。
 
昭恵夫人、森友問題遺書公開や新型コロナのなか脳天気生活

安倍昭恵氏、花見自粛要請の中で私的「桜を見る会」していた」 


「安定の安倍昭恵ぶり、他人の神経を逆なでする天才」とか、「常軌を逸するひどさ。もはやどこぞの国のなんとかいう独裁者の御夫人」とか、アキエニアキレル(明恵に呆れる)といったところか。
 
旦那はコロナ会議を切り上げて毎夜の会食三昧で嫁はんは国民に自粛を呼びかける中、お花見という「バカップル」の典型か。

呆れる話は自民党内のいわゆる「族議員」たちの利権争いという形で湧き出ている。
 
自民、国産魚介類の商品券検討 バランス欠くと異論も


言ってみれば、自民党水産部会と自民党農林部会が自分たちの支持団体のための税金分捕り合戦を「コロナ禍」に乗じてやろうとしているということである。
 
具体的には、「和牛」を扱っているのは公益社団法人中央畜産会であり、その会長と全国肉用牛振興基金協会の会長を兼ねているのが、森山裕自由民主党国会対策委員長である。
 
こんな話はまだある。
 
感染終息後に高速道路無料化へ 政府検討、観光業を支援」 


こんな「オチョクリ」を言いたくなってしまう。


おそらく、こんな話は全国旅行業協会の会長でもある二階俊博自民党幹事長周辺から出たのではないかと勘繰りたくなってしまう。

 
2月末に「この2週間が瀬戸際」といわれながらも、その期間が過ぎたら「あと10日間」」と自粛追加された国民は、3月19日で、「自粛期間」が明けたとばかりに20日からの3連休に一気に屋外に出たということであろう。
 
東京の感染増、想定の2倍 「自粛疲れ」緩みの懸念も 


東京都の突然の感染者数増加は、明らかな情報隠しであることは誰でもが知っていた。


的確な一貫した対策が打てない安倍晋三に対しては国民は一体どうすればいいのか?


これまでの怠慢を必死で挽回しようとして「首都封鎖」をチラつかせた小池百合子と緊急事態宣言を視野に入れた特措法対策本部長となる安倍晋三の2人によるコロナ禍に便乗した政治ショーに今後も国民は振り回されるのではないだろうか、とオジサンは思う。
 
   

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