勇ましい、スカッとするブログを読んだので今日の最初のオジサンのツイート。
そして、どうでもいいようなメディアの世論調査結果についてのツイート。「消費税5%減税」を国民に問うとW選挙に踏み込まれれば、野党は壊滅状態になる可能性がある。国民にとっては一時のカンフル剤になるかも!?
— 無職労オジサン (@649rouojisan) 2019年4月16日
●晋三は改憲をあきらめたのか? いや違うだろう! https://t.co/sii1FTkoOc
さて、12年前の「亥年選挙」イヤーに於いて夏の参院選で大敗を喫し秋には「潰瘍性大腸炎」という持病悪化を理由に、職場放棄した安倍晋三。良識ある国民は「令和」は「安倍晋三による安倍のための新元号」と認識しているので、この調査結果の「温度差」は当たり前であろう!!
— 無職労オジサン (@649rouojisan) 2019年4月16日
「令和」好感度、内閣支持で温度差 「政権の元号」との印象か? - 毎日新聞 https://t.co/zNamsnAqn6
その後、政権維持の繋ぎとして「福田」「麻生」という1年内閣で凌いだ自民党だったが結局、最後の麻生内閣では「解散権」を行使できない状態で総選挙になだれ込み、民主党に政権を奪われた。
それからの3年余りは安倍晋三にとってはまさに「悪夢」の連続であったのだろうが、捲土重来を期した2012年の12月には政権に返り咲いたゾンビ安倍晋三。
民主党に参院選で破れた原因は「マスメディア」にあったとの反省から、メディア対策はかなり入念に行われ、在京大手マスメディア(テレビ・新聞)のトップや役員クラスとの会食を重ね、さらに提灯持ちとして御用評論家や電波芸者と揶揄されたアベ親衛隊タレントを育て上げ、6年間でテレビワイドショーからは「政権批判」ニュースは消えてしまい、硬派のニュース番組からは、「安倍晋三批判」の急先鋒のキャスター等が次々と排除されてしまった。
これらの動きの裏には、インターネットを介したSNSの威力は凄まじく、「ネット右翼」たちが「ネトウヨ」として、まさに雨後の竹の子の如く「ウヨウヨ」とネット上に湧き出してきた。
特に自民党は2015年に正式に「自民党ネットサポーターズクラブ」を立ち上げSNSを駆使した空中戦を展開した。
ネット上に飛び交う情報は文字通り「玉石混交」であり、ネットリテラシーがあると思い込んでいる人たちでも、巧妙に仕組まれたサイトのフェイク情報に騙されてしまう。
個人で発信する限りでは「表現の自由」が一定程度は保障されているが、特定の団体や政治家が関与しているとなれば看過できない。
「無断転載禁止」と高らかに宣言し、パソコンの「右クリック」を規制しているサイトは決して少なくはないが、そのサイトが発信している記事内容から本性が丸見えのサイトがある。
「温故知新」ならぬ、「政治知新」というサイト。
最近の記事にはこんなものがある。
「民主党政権のセンカク疑獄:石垣市が6000万円と評価した無人島が20億円に」!?」
「幼保無償化の意義、そして野党とメディアのフェイクニュース」
国会で「悪夢のような民主党政権時代」とほざいた安倍晋三に呼応するように、過去の民主党や所属議員、さらに野党に対する批判ならぬありもしないデマやフェイクニュースをまき散らしているサイトである。
こんな動画まで作って喜んでいる。
こんな動きに対してネット上では、最近では「面白すぎるだろ、島尻アイコにネトウヨが『某国に筒抜け』『危機感を持ってください』とお説教」なる記事を書いている、「ご近所のネトウヨさん」というネトウヨ連中を晒しているサイトと相互リンクしている「Voices from Okinawa」が、この怪しげな「政治知新」を徹底的に解剖して正体を暴いていた。新作動画を公開しました!安倍総理の「こんな人たちに負けるわけにはいかない」のこんな人たちを検証してみましたので、ご覧ください。#悪夢のような民主党政権 #立憲民主党 pic.twitter.com/48qtHCbH9Y
— 政治知新 (@seijichishin) 2019年3月14日
「沖縄県知事選で大麻デマを拡散したデマサイト『政治知新』 - カウンセリングして、デリヘル経営して、日本未成年自立支援協会副理事しながら、自民党の役員や秘書やってた県議会議員の件」
内容が余りにも豊富なため、要約してまとめた記事を転載しておく。
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<野党議員をデマ攻撃するサイト「政治知新」に菅官房長官に近い自民党県議の弟が関与、安倍首相「桜を見る会」にも招待> 2019.04.15 06:21 リテラ
ネット上に大量拡散している野党や政権批判メディアを攻撃するデマやフェイク情報。そのかなりの部分が、官邸や自民党周辺の人脈から出ているのではないか、との観測が根強くあったが、ここにきて、それを裏付けるような話が浮上した。
問題になっているのは「政治知新」なるネトウヨ向けサイトだ。沖縄県知事のさなか、玉城デニー沖縄県知事の大麻吸引というデマを流したのをはじめ、フェイクやデマを交えてしょっちゅう野党や政権批判者を攻撃している一部では有名なサイトだが、先日、その運営者が菅義偉官房長官の息のかかった自民党神奈川県議の弟であるとの疑惑が持ち上がったのである。しかも、その運営者とされる本人はなんと、4月13日に開催された安倍首相主催の「桜を見る会」に招待されていたという。
・・・中略・・・
■野党攻撃のネトウヨサイトと自民党の関係が次々明らかに
まず、サイト「政治知新」のドメイン情報から、登録されている運営者名がT・Tなる人物であることが判明。その住所や携帯電話番号、Eメールアドレスなどが明らかになる。さらにこの人物のFacebookが見つかったのだが、そのなかにはこんな投稿がなされていた。
〈兄が出馬するので是非、ご支援の輪をお願いします。横浜市瀬谷区から神奈川県議会議員選挙に挑戦する「田村 ゆうすけ」34歳です。〉
この「田村 ゆうすけ」というのは、今月7日の統一地方選で当選した神奈川の田村雄介県議(横浜市瀬谷区)。2回目の当選となった田村議員は、自民党神奈川県連遊説局次長などを歴任。地元の横浜市といえば菅義偉官房長官のお膝元で、田村議員のHPには、「推薦者」として菅官房長官の応援メッセージとツーショット写真が掲載されている。
また、田村議員とT氏が同じ会社を経営していたことを指摘する声もあった。横浜に本社を置くT社(現在は破産)という会社の謄本がネット上にあげられたのである。本サイトも同社の登記簿をあらためて確認したが、それによると、まず田村議員が代表取締役に就任したあと、2014年にT氏が引き継ぐ形で代表取締役に就任していた。ちなみに、このT社の設立目的の欄には、「インターネットのホームページの企画制作」などに並んで、「無店舗型特殊風俗営業」という項目もあった。
いずれにしても、こうした事実が次々にネット上にアップされたことで、吉良議員に悪質なデマ攻撃を加えていた「政治知新」に、自民党県議の田村議員の弟が関与していることが確定的になってしまったのだ。
しかも、T氏のFacebookではもうひとつ驚愕の事実が明らかになった。3月15日、自らのFacebookに〈安倍総理の桜を見る会にご招待いただきました。ご案内いただいた関係者の方々には心より感謝です。〉の文言とともに、安倍首相主催の「桜を見る会」の招待状と、自分の名前が印字された封筒の画像をアップしていたのだ。T氏は自民党県議の弟というだけでなく、本人が「桜を見る会」の招待状をもらうほどに安倍政権と近い存在だったということなのだろうか。
■疑惑のT氏が代表を務める会社の担当者は本サイトの取材に…
しかし、このネット有志による調査が盛んになると、前述したように、まず、「政治知新」の吉良よしこ議員の記事が削除され、続いてT氏個人のFacebook投稿などが次々に消されていった。また、現在では「政治知新」のドメイン情報も書き換えられている。
本サイトは、13日、当初のドメイン情報に記されていた携帯電話の番号にかけてみたが、すでに使用されていない状態になっていた。
そこで15日、T氏に取材を申し込むため、現在、T氏が代表を務めるMという会社に連絡をした。登記簿によるとM社は2017年8月設立。目的には〈インターネットホームページの企画、立案、制作、管理、運営〉などとある。実は、このM社についてもネット有志の検証のなかで名前が浮上していたのだが、騒動のなかで、ホームページに記載されていた代表・T氏の名前がいつの間にか消されていた。
しかし、T氏はやはりM社の代表だったようだ。「T氏は忙しい」との理由で取材はかなわなかったが、かわって「担当として一任されている」というM社の社員が取材に応じた。担当者は、T氏が田村議員の弟であるという事実を認めた。現在、ネット上でM社の存在が取りざたされているのは承知しているという。サイト「政治知新」やM社の事業内容について直撃すると、担当者はこのように回答した。
「私どもの会社はWEB制作会社ですから、具体的にお答えすることは差し控えます。事業内容につきましては、内部事情になりますのでお答えできません。他のクライアントへのご迷惑になりかねませんので、(「政治知新」について)知っているかどうかも含めてお答えできない。一般論として、WEB制作会社があるサイトのドメインを代理で取得することはあります」
他にも、M社と自民党との関係などについても質したが、担当者は「自民党との関係は一切ない」「田村議員は弊社に関係していない」と繰り返すのみ。T氏と田村議員がともに代表取締役を務めたT社についても「過去の会社ですのでお答えすることはございません。M社との関連もありません」との回答だった。最後に、ネット上でM社の名前があげられていることにかんして、反論やコメントしたいことはあるかと尋ねたが、やはり「会社としてコメントすることはありません」の一点張りだった。
■兄の自民党県議にも直撃! 経営していた会社の「特殊風俗営業」とは何か?の質問に…
T 氏の兄である田村雄介県議にも事務所を通じて取材を申しこんだところ、15日午後に、田村議員から直接電話があった。
「弟がWEB関連の会社をしていて、政治家のサイトなどをやっているということは聞いていますが、『政治知新』というサイト自体、僕は今回初めて聞いたわけですから知りようがありませんよ。(ネット上で疑惑が浮上していることについては)僕はある意味、被害者だと思っています。だって『兄弟で共謀した』みたいに言われているわけでしょう。そんな事実はないわけですから。自民党の関与? 100パーセントないです」(田村議員)
サイト「政治知新」については「知らなかった」「関係ない」と断言した田村議員。弟のT氏に何らかの政治的な話を書いてくれ等の依頼をしたことも「ない」という。一方、かつて田村県議が代表取締役をしていたT社の登記簿の目的に「無店舗型風俗特殊営業」との記載があったことについて「何をやっていたのか」尋ねると、言葉を詰まらせながらこう言うのだった。
「あの、これは答える義務はないでしょう……。もう閉鎖された会社ですから」
■政権批判者叩きのフェイクニュースと安倍政権、自民党との関係
しかし、関係者が知らぬ存ぜぬを決め込んだとしても、T氏がデマ拡散のサイトに関与したという事実は隠しようがない。改めて説明しておくが、「政治知新」がデマ攻撃を仕掛けたのは今回の吉良議員だけではなかった。前述した玉城デニー知事や辻元清美議員などの野党系政治家、青木理氏、望月衣塑子氏、香山リカ氏、伊藤詩織氏などの政権批判的なジャーナリスト・言論人に対しても、デマを交えた攻撃を繰り返してきた。そして、高須クリニックの高須克弥院長や石平太郎氏など右派系のインフルエンサーをはじめ『報道ステーション』コメンテーターを務める野村修也氏までもこのサイトの情報をRTして拡散するということが繰り返されてきた。
そして、この政権批判者叩きのサイトのドメイン情報に名前を連ねていた人物が、菅官房長官の覚えめでたい自民党県議の弟で、しかも、安倍首相の「桜を見る会」に招待されていたのだ。これでは、「政治知新」の活動にそもそも自民党の意向が強く働いていると疑われても仕方がないだろう。
自民党と“ネトウヨ系サイト”や“野党バッシングデマのフェイクニュース”をめぐっては、これまでもただならぬ関係性が浮かび上がっていた。たとえば、自民党が下野時に組織したネット別働隊・J-NSC(自民党ネットサポーターズクラブ、通称ネトサポ)に関しては、会員を自称するTwitterアカウントやブログがヘイトデマを撒き散らしていたことが確認済みだ。田村議員の兄弟・T氏をめぐっては、この「政治知新」に加えて「主婦」などを名乗って、複数のブログを運営していたとの疑惑も浮上している。これもまた、野党へのネガキャンを書き連ねたものだ。
先に触れた「覚醒ナックルズ」の記事も指摘していたように、内閣情報調査室(内調)の関与も疑うべきだろう。週刊誌に掲載される野党議員のスキャンダルには、内調のリークによるものが少なくないというのはもはや公然の秘密だ。
そして、今回の「政治知新」に浮かび上がった自民党・安倍政権とのただならぬ接点。ネットに拡散し続ける政権批判者攻撃やリベラル叩きは、わたしたちが想像している以上に政権や自民党が深く関わっているのではないか。
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安倍昭恵の関与による国有地格安払下げ問題は、通称「森友学園疑惑」と呼ばれていたが、国会で野党からの質問に対して、安倍晋三は「そんなまるで私の事務所が関わっているようなイメージを与えているのは、事実。そういう印象操作の質問はやめてほしい」と血相変えて主張していたことを思い出す。
「政権や自民党が深く関わっている」ネトウヨのデマやフェイク記事は、ひとたび公になれば多くの国民の心に残ってしまう。
まさに安倍晋三が嫌っていた「印象操作」そのものを政府公認で行っていたということではないだろうか、とオジサンは思う。