新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

今年も[バカトップ10]の人材は豊富

2024年12月28日 11時41分00秒 | お好みの時間

今日から小中学生たちは冬休みで、サラリーマン諸氏は9連休の休みに入っている。
 
「サンデー毎日」の年金暮らしのオジサンには特にうれしくもないのだが、年明けの孫たちへの「お年玉」の準備は欠かせない。
 
チョット気になる海外の記事があった。
 
もし…マスクが本当の大統領だったらどうだろう?
 

影の政府や隠れた権力者は、世界中にわんさとおり、これは決して目新しいことではない。
「イーロン・マスクとは一体何者か?」という疑問に答えるため、まず簡単な概要から始めよう。
 ウェブで知る限り、マスクは1971年6月28日に南アフリカのプレトリアで生まれた南アフリカ系カナダ人の起業家、発明家、先見の明のある人物だ。世界で最も影響力のあるハイテク企業の創設者およびリーダーの一人として彼は知られている。
 新聞ソフトウェア会社Zip2で、マスクは起業家としての経歴を始めた。後に1999年、同社はコンパックに3億700万ドルで売却された。この成功により、彼はX.comを設立した。これが後にオンライン決済の先駆者PayPalとなった。PayPalがeBayに15億ドルで売却された後、より野心的なプロジェクトにマスクは目を向けた。
 2004年、宇宙へのアクセスコストの削減と火星の植民地化を目標に、彼はSpaceXを共同設立した。同社は民間企業として初めて、国際宇宙ステーションに宇宙船「ドラゴン」を送った。それと並行して、2003年にマスクはテスラモーターズに投資し、2008年にCEOに就任し、同社を電気自動車と再生可能エネルギーの世界的リーダーへと成長させた。
 それ以来、脳コンピューター・インターフェース開発を目指すNeuralink、地下交通インフラに重点を置くThe Boring Company、人工知能を通じて人類の科学的発見を加速させることを目的とするxAIなど、マスクはいくつかのベンチャー企業を設立したり、関与したりしてきた。
 プレトリアの「少年」は、ソーシャルメディア、特にX(旧Twitter)での積極的活動でも知られており、そこで自身の企業の最新情報やミームや様々な話題に関する意見を共有し、しばしば公の議論に影響を与えている。彼の未来志向の構想と地球規模の問題解決に対する大胆な姿勢により、現代のハイテクと文化の分野で物議を醸しながらも、彼は確実に影響力ある人物になっている。
 マスクは、適切なタイミングで適切な場所で事業や投資に成功している。彼が設立または指揮した企業には下記のものがある。
 Zip2: 1995 年に弟のKimbalと共同で設立されたZip2は、新聞にオンライン・コンテンツを提供する会社だった。1999年にCompaqに約3億700万ドルで売却された。
 X.com/PayPal: 1999年、マスクはオンライン銀行のX.comを設立。同社はConfinityと合併して大手オンライン決済システムのPayPalとなった。2002年にeBayに15億ドルで売却された。
 SpaceX (Space Exploration Technologies Corp.): 2002年に設立されたSpaceXは、宇宙へのアクセスコストの削減と火星の植民地化を目指している。同社は、Falcon 9やFalcon Heavyなどの再利用可能なロケットや、Dragonなどの宇宙船を開発した。
 テスラモーターズ(現テスラ社):マスクは2004年に投資家として参加し、2008年にCEOに就任した。テスラはモデルS、モデル3、モデルX、モデルYなどのモデルを擁し、電気自動車の生産とバッテリー技術のリーダーになっている。
SolarCity:2006年に共同設立されたSolarCityは、太陽光関連製品とサービスに重点を置いている。再生可能エネルギー・ポートフォリオを拡大するため、2016年にTeslaに買収された。
 ハイパーループ:マスクの企業ではないが、同社は2013年に高速輸送システム、ハイパーループという概念を提案し、ヴァージン・ハイパーループなどいくつかの企業が各社版を開発している。
The Boring Company:2016年に設立されたこの企業は、ラスベガス・ループなどのプロジェクトを通じて、都市交通の削減を目的としたトンネル建設に取り組んでいる。
Neuralink:2016年に設立されたNeuralinkは、認知能力の向上と神経疾患の治療を目的として、人間の脳と人工知能を接続する神経インターフェースを開発している。
OpenAI:2015年にマスクは創立者の一人となり、人類にとって安全で有益なAI開発を目標としていたが、2018年にテスラとの利益相反を避けるために離脱した。
xAI:2023年に設立されたxAIは、人間の科学的発見を加速するための人工知能の作成に重点を置いている。
X Corp:2022年にTwitterを買収した後、マスクはプラットフォームを「X」にリブランドし、より幅広いコミュニケーションの場へと変えた。
 それは大きな力だ。我々が話しているのは様々な市場を独占している、技術研究の最も先進的な企業のいくつかだ。全て一人の男の手中にある。
政治上、異例な役割
 さて、トランプ大統領の第一期大統領時代、つまり彼が退任する直前、連邦政府からの資金を含む多額の資金提供を受けて、これら企業やプロジェクトが台頭したのは興味深い。更に興味深いのは、2024年のトランプ選挙運動で、マスクがいかに重要な役割を果たしたかだ。選挙プロパガンダ上、正真正銘「核爆弾」だ。マスクは今や世界で最も裕福な人物の一人なのだから、確実に素晴らしい投資だ。
 マスクの政治手法は良く知られている。ソーシャルメディア、特にXでの投稿を通じて、市場から政治まで、社会生活の様々な分野に彼は強い影響を与えている。あるオレンジ・ジュースが好きだとマスクが言えば、翌日ニューヨーク証券取引所で、そのジュースの株価は二倍になる。ある外国政治家が嫌いだとマスクが言えば、その政治家は不利な立場に立たされるのは確実だ。マスクは「国家人」という横断的な範疇に当てはまる。つまり、まるで独立国家であるかのように大統領や機関と話せる唯一の人物だ。トランプ当選が政府メンバーへの選出と重なったのは興味深い。この可能性は、ごく少数のアメリカの代替チャネルでしか語られておらず、欧米の代替チャンネルでは取り上げられていない。

マスクはDOGE(Department of Government Efficency 政府効率化局)局長に任命された。これはマスクが所有者であると同時に大々的推進者でもある暗号通貨Dogecoinにちなんだ名前だ。超人主義推進者で、大手ハイテク企業所有者で、他惑星の植民地化を企む超資本主義者の手に政府効率化局が掌握されているとは…当然疑問が生じる。なぜマスクなのか?
 自身の本当の政治的影響力についてマスクが考えさせられる場面が何度かあった。例えば、先週日曜日、アリゾナ州でのトランプ演説中に、議会で論議中の予算案を廃案にして彼は介入した。この出来事は、トランプ新政権でマスクが異例の役割を担った最新事例で、民主党と共和党自体からも批判を招いた。この点、トランプはマスクを称賛した上で「だが彼は大統領職に就くことはない」と付け加えた。1月20日の就任式を前にマスクがトランプの傍らに頻繁にいることは、数週間にわたり多くの政治評論家に懸念を引き起こしている。トランプが選挙勝利後にゼレンスキー大統領と話した際にこの億万長者は同席し、最近欧州でのフランスのエマニュエル・マクロン大統領との会談にも同席し、ニューヨークでイタリアのジョルジャ・メローニ首相に挨拶したのも彼だった。
 ここで、ちょっと考えてみよう。もしイーロン・マスクが本当の「大統領」だったらどうだろう? マスクから金儲けの方法を学ぶ必要など皆無の実業家トランプが最初に当選した時から既に彼はそこにいた。彼は2024年に登場して主導的役割を果たす準備ができていたのだ。選挙運動での彼の支援は決定的だった。イーロン・マスクはアメリカだけでなく世界中で支持されている。ヨーロッパでは、彼はツイッターをXに変え「政治的に正しくない」問題に関する多くの表現の自由を片付けたため、一種のハイテク技術預言者、民主主義の擁護者として尊敬されている。だが、これは時折、一人のアメリカ人が空のガレージから出世して技術王になる、普通のアメリカ人が自力で成功するという良くある話と何ら変わらない。彼は道徳上、単に別の免許を与えられているにすぎない。彼はディープステートについて話し、市場や政治に影響を与えるバイラルなミームを作り、退屈な事務所ではなく「テレビ番組」のような生活を送っている。彼を信頼しない理由があるだろうか? 結局、崇拝する偶像や頼れる政治的確実性を人々は必要としているのだ。
 現実に、マスクが「本物の」大統領かどうかはさほど重要ではない。今や署名はトランプのもので、成功も失敗も彼のせいにされる。マスクが次の候補として浮上するかどうかは後でわかるだろう。影の政府や隠れた権力者連中は、世界中に、わんさといおり、これは決して目新しいことではない。


 
これとは大きく異なる日本の政治家や政治屋連中の今年の格付けを改めて振り返ってみた。
 
「今年のバカ」トップ10

第10位菅義偉
 今年の元日、石川県能登半島で発生した最大震度7の大地震は今年1年を象徴している。それは、国家の機能不全と自己責任社会の完全到来である。自民党に結集した新自由主義勢力と財界の手下がこの30年かけて目指してきた国家の否定と「自分の身は自分で守れ」という社会が完成したわけだ。1月6日、菅のXアカウントはこう投稿した。
〈スタッフから報告です。本日、能登半島地震被災地への救援募金活動を実施しました。皆様から156、280円お預かりしました。自民党県連を通じて早急に被災地へお届けします〉
 国会で税金の使い道を議論する政治家が、民間人から小銭を集めるって悪い冗談にも程がある。
 


 
【第9位】野田佳彦
 かつて民主党政権崩壊の引き金を引いたオウンゴールの名手。やっていることは今も同じ。8月23日、維新が企画した勉強会に講師として参加。12月8日、維新の吉村洋文とテレビ番組に出演し、来年の参院選の1人区で野党の候補者を一本化する意向を一致して示したとのこと。アホ。




  
【第8位】高市早苗
 自民党総裁選に出馬。推薦人には裏金議員が13人も名前を連ねていた。総裁どころか議員辞職が求められる人物。安倍政権時代に作成された総務省の内部文書に対し、「全くの捏造文書だ」と主張。捏造でなかった場合は閣僚や議員を辞職するかと問われると「結構だ」と答えた。その後、捏造ではないことが判明したが、いつ辞めるの?
 

 
 

 
【第7位】馬場伸幸
 維新おなじみの内紛で、代表から降ろされた馬場。選挙のたびに、デマを流す“維新しぐさ”も板についてきたのにね。党大会では「腐敗した政治を浄化し、今こそ日本大改革を!」などとお茶の間に苦い笑いを届けてきた。
 



  
【第6位】小池百合子
 嘘をつくのは相変わらずだが、今年は側近に刑事告発されたり、エジプト留学時代に銀食器を盗んでいたエピソードを蒸し返されたり。それでも都知事選で圧勝してしまうのだから、日本も相変わらずそんな国。
 


 
第5位】岸田文雄
 8月14日、自民党総裁選への立候補を見送る意向を明らかにし、「自民党が変わることを示す、分かりやすい一歩は私が身を引くこと」と発言。総裁選で勝つ見込みはないし、追い詰められて辞めるだけなのに、なぜか主体的に選択したかのように胸を張るのが“岸田しぐさ”。
 すべてがこの調子。2022年11月28日、27年度に防衛費と関連経費を国内総生産(GDP)比2%とするよう指示したが、防衛費増額はもともとトランプ政権が安倍晋三に押し付けたもの。アメリカに首根っこを押さえられているだけなのに、独自に動いているように見せかけるのも、惨めというか、恥ずかしい。
  
 



  
【第4位】萩生田光一
統一教会(現・世界平和統一家庭連合)問題と裏金問題の中心にいた萩生田。東京地検特捜部は立証困難としていきなり裏金事件の捜査を打ち切ったが、萩生田は大はしゃぎ。某演説会では「東京地検に連れていかれることはございません」とネタにしていたという。
 




 
【第3位】小泉進次郎
 バカのふりをしているのか、本物のバカなのか、いずれにせよ日々バカの境界を突破する進次郎。
 総裁選の公開討論会で「来年のカナダのG7首脳会議で、総理としてどのようなメッセージを発信するのか」と質問されると「カナダのトルドー首相は就任時43歳。私も今43歳」と答えた。私は「きんは100歳、ぎんも100歳」を思い出した。古いか。
  




  
 
【第2位】百田尚樹
 ユーチューブの番組で少子化対策を議論した際、「小説家のSFと考えてください」「女性は18歳から大学に行かさない」「25歳を超えて独身の場合は、生涯結婚できない法律にするとかね」「30超えたら子宮を摘出とか」と発言。こんなゲスが国政政党の代表って、日本も終わっているね。
 
 



 
【第1位】吉村洋文
 兵庫県知事の斎藤元彦問題などを含め、今の日本の腐敗を象徴するのが吉村。大阪市環境局は万博用地のどこでメタンガスが発生するか分からないことを事実上認めているが、そこに遠足や校外学習を名目に子供が集められるという。“令和の学徒動員”と呼ばれるゆえんである。



 
 
 

 
常に「それでもバカとは戦え」とバカと戦い続けている作家の適菜収の独断と偏見に満ちたランク付けなのだが、当人たちが読んだらそれ相応の反論があるかもしれないが、今まで毎年行っている行事なので特に訴えらえたことはなかったようであり、多くの読者も納得するような連中ばかりなので、貴重な時評だろう、とオジサンは思う。  
 
  
 

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