新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

菅義偉の総務省不祥事をそらすための厚労省宴会リークか

2021年04月01日 11時59分57秒 | COVID-19(新型コロナウィルス)

先月の29日に、「大阪府『まん延防止措置』適用要請へ 政府、状況見極め可否検討」という記事が出ていて、どうやら大阪府に対して適用されることになった。
  
今朝の民放の情報番組ではこれを特集していたが、「『まん延防止措置」を、「まんボウ」と表記したり、メディアが積極的に使うことは緊迫感がないと、あるコメンテーターは指摘していた。
  
この略語は政府対策分科会の尾身茂会長が「マンボウ」と口にする場面がテレビ等で伝えられてから、「新型コロナ『まん延防止等重点措置』 略称“マンボウ"にギャップありあり」という批判的な声を拾っていた。
  
さらに、感染拡大期の適用は「上りマンボウ」、緊急事態宣言解除後のリバウンドを警戒する同措置が「下りマンボウ」と政府内で呼ばれていたと伝えたらしく、官僚か政治家が略称源となるという。  
  
昭和中期生まれのオジサンの世代ならば、「マンボウ」とくれば、「昭和の歌姫」と言われたこの人のこの曲が直ちに口から出てくる。 
   

美空ひばり - お祭りマンボ LIVE(43歳の時)
  
国内で2度目の緊急事態宣言中に、はやく解除してくれと叫んでいた大阪府知事の今回の「マンボウ」要請には多くの批判がネット上ではあふれていた。


誰もが思い出すのだが、あの「イソジン知事が何言ってる」とい怒りも理解できる。
  
そして吉村大阪府知事の政治姿勢そのものに批判の対象が向いていた。


こんな罵詈雑言風のツイートも!


まとめとして、この「お姫」の痛烈なパンチを吉村洋文にお届けしておく。
  
論点すり替えのイソジン吉村、失政を他者へ転嫁の姑息な維新根性」 

・・・。この人はなにを言っているのだろう。
2月に緊急事態宣言解除を政府に要請して、それを通してきた人が。
素人でもこれは時期尚早だと分かるのに、前倒しで解除した府知事がなにを言うのか。
吉村は、仕事をしているのかしていないのか知らないが、しょっちゅうテレビに出てきては、いかにも大阪を正しく導いてきたような発言ばかりしてきた。
それもやった振りのパフォーマンスばかり。
しかしこの1年間、見た目のパフォーマンスに明け暮れただけで、大阪がにっちもさっちもいかなくなったら、今度はマスク義務化や、立憲の枝野が「時期尚早のタイミングで緊急事態宣言の解除を求めたことが事態の悪化を招いた」「緊急事態宣言の発出が必要な状況にある」と発言したことに対して相当耳が痛かったのだろう。
「枝野さんはコロナを政治利用している」と、論点ずらしの発言をしゃあしゃあと言い出す。
自分に批判の矛先が来ないように、野党の枝野を叩いて見せる。
いつもの手だ。
国会でも維新議員は、政府を追及するどころか政府を褒め、なぜか野党をこき下ろしてみたりギョッとするような質疑を繰り返して来た。
この手法を大阪府政に用いる吉村。
大阪の人もなんでこんな吉村を評価するのか。。。
私は一度として大阪のためになっていると感じたことはない。
なによりもあの邪悪な顔が好かん。
政治利用も何も、コロナこそ政治じゃないか。
政治でコロナの感染拡大を抑えることが政治家に課せられた使命だと思うが。
知事ともあろう人間が、誰のために何のために政治家がいるのか知らないふり。
しかし今度のマスクの義務化はどうなのか。
何度もマスクを着けたり外したりしたら、マスクの中が不潔そのもので気持ち悪くならないか?
そこまでして会食をする気が起き無くなると思う。
マスク義務化は、国民・府民、業者に強制する前に自民党の政治家や官僚達に言ったらどうか。
菅も会食を再開したそうだし、厚労省の官僚たちはアクリル板もなく23人もの大勢で宴会をしたそうだし。


  
おまけとして、今年の初めにはコヤツはこんなことを言っていたのだ。

 
さて、3日前に掲載された東洋経済のWeb版の「厚労省官僚「銀座で0時頃まで23人宴会」のあぜん」の記事影響が続いている。
   
事実上の更迭処分となった主犯に対しては、「厚労省の大宴会に抗議殺到!発案“更迭"課長の華麗なる経歴」がこう晒されていた。
  
東北大医学部卒後、1995年に旧厚生省に入省。エイズ疫病対策課などを経て、ロンドン大学大学院に留学した。帰国後は環境省、長野県、文科省などに出向し、2018年から現職。厚労省のHPにこんなメッセージを寄せていた老人保健課の真鍋馨課長の厚労省のHPに掲載されていたメッセージ。

行政官としてのキャリアパスは、時として心身ともに厳しい環境に置かれることもありますが、総じて刺激の多い学びの日々であるということです。経験を積み、役職が上がってもそれに応じた困難さ、責任の大きさが待っています

 

 
そもそも厚生省の体質自体が、「厚労省職員23人大宴会 背景に公務員特有『出世コース』と『体育会系』」 こんな感じなので、「厚労省から再就職で来る人をたくさん受け入れていたのですが、彼らはみんな飲み会が大好きでした。頻繁に慰労会という名の飲み会だったり、厚労省に用があって行った日は、打ち上げと称して飲みに出かけたりばかりなんです。よく言えば体育会系で仲間意識が強いのですが…」ということだったのだろう。


先の「東洋経済のWeb版」に載っていた写真はかなり写りが悪く、「文春以下」という声があったが、その実態をこう邪推する輩もいた。
  

映像付きの詳細な情報がどこから出てきたのかは気になっていたが、
ともかく職員の誰かから出ていることは間違いない。
しかし自分のスマホで取った映像を使えば犯人捜しでバレてしまうから、
メディアにタレコミをして記者が張り込んだのだろうと思うが、
最初に報道した東洋経済は張り込みなんかしないだろうから不思議。
あるいは官邸が仕組んだということがあるかも知れない。
目的は、一つは総務省関連の会食の話題をそらすため。
明日以降も厚労省ネタがワイドショーに溢れるならその可能性は強くなる。
もう一つは厚労省(特に医系技官)に圧力をかけたい。
国立病院は医系技官の縄張りだが、重症者受け入れが非常に少ない。
サボっている医系技官の尻を叩いて働かせたい。
もう一つは感染対策の体制を大転換したい。
そのためには検査拡充を渋っている医系技官に圧力をかける。
「官邸が仕組んだ」なんていう陰謀はもちろん仮説に過ぎないが、
あたってるかどうかは今後の動き次第。


  
さらに、「厚労省宴会リークは誰&店の名前は『ひご屋』?更迭された課長の経歴は?」という記事もあった。 
  
総務省関連の会食の話題をそらすため」という推測は、この不祥事が発覚した翌日には、加藤勝信官房長官や自民・世耕参院幹事長らが、かなり厳しい発言をしていたことが物語っているようだ。
  
そして、「検査拡充を渋っている医系技官に圧力をかける」ということも、すでに厚労省(特に医系技官)が諸悪の根源という指摘もあったので、けっして邪推ではないかもしれない。
    
まさに政治の世界は一寸先は闇で「魑魅魍魎」が跋扈していることが、今回の厚労省不祥事で明らかになったのではないだろうか、とオジサンは思う。 

 

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