新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
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無能な安倍内閣は退陣し「危機突破」内閣で国難に立ち向かえ

2020年03月08日 12時08分07秒 | COVID-19(新型コロナウィルス)

「新型コロナウィルス」震源地の中国や、一気に感染者が増加した韓国からの入国制限を専門家の意見も聞かずに宣言した安倍晋三。
 
これまた後手後手で「もっと早くやっていれば国内感染者の拡大は防げた」と指摘されていた安倍晋三。
 
大方の見方は、中国に関しては、当時はためらっていた習近平の来日が正式に延期されたので入国制限をしたらしく、韓国については昨年来からの「徴用工」賠償問題から始まった一連のゴタゴタから、「嫌韓派」の安倍応援団からの「一気に韓国を締め出せ」とのアドバイスを受けての入国制限だったらしい。
 
正しい政治判断から自国民の生命を守るという意味では、「非常事態宣言」を発している国からの入国を制限すべきである。
 
ちなみに3日前には、「イタリアで全校休校、セリエAは無観客…米ロサンゼルス郡は非常事態宣言」が、そして今日は、同じ政府広報紙と言われる讀賣新聞が、「米NY州、非常事態宣言…州知事『深刻な状態』」と報じている。
 
もはや、ニューヨークからの観光客やビジネスマンは入国規制をかけなければならないはずだが、「トランペット」と揶揄されている安倍晋三には、そんなことはできない。
 
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は5日にジュネーブで行った記者会見で、新型コロナウイルスの感染阻止対策に関し、「中国に次ぐ感染者が出ている韓国については「新規感染者が減っているようだ。勇気づけられる」と評価していた。
 
しかし同日に安倍晋三が韓国にも入国規制を発表し、韓国も対抗措置をとったことについては、「WHO、日韓に苦言 『政治的争い』回避を―新型コロナ」によると、世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は、「日本と韓国は治的な争いにするのは回避すべき」で、入国制限は「非常に慎重に、公衆衛生上のエビデンス(根拠)に基づいて検討されなければならない」と指摘していた。
 
在京大手紙では「首相、支持層を意識?「急ごしらえ」だった入国制限強化」と右派の支持層狙いではと批判し、地方紙では
、「【中韓入国制限】根拠伝わらない政治判断」(高知新聞)、「中韓の入国制限 対策の軸ぶれていないか」(信濃毎日)と的確な厳しい社説を掲げていた。
 
ところで、「息を吐くように嘘をつく」と定評のある安倍晋三だが、専門家会議が2月24日に「ここ1~2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際」との見解を示してから9日で2週間になるのだが、すでに「瀬戸際」を迎える前から、またもや安倍晋三が軌道修正をしていた。
 
2月29日の記者会見で「これから1~2週間が瀬戸際」と表明。野党各党首に協力を求めた3月4日も、ほぼ同じ表現を重ねていた。
 
「瀬戸際」はいつまで続くのかという問いに対して、加藤勝信厚生労働相は5日の参院予算委員会で「1~2週間というのは『当面』という意味だ」と釈明していたが、菅義偉官房長官は記者会見で「新しいウイルスなので、政府の立場で言うのは控えたい」と言葉を濁していた。

 
菅義偉官房長官が、「政府の立場で言えない」ということは、すでに安倍晋三独断政治になってしまったということであろう。 
 
安倍晋三は5日夕には、政府の第17回新型コロナウイルス感染症対策本部で中国や韓国からの入国制限強化を打ち出した際、「「諸外国での感染が拡大する中、今が正念場であり、国内対策はもとより、機動的な水際対策も断行していくことが不可欠だ」と、政府内では、「瀬戸際から「今が正念場」と定めのない期間変更し絶えず国民を危機感に晒す方針に変更したらしい。
 
政府の新型コロナ「正念場」はいつまで? 9日までのはずが「今」になった思惑
 
 
確かに「新型コロナウイルス感染症対策本部(第17回)」の動画の冒頭で「今が正念場」と言っている。
 
いつまで「1~2週間」なのかと、指摘されたから、「今、ここ」に集中せよと表現を変更してしまった。
 
これではもうすでに、コロナとの闘いの「見通し」は一切なくなったということなのか。
 
こんな動画がある。
 
  
 
国内でも、子どものための「一斉休校」が意味がなかった事例がでていた。
 
 
   東京・足立区で10歳未満の女児と保育園通う弟が感染(20/03/05)

「上手の手から水が漏れる」どころではなく、「愚策のために感染者が増える」ということであり、こんな緊急事態には、無能者集団の安倍内閣が総退陣して与野党で新たに「危機突破連立政権」を樹立し立ち向かうしかないのではないだろうか、とオジサンは思う。
    

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