生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

20代と40代の「好き」という感情の違いを、どう意識化するか?その1

2013年06月07日 | 第14章:奈良京都は何故私を幸福にするか
20代の「好き」という感情が自分の人生を狂わせるかどうか、あまり気にすると碌な事にならないでしょう。その20年代の「好き」という感情を40代でつらつら反省気味に思い出せば、当然、はらはらしますが、はらはらしながら、何とか40代まで生き延びたわけで、それぞれの年代で人はそれぞれ勝手に生き、そして早死にする人、長命に生きる人と、それぞれが天に向かって唾を吐きながら生きているわけです。さてこの激動の20代と、少し人生を知って多少落ち着いてくる40代の違いを「生き甲斐の心理学」はどう説明しているのでしょうか?一番の違いは「体験の解釈」だと思います。湧き出す感情の解釈が違ってきています。その理由は体験の蓄積からでしょう。何の為に生きているのか、自分の生き甲斐は何か、自分は自分の生育史を大事にしているか、という体験を蓄積していく内に、湧き出す感情の一つ一つに甘さと恐ろしさを苦々しく感じる人生体験を積んだからです。自己実現への道に40代に入ってからも意識化出来ていないと、湧き出す「好き」という魔物に振り回される危険が、その年代でも存在していると思われます。好きという感情は天国への道であると同時に地獄への道でもある体験を40代では多少理解出来ています。40代はそろそろ奈良京都の古い神社仏閣を訪問し自分の魂について思索開始したほうが良いようです。祈りこまれた古い神社仏閣には、それなりの霊性があります。
<奈良京都は何故私を幸福にするのか? 47>


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その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

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