生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

好きになる対象:その2

2013年06月10日 | 第14章:奈良京都は何故私を幸福にするか
食べ物、職業、趣味を除外して、まずは好きになる人間について考えてみましょう。好きになる対象・人間が自分の人生を決める、という考え方を納得されたでしょうか?変な相手を選択した為に、自分の人生がどんどん狂っていく、切ない体験をすると人はどうなっていくのでしょう?変な親に育てられるとその子供は無意識の内に変な人間に成長していきます。何が変なのかは、ここでは難しく、定義は困難を極めます。ここからが人間の偉大な所ですが、自分を省みて、何か変だなあ、と自分で気付くと、人はどんどん変化していきます。変な自分が変ではなく、親が変だった、と気付く50代の大人は沢山います。変な内容は万とありますが、ここで一番大事な哲学が「自己肯定他者肯定」か「自己肯定他者否定」か「自己否定他者肯定」か「自己否定他者否定」か、この4つの人間関係論から変かどうか自己分析してみて下さい。自分も幸福、相手も幸福、という考え方、共存共栄が基本です。もっとも暴力を使う人間、暴言を吐く人間とは、こんな優しい哲学を共有する必要もなく、案外、戦いが必要かもしれませんが、まともな人間同志ならば、この共存共栄の努力をする価値があると思います。好きになる対象の人間を再度、この4つの分析をしてみたらいかがでしょうか?
<奈良京都は何故私を幸福にするのか? 50>


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その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。


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