生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分の幸福について:その2

2013年06月22日 | 第14章:奈良京都は何故私を幸福にするか
自分が幸福の時の生き方を大きく分けると二つに分類されます。一つはその幸福に感謝して、周囲に還元していくタイプ、もう一つは幸福を還元せずに威張りだし傲慢になるタイプです。実に面白いこの二大分類は人類最古の古文書・ギルガメッシュ叙事詩にも、エジプトの神話、インド神話、日本の古事記日本書紀にも書かれています。幸福になると何故、この二つに分類されていくのでしょうね?その理由を「生き甲斐の心理学」ではこう表現します。A=B(X+Y)と表現しています。この方程式は比較文化論・比較宗教学を専門として勉強した人々の間では常識なのですが、日本ではいまだあまり知られていません。Aは現在生きている自分のこと、Bは魂、Xはその人の生育史、Yは生物学的医学的身体のこと。この分類でのB、つまり魂に素直であれば、感謝を意識化出来ますが、魂を無視した生き方ですと傲慢になりやすい、という哲学です。魂とは何か、研究する価値がありますので、学問としてのレベル(比較文化、比較宗教学)として生涯、勉強してみて下さい。Aは人間学の領域、Bは宗教学の領域、Xは臨床心理学の領域、Yは生物学医学の領域です。自分が幸福だ、と感じた時、是非、その幸福を周囲にお上品に還元して下さい。
<奈良京都は何故私を幸福にするのか? 62>


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(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。


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