生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

好きになる対象:その1

2013年06月09日 | 第14章:奈良京都は何故私を幸福にするか
何が好きになるかで人生が決まるのは間違いありません。さて、皆様はなにが好きですか?生き甲斐の心理学では好きになる対象を3つに分類しています。魂の領域(信仰の世界、宗教学の世界等精神文化的な領域のこと)、成育史(自分の誕生から現在までの色々の出来ごと、固執障害、夢や理想等の、どちらかというと臨床心理学的な領域を意味します)、身体(五感、体感、病気、本能、その他生物学的、基礎医学的な領域)を意味します。この好きになる対象を心理学の立場から考察する場合、人間とは何か、という哲学的領域が明確な世界観を背景にした比較文化、比較宗教学の常識がないと、その話は次元の低い学問となります。好きになる対象は必然的にその人の人生を決定していきます。恋人を選ぶ場合もこの3点から、意識して選んで下さい。学問は事の表現を難しく表現する悪いくせがありますが、それは概念で戦争を起こさない為、喧嘩をさせない為、会話を混乱させない為です。赤ちゃんから高齢者まで、地球のどんな文化圏に属する人のつぶやく言葉でも、この範疇に属する会話をしています。赤ちゃんが泣くのもこの3種類です。母の愛情を求めて泣いているようでも色々の姿があり、更にはお腹がすいてなくのはこの身体の領域、とう風に、現象をこの分類で思索する人は錯乱がありません。暫く、このテーマで楽しく思索していきます。好きになる対象で自分の人生がきまるのです。人間が錯乱しないで生き抜く為には、自分なりの基準を所持していないと、周囲に巻き込まれていきますので、これを契機に是非、自分の思索基準を持ちましょう。柔軟に比較基準と言われているのがこの考え方です。お互いに頑固者と言われないようにしつつ、明るく元気に生き抜いていきましょう。
<奈良京都は何故私を幸福にするのか? 49>


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その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。


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