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トライアスロンのトレーニング、レース、機材、その他色々

第30回ツールド八ヶ岳 バイシクル21杯、6位入賞

2016-04-17 | レース

(スタート前、N氏のカレラと僕のアンカー)

 第30回ツール・ド八ヶ岳に参加。長野県佐久穂町のメルヘン街道の麦草峠を約25km走り、約1,300m登るヒルクライムである。
 1ヶ月前の落車で、トレーニング不足ではあったが、個人的に重要なレースなので参加を決意。というのは、僕のような体重の重い人間向きの、体重75kg以上の部(バイシクル21杯)があるからである。ヒルクライムは好きだが、まともに競争ができるレースはこれくらいなのだ。
 ツールド八ヶ岳には、去年に次いで参加は二回目。なので、コースは把握済み。が、今回はとても寒い。スタート前から風雨がきつい。スタート直前になってゆるんできたので、ウィンドブレーカーを脱いでスタート。格好は、長袖アンダーウェアと長袖ジャージ、レーシングパンツとレッグウォーマー。僕が聞いている限り、ここ5年くらい、ツールド八ヶ岳はまともに晴れていない。
 スタート直後にすっとんで行った集団を見送り、マイペース走法を堅持。振り返れば、レースの最初が一番足がきつかったかな。全レースを通じて、上ハンドル持ち、サドル前座り、体幹から体重をペダルに落としてその勢いでペダルを回すイメージ、踏まない、ケイデンスは80~100、心拍は、175~190。レース後は、尻の筋肉が痛くなった。
 風が強かったので、レースの途中からいいペースで走っていたマウンテンバイク乗りの後ろについて走った。途中、追い抜いたりもしたが、また抜き返されを繰り返し、結局レースの大部分で引いてもらったような感じに。逆に言えば、それが限界にもなってしまったのが反省点。あとから思えば、最初のアタックについていかなければならなかったのだなあと。来年は、コンディションを整えて、もっと攻めた走りをしなくては。
 コース中は9%の坂が一番の急勾配。普段はダンシングを多用するが、今日に限ってはかえってペースを崩すのが怖かったので、あくまでシッティングメインで。ヴィットリア・コルサ・オープンチューブラーは、よく転がってくれたと思う。レース中は、サイコンはほとんど見ずケイデンスが80~90に保たれているかだけをチェック。
 コースは、序盤がややきつめで、中盤はなだらかなアップダウンがあり、終盤は九十九折で変化に富む。ゴール前はほぼ平坦。
 ゴール後は、T氏、N氏、T氏といったチームの方々と麦草峠の残雪をバックに記念撮影。
 ゴール地点は、ほとんどみぞれ状態の風雨で激烈に寒い。ネックウォーマーとウィンドブレーカーでは足りない。特に、ロングフィンガーの防寒グローブが必要だった、真冬用の上着も。ガタガタ震えながら、ブレーキシューをすり減らし(結果、バイクはブレーキシューのカスとオイル、泥でドロドロに)、八千穂スキー場の大会本部へ。きのこ汁美味し。張り出されたレースリザルトで、6位入賞を知る。13時から表彰式。表彰台には上がれなかったが、6位は栗村修先生の手ずからから表彰状をもらえて良かった、握手付き。副賞は、下の写真の木製の杯。初めての入賞であり、大変うれしい。
 レース後は、八峰の湯でT氏と温泉と昼食をご一緒し、いろいろ教えて貰った。帰途は、晴れた。


(ゴール後、ゴール地点の麦草峠)


(6位副賞の杯)

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