ツールド八ヶ岳一週間前ということで、acu-powerで鍼の施術をしてもらった。僕は3回目の訪問だが、同行した妻は2週間に一度施術してもらっているので立派な常連。院長の山田先生は元MTB選手でもあり、自転車乗りのコンディショニングに精通しているし、施術中に自転車の話ができるのが楽しい。
今回は鍼施術とともにオイルマッサージをしてもらう。最近はライド後に自分でオイルマッサージをしていることもあり、プロの技術を学ぶ意もあり。施術後は心地良いだるさに包まれる。コンディショニングで、関節の可動域を広げてもらい、怪我をしにくい状態にしてもらった。
施術中に、山田先生に鍼と整体との効能の違いに聞いてみたところ、鍼は筋肉に直接アプローチし、整体は骨の調整を通して、筋肉の状態を改善するというような話だった。鍼の特に良いところは、筋肉の結構深いところまでアプローチできることらしい、僕の浅い理解だけど。
僕の場合、腰とか膝とか特に痛みが出ない方なので、鍼はパフォーマンスアップのための意味合いが強く、ちょっとした贅沢。一方、慢性的な肩こり持ちの妻は、鍼を打ってもらうたびに軽くなると言っている。
施術後はなるしまフレンド立川店へ。目的はOGKの新ヘルメットを見たかったのと、ワコーズ・チェーンルブ・エクストリームの購入。残念ながら新ヘルメットはなし。ワコーズ・チェーンルブ・エクストリームは無事入手。
同ルブはシクロクロスやブルベなどのシビアコンディションでの使用を目的とし、撥水性を高めたチェーンオイルという位置づけ。同社の「リキッドパワー」「リキッドスピード」と同じく、プロショップのみの販売でネット通販店での取り扱いはないようだ。今年もツールド八ヶ岳は雨の予報なのでその対策として。まあ、1時間そこそこのヒルクライムに使うにはちょっと贅沢な気もするが。
帰宅してからは、昨日のライドで汚れたバイクの洗車。ベランダ洗車だが、できる限り綺麗に洗ってやる、特にチェーン。洗車後しばらく乾かし、チェーンにワコーズ・ラスペネを塗布して水抜き、ウェスで拭き取り。30秒容器をシェイクし、そしていよいよチェーンルブ・エクストリームを一コマ一コマ差していく。完全にチェーンを綺麗にしないと撥水性が高すぎてチェーンに浸透していかないとのこと。
そして待つこと6時間(足らず)。少しローラーで回してみたが、チェーンから伝わってくる振動がだいぶまったりした感じになり、脚に優しい感じ。とにかく潤滑性をという人にはやや重ったるく感じるかもしれないが、割と重めのギアを踏む僕には合ってそうである。しかも、撥水性が高いので汚れもつきにくいそうだ。
なるしまフレンドの店員さんに聞いてみたが、あまり晴天時にこのチェーンルブを使っている人はいないようだが、とにかくチェーンオイルを持たせたいという信頼性重視な人には良いオイルかもしれない。欠点は、施工のめんどくささか。