今日は亡き父の祥月命日です。
24年前の未明に一人で旅立ちました。
ブログを投稿しはじめて、今までなぜかこのお話は自分の中では
タブーみたいな・・・封印してましたが、コロナ禍の中
この大きな生と死の別れ、誠に個人的な話で恐縮です。
どんなに看護や介護を尽くしても、尽くさなくても
最後に残った者には悔いが残る。これが私の感想です。
映画やテレビの最期のシーンみたいな別れを想像してた私、
いざ別れの日と認識した時、それが義母の甲状腺がんの検査結果の
受診日と重なって、最期父に付き添えなくて長く後悔しました。
義母も私を頼りにしてたので、実父と義母の間で苦しみました。
シャイな父だから、家族に見守られて旅立つのは忍びなかったのか?
と、思い至るまでに時間がかかりました。
父は喉頭がんでリンパに転移して摘出しないと1年以内に亡くなる。
手術をすれば3年は保証しますと言われて、3年8ヶ月生きて
亡くなりました。生前、がん告知はお断りの父だったので、
ほっとけば癌化するので摘出を進めましたが、本人は声を失う
ことにためらっていました。父は手術はしたくなかった。
家族の為に手術を決断したけど、今もそれが正解だったか
疑問が残っています。手術後も院内感染に侵され隔離されて、
バイキンマンみたいな扱いに苦しみ、8ヶ月ばかりの入院でした。
その後の検査受診等々、74歳で発症して当時平均寿命男性76歳ころ
生きるのって難しいものだと感じました。
今も癌手術はトラウマになってて、自分だったら何%だったら
摘出するかそれが大きなテーマになっています。
その後の転移も厄介なもので運不運もあるだろうけど答えが出ない。
四苦「死・病・老・生」
八苦「五蘊盛苦・愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦」
まさに~修行の日々です。「さとり」なんだかな~フンフン
自分の命だから健康体で生きる努力をする。これにつきますわ。
cyicyikatsuko