私ヌルボ行きつけの横浜の映画館がシネマ・ジャック。今上映中の「リアル! 未公開映画祭」の中で「金正日花(キムジョンギリア)」をやっています。北朝鮮に関心をお持ちの方、この機会に横浜にお越しくださいませ! 上映日時は2月16日(水)16:00~、20日(日)14:15~、24日(木)・25日(金)16:00~ となっています。
「キネマ旬報 2月下旬決算特別号」に、2011年劇場公開予定作品が載っています。韓国映画を拾ってみると以下の通り。
「戦火の中へ」(2月19日)・「男たちの挽歌」(2月19日)・「悪魔を見た」(2月26日)「大韓民国1%」(3月5日)・「愛しきソナ(梁英姫のドキュメンタリー)」(4月2日)・「ミス・ギャングスター」(4月9日)・「素晴らしい一日(4月16日)・「ビー・デビル」(春)・「不当取引」(春)・「キム・ジョンウクを探して」(春)・「昼間から飲む」(5月7日)・「鯨とり-コレサニャン-」(初夏)・「風吹く良き日」(初夏)「グローブ」(夏)・「ホワイト」(夏)・「アジョシ」(秋)・「青い塩」(秋)・「セクター7」(秋)・「クイック」(冬)・「タルボザウルス」(?)
期待はやっぱり「アジョシ」ですね。ウォンビンはまあいいとして、日本のアジョシとしてはあの「冬の小鳥」のキム・セロンちゃんをまた見てみたいですねー。再映2作品(「鯨とり-コレサニャン-」と「風吹く良き日」はいつどこで上映するのかな? どちらももう1度観てみたい佳作です。「鯨とり」は3月5~13日の<大阪アジアン映画祭>の中でやるようですが・・・。あ、キムギヨン監督の「下女」も!
<シネマコリア>をみると、上記以外でも映画祭等でいろいろ上映予定が組まれてますねー。
★★★ Daumの人気順位(2月15日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①なくな、トンズ(韓国) 9.7(893)
②瞳の奥の秘密 9.3(96)
③塔の上のラプンツェル 9.1(166)
④Io sono l'amore(I am Love) 9.0(50)
⑤グローブ(韓国) 8.9(935)
⑥ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ 8.8(62)
⑦メガマインド 8.7(414)
⑧You Will Meet a Tall Dark Stranger 8.7(45)
⑨上海 8.7(491)
⑩アンドレ・マテュー 8.5(48)
新登場は⑩だけです。幼くして「リトル・モーツァルト」と称された神童ピアニスト(実在)の情熱と苦悩を描いたカナダ映画で、昨年の堤川国際音楽映画祭出品作。原題は「L'enfant prodige(神童)」、韓国題「앙드레 마티유」です。堤川国際音楽映画祭の概要は→コチラ。ちなみに、2010年第6回の大賞はコンゴのアマチュア・オーケストラを追ったドキュメンタリー映画「キンシャサ・シンフォニー」が受賞しています。
【専門家による順位】
①Io sono l'amore(I am Love) 8.5(5)
②Winter's Bone 7.7(5)
③You Will Meet a Tall Dark Stranger 7.0(5)
③塔の上のラプンツェル 7.0(5)
⑤クララ・シューマン 愛の協奏曲 7.0(4)
⑥ホルテンさんのはじめての冒険 7.0(3)
⑦カフェ・ノワール (韓国) 7.0(2)
⑧なくな、トンズ(韓国) 7.0(1)
⑨キューバの恋人(韓国) 6.7(4)
⑨瞳の奥の秘密 6.7(4)
初登場は⑥だけです。2007年の独・仏・ノルウェーの合作映画で、日本では2009年2月に公開されました。韓国題は「오슬로의 이상한 밤(オスロの異常な夜)」。
③「塔の上のラプンツェル」もこのランク初登場ですが、先週紹介済み。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[2月11日(金)~13日(日)] ★★★
「朝鮮名探偵」、350万人を超える
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・・・・週末観客動員数累計・・・・観客動員数・・・・上映館数
1・・朝鮮名探偵・・・・・・・・・・・・・・・1/27 ・・・・・・・・500,246 ・・・・・・・・・・・・3,581,773・・・・・・・・・563
:トリカブトの秘密(韓)
2・・塔の上のラプンツェル・・・・・・2/10・・・・・・・・・279,694 ・・・・・・・・・・・・・・・323,279・・・・・・・・・368
3・・サンクタム・・・・・・・・・・・・・・・・2/10・・・・・・・・・240,552 ・・・・・・・・・・・・・・・287,725・・・・・・・・・361
4・・平壌城(韓) ・・・・・・・・・・・・・・・1/27・・・・・・・・・141,069 ・・・・・・・・・・・・・1,608,963・・・・・・・・・416
5・・グローブ(韓)・・・・・・・・・・・・・・・1/20 ・・・・・・・・112,440 ・・・・・・・・・・・・・1,801,847・・・・・・・・・362
6・・抱きたいカンケイ・・・・・・・・・・・2/10 ・・・・・・・・112,030・・・・・・・・・・・・・・・131,648・・・・・・・・・186
7・・ガリバー旅行記・・・・・・・・・・・・1/27・・・・・・・・・・87,625 ・・・・・・・・・・・・・1,725,305・・・・・・・・・328
8・・子供たち(韓) ・・・・・・・・・・・・・・2/17 ・・・・・・・・・77,537 ・・・・・・・・・・・・・・・・83,538・・・・・・・・・231
9・・127時間 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・2/17 ・・・・・・・・・18,365 ・・・・・・・・・・・・・・・・19,115・・・・・・・・・138
10・・あなたを愛しています(韓) ・・2/17 ・・・・・・・・・12,858 ・・・・・・・・・・・・・・・・27,034・・・・・・・・・145
3・6・8・9・10位と、半分が新しく入りました。
3位、米豪合作の冒険映画。原題「Sanctum」は<聖地>のこと。地下洞窟を探索中の一行が、悪天候により入り口を塞がれ、出口を求めて奥へ進む・・・。これだけで閉所恐怖症の人はダメでしょうね。韓国題はそのまんま「생텀」ですが、発音は<セントム>なんですね。
6位、働きづめの女医(ナタリー・ポートマン)が、ある日長年の男友だちとつい一線を超えてしまって、しかし恋愛感情もデート等々もないカジュアルな関係になるが・・・次第にたがいの気持ちが・・・という話だそうで・・・。原題の「No Strings Attached」は「条件なしで自由に取ればいい」、つまり「後腐れのない関係」といった意味らしいです。この場合は「都合がいい」存在は女じゃなく男の方。韓国題は「친구와 연인사이(友だちと恋人の間)」。日本公開はGW頃とか。
8位は韓国の犯罪スリラー。1991年3月、蛙をとりに家を出た5人の子供たちが突然失踪した事件がありました。その後2002年に大邱ある臥竜山の中腹で子供たちの遺骨が発見されましたが、結局事件は未解決のまま時効となってしまいました。韓国では有名な3大未解決事件の1つとされる、この「カエル少年殺害事件」の映画化作品ということです。原題は「아이들...」。ちなみに、あとの2つの事件はというと、まず「華城連続殺人事件」。これは名作「殺人の追憶」として映画化されています。そして「イ・ヒョンホ君誘拐事件」。これも2007年「あいつの声」という映画になりましたが、ヌルボは観ていません。(韓国では300万人動員のヒット作だったのに・・・。)
9位、実在の登山家アーロン・ラルストンの体験記の映画化作品。2003年にユタ州のブルー・ジョン・キャニオンに登山した際、落下して岩に腕を挟まれぶら下がったまま5日間以上に及ぶ過酷な時間を過ごして、・・・と、これから後は内容紹介を読むだけでも凄絶! 日本では6月公開予定。
10位はヌルボの好きなカンプル作の漫画の映画化。原題は「그대를 사랑합니다」です。男女各2人の老人たちの間のラブ・ストーリーで、読んだ人から「感動的!」と聞いてはいるのですが、これは読んでないんだよねー。カンプルの漫画はほとんど複数の物語が同時に進行していく群像劇なので、映画にするにはむずかしいと思うし、これまでも映画化してヒットした例がないようです。ヌルボも「アパート」は観ましたが、やっぱりイマイチ以下だったですね。<ミソジのぼやき>というサイト中の記事「カンプル作品いろいろ」もほぼ同様の見解のようです。
「キネマ旬報 2月下旬決算特別号」に、2011年劇場公開予定作品が載っています。韓国映画を拾ってみると以下の通り。
「戦火の中へ」(2月19日)・「男たちの挽歌」(2月19日)・「悪魔を見た」(2月26日)「大韓民国1%」(3月5日)・「愛しきソナ(梁英姫のドキュメンタリー)」(4月2日)・「ミス・ギャングスター」(4月9日)・「素晴らしい一日(4月16日)・「ビー・デビル」(春)・「不当取引」(春)・「キム・ジョンウクを探して」(春)・「昼間から飲む」(5月7日)・「鯨とり-コレサニャン-」(初夏)・「風吹く良き日」(初夏)「グローブ」(夏)・「ホワイト」(夏)・「アジョシ」(秋)・「青い塩」(秋)・「セクター7」(秋)・「クイック」(冬)・「タルボザウルス」(?)
期待はやっぱり「アジョシ」ですね。ウォンビンはまあいいとして、日本のアジョシとしてはあの「冬の小鳥」のキム・セロンちゃんをまた見てみたいですねー。再映2作品(「鯨とり-コレサニャン-」と「風吹く良き日」はいつどこで上映するのかな? どちらももう1度観てみたい佳作です。「鯨とり」は3月5~13日の<大阪アジアン映画祭>の中でやるようですが・・・。あ、キムギヨン監督の「下女」も!
<シネマコリア>をみると、上記以外でも映画祭等でいろいろ上映予定が組まれてますねー。
★★★ Daumの人気順位(2月15日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①なくな、トンズ(韓国) 9.7(893)
②瞳の奥の秘密 9.3(96)
③塔の上のラプンツェル 9.1(166)
④Io sono l'amore(I am Love) 9.0(50)
⑤グローブ(韓国) 8.9(935)
⑥ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ 8.8(62)
⑦メガマインド 8.7(414)
⑧You Will Meet a Tall Dark Stranger 8.7(45)
⑨上海 8.7(491)
⑩アンドレ・マテュー 8.5(48)
新登場は⑩だけです。幼くして「リトル・モーツァルト」と称された神童ピアニスト(実在)の情熱と苦悩を描いたカナダ映画で、昨年の堤川国際音楽映画祭出品作。原題は「L'enfant prodige(神童)」、韓国題「앙드레 마티유」です。堤川国際音楽映画祭の概要は→コチラ。ちなみに、2010年第6回の大賞はコンゴのアマチュア・オーケストラを追ったドキュメンタリー映画「キンシャサ・シンフォニー」が受賞しています。
【専門家による順位】
①Io sono l'amore(I am Love) 8.5(5)
②Winter's Bone 7.7(5)
③You Will Meet a Tall Dark Stranger 7.0(5)
③塔の上のラプンツェル 7.0(5)
⑤クララ・シューマン 愛の協奏曲 7.0(4)
⑥ホルテンさんのはじめての冒険 7.0(3)
⑦カフェ・ノワール (韓国) 7.0(2)
⑧なくな、トンズ(韓国) 7.0(1)
⑨キューバの恋人(韓国) 6.7(4)
⑨瞳の奥の秘密 6.7(4)
初登場は⑥だけです。2007年の独・仏・ノルウェーの合作映画で、日本では2009年2月に公開されました。韓国題は「오슬로의 이상한 밤(オスロの異常な夜)」。
③「塔の上のラプンツェル」もこのランク初登場ですが、先週紹介済み。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[2月11日(金)~13日(日)] ★★★
「朝鮮名探偵」、350万人を超える
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・・・・週末観客動員数累計・・・・観客動員数・・・・上映館数
1・・朝鮮名探偵・・・・・・・・・・・・・・・1/27 ・・・・・・・・500,246 ・・・・・・・・・・・・3,581,773・・・・・・・・・563
:トリカブトの秘密(韓)
2・・塔の上のラプンツェル・・・・・・2/10・・・・・・・・・279,694 ・・・・・・・・・・・・・・・323,279・・・・・・・・・368
3・・サンクタム・・・・・・・・・・・・・・・・2/10・・・・・・・・・240,552 ・・・・・・・・・・・・・・・287,725・・・・・・・・・361
4・・平壌城(韓) ・・・・・・・・・・・・・・・1/27・・・・・・・・・141,069 ・・・・・・・・・・・・・1,608,963・・・・・・・・・416
5・・グローブ(韓)・・・・・・・・・・・・・・・1/20 ・・・・・・・・112,440 ・・・・・・・・・・・・・1,801,847・・・・・・・・・362
6・・抱きたいカンケイ・・・・・・・・・・・2/10 ・・・・・・・・112,030・・・・・・・・・・・・・・・131,648・・・・・・・・・186
7・・ガリバー旅行記・・・・・・・・・・・・1/27・・・・・・・・・・87,625 ・・・・・・・・・・・・・1,725,305・・・・・・・・・328
8・・子供たち(韓) ・・・・・・・・・・・・・・2/17 ・・・・・・・・・77,537 ・・・・・・・・・・・・・・・・83,538・・・・・・・・・231
9・・127時間 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・2/17 ・・・・・・・・・18,365 ・・・・・・・・・・・・・・・・19,115・・・・・・・・・138
10・・あなたを愛しています(韓) ・・2/17 ・・・・・・・・・12,858 ・・・・・・・・・・・・・・・・27,034・・・・・・・・・145
3・6・8・9・10位と、半分が新しく入りました。
3位、米豪合作の冒険映画。原題「Sanctum」は<聖地>のこと。地下洞窟を探索中の一行が、悪天候により入り口を塞がれ、出口を求めて奥へ進む・・・。これだけで閉所恐怖症の人はダメでしょうね。韓国題はそのまんま「생텀」ですが、発音は<セントム>なんですね。
6位、働きづめの女医(ナタリー・ポートマン)が、ある日長年の男友だちとつい一線を超えてしまって、しかし恋愛感情もデート等々もないカジュアルな関係になるが・・・次第にたがいの気持ちが・・・という話だそうで・・・。原題の「No Strings Attached」は「条件なしで自由に取ればいい」、つまり「後腐れのない関係」といった意味らしいです。この場合は「都合がいい」存在は女じゃなく男の方。韓国題は「친구와 연인사이(友だちと恋人の間)」。日本公開はGW頃とか。
8位は韓国の犯罪スリラー。1991年3月、蛙をとりに家を出た5人の子供たちが突然失踪した事件がありました。その後2002年に大邱ある臥竜山の中腹で子供たちの遺骨が発見されましたが、結局事件は未解決のまま時効となってしまいました。韓国では有名な3大未解決事件の1つとされる、この「カエル少年殺害事件」の映画化作品ということです。原題は「아이들...」。ちなみに、あとの2つの事件はというと、まず「華城連続殺人事件」。これは名作「殺人の追憶」として映画化されています。そして「イ・ヒョンホ君誘拐事件」。これも2007年「あいつの声」という映画になりましたが、ヌルボは観ていません。(韓国では300万人動員のヒット作だったのに・・・。)
9位、実在の登山家アーロン・ラルストンの体験記の映画化作品。2003年にユタ州のブルー・ジョン・キャニオンに登山した際、落下して岩に腕を挟まれぶら下がったまま5日間以上に及ぶ過酷な時間を過ごして、・・・と、これから後は内容紹介を読むだけでも凄絶! 日本では6月公開予定。
10位はヌルボの好きなカンプル作の漫画の映画化。原題は「그대를 사랑합니다」です。男女各2人の老人たちの間のラブ・ストーリーで、読んだ人から「感動的!」と聞いてはいるのですが、これは読んでないんだよねー。カンプルの漫画はほとんど複数の物語が同時に進行していく群像劇なので、映画にするにはむずかしいと思うし、これまでも映画化してヒットした例がないようです。ヌルボも「アパート」は観ましたが、やっぱりイマイチ以下だったですね。<ミソジのぼやき>というサイト中の記事「カンプル作品いろいろ」もほぼ同様の見解のようです。