いきなり韓国語学習者対象のクイズです。次の文を訳してください。
인간사회에 존비가 있어서는 안된다.
正解は、範囲指定をすると現れます。
→ 人間社会に尊卑があってはならない。
または、人間社会にゾンビがいてはならない。
こんな問題を思いついたのは、6日(日)に映画を観に新宿に行ったついでに、コリアプラザで買った「韓国日報」(5日付)のトップ記事を読んだからです。
その記事の主見出しは「당신의 컴퓨터는 안녕하십니까?(あなたのコンピューターは無事ですか>?)」。
そして副見出しが「20개월 만에 또 '디도스 악몽'…•국방부 등 40개 사이트 공격당해(20ヵ月ぶりにまた'ディードスの悪夢'・・・青・国防部など40サイト攻撃を受ける)」。
「ディードス」は「DDOS」。DDOS攻撃のことで、サイバー・テロの攻撃手段です。
見出し中、唯一の漢字「青」は青瓦台(청와대.チョンワデ)、つまり大統領官邸です。
記事によると、2009年7月7日の「7.7DDOS大乱」と名付けられたサイバー・テロ以来の大規模なサイバー攻撃がしかけられて、青瓦台・国防部・外交通商部・警察庁等の政府機関と、DAUM、NAVER、Gマーケット等利用者の多い40ものサイトが攻撃を受けたということです。
被害サイトは、断続的に接続ができない場合や速度が遅くなる問題が発生した、という程度で、特に大きなダメージを被ることはなかったようです。
【攻撃対象となったサイト。陸海空軍や在韓米軍の他、銀行・証券会社等も含まれる。】
DDOS攻撃では、まずセキュリティの甘い多数のコンピュータに攻撃用のプログラムを埋め込む。次にこれら<존비PC(ゾンビPC>が一斉に大量のパケットをターゲットのコンピューターに送りつけたりして利用不可能にする、というわけです。
ゾンビ・コンピューターという言葉は、日本での認知度はどれほどなんでしょうか? 韓国語の辞書では<존비>あるいは<존비PC>の語は、辞書には載っていないようです。(NAVERやDAUMの辞典にも。)
その後の放送通信委員会の発表によると、DDoS攻撃は4日から2日間に3度にかけてかけられ、ハードディスク損傷事例が7日午後1時まで総数219件に上り、(2009年の7.7DDoS大乱では396件)、また今回のDDoS攻撃に動員されたゾンビPCの数が7万7207台とのことです。
さて肝心の、このサイバー攻撃の発信元ですが、「朝鮮日報」(→日本語)は、8日
放送通信委員会の崔時仲(チェ・シジュン)委員長が、「発信元は北朝鮮と推定される」と語った、と伝えています。しかし記事の続きを読むと「ただし、放送通信委の実務関係者は「正確には依然として調査中」と答えた」とか、「2009年7月7日にDDoS攻撃を受けた際も、北朝鮮が背後にいると主張する声があったが、立証されなかった」とあります。
決定的な証拠がないのに推定で語っちゃっていいのかな? 「韓国日報」の3面の記事によると、7.7大乱では攻撃されなかったコミュニティサイトの<DCインサイド>が運営している
「연평도 북괴도발 갤러리(延坪島北傀挑発ギャラリー)」が1月6日DDOS攻撃を受けたことがあり、利用者たちは北朝鮮の所行とみて北朝鮮のサイト<우리 민족끼리(わが民族同士)>に報復をかけたところ、後になって攻撃の仕掛け人は北朝鮮ではなく、分別のない(철없는)10代の少年だったことが判明したとか。(どこの国にもこんな若者がいるものです。)
인간사회에 존비가 있어서는 안된다.
正解は、範囲指定をすると現れます。
→ 人間社会に尊卑があってはならない。
または、人間社会にゾンビがいてはならない。
こんな問題を思いついたのは、6日(日)に映画を観に新宿に行ったついでに、コリアプラザで買った「韓国日報」(5日付)のトップ記事を読んだからです。
その記事の主見出しは「당신의 컴퓨터는 안녕하십니까?(あなたのコンピューターは無事ですか>?)」。
そして副見出しが「20개월 만에 또 '디도스 악몽'…•국방부 등 40개 사이트 공격당해(20ヵ月ぶりにまた'ディードスの悪夢'・・・青・国防部など40サイト攻撃を受ける)」。
「ディードス」は「DDOS」。DDOS攻撃のことで、サイバー・テロの攻撃手段です。
見出し中、唯一の漢字「青」は青瓦台(청와대.チョンワデ)、つまり大統領官邸です。
記事によると、2009年7月7日の「7.7DDOS大乱」と名付けられたサイバー・テロ以来の大規模なサイバー攻撃がしかけられて、青瓦台・国防部・外交通商部・警察庁等の政府機関と、DAUM、NAVER、Gマーケット等利用者の多い40ものサイトが攻撃を受けたということです。
被害サイトは、断続的に接続ができない場合や速度が遅くなる問題が発生した、という程度で、特に大きなダメージを被ることはなかったようです。
【攻撃対象となったサイト。陸海空軍や在韓米軍の他、銀行・証券会社等も含まれる。】
DDOS攻撃では、まずセキュリティの甘い多数のコンピュータに攻撃用のプログラムを埋め込む。次にこれら<존비PC(ゾンビPC>が一斉に大量のパケットをターゲットのコンピューターに送りつけたりして利用不可能にする、というわけです。
ゾンビ・コンピューターという言葉は、日本での認知度はどれほどなんでしょうか? 韓国語の辞書では<존비>あるいは<존비PC>の語は、辞書には載っていないようです。(NAVERやDAUMの辞典にも。)
その後の放送通信委員会の発表によると、DDoS攻撃は4日から2日間に3度にかけてかけられ、ハードディスク損傷事例が7日午後1時まで総数219件に上り、(2009年の7.7DDoS大乱では396件)、また今回のDDoS攻撃に動員されたゾンビPCの数が7万7207台とのことです。
さて肝心の、このサイバー攻撃の発信元ですが、「朝鮮日報」(→日本語)は、8日
放送通信委員会の崔時仲(チェ・シジュン)委員長が、「発信元は北朝鮮と推定される」と語った、と伝えています。しかし記事の続きを読むと「ただし、放送通信委の実務関係者は「正確には依然として調査中」と答えた」とか、「2009年7月7日にDDoS攻撃を受けた際も、北朝鮮が背後にいると主張する声があったが、立証されなかった」とあります。
決定的な証拠がないのに推定で語っちゃっていいのかな? 「韓国日報」の3面の記事によると、7.7大乱では攻撃されなかったコミュニティサイトの<DCインサイド>が運営している
「연평도 북괴도발 갤러리(延坪島北傀挑発ギャラリー)」が1月6日DDOS攻撃を受けたことがあり、利用者たちは北朝鮮の所行とみて北朝鮮のサイト<우리 민족끼리(わが民族同士)>に報復をかけたところ、後になって攻撃の仕掛け人は北朝鮮ではなく、分別のない(철없는)10代の少年だったことが判明したとか。(どこの国にもこんな若者がいるものです。)