<★2011年 ヌルボの個人的映画ベスト10>(12月31日の記事)を選定するにあたり、参考としていくつもの(30くらいかな?)ブログを見てみました。毎年のことですが、皆さんテンデンバラバラ。私ヌルボと3作品重なっていたら相当に趣味が合う人といってよさそう。「テザ 慟哭の大地」「彼とわたしの漂流日記」「牛と一緒に7泊8日」以外は一般的な作品が並んでいると思うんですけどねー。
それぞれのベスト10については、観客動員数のベスト10とあまり変わらないようなものであるか否かで大別されると思いました。ヌルボはどちらかというと後者。しかし、以前ある集まりで「アメリカの娯楽大作は観たあと心に何も残らない」と批判めいたことを言ったら、「私たちはいっときスカッと楽しめればいいんです」という言葉が返ってきて、なるほどそれもありかも、とナットクしたことがありました。話題作しか観ない人を貶める理由はありません。また、多くの人が低い評価しかつけない作品に感動したという人に対しても同様です。(それでも名作・駄作の基準はあると思いますが・・・。)
・・・ということで、韓国映画についても、観客動員数だけを指標にするのは見方が一面的になると思って本ブログではDAUMの評点についても載せてきました。
ところが最近、毎週見ているKOFIC(韓国映画振興委員会)の興行成績の2ページ目、とくに下位の韓国映画に注目したり、<INDIESTORY>というサイト(韓国語)中の「映画上映情報」でインディーズ系の映画の情報を仕入れたりもするようになると、まだ韓国映画の全貌を見るには網の目が粗かったなあ、ということに思い至りました。
さらに<コネスト>中の「ソウルの映画館」の記事で紹介されている各映画館のラインナップをたまに見たりすると、とくにCINE CODEソンジェやハイパーテック・ナダや創造マダン等の映画館は、もしヌルボがソウル在住であれば、ちょくちょく足を向けるような気がします。
そんなマイナーな映画の中から3作品だけ紹介。どれもYouTubeに予告編がありましたので、リンク先を見てみて下さい。
A.「古い人力車(오래된 인력거)」
B.「羊が1匹、羊が2匹(양 한 마리, 양 두 마리)」
C.「水のない海(물 없는 바다)」
・・・Aは先々週の記事で紹介しました。
・・・Bは、長い間連絡が途絶えていた中学校の同級生(ともに女子)がおとなになって再会すると1人は大企業秘書で、もう1人は非正規職それも解雇された労働者だ 彼女たちは中学校の頃を回想してうれしがる。しかし思い出を語る時は楽しくても現実に戻ればどこかズレが・・・。友情の行方ははたして? この映画については、すでに2年前SARUさんが2009年釜山映画祭で観たということで<韓国映画掲示板>に書いていらっしゃいました。
・・・C、無意識に悪口を口にしてしまう障害を持った青年ドンスは、週2回アルバイトで生活用品をエリという女性の家に届けるが、彼女は妹の死に対する罪意識から引きこもりになっている。そんな2人の出会いはどう展開するか・・・。
こういう映画は日本で公開されることはないのかなあ? 今年韓国に行った時に観に行ってみるか・・・。
★★★ Daumの人気順位(1月3日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①古い人力車(韓国) 9.6(37)
②猫おどり(韓国) 9.5(52)
③オペラ座の怪人 25周年特別公演 9.5(52)
④白いジャングル(韓国) 9.4(30)
⑤私の選択 – 忘れられたカバン その終わらない物語(韓国) 9.3(29)
⑥ナデルとシミン 9.2(31)
⑦ワンドゥギ(韓国) 9.2(1965)
⑧願い(グザーリシュ) 9.0(212)
⑨ライオン・キング 3D 9.0(106)
⑩パーフェクト・ゲーム(韓国) 9.0(737)
新登場は⑨だけ。日本でも公開されているので、説明は省略。。
【専門家による順位】
①ナデルとシミン 8.0(8)
①ドライブ 8.0(8)
③紫(韓国) 8.0(2)
④古い人力車(韓国) 8.0(1)
⑤奇跡(日本) 7.8(6)
⑥ミッション・インポッシブル 7.6(5)
ゴースト・プロコトル
⑦ツリー・オブ・ライフ 7.2(10)
⑧豚の王(韓国) 7.0(5)
⑨ル・アーヴル 7.0(4)
⑩人生はビギナーズ 7.0(3)
今回は新登場はなし。⑨⑩は再登場です。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[12月30日(金)~1月1日(日)] ★★★
「ミッション・インポッシブル」が3週連続トップ
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・上映館数
1・・ミッション・インポッシブル・・・・12/15 ・・・・・・・・1,013,756・・・・・・・・・・5,386,883・・・・・・・・807
ゴースト・プロコトル
2・・シャーロック・ホームズ・・・・・・12/21 ・・・・・・・・・・448,315 ・・・・・・・・・1,432,135・・・・・・・・・410
シャドウ ゲーム
3・・マイウェイ 12,000キロの真実(韓)・・12/21・・・・・416,676・・・・・・・・・・1,735,635・・・・・・・・・746
4・・パーフェクト・ゲーム(韓)・・・・・12/21 ・・・・・・・・・・238,197・・・・・・・・・・・・890,267・・・・・・・・・504
5・・フレンズ もののけ島のナキ(日)・・12/29・・・・・・・166,354・・・・・・・・・・・・203,125・・・・・・・・・381
6・・ぞっとする恋愛(韓)・・・・・・・・・12/01 ・・・・・・・・・・147,206 ・・・・・・・・・・2,819,415・・・・・・・・・326
7・・ライオン・キング 3D・・・・・・・・・12/29 ・・・・・・・・・・139,181・・・・・・・・・・・・170,965・・・・・・・・・279
8・・劇場版ポケットモンスター・・・・12/22・・・・・・・・・・・75,750・・・・・・・・・・・・285,509・・・・・・・・・240
ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士「ビクティ二と白き英雄 レシラム」(日)
9・・アルビンとスーパーバンド3・・12/15 ・・・・・・・・・・・61,473・・・・・・・・・・・・516,732・・・・・・・・・227
10・・劇場版ポケットモンスター・・・12/22・・・・・・・・・・・57,113・・・・・・・・・・・・234,721・・・・・・・・・222
ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ビクティ二と黒き英雄 ゼクロム」(日)
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。
「ミッション・インポッシブル」が3週目もダントツでトップ。
新登場は、5位と7位の2作品ですが、どちらも日本では既知のものなので新味はありません。
「フレンズ もののけ島のナキ」の韓国題は「프렌즈:몬스터섬의 비밀(モンスター島の秘密)」。最初見た時「?」と思いました。しかし日本公開が12月17日だから、韓国公開がずいぶん早いですね。ヌルボは未見ですか、日本でも好評のようで、「ナキました~!!」等のコメントも。
それぞれのベスト10については、観客動員数のベスト10とあまり変わらないようなものであるか否かで大別されると思いました。ヌルボはどちらかというと後者。しかし、以前ある集まりで「アメリカの娯楽大作は観たあと心に何も残らない」と批判めいたことを言ったら、「私たちはいっときスカッと楽しめればいいんです」という言葉が返ってきて、なるほどそれもありかも、とナットクしたことがありました。話題作しか観ない人を貶める理由はありません。また、多くの人が低い評価しかつけない作品に感動したという人に対しても同様です。(それでも名作・駄作の基準はあると思いますが・・・。)
・・・ということで、韓国映画についても、観客動員数だけを指標にするのは見方が一面的になると思って本ブログではDAUMの評点についても載せてきました。
ところが最近、毎週見ているKOFIC(韓国映画振興委員会)の興行成績の2ページ目、とくに下位の韓国映画に注目したり、<INDIESTORY>というサイト(韓国語)中の「映画上映情報」でインディーズ系の映画の情報を仕入れたりもするようになると、まだ韓国映画の全貌を見るには網の目が粗かったなあ、ということに思い至りました。
さらに<コネスト>中の「ソウルの映画館」の記事で紹介されている各映画館のラインナップをたまに見たりすると、とくにCINE CODEソンジェやハイパーテック・ナダや創造マダン等の映画館は、もしヌルボがソウル在住であれば、ちょくちょく足を向けるような気がします。
そんなマイナーな映画の中から3作品だけ紹介。どれもYouTubeに予告編がありましたので、リンク先を見てみて下さい。
A.「古い人力車(오래된 인력거)」
B.「羊が1匹、羊が2匹(양 한 마리, 양 두 마리)」
C.「水のない海(물 없는 바다)」
・・・Aは先々週の記事で紹介しました。
・・・Bは、長い間連絡が途絶えていた中学校の同級生(ともに女子)がおとなになって再会すると1人は大企業秘書で、もう1人は非正規職それも解雇された労働者だ 彼女たちは中学校の頃を回想してうれしがる。しかし思い出を語る時は楽しくても現実に戻ればどこかズレが・・・。友情の行方ははたして? この映画については、すでに2年前SARUさんが2009年釜山映画祭で観たということで<韓国映画掲示板>に書いていらっしゃいました。
・・・C、無意識に悪口を口にしてしまう障害を持った青年ドンスは、週2回アルバイトで生活用品をエリという女性の家に届けるが、彼女は妹の死に対する罪意識から引きこもりになっている。そんな2人の出会いはどう展開するか・・・。
こういう映画は日本で公開されることはないのかなあ? 今年韓国に行った時に観に行ってみるか・・・。
★★★ Daumの人気順位(1月3日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①古い人力車(韓国) 9.6(37)
②猫おどり(韓国) 9.5(52)
③オペラ座の怪人 25周年特別公演 9.5(52)
④白いジャングル(韓国) 9.4(30)
⑤私の選択 – 忘れられたカバン その終わらない物語(韓国) 9.3(29)
⑥ナデルとシミン 9.2(31)
⑦ワンドゥギ(韓国) 9.2(1965)
⑧願い(グザーリシュ) 9.0(212)
⑨ライオン・キング 3D 9.0(106)
⑩パーフェクト・ゲーム(韓国) 9.0(737)
新登場は⑨だけ。日本でも公開されているので、説明は省略。。
【専門家による順位】
①ナデルとシミン 8.0(8)
①ドライブ 8.0(8)
③紫(韓国) 8.0(2)
④古い人力車(韓国) 8.0(1)
⑤奇跡(日本) 7.8(6)
⑥ミッション・インポッシブル 7.6(5)
ゴースト・プロコトル
⑦ツリー・オブ・ライフ 7.2(10)
⑧豚の王(韓国) 7.0(5)
⑨ル・アーヴル 7.0(4)
⑩人生はビギナーズ 7.0(3)
今回は新登場はなし。⑨⑩は再登場です。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[12月30日(金)~1月1日(日)] ★★★
「ミッション・インポッシブル」が3週連続トップ
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・上映館数
1・・ミッション・インポッシブル・・・・12/15 ・・・・・・・・1,013,756・・・・・・・・・・5,386,883・・・・・・・・807
ゴースト・プロコトル
2・・シャーロック・ホームズ・・・・・・12/21 ・・・・・・・・・・448,315 ・・・・・・・・・1,432,135・・・・・・・・・410
シャドウ ゲーム
3・・マイウェイ 12,000キロの真実(韓)・・12/21・・・・・416,676・・・・・・・・・・1,735,635・・・・・・・・・746
4・・パーフェクト・ゲーム(韓)・・・・・12/21 ・・・・・・・・・・238,197・・・・・・・・・・・・890,267・・・・・・・・・504
5・・フレンズ もののけ島のナキ(日)・・12/29・・・・・・・166,354・・・・・・・・・・・・203,125・・・・・・・・・381
6・・ぞっとする恋愛(韓)・・・・・・・・・12/01 ・・・・・・・・・・147,206 ・・・・・・・・・・2,819,415・・・・・・・・・326
7・・ライオン・キング 3D・・・・・・・・・12/29 ・・・・・・・・・・139,181・・・・・・・・・・・・170,965・・・・・・・・・279
8・・劇場版ポケットモンスター・・・・12/22・・・・・・・・・・・75,750・・・・・・・・・・・・285,509・・・・・・・・・240
ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士「ビクティ二と白き英雄 レシラム」(日)
9・・アルビンとスーパーバンド3・・12/15 ・・・・・・・・・・・61,473・・・・・・・・・・・・516,732・・・・・・・・・227
10・・劇場版ポケットモンスター・・・12/22・・・・・・・・・・・57,113・・・・・・・・・・・・234,721・・・・・・・・・222
ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ビクティ二と黒き英雄 ゼクロム」(日)
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。
「ミッション・インポッシブル」が3週目もダントツでトップ。
新登場は、5位と7位の2作品ですが、どちらも日本では既知のものなので新味はありません。
「フレンズ もののけ島のナキ」の韓国題は「프렌즈:몬스터섬의 비밀(モンスター島の秘密)」。最初見た時「?」と思いました。しかし日本公開が12月17日だから、韓国公開がずいぶん早いですね。ヌルボは未見ですか、日本でも好評のようで、「ナキました~!!」等のコメントも。