一昨日の『建築学概論』、昨日の『きっと、うまくいく』と全然タイプの違う作品ですが、映画の魅力を続けて堪能したのは実に久しぶり。
「建築学概論」は、感触としてはソン・イェジン主演の『ラブストーリー』とかと共通するかも・・・。いや以前読んだ「달빛구두(月光の靴)」という漫画だな、このぎこちない初恋(&ラストの○○○さ)は・・・。90年代のもろもろ、いくつ挙げられるか? そういえば、ポケベルのことを삐삐(ピッピ)なんて言ってましたなー。その他は長くなるので省略。
松崎まことさんがツイッターで昨年の『サニー』に続いて推奨しています。他にも大勢。
ツイッターその2。SARUさんの今日のツイートによると『南営洞1985』が7月6日大阪、同7日東京で上映されるそうです。(→コチラ参照。)
ツイッターその3。寺脇研さんが『図書館戦争』について、「これは戦争をカッコよく見せる戦争映画。・・・本や表現の自由を守るという「大義」があれば戦争してもいいのか?」と疑義を呈しているのは正論。(観てないヌルボが言うのは無責任かな? 原作本は読んだ。)
別件。百想芸術大賞2013の結果は→コチラ参照。作品賞&監督賞は『王になった男』でした。
別件その2。昨日発売の「キネマ旬報」6月上旬号の特集は<コリアン・シネマの森にまよって>。キム・ギドク、パク・チャヌク、ホン・サンス各監督のインタビュー等々。ヌルボは未見ですけど・・・。
さて、最近韓国では、90年代の名作の再公開がちょっとしたブームになっているようで、5月10日の「文化日報」や5月12日の「ハンギョレ」が記事にしています。たとえばルイ・マル監督「ダメージ」、岩井俊二監督「Love Letter」「四月物語」、リュック・ベッソン監督「レオン」、トーマス・ヤーン監督「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」。「ハンギョレ」によると「Love Letter」(2月公開)、「レオン」(4月公開)は約4万人の観客を集めて損益分岐点を超えたとか。今後さらに「ニキータ」や「グランブルー」の再公開が予定されているそうです。画質を高める処理の他、最初の公開時には削除されたシーンの復元もしたとのことですが、「『建築学概論』『サニー』が30〜40代の共感を得てヒットしたのと同じような文脈ではないか」という業界関係者の言はナルホドと思いました。1990年代、自由な雰囲気の中で身近な大衆文化の映画を楽しんだ青年たちは現在30〜40歳代。人口は20歳代より多く、経済的にも時間的にも余裕があるものの、消費できる文化コンテンツはあまりにも少ない。そうした年齢層の人たちがこのブームの主な担い手というわけです。
そうかー、80年代どころか、90年代さえ「懐かしいなー」という時代になっちゃってるのか・・・。「50年代、60年代は云々」などと言ってる人(たとえば私ヌルボ)なんぞは<歴史の語り部>となりつつあるのかも・・・。
★★★ Daumの人気順位(5月21日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①レオン 9.4(586)
②ザ・クルーズ 9.3(207)
③シュガーマン 奇跡に愛された男 9.3(136)
④パパロッティ(韓国) 9.2(1701)
⑤チスル – 終わらない歳月 2(韓国) 9.2(522)
⑥アンコール!! 9.2(245)
⑦カルテット!人生のオペラハウス 9.1(39)
⑧偽りなき者 9.0(190)
⑨ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア노킹 온 헤븐스 도어 9.0(160)
⑩ウォールフラワー 8.8(113)
新登場は⑨と⑩です。
⑨「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」は1999年公開のドイツ映画。本記事の前書き参照。
⑩「ウォールフラワー」は、アメリカ人作家スティーヴン・シュボースキー著の書簡体青春小説の映画化。翻訳本が出ていますが、絶版かな? 手紙の送り手はチャーリー(仮名)という高校生で、見知らぬ誰かに送る手紙の内容は、友人や家族についての悩みや、薬物、セックス、自殺等々のこと・・・。「ウォールフラワー」は壁の花、つまり全然目立たない存在のこと。小説の内容は→コチラ参照。映画は著者シュボースキー自身が監督ということで、当然原作に忠実なんでしょう。韓国題も「월플라워」。今年中に日本でも公開されるようです。
【専門家による順位】
①チスル – 終わらない歳月 2(韓国) 9.0(5)
②愛、アムール 8.7(7)
③ホーリー・モーターズ 8.7(4)
④塀の中のジュリアス・シーザー 8.0(5)
⑤テイク・シェルター 7.8(7)
⑥シュガーマン 奇跡に愛された男 7.7(4)
⑦偽らざる者 7.6(3)
⑧アイアンマン3 7.5(6)
⑨天使の分け前 7.5(4)
⑩ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(日本) 7.5(2)
新登場は⑨「天使の分け前」だけです。日本では4月13日に公開されています。韓国題は「앤젤스 셰어:천사를 위한 위스키(エンジェルズ・シャワー:天使のためのウィスキー)」。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[5月17日(金)~19日(日)] ★★★
「アイアンマン3」が800万人を超えて4週連続トップ
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・アイアンマン3 ・・・・・・・・・・・・・・・4/25・・・・・・・・・・・・・・696,302 ・・・・・・・・・8,469,539 ・・・・・・・66,987 ・・・・・・633
2(18)・・モンタージュ(韓国)・・・・・・・・・・5/16・・・・・・・・・・・・・・556,157・・・・・・・・・・・649,661・・・・・・・・・4,755 ・・・・・・539
3(新)・・華麗なるギャツビー ・・・・・・・・・5/16 ・・・・・・・・・・・・・525,253・・・・・・・・・・・618,986・・・・・・・・・4,690・・・・・・・561
4(4)・・ザ・クルーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・5/16 ・・・・・・・・・・・・・305,460 ・・・・・・・・・・・392,157 ・・・・・・・・2,818・・・・・・・524
5(2)・・高齢化家族(韓国) ・・・・・・・・・・・5/09 ・・・・・・・・・・・・・241,891 ・・・・・・・・・・・986,508・・・・・・・・・7,118 ・・・・・・373
6(11)・・ミナ文具店(韓国) ・・・・・・・・・・・5/16 ・・・・・・・・・・・・・180,705 ・・・・・・・・・・・222,178 ・・・・・・・・1,516・・・・・・・382
7(3)・・全国のど自慢(韓国)・・・・・・・・・・5/01 ・・・・・・・・・・・・・・58,390・・・・・・・・・・・・930,600・・・・・・・・・6,395 ・・・・・・194
8(新)・・天使の分け前 ・・・・・・・・・・・・・・5/16・・・・・・・・・・・・・・・・3,453 ・・・・・・・・・・・・・4,542 ・・・・・・・・・・・36・・・・・・・・21
9(6)・・映画クレヨンしんちゃん・・・・・・・・4/25・・・・・・・・・・・・・・・・2,795 ・・・・・・・・・・・217,137 ・・・・・・・・1,429・・・・・・・・18
嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス(日本)
10(10)・・君と歩く世界 ・・・・・・・・・・・・・・5/02 ・・・・・・・・・・・・・・・2,501・・・・・・・・・・・・・25,667 ・・・・・・・・・・193・・・・・・・・26
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
1位「アイアンマン3」は、多少勢いが鈍ったものの4週連続1位。再来週あたりで1000万人にとどきそう、かな?。
今回の新登場は2・3・6・8位の4作品です。
2位「モンタージュ」は韓国のスリラーです。15年前に起きた少女誘拐事件。身代金は犯人に奪われ、少女は死体で発見された。そして15年後。その間悲しみの中で生きてきた少女の母親(オム・ジョンファ)は、事件が時効になると伝えられ、自分の手で犯人を探し出そうとする。そんな時、15年前と同じような事件が発生する。15年前の事件の担当刑事(キム・サンギョン)は担当刑事とは別に、独自に事件を調べ始める。新しい事件で誘拐された少女の祖父(ソン・ヨンチャン)も含めて、3人に決定的な瞬間が訪れる・・・。原題は「몽타주」です。
3位「華麗なるギャツビー」は、日本では6月14日から公開。レオナルド・ディカプリオがギャツビー、トビー・マグワイアがニック・キャラウェイ、そしてキャリー・マリガンがデイジーを演じるということで、私ヌルボも注目。韓国題は「위대한 개츠비」と「華麗な~」ではなく「偉大な~」の方です。
6位「ミナ文具店」は、かつては優秀な公務員だったミナ(チェ・ガンヒ)が問題の多い文房具店を背負わされることになり、店を売ろうとしますが、思いもよらず小学生の常連の激しい抵抗にあって新しい展開が・・・というストーリー。「イケメン軍団が登場!」というふれこみですが、それについては略します。原題は「미나문방구」つまり「ミナ文房具」で、ほとんどの日本サイトがそのまま訳していますが、韓国では文房具店のことも문방구(文房具)と言っているので、意訳しました。
8位「天使の分け前」は上述しました。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(新)・・天使の分け前 ・・・・・・・・・・・・・・・・・5/16 ・・・・・・・・・・・・3,453 ・・・・・・・・・・・・・・・4,542・・・・・・・・・・・36・・・・・・・・・・21
2(2)・・君と歩く世界 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/02・・・・・・・・・・・・・5,272 ・・・・・・・・・・・・・・19,842 ・・・・・・・・・150・・・・・・・・・・36
3(1)・・ローマでアモーレ ・・・・・・・・・・・・・・・4/18・・・・・・・・・・・・・2,294 ・・・・・・・・・・・・・173,324・・・・・・・・1,272・・・・・・・・・・21
4(新)・・幻想の中のあなた(韓国) ・・・・・・・5/16・・・・・・・・・・・・・1,639・・・・・・・・・・・・・・・・2,562・・・・・・・・・・・18・・・・・・・・・・32
5(3)・・レオン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1995/2/18 ・・・・・・・・・・・・・・500 ・・・・・・・・・・・・・・41,340 ・・・・・・・・・313・・・・・・・・・・・9
新登場は1位と4位の2作品。
1位「天使の分け前」は上述しました。
4位「幻想の中のあなた」は今年の14回全州国際映画祭上映作。誰の目からも美しい女性チャギョン(ハン・イェリ)とヒョックン(イ•ヒジュン)のカップル。そしてチャギョンの親友キオク(イ•ヨンジン)は最初の出会いからヒョックンを愛していながら、友情のため本心を隠してきました。ところが、小さな嫉妬以外には何の問題もないようだった3人の日常が、チャギョンの突然の死で壊れてしまいます。1年が過ぎてもヒョックンは現実を受け入れられないまま。彼に向けてキオクの心が少し動きはじめたある日、彼らの幻想の中にとどまっていたチャギョンが彼らの前に姿を現し、傷ついた3人の記憶と日常は予測のつかない方向へと・・・。ハン・イェリは百想芸術大賞2013で新人女優賞を受賞しました。(『ハナ~奇跡の46日間』) あ、イ•ヒジュンもドラマ部門で新人男性演技賞を受賞してますね。(『棚ぼたのあなた』) 原題は「환상속의 그대」です。
「建築学概論」は、感触としてはソン・イェジン主演の『ラブストーリー』とかと共通するかも・・・。いや以前読んだ「달빛구두(月光の靴)」という漫画だな、このぎこちない初恋(&ラストの○○○さ)は・・・。90年代のもろもろ、いくつ挙げられるか? そういえば、ポケベルのことを삐삐(ピッピ)なんて言ってましたなー。その他は長くなるので省略。
松崎まことさんがツイッターで昨年の『サニー』に続いて推奨しています。他にも大勢。
ツイッターその2。SARUさんの今日のツイートによると『南営洞1985』が7月6日大阪、同7日東京で上映されるそうです。(→コチラ参照。)
ツイッターその3。寺脇研さんが『図書館戦争』について、「これは戦争をカッコよく見せる戦争映画。・・・本や表現の自由を守るという「大義」があれば戦争してもいいのか?」と疑義を呈しているのは正論。(観てないヌルボが言うのは無責任かな? 原作本は読んだ。)
別件。百想芸術大賞2013の結果は→コチラ参照。作品賞&監督賞は『王になった男』でした。
別件その2。昨日発売の「キネマ旬報」6月上旬号の特集は<コリアン・シネマの森にまよって>。キム・ギドク、パク・チャヌク、ホン・サンス各監督のインタビュー等々。ヌルボは未見ですけど・・・。
さて、最近韓国では、90年代の名作の再公開がちょっとしたブームになっているようで、5月10日の「文化日報」や5月12日の「ハンギョレ」が記事にしています。たとえばルイ・マル監督「ダメージ」、岩井俊二監督「Love Letter」「四月物語」、リュック・ベッソン監督「レオン」、トーマス・ヤーン監督「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」。「ハンギョレ」によると「Love Letter」(2月公開)、「レオン」(4月公開)は約4万人の観客を集めて損益分岐点を超えたとか。今後さらに「ニキータ」や「グランブルー」の再公開が予定されているそうです。画質を高める処理の他、最初の公開時には削除されたシーンの復元もしたとのことですが、「『建築学概論』『サニー』が30〜40代の共感を得てヒットしたのと同じような文脈ではないか」という業界関係者の言はナルホドと思いました。1990年代、自由な雰囲気の中で身近な大衆文化の映画を楽しんだ青年たちは現在30〜40歳代。人口は20歳代より多く、経済的にも時間的にも余裕があるものの、消費できる文化コンテンツはあまりにも少ない。そうした年齢層の人たちがこのブームの主な担い手というわけです。
そうかー、80年代どころか、90年代さえ「懐かしいなー」という時代になっちゃってるのか・・・。「50年代、60年代は云々」などと言ってる人(たとえば私ヌルボ)なんぞは<歴史の語り部>となりつつあるのかも・・・。
★★★ Daumの人気順位(5月21日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①レオン 9.4(586)
②ザ・クルーズ 9.3(207)
③シュガーマン 奇跡に愛された男 9.3(136)
④パパロッティ(韓国) 9.2(1701)
⑤チスル – 終わらない歳月 2(韓国) 9.2(522)
⑥アンコール!! 9.2(245)
⑦カルテット!人生のオペラハウス 9.1(39)
⑧偽りなき者 9.0(190)
⑨ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア노킹 온 헤븐스 도어 9.0(160)
⑩ウォールフラワー 8.8(113)
新登場は⑨と⑩です。
⑨「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」は1999年公開のドイツ映画。本記事の前書き参照。
⑩「ウォールフラワー」は、アメリカ人作家スティーヴン・シュボースキー著の書簡体青春小説の映画化。翻訳本が出ていますが、絶版かな? 手紙の送り手はチャーリー(仮名)という高校生で、見知らぬ誰かに送る手紙の内容は、友人や家族についての悩みや、薬物、セックス、自殺等々のこと・・・。「ウォールフラワー」は壁の花、つまり全然目立たない存在のこと。小説の内容は→コチラ参照。映画は著者シュボースキー自身が監督ということで、当然原作に忠実なんでしょう。韓国題も「월플라워」。今年中に日本でも公開されるようです。
【専門家による順位】
①チスル – 終わらない歳月 2(韓国) 9.0(5)
②愛、アムール 8.7(7)
③ホーリー・モーターズ 8.7(4)
④塀の中のジュリアス・シーザー 8.0(5)
⑤テイク・シェルター 7.8(7)
⑥シュガーマン 奇跡に愛された男 7.7(4)
⑦偽らざる者 7.6(3)
⑧アイアンマン3 7.5(6)
⑨天使の分け前 7.5(4)
⑩ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(日本) 7.5(2)
新登場は⑨「天使の分け前」だけです。日本では4月13日に公開されています。韓国題は「앤젤스 셰어:천사를 위한 위스키(エンジェルズ・シャワー:天使のためのウィスキー)」。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[5月17日(金)~19日(日)] ★★★
「アイアンマン3」が800万人を超えて4週連続トップ
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・アイアンマン3 ・・・・・・・・・・・・・・・4/25・・・・・・・・・・・・・・696,302 ・・・・・・・・・8,469,539 ・・・・・・・66,987 ・・・・・・633
2(18)・・モンタージュ(韓国)・・・・・・・・・・5/16・・・・・・・・・・・・・・556,157・・・・・・・・・・・649,661・・・・・・・・・4,755 ・・・・・・539
3(新)・・華麗なるギャツビー ・・・・・・・・・5/16 ・・・・・・・・・・・・・525,253・・・・・・・・・・・618,986・・・・・・・・・4,690・・・・・・・561
4(4)・・ザ・クルーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・5/16 ・・・・・・・・・・・・・305,460 ・・・・・・・・・・・392,157 ・・・・・・・・2,818・・・・・・・524
5(2)・・高齢化家族(韓国) ・・・・・・・・・・・5/09 ・・・・・・・・・・・・・241,891 ・・・・・・・・・・・986,508・・・・・・・・・7,118 ・・・・・・373
6(11)・・ミナ文具店(韓国) ・・・・・・・・・・・5/16 ・・・・・・・・・・・・・180,705 ・・・・・・・・・・・222,178 ・・・・・・・・1,516・・・・・・・382
7(3)・・全国のど自慢(韓国)・・・・・・・・・・5/01 ・・・・・・・・・・・・・・58,390・・・・・・・・・・・・930,600・・・・・・・・・6,395 ・・・・・・194
8(新)・・天使の分け前 ・・・・・・・・・・・・・・5/16・・・・・・・・・・・・・・・・3,453 ・・・・・・・・・・・・・4,542 ・・・・・・・・・・・36・・・・・・・・21
9(6)・・映画クレヨンしんちゃん・・・・・・・・4/25・・・・・・・・・・・・・・・・2,795 ・・・・・・・・・・・217,137 ・・・・・・・・1,429・・・・・・・・18
嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス(日本)
10(10)・・君と歩く世界 ・・・・・・・・・・・・・・5/02 ・・・・・・・・・・・・・・・2,501・・・・・・・・・・・・・25,667 ・・・・・・・・・・193・・・・・・・・26
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
1位「アイアンマン3」は、多少勢いが鈍ったものの4週連続1位。再来週あたりで1000万人にとどきそう、かな?。
今回の新登場は2・3・6・8位の4作品です。
2位「モンタージュ」は韓国のスリラーです。15年前に起きた少女誘拐事件。身代金は犯人に奪われ、少女は死体で発見された。そして15年後。その間悲しみの中で生きてきた少女の母親(オム・ジョンファ)は、事件が時効になると伝えられ、自分の手で犯人を探し出そうとする。そんな時、15年前と同じような事件が発生する。15年前の事件の担当刑事(キム・サンギョン)は担当刑事とは別に、独自に事件を調べ始める。新しい事件で誘拐された少女の祖父(ソン・ヨンチャン)も含めて、3人に決定的な瞬間が訪れる・・・。原題は「몽타주」です。
3位「華麗なるギャツビー」は、日本では6月14日から公開。レオナルド・ディカプリオがギャツビー、トビー・マグワイアがニック・キャラウェイ、そしてキャリー・マリガンがデイジーを演じるということで、私ヌルボも注目。韓国題は「위대한 개츠비」と「華麗な~」ではなく「偉大な~」の方です。
6位「ミナ文具店」は、かつては優秀な公務員だったミナ(チェ・ガンヒ)が問題の多い文房具店を背負わされることになり、店を売ろうとしますが、思いもよらず小学生の常連の激しい抵抗にあって新しい展開が・・・というストーリー。「イケメン軍団が登場!」というふれこみですが、それについては略します。原題は「미나문방구」つまり「ミナ文房具」で、ほとんどの日本サイトがそのまま訳していますが、韓国では文房具店のことも문방구(文房具)と言っているので、意訳しました。
8位「天使の分け前」は上述しました。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(新)・・天使の分け前 ・・・・・・・・・・・・・・・・・5/16 ・・・・・・・・・・・・3,453 ・・・・・・・・・・・・・・・4,542・・・・・・・・・・・36・・・・・・・・・・21
2(2)・・君と歩く世界 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/02・・・・・・・・・・・・・5,272 ・・・・・・・・・・・・・・19,842 ・・・・・・・・・150・・・・・・・・・・36
3(1)・・ローマでアモーレ ・・・・・・・・・・・・・・・4/18・・・・・・・・・・・・・2,294 ・・・・・・・・・・・・・173,324・・・・・・・・1,272・・・・・・・・・・21
4(新)・・幻想の中のあなた(韓国) ・・・・・・・5/16・・・・・・・・・・・・・1,639・・・・・・・・・・・・・・・・2,562・・・・・・・・・・・18・・・・・・・・・・32
5(3)・・レオン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1995/2/18 ・・・・・・・・・・・・・・500 ・・・・・・・・・・・・・・41,340 ・・・・・・・・・313・・・・・・・・・・・9
新登場は1位と4位の2作品。
1位「天使の分け前」は上述しました。
4位「幻想の中のあなた」は今年の14回全州国際映画祭上映作。誰の目からも美しい女性チャギョン(ハン・イェリ)とヒョックン(イ•ヒジュン)のカップル。そしてチャギョンの親友キオク(イ•ヨンジン)は最初の出会いからヒョックンを愛していながら、友情のため本心を隠してきました。ところが、小さな嫉妬以外には何の問題もないようだった3人の日常が、チャギョンの突然の死で壊れてしまいます。1年が過ぎてもヒョックンは現実を受け入れられないまま。彼に向けてキオクの心が少し動きはじめたある日、彼らの幻想の中にとどまっていたチャギョンが彼らの前に姿を現し、傷ついた3人の記憶と日常は予測のつかない方向へと・・・。ハン・イェリは百想芸術大賞2013で新人女優賞を受賞しました。(『ハナ~奇跡の46日間』) あ、イ•ヒジュンもドラマ部門で新人男性演技賞を受賞してますね。(『棚ぼたのあなた』) 原題は「환상속의 그대」です。