今日の夕方、パソコンで何となくKBS1ラジオの<생방송 일요일 저녁입니다(生放送 日曜日の夕方です)>という番組を聞き流していました。
すると、その中の1コーナーで、「ヘラルド経済」紙のソ・ビョンギ記者が썸탄다(ソムタンダ)という新語(신조어.新造語)について説明していました。関連語で、썸남(ソムナム)、썸녀(ソムニョ)という言葉もあります。
これらは私ヌルボも当然知らなかった言葉です。
以下、ネット検索でわかったことを記します。
たとえば、2012年7月の<NATEパン>に、「썸탄다という言葉はどんな意味?」という質問がありました。(→コチラ。)
その回答には、「つきあう前(사귀기전)の、たがいに好意を持っている間柄」とあります。
最近では、→コチラの記事(2月26日)に썸탄다の詳しい説明があります。
それによると、썸(ソム)とは英語のサムシング(something.섬싱)の略語です。つまり、何か引きつけるものを感じる、ということでしょうか。
また、次のような用例も示されています。
“나 요즘 썸타는 남자 있어” “와~ 그 썸남 기대되는걸?”
(「私、最近ソムタヌン男子がいるの」 「わ~、そのソムナム、期待できるのね?」)
つまり、썸남(ソムナム)とは、ちょっと気になる(いい感じの)男性といったところでしょうか。女性の場合だと썸녀(ソムニョ)です。
ある記事では、「オレ、썸녀がいるんだ」と言わずとも「관심있는 여자(関心がある女性)がいる」でいいだろう、と書いている人がいましたが・・・。ま、そういうこと。
私ヌルボが近ごろ愛用している<エンハウィキミラー>の<썸>の項目(→コチラ)の説明文によると、この語が用いられるようになったきっかけはわからないが、男女学生の間で2009年以降使われ始めたそうです。
この文中にも“나 걔랑 썸이야.”(オレ、あの子と썸なんだ)という用例があります。
つまりは「友だち以上、恋人未満」と言えばわかりやすいですね。
また、次のような問題点も指摘しています。
それは自分が相手を「썸남(썸녀)」と思っていても、それは主観的・一方的なものにすぎないということ。
したがって、「썸に乗っていると錯覚していて、わかってみれば쌈だったという場合もあるようだ」とも(笑)。
※쌈は싸움(ケンカ)の略語。
最近、この썸탄다という言葉は「京郷新聞」にも登場しました。3月27日付の、ちょっと政治がらみの記事です。(→コチラ。)
セヌリ党の最高委員会議で、青年政策提案として招かれた梨花女子大の学生キム・アヨンさんが議員たちに썸탄다という言葉を聞いたことがあるか尋ねたところ、一部を除いてほとんどの議員は知らなかった。そこでキムさんが「恋人でも友だちでもなく、その中間で塩加減をみはからっている程度」と説明すると、チェ・ギョンファンセヌリ党院内代表が「安哲秀共同代表のような・・・」と彼の名を出したので同党議員たちは爆笑した、というもの。(なるほどね。)
※安哲秀(アン・チョルス)は3月26日成立し、セヌリ党に次ぐ第2党となった新政治民主連合の共同代表。もう1人の共同代表は旧・民主党の金ハンギル。
つまりは、4年ほど前に若者たちの間で使われ始めた流行語がここにきて新聞・TV・ラジオでも取り上げられ、オジサンたちの間にも関心を持たれるようになってきたということですね。
TV番組関係では、tvNの日曜夜のお笑い番組「コメディリーグ(코미디빅리그)」の中で放映された、まさに「썸&쌈」と題されたコメディがYouTubeにアップされていました。
上述のような、いいフンイキの「썸」と、ケンカの「쌈」が対照的に演じられています。
今年1月の初回から8回分あるようですが、3回までの分のリンクを張っておきます。韓国語中級レベルであまりちゃんと聞き取れなくても(←ヌルボ自身のこと?)、おおよそはわかると思います。
<코미디빅리그 썸&쌈>→コチラ。
<코미디 빅리그 썸&쌈 2>→コチラ。
<코미디 빅리그 썸&쌈 3>→コチラ。
すると、その中の1コーナーで、「ヘラルド経済」紙のソ・ビョンギ記者が썸탄다(ソムタンダ)という新語(신조어.新造語)について説明していました。関連語で、썸남(ソムナム)、썸녀(ソムニョ)という言葉もあります。
これらは私ヌルボも当然知らなかった言葉です。
以下、ネット検索でわかったことを記します。
たとえば、2012年7月の<NATEパン>に、「썸탄다という言葉はどんな意味?」という質問がありました。(→コチラ。)
その回答には、「つきあう前(사귀기전)の、たがいに好意を持っている間柄」とあります。
最近では、→コチラの記事(2月26日)に썸탄다の詳しい説明があります。
それによると、썸(ソム)とは英語のサムシング(something.섬싱)の略語です。つまり、何か引きつけるものを感じる、ということでしょうか。
また、次のような用例も示されています。
“나 요즘 썸타는 남자 있어” “와~ 그 썸남 기대되는걸?”
(「私、最近ソムタヌン男子がいるの」 「わ~、そのソムナム、期待できるのね?」)
つまり、썸남(ソムナム)とは、ちょっと気になる(いい感じの)男性といったところでしょうか。女性の場合だと썸녀(ソムニョ)です。
ある記事では、「オレ、썸녀がいるんだ」と言わずとも「관심있는 여자(関心がある女性)がいる」でいいだろう、と書いている人がいましたが・・・。ま、そういうこと。
私ヌルボが近ごろ愛用している<エンハウィキミラー>の<썸>の項目(→コチラ)の説明文によると、この語が用いられるようになったきっかけはわからないが、男女学生の間で2009年以降使われ始めたそうです。
この文中にも“나 걔랑 썸이야.”(オレ、あの子と썸なんだ)という用例があります。
つまりは「友だち以上、恋人未満」と言えばわかりやすいですね。
また、次のような問題点も指摘しています。
それは自分が相手を「썸남(썸녀)」と思っていても、それは主観的・一方的なものにすぎないということ。
したがって、「썸に乗っていると錯覚していて、わかってみれば쌈だったという場合もあるようだ」とも(笑)。
※쌈は싸움(ケンカ)の略語。
最近、この썸탄다という言葉は「京郷新聞」にも登場しました。3月27日付の、ちょっと政治がらみの記事です。(→コチラ。)
セヌリ党の最高委員会議で、青年政策提案として招かれた梨花女子大の学生キム・アヨンさんが議員たちに썸탄다という言葉を聞いたことがあるか尋ねたところ、一部を除いてほとんどの議員は知らなかった。そこでキムさんが「恋人でも友だちでもなく、その中間で塩加減をみはからっている程度」と説明すると、チェ・ギョンファンセヌリ党院内代表が「安哲秀共同代表のような・・・」と彼の名を出したので同党議員たちは爆笑した、というもの。(なるほどね。)
※安哲秀(アン・チョルス)は3月26日成立し、セヌリ党に次ぐ第2党となった新政治民主連合の共同代表。もう1人の共同代表は旧・民主党の金ハンギル。
つまりは、4年ほど前に若者たちの間で使われ始めた流行語がここにきて新聞・TV・ラジオでも取り上げられ、オジサンたちの間にも関心を持たれるようになってきたということですね。
TV番組関係では、tvNの日曜夜のお笑い番組「コメディリーグ(코미디빅리그)」の中で放映された、まさに「썸&쌈」と題されたコメディがYouTubeにアップされていました。
上述のような、いいフンイキの「썸」と、ケンカの「쌈」が対照的に演じられています。
今年1月の初回から8回分あるようですが、3回までの分のリンクを張っておきます。韓国語中級レベルであまりちゃんと聞き取れなくても(←ヌルボ自身のこと?)、おおよそはわかると思います。
<코미디빅리그 썸&쌈>→コチラ。
<코미디 빅리그 썸&쌈 2>→コチラ。
<코미디 빅리그 썸&쌈 3>→コチラ。