この1週間で観た映画は「異国に生きる 日本の中のビルマ人」だけです。土井敏邦監督による2012年のドキュメンタリーですが、ナヌムの家のハルモニたちを撮った「“記憶“と生きる」同様声高に叫ぶ感じではなく、淡々と日常生活に重きを置いて撮っている点がいいですね。
韓国関係では、近所の横浜シネマリンで「済州の魂たち」、シネマ・ジャック&ベティで「将軍様、あなたのために映画を撮ります」が目下上映中で、これはぜひ観に行かなければ・・・。ジャック&ベティでは来月には「弁護人」もやるし、また韓国映画以外でもこの2館の上映予定作のいろいろ楽しみです。
ぼちぼち映画祭シーズンになってきました。昨年高飛車な方針が自ら墓穴を掘ることになってしまった(→参照)大鐘賞ですが、今年は1月遅れで12月27日世宗大学校コンベンションホールで開催とか。しかし中継TV局等それ以外のことは未発表のまま。まだ昨年の混乱が尾を引いているようです。
11月7日発表された青龍映画賞の作品賞にノミネートされたのは次の5作品。「哭声」「インサイダーズ/内部者たち」「東柱」「密偵」「釜山行き」「アガシ」。これは興味深いですね。男優賞・女優賞等その他の部門については→コチラの記事参照。また、10月発表の韓国映画評論家協会賞では「密偵」が最優秀作品賞を受賞しています。授賞式は11月7日催されました。(→コチラ。)
★★★ NAVERの人気順位(11月15日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※評点の後の( )は採点者数
①(-) オー・マイ・パパ(韓国) 9.89(153)
②(-) シーソー(韓国) 9.77(22)
③(1) マルリー・ゴモンへようこそ 9.39(18)
④(5) 自白(韓国) 9.37(2,182)
⑤(3) おばあちゃんの遠い家(韓国) 9.37(123)
⑥(7) 学校に行く日 9.32(56)
⑦(9) KING OF PRISM by PrettyRhythm(日本) 9.30(1,256)
⑧(- ) ヨイショ! 君と走る日 9.15(13)
⑨(-) オーヴェという男 9.14(1,328)
⑩(-)ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years 9.10(196)
今回の新登場は①と⑧の2作品です。
①「オー・マイ・パパ」は、アメリカ人の神父アウロシオ・シュワルツ(1932~90.韓国名ソ・ジェゴン)についてのドキュメンタリー。彼は1957年に韓国に赴任して以来、朝鮮戦争後の貧しかった釜山に定着し、孤児や浮浪児や貧しい家の子供たちの施設として少年の家を開き、彼らの親代わりとなって面倒を見た人物で、1975年には韓国の国民勲章<冬柏(トンベク)章>を受章しました。その後はフィリピンでも貧しい子供たちのために尽力し、マグサイサイ章を受章しています。1990年フィリピンの<少女の家>で逝去し、昨年ローマ教会から<尊者>に列せられました。原題は「오 마이 파파」です。
⑧「ヨイショ! 君と走る日」は、昨年の<インディアン・フィルム・フェスティバル>で上映されたインド(ヒンディー語)の愛情コメディ。北インドの小さな町で小さなカセットテープ店を営む家の息子プレームは、父親に頭が上がらず、進級試験には失敗し落ち込むばかり。大好きな歌手クマール・サーヌーの歌のオリジナルカセット集を作ることだけが心の慰めです。そんなある日、父親の命令で見合いすることになったその相手サンディヤは教員免許を持っているちょっと(以上に)おデブな女性。それでもあれよあれよという間に結婚。しかし自由に生きたいという夢を絶たれた上、美しい女性と結婚できなかった不満を露骨に示すことから、結婚生活はたちまち行き詰まり、サンディヤは実家に戻ってついには離婚裁判に。両家の努力等でようやく事態が解決された2人は何も考えず「妻を背負って走る」大会に出場することになります・・・。韓国題は「아내 업고 달리기」です。日本での一般公開はなさそう? 観た人あちの感想を読むとなかなか好評なんだけど・・・。
【記者・評論家による順位】
※評点の後の( )は採点者数
①(1) キャロル 8.96(13)
②(2) ヘル・オア・ハイ・ウォーター 8.10(10)
③(3) ラヴニール 8.00(6)
④(4) ベルヴィル・ランデブー 7.83(8)
⑤(6) 自白(韓国) 7.67(10)
⑥(8) 密偵(韓国) 7.50(12)
⑦(10) ひつじ村の兄弟 7.39(9)
⑧(-) あなた自身とあなたのもの(韓国) 7.31(9)
⑨(-) BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント 7.08(6)
⑩(-) ドクター・ストレンジ 7.03(7)
⑧「あなた自身とあなたのもの」だけが今回の新登場です。ホン・サンス監督の新作。ネチズンの評点(7.24)より専門家の評点の方が高いのはこの監督ならでは。画家のヨンス(キム・ジュヒョク)は、母が危篤という日、恋人のミンジョン(イ・ユヨン)からある男と酒を飲んでひどいケンカをしたという話を聞きます。そのことで2人は口論になり、ミンジョンは当分会わないことにしましょうと出て行ってしまいます。翌日からヨンスは彼女を探してあちこちを回りますが会えないまま。その間、近所ではミンジョン(or似た女性?)が行き来し、何人かの男たちにも会っています。ヨンスはミンジョンを探してさまよいつつ自分と戦い続け、それが世界で戦うことと同じではないかと思い、彼女もまた・・・等々のストーリーは、この監督の場合どうでもよさそう?(笑) 韓国題は「당신자신과 당신의 것」です。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績11月11日(金)~11月13日(日) ★★★
「ドクター・ストレンジ」が3週連続トップ
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・・累積収入・・・・上映館数
1(1)・・ドクター・ストレンジ ・・・・・・・・・10/26・・・・・・・・・・・548,511・・・・・・・・・・・4,825,574・・・・・・・・42,518・・・・・・・・・・951
2(18)・・スプリット(韓国) ・・・・・・・・・・・11/09 ・・・・・・・・・・336,802・・・・・・・・・・・・・439,425・・・・・・・・・3,629・・・・・・・・・・702
3(2)・・ラッキー(韓国) ・・・・・・・・・・・・・10/13・・・・・・・・・・・245,324・・・・・・・・・・・6,804,656・・・・・・・・55,153・・・・・・・・・・669
4(新)・・ウィジャ:呪いの始まり・・・・・11/09・・・・・・・・・・・162,146・・・・・・・・・・・・・210,984・・・・・・・・・1,722・・・・・・・・・・467
5(33)・・GAMBA ガンバと仲間たち(日本)・・11/10 ・・・・49,813・・・・・・・・・・・・・・56,949・・・・・・・・・・・437・・・・・・・・・・400
6(26)・・世界から猫が消えたなら(日本)・・11/09 ・・・・・・33,194・・・・・・・・・・・・・・48,436・・・・・・・・・・・332・・・・・・・・・・175
7(6)・・ムヒョン、2つの都市の物語(韓国)・・10/26・・・・・・27,757・・・・・・・・・・・・・123,286・・・・・・・・・・・973・・・・・・・・・・136
8(5)・・手裏剣戦隊ニンニンジャー ・・11/03 ・・・・・・・・・・・16,048・・・・・・・・・・・・・・60,786・・・・・・・・・・・476・・・・・・・・・・254
VSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド(日本)
9(8)・・きみに読む物語・・・・・・・・2004/11/26・・・・・・・・・・・15,202 ・・・・・・・・・・・・591,338 ・・・・・・・・・4,119・・・・・・・・・・112
10(4)・・ヘル・オア・ハイ・ウォーター・・11/03 ・・・・・・・・・・・7,058・・・・・・・・・・・・・・74,630・・・・・・・・・・・584・・・・・・・・・・127
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
今回も全体的に数字は停滞気味。「ラッキー」は700万人に届く感じですね。
今回の新登場は2・4・5・6位の4作品。これで日本映画が3作品ランクイン。珍しいかも。
2位「スプリット」は、韓国のドラマ。過去ボーリング界の伝説と呼ばれていたチョルジョン(ユ・ジテ)でしたが、、不運の事故ですべてを失ってからは昼は偽の石油販売員、夜は賭けボーリングの選手として働いています。そんなある日、自分の世界に閉じこもっているもののボーリングには天才的な能力を持つヨンフン(イ・ダウィッ)に偶然出会い、2人はパートナーになります。そしてチョルジョンの助力者で、賭博ブローカーの女性ヒジン(イ・ジョンヒョン)の指揮の下、大きな賭博の勝負を始めるのですが・・・。原題は「스플릿」です。
4位「ウィジャ:呪いの始まり」は、アメリカのホラーで、2014年に公開された「ウィジャ」(日本未公開)の前日譚。ウィジャ(Ouija)とは何かと思ったら心霊術で用いる仕掛け版というか、コックリさんのようなものだとか。1965年のロサンゼルス。2人の娘を抱えて夫に先立たれた女性が自宅でその文字盤ウィジャを使って心霊相談を始めます。ところが、やがてウィジャは強力な悪霊をひきつけ、下の娘にとり憑いて 家族に恐怖をもたらします・・・。韓国題は「로스트 인 더스트」。日本公開はなさそうな・・・。
5位「GAMBA ガンバと仲間たち」は、斎藤惇夫の名作児童小説「冒険者たち ガンバと十五ひきの仲間」3Dアニメ化作品なのですが、私ヌルボは観てないので、コメントはパスということで・・・。韓国題は「감바의 대모험」です。
については上述しました。
6位「世界から猫が消えたなら」、これも観てないんですよねー。「余命あとわずかとなった・・・」という内容紹介を見ただけで関心が遠のく感じで・・・。まあ韓国もとっくにネコ愛好国になっているので、タイトルだけでも集客力はあるでしょうね。韓国題は「세상에서 고양이가 사라진다면」です。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(6)・・世界から猫が消えたなら(日本)・・11/09 ・・・・・・・・・・33,194 ・・・・・・・・・・・・48,438・・・・・・・・・・・・・332 ・・・・・・・・175
2(15)・・あなた自身とあなたのもの(韓国)・・11/10・・・・・・・・・4,324 ・・・・・・・・・・・・・7,243 ・・・・・・・・・・・・・57・・・・・・・・・175
3(1)・・すれ違いのダイアリーズ・・・・・・11/02・・・・・・・・・・・・・・5,055 ・・・・・・・・・・・・68,157・・・・・・・・・・・・・476 ・・・・・・・・115
4(新)・・ラスト、コーション・・・・・・・2007/11/08・・・・・・・・・・・・・・4,744・・・・・・・・・・1,921,142・・・・・・・・・・12,630 ・・・・・・・・119
5(2)・・暗い日曜日・・・・・・・・・・・・・2000/10/21 ・・・・・・・・・・・・・3,003 ・・・・・・・・・・・・19,835・・・・・・・・・・・・・158 ・・・・・・・・・56
1・2・4位の3作品が新登場です。
1位「世界から猫が消えたなら」と、2位<「あなた自身とあなたのもの」については上述しました。
4位「ラスト、コーション」は、話題を呼んだ中国映画の再上映。主演のタンウェイは「レイトオータム」に出演した縁で韓国のキム・テヨン監督と結婚したこともあって、韓国で知名度の高い中国人の代表格になっています。韓国題は「색, 계」です。
韓国関係では、近所の横浜シネマリンで「済州の魂たち」、シネマ・ジャック&ベティで「将軍様、あなたのために映画を撮ります」が目下上映中で、これはぜひ観に行かなければ・・・。ジャック&ベティでは来月には「弁護人」もやるし、また韓国映画以外でもこの2館の上映予定作のいろいろ楽しみです。
ぼちぼち映画祭シーズンになってきました。昨年高飛車な方針が自ら墓穴を掘ることになってしまった(→参照)大鐘賞ですが、今年は1月遅れで12月27日世宗大学校コンベンションホールで開催とか。しかし中継TV局等それ以外のことは未発表のまま。まだ昨年の混乱が尾を引いているようです。
11月7日発表された青龍映画賞の作品賞にノミネートされたのは次の5作品。「哭声」「インサイダーズ/内部者たち」「東柱」「密偵」「釜山行き」「アガシ」。これは興味深いですね。男優賞・女優賞等その他の部門については→コチラの記事参照。また、10月発表の韓国映画評論家協会賞では「密偵」が最優秀作品賞を受賞しています。授賞式は11月7日催されました。(→コチラ。)
「朝鮮日報」11月11日掲載の「封切映画 ぴったり10字評」 (ハングル文も訳文も10字です。) | ||
「あなた自身とあなたのもの」 感謝! 君が君であること ★★★ 「世界から猫が消えたなら」 大切な事は変わらない ★★☆ 「オー・マイ・パパ」 愛のために貧しくなる ★★☆ | 「ビューティフル・レディーズ」 深く辛い条理の深淵 ★★☆ 「シーソー」 共に歩く時見える世界 ★★☆ 「スクウィーズ」 超無邪気な賭けゴルフ ★★ | |
「ビューティフル・レディーズ」(仮)はソフィー・マルソー主演のフランス映画で、3人の女囚を中心とした犯罪ドラマ。日本公開は未定か? 「スクウィーズ」(仮)はアメリカのコメディ&ドラマ。ゴルフのトッププロを夢見る青年と、偶然ゴルフ場で出会った賭博師が100万ドルを賭けてゴルフ対決・・・しかしこれに無法者がからんでややこしいことに・・・。日本公開は未定のようです。「シーソー」先週の記事で紹介しました。他の3作品はすべて下の記事中で紹介しています。 |
★★★ NAVERの人気順位(11月15日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※評点の後の( )は採点者数
①(-) オー・マイ・パパ(韓国) 9.89(153)
②(-) シーソー(韓国) 9.77(22)
③(1) マルリー・ゴモンへようこそ 9.39(18)
④(5) 自白(韓国) 9.37(2,182)
⑤(3) おばあちゃんの遠い家(韓国) 9.37(123)
⑥(7) 学校に行く日 9.32(56)
⑦(9) KING OF PRISM by PrettyRhythm(日本) 9.30(1,256)
⑧(- ) ヨイショ! 君と走る日 9.15(13)
⑨(-) オーヴェという男 9.14(1,328)
⑩(-)ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years 9.10(196)
今回の新登場は①と⑧の2作品です。
①「オー・マイ・パパ」は、アメリカ人の神父アウロシオ・シュワルツ(1932~90.韓国名ソ・ジェゴン)についてのドキュメンタリー。彼は1957年に韓国に赴任して以来、朝鮮戦争後の貧しかった釜山に定着し、孤児や浮浪児や貧しい家の子供たちの施設として少年の家を開き、彼らの親代わりとなって面倒を見た人物で、1975年には韓国の国民勲章<冬柏(トンベク)章>を受章しました。その後はフィリピンでも貧しい子供たちのために尽力し、マグサイサイ章を受章しています。1990年フィリピンの<少女の家>で逝去し、昨年ローマ教会から<尊者>に列せられました。原題は「오 마이 파파」です。
⑧「ヨイショ! 君と走る日」は、昨年の<インディアン・フィルム・フェスティバル>で上映されたインド(ヒンディー語)の愛情コメディ。北インドの小さな町で小さなカセットテープ店を営む家の息子プレームは、父親に頭が上がらず、進級試験には失敗し落ち込むばかり。大好きな歌手クマール・サーヌーの歌のオリジナルカセット集を作ることだけが心の慰めです。そんなある日、父親の命令で見合いすることになったその相手サンディヤは教員免許を持っているちょっと(以上に)おデブな女性。それでもあれよあれよという間に結婚。しかし自由に生きたいという夢を絶たれた上、美しい女性と結婚できなかった不満を露骨に示すことから、結婚生活はたちまち行き詰まり、サンディヤは実家に戻ってついには離婚裁判に。両家の努力等でようやく事態が解決された2人は何も考えず「妻を背負って走る」大会に出場することになります・・・。韓国題は「아내 업고 달리기」です。日本での一般公開はなさそう? 観た人あちの感想を読むとなかなか好評なんだけど・・・。
【記者・評論家による順位】
※評点の後の( )は採点者数
①(1) キャロル 8.96(13)
②(2) ヘル・オア・ハイ・ウォーター 8.10(10)
③(3) ラヴニール 8.00(6)
④(4) ベルヴィル・ランデブー 7.83(8)
⑤(6) 自白(韓国) 7.67(10)
⑥(8) 密偵(韓国) 7.50(12)
⑦(10) ひつじ村の兄弟 7.39(9)
⑧(-) あなた自身とあなたのもの(韓国) 7.31(9)
⑨(-) BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント 7.08(6)
⑩(-) ドクター・ストレンジ 7.03(7)
⑧「あなた自身とあなたのもの」だけが今回の新登場です。ホン・サンス監督の新作。ネチズンの評点(7.24)より専門家の評点の方が高いのはこの監督ならでは。画家のヨンス(キム・ジュヒョク)は、母が危篤という日、恋人のミンジョン(イ・ユヨン)からある男と酒を飲んでひどいケンカをしたという話を聞きます。そのことで2人は口論になり、ミンジョンは当分会わないことにしましょうと出て行ってしまいます。翌日からヨンスは彼女を探してあちこちを回りますが会えないまま。その間、近所ではミンジョン(or似た女性?)が行き来し、何人かの男たちにも会っています。ヨンスはミンジョンを探してさまよいつつ自分と戦い続け、それが世界で戦うことと同じではないかと思い、彼女もまた・・・等々のストーリーは、この監督の場合どうでもよさそう?(笑) 韓国題は「당신자신과 당신의 것」です。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績11月11日(金)~11月13日(日) ★★★
「ドクター・ストレンジ」が3週連続トップ
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・・累積収入・・・・上映館数
1(1)・・ドクター・ストレンジ ・・・・・・・・・10/26・・・・・・・・・・・548,511・・・・・・・・・・・4,825,574・・・・・・・・42,518・・・・・・・・・・951
2(18)・・スプリット(韓国) ・・・・・・・・・・・11/09 ・・・・・・・・・・336,802・・・・・・・・・・・・・439,425・・・・・・・・・3,629・・・・・・・・・・702
3(2)・・ラッキー(韓国) ・・・・・・・・・・・・・10/13・・・・・・・・・・・245,324・・・・・・・・・・・6,804,656・・・・・・・・55,153・・・・・・・・・・669
4(新)・・ウィジャ:呪いの始まり・・・・・11/09・・・・・・・・・・・162,146・・・・・・・・・・・・・210,984・・・・・・・・・1,722・・・・・・・・・・467
5(33)・・GAMBA ガンバと仲間たち(日本)・・11/10 ・・・・49,813・・・・・・・・・・・・・・56,949・・・・・・・・・・・437・・・・・・・・・・400
6(26)・・世界から猫が消えたなら(日本)・・11/09 ・・・・・・33,194・・・・・・・・・・・・・・48,436・・・・・・・・・・・332・・・・・・・・・・175
7(6)・・ムヒョン、2つの都市の物語(韓国)・・10/26・・・・・・27,757・・・・・・・・・・・・・123,286・・・・・・・・・・・973・・・・・・・・・・136
8(5)・・手裏剣戦隊ニンニンジャー ・・11/03 ・・・・・・・・・・・16,048・・・・・・・・・・・・・・60,786・・・・・・・・・・・476・・・・・・・・・・254
VSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド(日本)
9(8)・・きみに読む物語・・・・・・・・2004/11/26・・・・・・・・・・・15,202 ・・・・・・・・・・・・591,338 ・・・・・・・・・4,119・・・・・・・・・・112
10(4)・・ヘル・オア・ハイ・ウォーター・・11/03 ・・・・・・・・・・・7,058・・・・・・・・・・・・・・74,630・・・・・・・・・・・584・・・・・・・・・・127
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
今回も全体的に数字は停滞気味。「ラッキー」は700万人に届く感じですね。
今回の新登場は2・4・5・6位の4作品。これで日本映画が3作品ランクイン。珍しいかも。
2位「スプリット」は、韓国のドラマ。過去ボーリング界の伝説と呼ばれていたチョルジョン(ユ・ジテ)でしたが、、不運の事故ですべてを失ってからは昼は偽の石油販売員、夜は賭けボーリングの選手として働いています。そんなある日、自分の世界に閉じこもっているもののボーリングには天才的な能力を持つヨンフン(イ・ダウィッ)に偶然出会い、2人はパートナーになります。そしてチョルジョンの助力者で、賭博ブローカーの女性ヒジン(イ・ジョンヒョン)の指揮の下、大きな賭博の勝負を始めるのですが・・・。原題は「스플릿」です。
4位「ウィジャ:呪いの始まり」は、アメリカのホラーで、2014年に公開された「ウィジャ」(日本未公開)の前日譚。ウィジャ(Ouija)とは何かと思ったら心霊術で用いる仕掛け版というか、コックリさんのようなものだとか。1965年のロサンゼルス。2人の娘を抱えて夫に先立たれた女性が自宅でその文字盤ウィジャを使って心霊相談を始めます。ところが、やがてウィジャは強力な悪霊をひきつけ、下の娘にとり憑いて 家族に恐怖をもたらします・・・。韓国題は「로스트 인 더스트」。日本公開はなさそうな・・・。
5位「GAMBA ガンバと仲間たち」は、斎藤惇夫の名作児童小説「冒険者たち ガンバと十五ひきの仲間」3Dアニメ化作品なのですが、私ヌルボは観てないので、コメントはパスということで・・・。韓国題は「감바의 대모험」です。
については上述しました。
6位「世界から猫が消えたなら」、これも観てないんですよねー。「余命あとわずかとなった・・・」という内容紹介を見ただけで関心が遠のく感じで・・・。まあ韓国もとっくにネコ愛好国になっているので、タイトルだけでも集客力はあるでしょうね。韓国題は「세상에서 고양이가 사라진다면」です。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(6)・・世界から猫が消えたなら(日本)・・11/09 ・・・・・・・・・・33,194 ・・・・・・・・・・・・48,438・・・・・・・・・・・・・332 ・・・・・・・・175
2(15)・・あなた自身とあなたのもの(韓国)・・11/10・・・・・・・・・4,324 ・・・・・・・・・・・・・7,243 ・・・・・・・・・・・・・57・・・・・・・・・175
3(1)・・すれ違いのダイアリーズ・・・・・・11/02・・・・・・・・・・・・・・5,055 ・・・・・・・・・・・・68,157・・・・・・・・・・・・・476 ・・・・・・・・115
4(新)・・ラスト、コーション・・・・・・・2007/11/08・・・・・・・・・・・・・・4,744・・・・・・・・・・1,921,142・・・・・・・・・・12,630 ・・・・・・・・119
5(2)・・暗い日曜日・・・・・・・・・・・・・2000/10/21 ・・・・・・・・・・・・・3,003 ・・・・・・・・・・・・19,835・・・・・・・・・・・・・158 ・・・・・・・・・56
1・2・4位の3作品が新登場です。
1位「世界から猫が消えたなら」と、2位<「あなた自身とあなたのもの」については上述しました。
4位「ラスト、コーション」は、話題を呼んだ中国映画の再上映。主演のタンウェイは「レイトオータム」に出演した縁で韓国のキム・テヨン監督と結婚したこともあって、韓国で知名度の高い中国人の代表格になっています。韓国題は「색, 계」です。