縁日が大好きという人、子供や若者でなくてもたくさんいますね。私ヌルボの場合、もちろん嫌いじゃないけど、とくに好きというほどでもなく、「○○が食べたい!」という屋台の定番の食べ物もないということもあって、2、3年に1度行く程度ですかねー。
ところが、たまたま昨年9月、相鉄線平沼橋駅近くにある水天宮平沼神社の縁日に行き、そして一昨日(6月3日)横浜西口から徒歩約15分の浅間神社の例大祭の縁日に行って、認識を新たにしました。
つまり、屋台で売っているモノを見ると、お好み焼きや焼きそば等々、昔からの定番のものもあれば、初めて見たというものもけっこうあるのですね。また定番の1つのたこ焼きにしても、タコがずいぶん大きくなってるようだし、・・・って6個で500円だからなー。私ヌルボ、連れが買ったのを100円出して1個分けてもらっただけです、トホホ。
で、その昔はなかったゾというモノの中に、韓国の食べ物がいくつかあることに気づきました。もしかしたら、「今頃気がついたか!」と笑われるかもしれませんが。年配者の場合、孫を連れて縁日に行くという人以外は世の中の変化には鈍感になりがちなもので・・・。(お察し下さい。けほけほ。)
では、まず昨年9月5日水天宮で撮った画像から。
いや、屋台の写真じゃないし、韓国関係でもないんですけどね。水天宮平沼神社の例大祭では、境内にある神楽殿で神楽が催されるのです。私ヌルボ、それは知っていましたが、日時までは未確認のまま行ったら、たまたまその始まる少し前。ラッキーなことに、「天孫降臨」と題した演目でしたが、通して観ることができました。サルタヒコやアメノウズメが登場します。(深入りはしません。) 神楽殿では、直前までフラダンスもやってたようです。(→コチラ参照。)
はい、これがチャプチェの屋台。2枚とも同じ店です。ちゃんとハングルで「잡채」と書かれてます。漢字で書くと「雑菜」というのはどれくらい知られているのかな? この画像、肝心のチャプチェが写ってないのが残念。いや、それ以前に買って食べて、話をしてみるべきでしたね。ま、それは次の機会に。
先を急ぎます。浅間神社の例大祭です。
たくさんの車が行き来する浅間下交差点を神輿が進みます。
その浅間下から西方向へ、松原商店街入口辺りまで約800mに400軒もの屋台が立ち並んでいます。
最初に目に入ったのが「チーズハットグ(치즈핫도그)」の店。(上画像) 「ハットグ(핫도그)」というのは「ホットドッグ」のことですが、韓国では、日本でふつうアメリカンドッグと言っている、串に刺して油で揚げたものも含めて「ハットグ」と呼んでいます。韓国人はトロ~ッと糸を引くチーズが好きで、この屋台の看板にも「のび~る」とあるように、それがウリなんでしょうね。また韓国ではオムレツ等々にはケチャップをジグザグに何往復も塗るのがふつうのようで、ハットグの場合はさらにカラシも同様に塗りたくるため、(私ヌルボの目には)下品の三重奏となるわけです。下品でも美味しいものは好んで食べますが、このチーズドッグは食欲がわかず写真撮影だけでスルー。
「のび~る」でもう1つあったのが上左の「のび~るアイス」。その向こうの屋台の「ドネルケバブ」と同様、こちらはトルコです。国際色が色濃くなっていることが如実にうかがわれます。これからは東南アジア系が増えそう?となんななく思いました。一方、中国系がほとんどない(?)のはなぜ?
上右は韓国人が大好きなトッポキ(떡볶이)。直訳すると「餅炒め」なんですけどね。それにしても、なんであんなに好きなんでしょうねー?(チャジャンミョンも・・・。) って、味の好みにリクツはないのはわかってるんだけど。
そもそも、この記事を書くことになった直接的な契機はコレ!です。実は私ヌルボ、初めて見ました。ウェブ検索してて、たまたま行き当たったのが→コチラのブログ記事。2017年の初詣の縁日の屋台で「韓国旅行中にたくさん見かけるやーつ」を発見したということで、この「電球ソーダ(전구소다)」を写真入りで紹介してました。
上右の画像は別の所のものですが、なるほど「韓国からやってきた!」とかかれています。浅間神社の屋台はどうだったか、ちゃんと見てなかったです。
その後の調べでは、どうも2016年4月の→コチラの記事(韓国語)が最初ではないかと思いますが、その後あっという間に日本にまで広まったのですね。冒頭で「今頃気がついたか!」と思われるかも、と書いたのは具体的にはこれのことです。
電球(&ストローも)が光るのがミソだし、カラフルで「インスタ映えする」というのも流行の大きな理由になったとのこと。
→コチラの記事で紹介されている原宿電気商会という電球ソーダ専門店が神宮前にオープンしたのが2017年5月とか。けっこうお客さんが並んでるみたいです。それにしても、ホントにそれぞれの業界の皆さんの反応は早いです。(若者向け飲食店業界、縁日屋台業界・・・。)
その原宿電気商会のドリンクメニューは、必ずしも炭酸入りでもないようですが、10数種類あって色とりどり。ただ、韓国にはある五味子茶(オミジャチャ)ソーダはないようです。
上左は韓国の電球ソーダ。今やコンビニでも売っているとか。(上右)
そして、浅間神社の屋台で電球ソーダと一緒に売られていたのが下左の、これまたユニークな容器に入ったジュースです。
これも韓国由来です。右は仁川の屋台です。日本では「点滴ジュース」といいますが、韓国では「링거음료(リンガウムニョ)」すなわち「リンゲル飲料」です。
ところが、最近(5月26日)のニュース(→コチラ.韓国語)によると、<블러드 쪽쪽>(ブラッド・チュクチュク)という商品名の点滴ジュースから規定をはるかに超えた細菌が検出されたことと、医療機器法違反のため回収措置がとられるとか。
いやあ、この形態はたしかにちょっとヤバい感じはします。日本では大丈夫?
話を元に戻して、韓国由来の縁日屋台フードですが、お祭り屋台の人気メニューをなんと200も50音順にリストアップした→コチラの記事を参照したら、上記以外にもチヂミと(ヌルボの好きな)ホットクが入ってました。この2つはナットクです。まだ食べたことがないという人にはぜひオススメしたいと思います。
トッポキ(トッポッキ)、ハットグ、ホットク等々、韓国語になじみのない皆さんにはけっこう紛らわしいですね。
ずいぶん長くなってしまいました。(いつものことですが。) また9月には水天宮平沼神社例大祭、11月には金刀比羅大鷲神社の酉の市に行って新情報を拾ってきます。
ところが、たまたま昨年9月、相鉄線平沼橋駅近くにある水天宮平沼神社の縁日に行き、そして一昨日(6月3日)横浜西口から徒歩約15分の浅間神社の例大祭の縁日に行って、認識を新たにしました。
つまり、屋台で売っているモノを見ると、お好み焼きや焼きそば等々、昔からの定番のものもあれば、初めて見たというものもけっこうあるのですね。また定番の1つのたこ焼きにしても、タコがずいぶん大きくなってるようだし、・・・って6個で500円だからなー。私ヌルボ、連れが買ったのを100円出して1個分けてもらっただけです、トホホ。
で、その昔はなかったゾというモノの中に、韓国の食べ物がいくつかあることに気づきました。もしかしたら、「今頃気がついたか!」と笑われるかもしれませんが。年配者の場合、孫を連れて縁日に行くという人以外は世の中の変化には鈍感になりがちなもので・・・。(お察し下さい。けほけほ。)
では、まず昨年9月5日水天宮で撮った画像から。
いや、屋台の写真じゃないし、韓国関係でもないんですけどね。水天宮平沼神社の例大祭では、境内にある神楽殿で神楽が催されるのです。私ヌルボ、それは知っていましたが、日時までは未確認のまま行ったら、たまたまその始まる少し前。ラッキーなことに、「天孫降臨」と題した演目でしたが、通して観ることができました。サルタヒコやアメノウズメが登場します。(深入りはしません。) 神楽殿では、直前までフラダンスもやってたようです。(→コチラ参照。)
はい、これがチャプチェの屋台。2枚とも同じ店です。ちゃんとハングルで「잡채」と書かれてます。漢字で書くと「雑菜」というのはどれくらい知られているのかな? この画像、肝心のチャプチェが写ってないのが残念。いや、それ以前に買って食べて、話をしてみるべきでしたね。ま、それは次の機会に。
先を急ぎます。浅間神社の例大祭です。
たくさんの車が行き来する浅間下交差点を神輿が進みます。
その浅間下から西方向へ、松原商店街入口辺りまで約800mに400軒もの屋台が立ち並んでいます。
最初に目に入ったのが「チーズハットグ(치즈핫도그)」の店。(上画像) 「ハットグ(핫도그)」というのは「ホットドッグ」のことですが、韓国では、日本でふつうアメリカンドッグと言っている、串に刺して油で揚げたものも含めて「ハットグ」と呼んでいます。韓国人はトロ~ッと糸を引くチーズが好きで、この屋台の看板にも「のび~る」とあるように、それがウリなんでしょうね。また韓国ではオムレツ等々にはケチャップをジグザグに何往復も塗るのがふつうのようで、ハットグの場合はさらにカラシも同様に塗りたくるため、(私ヌルボの目には)下品の三重奏となるわけです。下品でも美味しいものは好んで食べますが、このチーズドッグは食欲がわかず写真撮影だけでスルー。
「のび~る」でもう1つあったのが上左の「のび~るアイス」。その向こうの屋台の「ドネルケバブ」と同様、こちらはトルコです。国際色が色濃くなっていることが如実にうかがわれます。これからは東南アジア系が増えそう?となんななく思いました。一方、中国系がほとんどない(?)のはなぜ?
上右は韓国人が大好きなトッポキ(떡볶이)。直訳すると「餅炒め」なんですけどね。それにしても、なんであんなに好きなんでしょうねー?(チャジャンミョンも・・・。) って、味の好みにリクツはないのはわかってるんだけど。
そもそも、この記事を書くことになった直接的な契機はコレ!です。実は私ヌルボ、初めて見ました。ウェブ検索してて、たまたま行き当たったのが→コチラのブログ記事。2017年の初詣の縁日の屋台で「韓国旅行中にたくさん見かけるやーつ」を発見したということで、この「電球ソーダ(전구소다)」を写真入りで紹介してました。
上右の画像は別の所のものですが、なるほど「韓国からやってきた!」とかかれています。浅間神社の屋台はどうだったか、ちゃんと見てなかったです。
その後の調べでは、どうも2016年4月の→コチラの記事(韓国語)が最初ではないかと思いますが、その後あっという間に日本にまで広まったのですね。冒頭で「今頃気がついたか!」と思われるかも、と書いたのは具体的にはこれのことです。
電球(&ストローも)が光るのがミソだし、カラフルで「インスタ映えする」というのも流行の大きな理由になったとのこと。
→コチラの記事で紹介されている原宿電気商会という電球ソーダ専門店が神宮前にオープンしたのが2017年5月とか。けっこうお客さんが並んでるみたいです。それにしても、ホントにそれぞれの業界の皆さんの反応は早いです。(若者向け飲食店業界、縁日屋台業界・・・。)
その原宿電気商会のドリンクメニューは、必ずしも炭酸入りでもないようですが、10数種類あって色とりどり。ただ、韓国にはある五味子茶(オミジャチャ)ソーダはないようです。
上左は韓国の電球ソーダ。今やコンビニでも売っているとか。(上右)
そして、浅間神社の屋台で電球ソーダと一緒に売られていたのが下左の、これまたユニークな容器に入ったジュースです。
これも韓国由来です。右は仁川の屋台です。日本では「点滴ジュース」といいますが、韓国では「링거음료(リンガウムニョ)」すなわち「リンゲル飲料」です。
ところが、最近(5月26日)のニュース(→コチラ.韓国語)によると、<블러드 쪽쪽>(ブラッド・チュクチュク)という商品名の点滴ジュースから規定をはるかに超えた細菌が検出されたことと、医療機器法違反のため回収措置がとられるとか。
いやあ、この形態はたしかにちょっとヤバい感じはします。日本では大丈夫?
話を元に戻して、韓国由来の縁日屋台フードですが、お祭り屋台の人気メニューをなんと200も50音順にリストアップした→コチラの記事を参照したら、上記以外にもチヂミと(ヌルボの好きな)ホットクが入ってました。この2つはナットクです。まだ食べたことがないという人にはぜひオススメしたいと思います。
トッポキ(トッポッキ)、ハットグ、ホットク等々、韓国語になじみのない皆さんにはけっこう紛らわしいですね。
ずいぶん長くなってしまいました。(いつものことですが。) また9月には水天宮平沼神社例大祭、11月には金刀比羅大鷲神社の酉の市に行って新情報を拾ってきます。