寒いと眠たくなります。クマの気持ちがわかります。(冬眠は気持ちの問題じゃないか・・・。) アタマの働きも一段と鈍くなるようです。
この1週間、韓国関連でいろんなネタがありました。
李秀賢さん、例の新大久保駅での事故からもう10年も経ったのですね。
小説家朴婉緒さんが22日に亡くなったのは意外でした。昨年もエッセイ集「行ったことない道が美しい」がベストセラー上位に入ったりして、80歳直前でも現役作家として活躍していたのに・・・。あ、昨年8月教保文庫でのサイン会&インタビューの時の動画(約6分)→コチラで視聴できます。ハングルの字幕付きなので聴き取りが苦手の人も大丈夫! 彼女のことをご存知なかった方もぜひ見てみてください。とても感じのいいおばあ様ですよ。日本語訳の動画もあります。(自動翻訳なので開城が個性になってる等々かなりヘン。)
それから、サッカーの日韓戦もありましたね。
個人的には、一気に読了した本が「趙容弼 釜山港へ帰れ」(三修社)。1984年刊行の自伝です。これも古本の本田靖春「私のなかの朝鮮人」(1972.文春文庫)は読みかけ。
その他、ドラマ「19歳の純情」関係で、延辺方言等についても少し調べてみました。
・・・が、上記のようにアタマの血のめぐりが鈍っていてブログの記事としてはどれもいっこうにまとまらず。ま、近いうちにポツポツ記事にしますけどね、たぶん。
そして昨日。韓国・朝鮮とは全然関係ないのですが、私ヌルボが注目していたのが、選抜高校野球の選抜校発表。予想していた通り、今日私ヌルボの出身高校の徳島県立城南高校が選抜高校野球に21世紀枠で選抜されました。\(^o^)/ヤター!!
学校は1875年創立(旧制徳島中)。野球部は1898年に県内で初めて創部で、やっと悲願の甲子園初出場です。ネット上では(OBの)仙谷由人が官房機密費でウラ工作したのでは等の冗談(?)も流布されてますが、秋の県大会で優勝してるし、まあ順当でしょう。
同じく21世紀枠で初出場となったのが佐渡高校と秋田の大館鳳鳴高校なんですが、(ここからいつもの韓国・朝鮮モード) たまたま今読んでる本のひとつが金石範「死者は地上に」(岩波書店)。 まさにこの小説の重要モチーフが1964年1月の大館鳳鳴高校生の岩木山遭難事件なんですね。
作中ではP県とかO市、蓬莱高校とか蓬莱山などと固有名詞がぼかされているものの、明らかに秋田県大館市で、その遭難事件については知らなかったのですが、たぶん事実に基づいているのだろうと思って探ってみたら、かなりよく知られた遭難事件だったようで、「空と山のあいだ」という本にもなったり、2001年にはNHKでドラマ化されたりもしています。この遭難について詳しく記されたブログもみつかりました。
しかし「死者は地上に」では、それらには描かれていない事実(?)、「唯一人生き残った生徒が在日朝鮮人で・・・」という重たい裏話を、主人公の作家たちが現地取材するところから物語は始まります。そして戦争末期の花岡鉱山での中国人労働者の蜂起事件等がからみます。小説では「花菱鉱山」で、中国人たちが集まった場所「獅子ヶ森」も「虎ヶ森」になっています。第二部は(なんと)1980年代の民主化闘争のさなかのソウルが舞台で、第三部で現代に戻る、という構成。
ミステリアスな要素もあって、引き込まれます。なんとなくおもしろそうな感じがしたので店頭で衝動買いした本ですが、アタリだったようです。金石範さん、「世界」にも「過去からの行進」を連載しているし、85歳になるのに、なんとも旺盛な創作意欲です。
代表作の「火山島」、ヌルボは10数年前に読みました。貴重な読書体験でした。未読の方、すごい大部ですが、ぜひ読んでみてください。
この1週間、韓国関連でいろんなネタがありました。
李秀賢さん、例の新大久保駅での事故からもう10年も経ったのですね。
小説家朴婉緒さんが22日に亡くなったのは意外でした。昨年もエッセイ集「行ったことない道が美しい」がベストセラー上位に入ったりして、80歳直前でも現役作家として活躍していたのに・・・。あ、昨年8月教保文庫でのサイン会&インタビューの時の動画(約6分)→コチラで視聴できます。ハングルの字幕付きなので聴き取りが苦手の人も大丈夫! 彼女のことをご存知なかった方もぜひ見てみてください。とても感じのいいおばあ様ですよ。日本語訳の動画もあります。(自動翻訳なので開城が個性になってる等々かなりヘン。)
それから、サッカーの日韓戦もありましたね。
個人的には、一気に読了した本が「趙容弼 釜山港へ帰れ」(三修社)。1984年刊行の自伝です。これも古本の本田靖春「私のなかの朝鮮人」(1972.文春文庫)は読みかけ。
その他、ドラマ「19歳の純情」関係で、延辺方言等についても少し調べてみました。
・・・が、上記のようにアタマの血のめぐりが鈍っていてブログの記事としてはどれもいっこうにまとまらず。ま、近いうちにポツポツ記事にしますけどね、たぶん。
そして昨日。韓国・朝鮮とは全然関係ないのですが、私ヌルボが注目していたのが、選抜高校野球の選抜校発表。予想していた通り、今日私ヌルボの出身高校の徳島県立城南高校が選抜高校野球に21世紀枠で選抜されました。\(^o^)/ヤター!!
学校は1875年創立(旧制徳島中)。野球部は1898年に県内で初めて創部で、やっと悲願の甲子園初出場です。ネット上では(OBの)仙谷由人が官房機密費でウラ工作したのでは等の冗談(?)も流布されてますが、秋の県大会で優勝してるし、まあ順当でしょう。
同じく21世紀枠で初出場となったのが佐渡高校と秋田の大館鳳鳴高校なんですが、(ここからいつもの韓国・朝鮮モード) たまたま今読んでる本のひとつが金石範「死者は地上に」(岩波書店)。 まさにこの小説の重要モチーフが1964年1月の大館鳳鳴高校生の岩木山遭難事件なんですね。
作中ではP県とかO市、蓬莱高校とか蓬莱山などと固有名詞がぼかされているものの、明らかに秋田県大館市で、その遭難事件については知らなかったのですが、たぶん事実に基づいているのだろうと思って探ってみたら、かなりよく知られた遭難事件だったようで、「空と山のあいだ」という本にもなったり、2001年にはNHKでドラマ化されたりもしています。この遭難について詳しく記されたブログもみつかりました。
しかし「死者は地上に」では、それらには描かれていない事実(?)、「唯一人生き残った生徒が在日朝鮮人で・・・」という重たい裏話を、主人公の作家たちが現地取材するところから物語は始まります。そして戦争末期の花岡鉱山での中国人労働者の蜂起事件等がからみます。小説では「花菱鉱山」で、中国人たちが集まった場所「獅子ヶ森」も「虎ヶ森」になっています。第二部は(なんと)1980年代の民主化闘争のさなかのソウルが舞台で、第三部で現代に戻る、という構成。
ミステリアスな要素もあって、引き込まれます。なんとなくおもしろそうな感じがしたので店頭で衝動買いした本ですが、アタリだったようです。金石範さん、「世界」にも「過去からの行進」を連載しているし、85歳になるのに、なんとも旺盛な創作意欲です。
代表作の「火山島」、ヌルボは10数年前に読みました。貴重な読書体験でした。未読の方、すごい大部ですが、ぜひ読んでみてください。
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