ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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「女性東亜 2月号」より ②芸能人ゴシップ集 大半はどろどろのトラブル。ヨン様は株長者第3位等々

2015-02-23 23:58:49 | 韓国の文化・芸能・スポーツ関係の情報

 私ヌルボの数多い苦手ジャンルのひとつが映画以外の芸能関係。とくに芸能人のゴシップは疎いです。
 韓国の人気芸能人についても同様。
  ※韓国では「芸能人」のことを연예인(演芸人)」といいます。연예(演芸)は연애(恋愛)と発音が似ているので紛らわしい!)
 しかし今回「女性東亜」2月号掲載の「新年芸能街ホットイシュー6 ビハインド・ストーリー」はそれなりに興味深く読みました。
 「そーか、ビョン様やグンちゃんは今こんなことになっているのか」ということと、「韓国の女性雑誌も日本とあまり変わりないみたいだなー」といったことがわかったからです。

 以下、6つのイシュー(話題)というのを画像を中心にかいつまんで紹介します。

脅迫女に対する実刑宣告後 妻の妊娠のウワサが伝わったイ・ビョンホン
【イ・ビョンホンと、夫人の女優イ・ミンジョン】
 過去の女性関係をめぐって、動画をネタに脅迫した容疑で実刑判決を受けたモデルのイ・ジヨンとガールズグループ・GLAMのダヒに対してイ・ビョンホンは「処罰を願わない」と善処を求める意見書を裁判所に提出した。熱かったイ・ビョンホン脅迫事件もこれで終わりとなるのか?・・・という状況下、1月には夫人の女優イ・ミンジョンの妊娠というニュースも報じられ、一時は厳しかったネット世論も好転してきたというのが現況。(上の画像中の赤い折れ線は世論の動向を示すものです。)
 なお、出産予定は4月とのことです。
 ★<Wow! Korea>参考記事(日本語)「イ・ビョンホンの決断で5か月の騒動は終わりを迎えるのか」→コチラ

所属社の会長とのカカオトークのやり取りをめぐる<真実ゲーム>クララ
【「世界第2位の美女」なのか。ふーむ・・・。(あえてコメントしません。)】
 たぶん今いちばんどろどろ状態の1件。モデル&俳優のクララの紹介記事は→コチラ
 昨秋には<クララ、ハリウッドのトップスターたち抜いて「世界第2位の美女」に!>というニュースが報じられたこともありました。(→「中央日報日本語版」。)
 ところが、昨年9月「所属事務所(Polarisエンターテインメント)の会長とのカカオトークのやり取りの中で「性的羞恥心を感じた」との理由でに契約解除を要請。その後12月末、所属事務所を相手に専属契約無効訴訟を提起しました。
 以下、今年に入ってからの事態の推移を追ってみると・・・。関係記事として<Wow!Kore>、<Kstyle>の日本語記事とリンクを貼っておきました。
・1月19日<クララと所属事務所会長のメール公開…ポラリス側「内容は事実だ」>(→コチラ。)
  ・・・・事務所側がメールの内容を公開して反論しました。「性的羞恥心」関連の内容はどこにもなかった。むしろ、クララが先にランジェリーやビキニの画報写真などを送り、会長に意見を求めて、会長は「視線やポーズが魅惑的に上手く写っている」と答える程度にすぎなかった。・・・とのこと。
 多分この頃から「失望した」等々のクララに対する厳しいカキコミがネチズンたちの間から沸騰してきました。
 ネチズンたちはこのカカオトークのやり取りをそのままもちろん画像付きで広めました。(たとえば→コチラ。)
・1月21日<クララ側「生理の周期を知っておくべきという発言に感情が爆発した」>(→コチラ。)
  ・・・・クララ側の再反論。「先日報道されたメッセージの内容は事実だが、クララのイメージを損なうよう順序が大幅に編集されていた」と語り、また「性的羞恥心発言の前にグラビア写真を配置した悪意のある編集に、世論は扇情的な写真を先に送っておいて性的羞恥心を感じるということは話にならないと反応するしかなかった」と主張しました。
 この記事によると、SBSの芸能ワイドショーでも報道したそうです。
・1月22日<事務所と紛争中クララ、広告企業から訴訟危機 “四面楚歌”>(→コチラ。)
  ・・・・しかしついにこうした事態に立ち至ってしまいます。この記事末尾に、「これにネットユーザーは「クララ、残念だ」「悪循環の繰り返しだね」「訴訟どうなるのか」「クララ、頑張ってください」などの反応を寄せている」とありますが、最後の「クララ、頑張ってください」なんてどこにあるの?といった様相。
 ※この「泥沼の争い」の詳しい経緯とネチズンの声については→コチラコチラの記事(日本語)参照。
・1月28日<韓国芸能マネジメント協会「クララ、市場の秩序を乱した…遺憾」公式立場>(→コチラ。)
  ・・・・韓国芸能マネジメント協会は「クララは2012年7月専属契約紛争の端緒となった専属効力停止の事前通報及び契約終了後再契約という業界の慣例原則を無視、一方的に二重専属契約問題の原因を提供したことで、一度再発防止のための注意措置が下された」と発表。
 ここまで追いつめられたクララ。はたして挽回の目はあるの?

脱税に対する非難に覆われた「ビルディング富豪」チャン・グンソク
【グンちゃんは「ビルディング富豪」だったのか。】
 「脱税」よりも「ビルディング富豪」の方に目が行ってしまいました。 なるほど、2012年7月の「中央日報日本語版」(→コチラ)に<「20代不動産富豪」チャン・グンソク、日本渋谷のビル購入>という記事が・・・。「これに先立ちチャン・グンソクは昨年(2011年)3月、ソウル江南区論硯洞にある6階建てビル(現在の相場で1000億ウォン台)を購入して話題になったことがある」とも書かれてますね。そして→コチラは、その<渋谷で話題のビル「ZIKZIN」に行ってきた!!>というブログ記事。ZIKZINとはチャン・グンソクのオリジナルブランドで「直進」の意味なんですと。いやー、私ヌルボ、全然知りませなんだわー。
 で、彼の脱税問題については<“脱税疑惑”俳優チャン・グンソクが番組降板…「時期的に適切でない」>という「中央日報日本語版」の記事(→コチラ)は読みましたが、とくに驚かないのは、たとえば昨夏頃には<韓流女優ソン・ヘギョが脱税、2.5億円の申告漏れ>という報道もあったし(→コチラ)、最近の関連記事では<「チャン・グンソク以外にも3~4人いる」相次ぐ人気スターの脱税問題で揺れる韓国芸能界>というのも見てる(→コチラ)からなー。しかし、ソン・ヘギョは人気ガタ落ちの状態が続いているの? するとグンちゃんもしばらくは厳しい状態が続くのかな?

半分の勝利に終わったキム・ジュハの離婚訴訟の1幕
【MBCの人気アナと外資系証券会社の理事(?)、「人もうらやむカップル」じゃなかったの!?】
 2002年からMBCのニュースデスクのアンカーを担当し、テレ朝のSmaSTATION-4で「韓国で最も人気のある女性ニュースキャスター」として紹介されたこともあるそうですよ。で、2004年に外国系証券会社に勤めていたたカン氏と結婚。ところが2013年9月「9年間夫の常習的暴行に苦しめられた。2人の子供まで暴力にさらされた」との理由で離婚訴訟を提起するとともに、夫の接近を防いでほしいという仮処分申請まで出します。一方カン氏は彼女をを暴力容疑で控訴。・・・って一帯なんなんだ!? で昨年から本格的な裁判に入って、これまでの経緯や財産分割・親権指定等について審理が進められて・・・、うーむ、よくわかりませんがようやく泥沼から脱け出す所まで来たってことかな?

ソン・イルグクがうわさに対処する姿勢
【この子たちが例の三つ子か~!】
 ソン・イルグクといえば、ドラマ「朱蒙」で知られる・・・というのが標準なのかな? いわゆる嫌韓の皆さんの間では2012年8月の「竹島水泳問題」ですか? あとヌルボはどこかで外曾祖父が独立運動家の金佐鎮ということを書いたことがありました。そして2012年3月男の子の三つ子が誕生し、テハン(大韓)・ミングク(民国)・マンセ(万歳)と命名したこともけっこう知られています。(よね?)
 最近以前の彼のマネージャーの月給及び採用についてネチズンの間に非難が高まり、それに対して彼の妻チョン・スンヨンさんがネチズンたちに対して多少感情的な発言をして問題が広まったが、ソン・イルグク自らが公式に謝罪した、ということのようです。<Kstyle>の関係記事は→コチラ
 「女性東亜」の本文記事を読んでみましたが、なんでこんなつまらんこと(書きませんけど)をネチズンたちはあげつらうのだろう?というのがヌルボの感想です。
 ※→コチラの記事にも三つ子を連れて外出という写真が載ってます。こういう姿が伝えられるかぎり、悪口を言う側が非難されるでしょうねー。

⑥芸能人の株富豪第5位、豊国酒精の奥様パク・スネ
【「80年代を代表する清純美女」だったって? 知らんなー・・・。】
 さすがに<輝国山人のホームページ>には小さいながらも昔の写真が載ってます。(→コチラ。) しかし→コチラの<ネタりか>の記事の見出しも<芸能界の株長者5位、俳優パク・スネって誰?>ですからねー。それによると豊国(プングク)酒精工業代表理事のイ・ハンヨンさんと結婚して芸能界を引退して、現在同社の理事なんですと。キム・ジュハの結婚と対照的ですねー。
 で、芸能人株富豪のその他の上位者を見てみると次の通り。
 1位=ヤン・ヒョンソク →紹介記事
 2位=イ・スマン →紹介記事
 3位=ペ・ヨンジュン
 4位=パク・ジニョン →紹介記事
 5位=パク・スネ
 つまり、正確には「芸能人の株富豪」というより「芸能人出身者の株富豪」ですね。芸能人の中でプロダクション等の経営や財産の運用等で犀角のある人がこういう番付に名前が上がるということです。

 最初に書いたように日本の芸能界事情もよくわかりませんが、その中で起こるもめごとといい、こうした女性誌が記事に取り上げる(多くがどろどろトラブルの)ネタといい、やっぱり共通しているなあと思います。もっとつぶさに観察すれば何か違いが見えてくるかもしれませんが・・・。あ、事務所と所属タレントの関係なんかはかなり違うかな?

 うーむ、クララのどろどろゴシップについて長々と書きすぎてしまったな。

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