韓国語学習者の皆さん。唐突ですが、いきなり問題です。
Q.나는 사람の意味は?
「なーんだ、簡単じゃないか」と思われるでしょう。
で、その答えは飛ぶ人です。 ←範囲指定すると見えます。
どうですか? 肩透かしをくらった人が多いのでは?
もちろん私は人という答えでもいいんですけどね。
上の問題例のように、날다(飛ぶ)の連体形は나는となります。
他の例をあげると
살다(住む) → 요코하마에 사는 N 씨(横浜に住むN氏)
알다(知る) → N 씨의 비밀을 아는 M 씨(N氏の秘密を知るM氏)
一昨日、言語学者N先生は、上記のような用言の活用についての説明に関連して、東方神起の「Balloons(風船)」という歌の歌詞を例にあげました。
その歌は、歌詞字幕+日本語訳まで付いてYOU TUBEにアップされています。
【手間暇かけてupして下さる方がいらっしゃいます。字幕で생각나(センガンナ)の생が抜けているのが気になりますが・・・。】
この中に「하늘높이 날으는 사람」というフレーズがあります。翻訳文は「空高く飛ぶ人」。
しかし、上記のように「飛ぶ人」だと나는 사람が文法的に正しいはず。いや、はずじゃなくて実際に正しいのです。
ところがなぜ날으는になっているかというと、冒頭の問題で(たぶん)多くの人が誤解したように、나는だと韓国の人も誤解しやすいから、なんでしょうね。
・・・というようなことをN先生はご指摘。さすがに細かなところまで耳聡くチェックされています。
この歌を文法の勉強の材料にしましょうという人たちがいらっしゃいますが、こういうこともあるから気をつけましょう。
またN先生によると밟다の連体形も밟으는と言っている事例があるとのことで、ネット検索してみると、たしかにある韓国サイトに
일본땅 밟으는 거 저랑 함께 가요~~~ (日本の地を踏むの、私と一緒に行きましょう~~~)
というのがありました。
これももちろん正しくは밟는なのですが・・・。
しかし、文法的には誤りでも、聞いた時意味はとりやすいですね。
★살다や알다等の用言は、ず~っと昔、私ヌルボにしては少しマジメに取り組んだ文法の本には「ㄹ変則活用」とされていました。
ところが今は「ㄹ語幹の正格用言」としているテキストが多いとか・・・。
関係サイトを見てみると、<趙義成の朝鮮語研究室>もそうなっています。
一方、<かじりたてのハングル>では「ㄹ不規則活用」となっています。
また、BIGLOBEなんでも相談室で、これらの用言からㄹが落ちる場合をめぐってのQ&Aで、やけにくわしい(細かい、しちめんどうくさい)議論が展開されていました。
うーむ、やっぱり文法はむずかしい・・・。
Q.나는 사람の意味は?
「なーんだ、簡単じゃないか」と思われるでしょう。
で、その答えは飛ぶ人です。 ←範囲指定すると見えます。
どうですか? 肩透かしをくらった人が多いのでは?
もちろん私は人という答えでもいいんですけどね。
上の問題例のように、날다(飛ぶ)の連体形は나는となります。
他の例をあげると
살다(住む) → 요코하마에 사는 N 씨(横浜に住むN氏)
알다(知る) → N 씨의 비밀을 아는 M 씨(N氏の秘密を知るM氏)
一昨日、言語学者N先生は、上記のような用言の活用についての説明に関連して、東方神起の「Balloons(風船)」という歌の歌詞を例にあげました。
その歌は、歌詞字幕+日本語訳まで付いてYOU TUBEにアップされています。
【手間暇かけてupして下さる方がいらっしゃいます。字幕で생각나(センガンナ)の생が抜けているのが気になりますが・・・。】
この中に「하늘높이 날으는 사람」というフレーズがあります。翻訳文は「空高く飛ぶ人」。
しかし、上記のように「飛ぶ人」だと나는 사람が文法的に正しいはず。いや、はずじゃなくて実際に正しいのです。
ところがなぜ날으는になっているかというと、冒頭の問題で(たぶん)多くの人が誤解したように、나는だと韓国の人も誤解しやすいから、なんでしょうね。
・・・というようなことをN先生はご指摘。さすがに細かなところまで耳聡くチェックされています。
この歌を文法の勉強の材料にしましょうという人たちがいらっしゃいますが、こういうこともあるから気をつけましょう。
またN先生によると밟다の連体形も밟으는と言っている事例があるとのことで、ネット検索してみると、たしかにある韓国サイトに
일본땅 밟으는 거 저랑 함께 가요~~~ (日本の地を踏むの、私と一緒に行きましょう~~~)
というのがありました。
これももちろん正しくは밟는なのですが・・・。
しかし、文法的には誤りでも、聞いた時意味はとりやすいですね。
★살다や알다等の用言は、ず~っと昔、私ヌルボにしては少しマジメに取り組んだ文法の本には「ㄹ変則活用」とされていました。
ところが今は「ㄹ語幹の正格用言」としているテキストが多いとか・・・。
関係サイトを見てみると、<趙義成の朝鮮語研究室>もそうなっています。
一方、<かじりたてのハングル>では「ㄹ不規則活用」となっています。
また、BIGLOBEなんでも相談室で、これらの用言からㄹが落ちる場合をめぐってのQ&Aで、やけにくわしい(細かい、しちめんどうくさい)議論が展開されていました。
うーむ、やっぱり文法はむずかしい・・・。
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