→ <참(チャム=真の)のつく言葉 ①チャメ(참외.韓国のマクワウリ)は「真の、何なの?」>
先の記事では참(チャム.真の)の付く単語が相当数あり、チャメ(참외.マクワウリ)は真のキュウリ(오이)の意味だといったことを書きました。今回はその他の참がつく言葉を見てみます。
しかし、主だったものを無原則的に列挙してコメントを加えてもとりとめがなくなるので、<国立国語院:標準国語大辞典>と<NAVER辞典>(共に左のブックマークの中にある)を参照し、韓日辞典でわりと一般的な例を集め、さらに私ヌルボの独自アレンジを加えて分類・作成した表をまず提示しておきます。
基本的なことですが、참がつく言葉は、その反対に、似て非なるものがあるということ。ソチラは概して低く見られることになります。もちろん人間(ここでは韓国人)の勝手な尺度ですが。
そして表中の「マガレイ」等のように、この<참~>という接頭辞は日本語の<真(マ)~>や<本~>に相応します。
これらの単語を個別に見ると分類に迷うものもあるし、分け方自体にも問題はあると思いますが、まあ先に言葉ありきで、上のような分類は後付けですから2項目にまたがるのもそりゃああるでしょ・・・。(←ウヤムヤ化) また日本人でも「本マグロ」「本醸造」「本瓦」「ほんだし」の「本~」をきちんと分類・説明するとなるとむずかしいと思いますよ。(←イナオリ化) ということでかまわず先に進みます。
・・・と思ったところで、この後も(例によって)延々と続くので、とりあえずここまでにして後は続き。上掲の分類表はその前提で、<本論>ではここから韓国の自然・文化等が何かしら読み取れるのでは?ということ等を考えてみます。
先の記事では참(チャム.真の)の付く単語が相当数あり、チャメ(참외.マクワウリ)は真のキュウリ(오이)の意味だといったことを書きました。今回はその他の참がつく言葉を見てみます。
しかし、主だったものを無原則的に列挙してコメントを加えてもとりとめがなくなるので、<国立国語院:標準国語大辞典>と<NAVER辞典>(共に左のブックマークの中にある)を参照し、韓日辞典でわりと一般的な例を集め、さらに私ヌルボの独自アレンジを加えて分類・作成した表をまず提示しておきます。
【Ⅰ】 倫理性・誠実性・事実性等にかなっている。 | ||
・참사람 ・참사랑 ・참교육자 ・참말 ・참뜻 ・참모습 | 真人間 まことの愛 真の教育者 本当のこと[話] 本当の意味 本当の姿 | 사람=人 사랑=愛 교육자=教育者 말=言葉 뜻=意味 모습=姿 |
【Ⅱ】 「本来」のもの。品質が優れている。正統な製法・材料等により作られている。 | ||
・참먹 ・참숯 ・참흙 ・참기름 ・참젖 ・참젖(新語) | 上質の墨 堅炭 よく肥えた土 ゴマ油 母乳 豊胸をしていない胸 | 먹=墨 숯=炭 흙=土 기름=油 ※エゴマ油(들기름)と区別。 젖=乳 ※牛乳(우유)等、他の動物と区別。 젖=バスト ※의젖(擬胸)と区別。 |
【Ⅲ】 主に動植物で、一般的でなじみがあり基本的とされる。 | ||
・참나무 ・참깨 ・참나리 ・참외 ・참매미 ・참벌 ・참새 ・참매 ・참개구리 ・참치 ・참가자미 ・참복 ・참돔 ・참오징어 ・참고래 ・참새우 ・참게 | クヌギ等ナラ科の樹木 ゴマ オニユリ チャメ(マクワウリ) ミンミンゼミ ミツバチ ※꿀벌の方が一般的 スズメ オオタカ トノサマガエル マグロ マガレイ トラフグ マダイ コウイカ(スミイカ) セミクジラ クルマエビ チュウゴクモクズガニ | 나무=木 깨=ゴマ ※エゴマ(들깨)も含む。 산나리(ヤマユリ)等と区別。 외(오이)=キュウリ 매미=セミ 벌=ハチ 새=鳥 매=ハヤブサ 개구리=カエル 치は魚の名によく用いられる音。 가자미=カレイ 복어=フグ 도미=タイ 오징어=イカ 고래=クジラ 새우=エビ 게=カニ ※日本では上海蟹の名で知られる。 |
【Ⅳ】 食べられる。 | ||
・참꽃 ・참배 | 진달래(ツツジ)の異称 食用の梨(배) | ※韓国ではツツジの花を食べる習慣がある。 マメナシ(똘배)等の食べられないナシと区別。 |
基本的なことですが、참がつく言葉は、その反対に、似て非なるものがあるということ。ソチラは概して低く見られることになります。もちろん人間(ここでは韓国人)の勝手な尺度ですが。
そして表中の「マガレイ」等のように、この<참~>という接頭辞は日本語の<真(マ)~>や<本~>に相応します。
これらの単語を個別に見ると分類に迷うものもあるし、分け方自体にも問題はあると思いますが、まあ先に言葉ありきで、上のような分類は後付けですから2項目にまたがるのもそりゃああるでしょ・・・。(←ウヤムヤ化) また日本人でも「本マグロ」「本醸造」「本瓦」「ほんだし」の「本~」をきちんと分類・説明するとなるとむずかしいと思いますよ。(←イナオリ化) ということでかまわず先に進みます。
・・・と思ったところで、この後も(例によって)延々と続くので、とりあえずここまでにして後は続き。上掲の分類表はその前提で、<本論>ではここから韓国の自然・文化等が何かしら読み取れるのでは?ということ等を考えてみます。
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