私ヌルボ、韓国映画ファン歴は約25年になります。しかし、一昨日の記事で書いたように、映画の細かな内容はほとんどといっていいくらい記憶に残っていません。なかには、タイトルを見ても、実際に観た作品かどうかも定かではないというものもなきにしもあらず。
最近久しぶり(何年ぶりか?)の大掃除で発掘したのが約150ページの分厚い映画祭のカタログ。(下の画像)
1996年12月26日~97年2月16日、今は無い千石の三百人劇場で開かれた<韓国映画祭1946▶1996 知られざる映画大国>のカタログです。
いやあ、懐かしいなー! ・・・と、いろいろ読みふけってしまいました。(大掃除の最中にはとてもよくあることですね。)
※カタログによると、この三百人劇場の他にも、次の所で開催されています。
福岡市総合図書館96年7月13日~28日・9月14日~23日、川崎市市民ミュージアム96年10月19日~11月17日、福岡市総合図書館97年5月、川崎市市民ミュージアム97年6月、三百人劇場97年7~9月。その他97年12月末まで日本各地を巡回。
下の画像がその目次です。
当時NHK教育TVの「アジア映画劇場」で多くの優れた韓国映画(を含むアジア映画)を紹介していた佐藤忠男先生は当然として、四方田犬彦先生がこの時にすでに一文を寄せていたんですね。
今でも、いや、今だからなおのこと価値があるのは、このカタログの作品紹介の詳しさです。
たとえば「荷馬車」のページ。(←この映画は2012年12月ソウルに行った時、楽園商街のシルバー映画館で上映していました。入りませんでしたが・・・。)
81作品のすべてに上のページのようにスタッフ・キャスト・解説・あらすじ、そしてスチール写真が掲載されています。
1990年代、韓国映画の日本での上映機会はまだ多くはありませんでした。そんな当時、貴重だったのは上記の「アジア映画劇場」と、このように集中的に韓国映画を上映する映画祭でした。
「アジア映画劇場」については、過去3回に分けて全リストをアップしました。→1・2・3
さて、この映画祭の上映作品ですが、カタログに掲載されている全81作品は以下の通りです。
アダダ/あなたが女というだけで/お金/カッコーは夜中に鳴く/キムの戦争/キルソドム/クミホ/シバジ/セサン・パクロ 外の世界へ/ソウルの虹/チルスとマンス/ディープ・ブルー・ナイト/トゥー・カップス/ノダジ/ハラギャティ/ハンネの昇天/ピアコル/ピョンテとヨンジャ/ミスター・マンマ/ロマンス・パパ/一松亭の青松は/九老アリラン/二人の女の物語/山火事/川の流れは止められない/心の故郷/永遠なる帝国/白い微笑/成功時代/成春香/朴さん/米/糸車よ糸車よ/自由万歳/低きところに臨みたまえ/我らの歪んだ英雄/赤道の花/招かれた人々/金薬局の娘たち/長雨/雨のめぐり逢い/風の丘を越えて-西便制(ソピョンジェ)/風吹く良き日/修学旅行/将軍の息子3/帰らざる海兵/従軍手帳/旅人は休まない/浜辺の村/破戒/神様こんにちは/粉々に砕け散った名前よ/馬鹿たちの行進/馬鹿宣言/常緑樹/族譜/望夫石(マンブソク)/異魚島(イオド)/荷馬車/野菊は咲いた/黄昏/黄真伊(ファン・ジニ)/森浦(サンボ)への道/開闢/嫁入りの日/寡婦(やもめ)の舞/誤発弾/銀馬将軍は来なかった/避幕/甕をつくる老人/離れの客とお母さん/霧/霧の村/霧の柱/鯨とり-コレサニャン-検事と女先生/曼荼羅/小さなボール/達磨はなぜ東へ行ったのか/若い男/ナヌムの家
この中で、ヌルボが三百人劇場で観たのは20本弱だったと思います。当時は職場が鎌倉、自宅が藤沢で、有給を取って千石まで行くのは大変で、この程度が精一杯でした。
また、この時に観たかどうか正確に思い出せないのは、その2年前にもやはり三百人劇場で<韓国映画の全貌>と冠した大がかりな特集上映があって、上映作品も重なっているものがいくつもあり、どちらで観たか判然としないからです。
そちらの方のパンフは持っていたにしてもどこかに埋もれているので、ネット内を検索したら、アジア映画社のサイト(→コチラ)にありました。(下の画像を転載させていただきました。)
これによると、開催期間は1994年4月9日~5月22日。上映作品は次の50作品です。
あなたが女というだけで/いちぢく/その年の冬は暖かかった/ひとりで廻る風車/アダダ/アベンコ空輸軍団/アリラン/カッコーは夜中に鳴く/キムの戦争/キルソドム/シバジ/ディープ・ブルー・ナイト/ハラギャティ/ホワイト・バッジ/ミョンジャ・明子・ソーニャ/暗闇の子供たち/一松亭の青松は/燕山日記/於宇同(オウドン)/寡婦の舞/開闢/銀馬将軍は来なかった/九老アリラン/桑の葉/鯨とり-コレサニャン-/護国八万大蔵経/私の愛、私の花嫁/糸車よ糸車よ/将軍の息子3/証言/新・桑の葉/神さまこんにちは/成功時代/チルスとマンス/青春スケッチ/川の流れは止められない/族譜/達磨はなぜ東へ行ったのか/馬鹿宣言/避幕/風吹く良き日/粉々に砕け散った名前よ/丙泰と英子/霧の村/霧の柱/野菊は咲いた/妖花鏡/乱中日記/旅人は休まない/曼陀羅
※パンフ上部のスチールは「キルソドム」。
※アジア映画社の記事には「全54作品」とあり、上記50作品の後に「その他」と記されています。つまりその他が4作品あったということでしょうか?
先の<韓国映画祭1946▶1996>の作品リストと照らし合わせてみると、私ヌルボが観たのは合計30~40本ほどということになります。
アジア映画社の記事を見ると、80~90年代にこの映画社が韓国映画の紹介に大きな役割を果たしたことがわかります。<韓国映画の全貌>以前、1989年に主演女優カン・スヨンとともにメディアでもけっこう大きく取り上げられた「シバジ」はもちろん、90年からの「桑の葉」シリーズや91年の「膝と膝の間」も公開直後に観に行ったものです。また社会的な観点からも注目された「キルソドム」や「九老アリラン」もアジア映画社配給作品。(この<韓国映画の全貌>の少し後に一般公開されたのかな?)
日本で上映された韓国映画の歴史を個人的・実感的に振り返ってみると、2000年という年がひとつの画期と思われます。作品でいうと「シュリ」、そして翌2001年の「JSA」です。
それ以降も韓国映画ファンではありますが、21世紀ではなく20世紀人のヌルボとしてはやはりこの<韓国映画祭1946▶1996>で上映された作品の数々に愛着があります。
ところが残念なことにその多くは日本語DVDも出ていなくて、めったに観る機会がありません。
本ブログでは、5月に<YouTubeで手っ取り早く視聴できる韓国映画(1936~96年)の名作83編 全リスト>と題した記事(→コチラ)で上記のような韓国映画の名作がYouTubeで視聴できると書きました。それは間違いではないのですが、日本語字幕がついていないのが日本のファンにとってはほとんど致命的な欠点です。
今思えば、90年代半ばの日本では、半世紀の主だった韓国映画を観るこの映画祭は、それまで関心を向けることのなかった隣国の映画と社会をひっくるめて観ることであり、それはリアルな、まさに現代的な体験だったわけで、とても意義深い企画だったと思います。
今の時代、同じような内容の映画祭はまず考えられないでしょうね。観たければ韓国語に習熟して韓国版のDVD等を観るしかないのですかねー・・・。
最近久しぶり(何年ぶりか?)の大掃除で発掘したのが約150ページの分厚い映画祭のカタログ。(下の画像)
1996年12月26日~97年2月16日、今は無い千石の三百人劇場で開かれた<韓国映画祭1946▶1996 知られざる映画大国>のカタログです。
いやあ、懐かしいなー! ・・・と、いろいろ読みふけってしまいました。(大掃除の最中にはとてもよくあることですね。)
※カタログによると、この三百人劇場の他にも、次の所で開催されています。
福岡市総合図書館96年7月13日~28日・9月14日~23日、川崎市市民ミュージアム96年10月19日~11月17日、福岡市総合図書館97年5月、川崎市市民ミュージアム97年6月、三百人劇場97年7~9月。その他97年12月末まで日本各地を巡回。
下の画像がその目次です。
当時NHK教育TVの「アジア映画劇場」で多くの優れた韓国映画(を含むアジア映画)を紹介していた佐藤忠男先生は当然として、四方田犬彦先生がこの時にすでに一文を寄せていたんですね。
今でも、いや、今だからなおのこと価値があるのは、このカタログの作品紹介の詳しさです。
たとえば「荷馬車」のページ。(←この映画は2012年12月ソウルに行った時、楽園商街のシルバー映画館で上映していました。入りませんでしたが・・・。)
81作品のすべてに上のページのようにスタッフ・キャスト・解説・あらすじ、そしてスチール写真が掲載されています。
1990年代、韓国映画の日本での上映機会はまだ多くはありませんでした。そんな当時、貴重だったのは上記の「アジア映画劇場」と、このように集中的に韓国映画を上映する映画祭でした。
「アジア映画劇場」については、過去3回に分けて全リストをアップしました。→1・2・3
さて、この映画祭の上映作品ですが、カタログに掲載されている全81作品は以下の通りです。
アダダ/あなたが女というだけで/お金/カッコーは夜中に鳴く/キムの戦争/キルソドム/クミホ/シバジ/セサン・パクロ 外の世界へ/ソウルの虹/チルスとマンス/ディープ・ブルー・ナイト/トゥー・カップス/ノダジ/ハラギャティ/ハンネの昇天/ピアコル/ピョンテとヨンジャ/ミスター・マンマ/ロマンス・パパ/一松亭の青松は/九老アリラン/二人の女の物語/山火事/川の流れは止められない/心の故郷/永遠なる帝国/白い微笑/成功時代/成春香/朴さん/米/糸車よ糸車よ/自由万歳/低きところに臨みたまえ/我らの歪んだ英雄/赤道の花/招かれた人々/金薬局の娘たち/長雨/雨のめぐり逢い/風の丘を越えて-西便制(ソピョンジェ)/風吹く良き日/修学旅行/将軍の息子3/帰らざる海兵/従軍手帳/旅人は休まない/浜辺の村/破戒/神様こんにちは/粉々に砕け散った名前よ/馬鹿たちの行進/馬鹿宣言/常緑樹/族譜/望夫石(マンブソク)/異魚島(イオド)/荷馬車/野菊は咲いた/黄昏/黄真伊(ファン・ジニ)/森浦(サンボ)への道/開闢/嫁入りの日/寡婦(やもめ)の舞/誤発弾/銀馬将軍は来なかった/避幕/甕をつくる老人/離れの客とお母さん/霧/霧の村/霧の柱/鯨とり-コレサニャン-検事と女先生/曼荼羅/小さなボール/達磨はなぜ東へ行ったのか/若い男/ナヌムの家
この中で、ヌルボが三百人劇場で観たのは20本弱だったと思います。当時は職場が鎌倉、自宅が藤沢で、有給を取って千石まで行くのは大変で、この程度が精一杯でした。
また、この時に観たかどうか正確に思い出せないのは、その2年前にもやはり三百人劇場で<韓国映画の全貌>と冠した大がかりな特集上映があって、上映作品も重なっているものがいくつもあり、どちらで観たか判然としないからです。
そちらの方のパンフは持っていたにしてもどこかに埋もれているので、ネット内を検索したら、アジア映画社のサイト(→コチラ)にありました。(下の画像を転載させていただきました。)
これによると、開催期間は1994年4月9日~5月22日。上映作品は次の50作品です。
あなたが女というだけで/いちぢく/その年の冬は暖かかった/ひとりで廻る風車/アダダ/アベンコ空輸軍団/アリラン/カッコーは夜中に鳴く/キムの戦争/キルソドム/シバジ/ディープ・ブルー・ナイト/ハラギャティ/ホワイト・バッジ/ミョンジャ・明子・ソーニャ/暗闇の子供たち/一松亭の青松は/燕山日記/於宇同(オウドン)/寡婦の舞/開闢/銀馬将軍は来なかった/九老アリラン/桑の葉/鯨とり-コレサニャン-/護国八万大蔵経/私の愛、私の花嫁/糸車よ糸車よ/将軍の息子3/証言/新・桑の葉/神さまこんにちは/成功時代/チルスとマンス/青春スケッチ/川の流れは止められない/族譜/達磨はなぜ東へ行ったのか/馬鹿宣言/避幕/風吹く良き日/粉々に砕け散った名前よ/丙泰と英子/霧の村/霧の柱/野菊は咲いた/妖花鏡/乱中日記/旅人は休まない/曼陀羅
※パンフ上部のスチールは「キルソドム」。
※アジア映画社の記事には「全54作品」とあり、上記50作品の後に「その他」と記されています。つまりその他が4作品あったということでしょうか?
先の<韓国映画祭1946▶1996>の作品リストと照らし合わせてみると、私ヌルボが観たのは合計30~40本ほどということになります。
アジア映画社の記事を見ると、80~90年代にこの映画社が韓国映画の紹介に大きな役割を果たしたことがわかります。<韓国映画の全貌>以前、1989年に主演女優カン・スヨンとともにメディアでもけっこう大きく取り上げられた「シバジ」はもちろん、90年からの「桑の葉」シリーズや91年の「膝と膝の間」も公開直後に観に行ったものです。また社会的な観点からも注目された「キルソドム」や「九老アリラン」もアジア映画社配給作品。(この<韓国映画の全貌>の少し後に一般公開されたのかな?)
日本で上映された韓国映画の歴史を個人的・実感的に振り返ってみると、2000年という年がひとつの画期と思われます。作品でいうと「シュリ」、そして翌2001年の「JSA」です。
それ以降も韓国映画ファンではありますが、21世紀ではなく20世紀人のヌルボとしてはやはりこの<韓国映画祭1946▶1996>で上映された作品の数々に愛着があります。
ところが残念なことにその多くは日本語DVDも出ていなくて、めったに観る機会がありません。
本ブログでは、5月に<YouTubeで手っ取り早く視聴できる韓国映画(1936~96年)の名作83編 全リスト>と題した記事(→コチラ)で上記のような韓国映画の名作がYouTubeで視聴できると書きました。それは間違いではないのですが、日本語字幕がついていないのが日本のファンにとってはほとんど致命的な欠点です。
今思えば、90年代半ばの日本では、半世紀の主だった韓国映画を観るこの映画祭は、それまで関心を向けることのなかった隣国の映画と社会をひっくるめて観ることであり、それはリアルな、まさに現代的な体験だったわけで、とても意義深い企画だったと思います。
今の時代、同じような内容の映画祭はまず考えられないでしょうね。観たければ韓国語に習熟して韓国版のDVD等を観るしかないのですかねー・・・。
情報提供ありがとうございます。
探し物がすぐ出てくるところは私とは大違いですね(笑)。
先日サークル仲間と話をしていたら、やはりこのカタログを今も持っているとのこと。身近に所持者がいたとは意外でしたが、レア物に近い、というレベルでしょうかねー?
このカタログの奥付を見ると、編集者として朝日新聞社文化企画局の3人の名前が記されています。その中のお1人が古賀太さん(日大芸術学部教授)で、映画関係のブログも開設されているのですね。 →
http://images2.cocolog-nifty.com/
これまでも時折(こういう過去の業績はツユ知らず)読んできたブログです。
「どこかにあったはず・・」とカタログを引っ張り出しました。(もう20年も経つんだ...)
その中に、「お客様へのお詫び」として上映作品変更の印刷物がありました。
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[変更作品]
4月24日(日)「桑の葉」→「新・桑の葉」
4月26日(火)「青春スケッチ」→「低きところに臨みたまえ」
5月17日(火)「於宇同」→「丙泰と英子」
5月18日(水)「桑の葉」→「桑の葉3」
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日本語字幕が付いてない作品には悔しい思いをしています(勉強不足を棚に上げて)。
日本語字幕付きで映画館で見たいと思っている作品の一つに、チョン・ソンイル監督の「カフェ・ノワール」がありますが、198分もあるんですから絶対無理ですね。
ハ・ギルチョンがキム・ジハやキム・スンオクと同窓であるとは知りませんでした。彼はUCLAで映画を学び、コッポラなどとも交流した本格派ですよね。私は「馬鹿たちの後進」も「ピョンテとヨンジャ」も見ていないので、是非Youtubeに字幕つきでアップして欲しいものです。
「族譜」に主演した弟のハ・ミョンジュンは、今も俳優や映画監督として活動しているんでしょうかね。むかしフジテレビなどに出ていたイ・ヘスク(韓国では今もドラマなどで活躍していますが)主演の「胎」という監督作品が日本でも公開された記憶がありますが。
その中ではとくに「霧の村」が印象に残っています。「韓国の山口百恵」といわれた丁允姫主演で、李文烈が原作ということですね。
河吉鍾監督は30代で世を去りましたが、もっと長生きしてほしかったですね。「馬鹿たちの行進」はいろいろと語るに値する作品だと思います。
今エンハウィキ・ミラーを見たら、金芝河・金承と同じ1941年生まれで、ソウル大では共に文理大乞食グループ(?)とかいう特異なサークルを作っていたとありました。
お書きになられている通り、日本ではこの時代の韓国映画のDVDがほとんどなく(かろうじて「鯨とり」は有志?によってDVD化されましたが)、韓国でも昔の映画のDVDは大抵韓国語の字幕すらなく(韓国映像資料院で監修しているものは英語や日本語の字幕まで入っていることがありますがごくごく少数派です)、相当聴き取りが出来る人でないと厳しいですね~。
韓国映像資料院がYoutubeで公開しているものは、韓国語字幕がついている上、英語字幕もあり、個人的には重宝しています。
最近、「キルソドム」(なんで「キルソットゥム」ではないんでしょうね?)や「馬鹿宣言」、「ナグネは休まない」、「チケット」、「長雨」、「金薬局の娘たち」、「霧の村」などが追加されましたね。個人的にはハ・ギルチョンやペ・チャンホの作品がもっと入って欲しいのですけれども…。
一時期韓国映画を牽引していたイ・ジャンホやペ・チャンホはすっかり過去の監督となってしまい、最近はどうやって暮しているのだろうかと余計な心配までしてしまいます。
世代交代が激しいと言ったらいいのか、新しいものを追うことに忙しくて古いものを余り顧みないとでも言うのか、まだ大学生だった80年代終りに四方田犬彦や佐藤忠男などに導かれて韓国映画を通して韓国に興味を抱き始めた人間としては、これらの監督に再び光が当ることを願ってやみません。