先週15日(金)上映最終日に観た「《ゲキ×シネ》シレンとラギ」は永作博美・ 藤原竜也等が熱演。ただ期待評点87点に対して85点くらいだったというのは、なんともコメントしにくいところ。また内容は大筋の紹介だけでもネタバレになってしまいそうだし・・・。
その前日の14日(木)夜は、今まで観ていなかったパク・チャヌク監督の「復讐者に憐れみを」(2002年)を観てきました。感想は、ほぼ予想通りの凡作。映画ロケ地の、木橋の架かった川はどこかなと思って調べたら全羅北道淳昌郡のソムジン江。ただし橋はスタッフが1週間で作ったものだそうな。なんだ。
パク・チャヌク監督といえば、やっぱり「オールド・ボーイ」。韓国の公開日が2003年11月21日ということで、→コチラの記事によると監督や出演した俳優たちが公開10周年を記念して集まり、その写真が公表されるとともに、21日からデジタル・リマスター版が公開されるそうです。
しりとり式に書き継ぎます。
このパク・チャヌク監督が絶賛している映画が14日韓国で公開されました。
オム・テファという32歳の監督の初の長編の「잉투기(イントゥギ)」という青春映画です。→コチラの記事(日本語)によると、俳優のリュ・スンリョンや女優ムン・ソリも並みではない賛辞を送っています。→ポスターやパンフレットもユニークですね。
パク・チャヌク監督は「韓国独立映画の歴史のまた1つの章が始まりました。感心するとともに誇らしいです」という言葉を寄せています。あ、リンク先に予告編も入ってますね。
【独立系映画の注目作「イントゥギ」のポスター。】
この「잉투기」という言葉は、映画の中に出てくる格闘技(격투기)大会の名称です。
ここでキーワードになるのは、近年韓国社会でしばしば用いられている「잉여(剰余.インヨ)」という言葉。単に「余り」「残り物」という意味だけではなく、「余計者」「役立たず」「除け者」といった意味合いで用いられています。
そして、最近の調査では「20〜30代の若者の4人に1人が自分をインヨ(剰余)だと思っている」そうです。そんな心をもちながらスマホやパソコンの画面に向かっている若者がたくさんいる、ということです。知らない相手と、仮想世界の格闘技ゲームコミュニティで争ったりしているのです。
で、そんな잉여たちの격투기だから잉투기。また、잉には現実と現在進行形で闘い続けているという意味でingという意味もかけられているようです。(투기には格闘以外に「投機」も該当する言葉です。)
こうしたインヨ同士が実際に会って闘うことを현피(ヒョンピ)というそうです。(現血?) 敗れると傷だらけの情けない顔がネットで流されて、また屈辱を受けるとか・・・。
で、この映画のストーリーも、・・・って本題にやっとさしかかって、すでにたくさん書きすぎたことに気づきました。詳しくは→「東亜日報」の記事で。(って韓国語ですが。)
とにかく、こうした「今」の韓国の青春を描いた注目作のようです。
(たぶん)ソウル在住の呉徳周さんという方の11月17日のツイート(→コチラ)には、この映画について「「キッズリターン」「息もできない」と並ぶであろう、素晴らしい青春映画! 似てる、というでなく、その時代を代表する青春映画になりえるのでは! しかし、ヒロインがめちゃキュート!」と書いていて、これは期待するしかないですね。ぜひ日本でも公開してほしいものです。
★★★ Daumの人気順位(11月19日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①八月のクリスマス(韓国) 9.5(516)
②ターミネーター 2 9.4(632)
③ニュー・シネマ・パラダイス 9.4(491)
④道の上で(韓国) 9.2(65)
⑤フェイマス・ファイブ:キリン島の秘密 9.2(25)
⑥コアラ(韓国) 9.1(57)
⑦アー・ユー・レディ?(韓国) 9.1(20)
⑧イントゥギ(韓国) 9.0(29)
⑨キャプテン・フィリップス 9.0(264)
⑩ロデンシア:魔法王国の伝説 8.9(25)
②と⑧が新登場です。
②「ターミネーター 2」は、11月17日の記事で書いたように過去の人気映画の再上映。①~③と3作品並びました。
⑧「イントゥギ」は、先に書いた通りです。
【専門家による順位】
①蜂蜜 8.5(2)
②ゼロ・グラビティ 8.2(5)
③ヒミズ(日本) 8.0(2)
④恋するリベラーチェ 7.6(3)
④イントゥギ(韓国) 7.6(3)
⑥ブルー・ジャスミン 7.5(6)
⑦悲しみを聴く石 7.5(2)
⑧ブエノスアイレス恋愛事情 7.3(3)
⑧ベンダ・ビリリ!~もう一つのキンシャサの奇跡 7.3(3)
⑧ミスター・ノーバディ 7.3(3)
④「イントゥギ」だけが新登場です。前述しました。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[11月15日(金)~17日(日)] ★★★
12年目の続編「友へ、チング 2」が他を圧して1位
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(21)・・友へ、チング 2(韓国) ・・・・・・11/14 ・・・・・・・・・・・1,067,371 ・・・・・・・1,379,684・・・・・・・10,318・・・・・・・・968
2(1)・・マイティ・ソー/ダーク・ワールド・・10/30・・・・・・・・・・346,919 ・・・・・・・2,607,954・・・・・・・19,577・・・・・・・・518
3(26)・・ザ・ファイブ(韓国) ・・・・・・・・・11/14・・・・・・・・・・・・・・261,722 ・・・・・・・・・314,323・・・・・・・・2,353・・・・・・・・491
4(3)・・ゼロ・グラビティ・・・・・・・・・・・・・10/17 ・・・・・・・・・・・・・128,503 ・・・・・・・2,941,129・・・・・・・28,371・・・・・・・・288
5(2)・・同窓生(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・11/06 ・・・・・・・・・・・・・107,009 ・・・・・・・・・967,555・・・・・・・・6,560・・・・・・・・402
6(53)・・悪の法則・・・・・・・・・・・・・・・・・11/14 ・・・・・・・・・・・・・・63,823 ・・・・・・・・・・80,824・・・・・・・・・・604・・・・・・・・293
7(4)・・共犯(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・10/24・・・・・・・・・・・・・・・26,262 ・・・・・・・1,746,898・・・・・・・12,225・・・・・・・・180
8(新)・・ブラック・ゴスペル(韓・米) ・・・11/14 ・・・・・・・・・・・・・・16,609 ・・・・・・・・・・23,765・・・・・・・・・・170・・・・・・・・143
9(7)・・ホワイトゴリラ・・・・・・・・・・・・・・・10/31 ・・・・・・・・・・・・・・13,028 ・・・・・・・・・・68,156・・・・・・・・・・445・・・・・・・・102
10(6)・・ノー・ブレッシング(韓国)・・・・・10/30 ・・・・・・・・・・・・・・・8,211 ・・・・・・・・・443,721 ・・・・・・・・2,953・・・・・・・・・78
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
新登場は1・3・6・8位の4作品です。
1位「友へ、チング 2」は、2001年の大ヒット作の続編。友人ドンスの死を指示した疑惑で収監されたジュンソク(ユ・オソン)は17年ぶりに出所します。世の中は当然大きく変わっていて、ウンギ(チョン・ホビン)は組織の実力者に成長しています。俳優は12年前と同じ。あ、監督も同じクァク・キョンテク。前作の時代設定は1990年だったから、17年後の物語でも未来には突入していません。さて、ジュンソクは父チョルジュが一生を捧げ通した組織を取り戻すため散らばっていた自分の味方を再び集め、監獄で出会った若者ソンフン(キム・ウビン)を右腕として置きます。父の顔も知らないまま不幸の中で育ったソンフンはジュンソクをお父さんのように頼っています。ところがある日、ソンフンを訪ねてきたウンギの話はソンフンを混乱に陥れます・・・。11月9日(土)のKBS2「映画が良い」でこの映画を紹介していました。(手っ取り早く見るなら→コチラ。) やっぱり独特の抑揚の釜山方言が洪水のように溢れています。原題は「친구 2」。
3位「ザ・ファイブ」は、韓国のスリラー。連続殺人犯によって目の前で愛する家族全員を失ったウナ(キム・ソナ)は、下半身が不自由なため車椅子生活の自分に代わって復讐を実行してもらうために5人を集める・・・。ま、結局は「車椅子アクション」も展開されるみたいですが・・・。これもこの頃多いウェブトゥーン(ネット漫画)が原作。(→コチラ。) 原題は「더 파이브」です。
6位「悪の法則」は、日本でも1日遅れで11月15日から公開されています。韓国題は原題「THE COUNSELOR」そのままで「카운슬러(カウンスルロ)」。
8位「ブラック・ゴスペル」は韓国・アメリカ合作の企画(?)ドキュメンタリー。ソウルミュージックを学び、そして現地の人たちとにコンサートを開というミッションの下に本場ニューヨークのハーレムへと向かった男2人(ヤン・ドングン&チョン・ジュ)女1人(キム・ユミ)の仲間のドタバタ音楽旅行を描く。原題は(블랙 가스펠)です。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(15)・・イントゥギ(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・11/14 ・・・・・・・・・・・・・4,812 ・・・・・・・・・・・・・・・7,640 ・・・・・・・・・・56 ・・・・・・・・・94
2(4)・・八月のクリスマス(韓国)・・・・1998/1/24・・・・・・・・・・・・・・2,147 ・・・・・・・・・・・・・・17,270 ・・・・・・・・・117 ・・・・・・・・・30
3(1)・・セイフ ヘイヴン・・・・・・・・・・・・・・・・・11/06 ・・・・・・・・・・・・・1,458 ・・・・・・・・・・・・・・36,689 ・・・・・・・・・260 ・・・・・・・・・17
4(24)・・Love Letter(日本)・・・・・・・1999/11/20 ・・・・・・・・・・・・・1,100 ・・・・・・・・・・・・・・40,318 ・・・・・・・・・303 ・・・・・・・・・32
5(9)・・ブルー・ジャスミン・・・・・・・・・・・・・・・・9/25 ・・・・・・・・・・・・・・・808 ・・・・・・・・・・・・・136,412 ・・・・・・・・・999 ・・・・・・・・・・7
1・4位が新登場です。
1位「イントゥギ」は前述の通り。
4位「Love Letter」は、韓国では日本国内以上に思い出に残る映画になっています。
その前日の14日(木)夜は、今まで観ていなかったパク・チャヌク監督の「復讐者に憐れみを」(2002年)を観てきました。感想は、ほぼ予想通りの凡作。映画ロケ地の、木橋の架かった川はどこかなと思って調べたら全羅北道淳昌郡のソムジン江。ただし橋はスタッフが1週間で作ったものだそうな。なんだ。
パク・チャヌク監督といえば、やっぱり「オールド・ボーイ」。韓国の公開日が2003年11月21日ということで、→コチラの記事によると監督や出演した俳優たちが公開10周年を記念して集まり、その写真が公表されるとともに、21日からデジタル・リマスター版が公開されるそうです。
しりとり式に書き継ぎます。
このパク・チャヌク監督が絶賛している映画が14日韓国で公開されました。
オム・テファという32歳の監督の初の長編の「잉투기(イントゥギ)」という青春映画です。→コチラの記事(日本語)によると、俳優のリュ・スンリョンや女優ムン・ソリも並みではない賛辞を送っています。→ポスターやパンフレットもユニークですね。
パク・チャヌク監督は「韓国独立映画の歴史のまた1つの章が始まりました。感心するとともに誇らしいです」という言葉を寄せています。あ、リンク先に予告編も入ってますね。
【独立系映画の注目作「イントゥギ」のポスター。】
この「잉투기」という言葉は、映画の中に出てくる格闘技(격투기)大会の名称です。
ここでキーワードになるのは、近年韓国社会でしばしば用いられている「잉여(剰余.インヨ)」という言葉。単に「余り」「残り物」という意味だけではなく、「余計者」「役立たず」「除け者」といった意味合いで用いられています。
そして、最近の調査では「20〜30代の若者の4人に1人が自分をインヨ(剰余)だと思っている」そうです。そんな心をもちながらスマホやパソコンの画面に向かっている若者がたくさんいる、ということです。知らない相手と、仮想世界の格闘技ゲームコミュニティで争ったりしているのです。
で、そんな잉여たちの격투기だから잉투기。また、잉には現実と現在進行形で闘い続けているという意味でingという意味もかけられているようです。(투기には格闘以外に「投機」も該当する言葉です。)
こうしたインヨ同士が実際に会って闘うことを현피(ヒョンピ)というそうです。(現血?) 敗れると傷だらけの情けない顔がネットで流されて、また屈辱を受けるとか・・・。
で、この映画のストーリーも、・・・って本題にやっとさしかかって、すでにたくさん書きすぎたことに気づきました。詳しくは→「東亜日報」の記事で。(って韓国語ですが。)
とにかく、こうした「今」の韓国の青春を描いた注目作のようです。
(たぶん)ソウル在住の呉徳周さんという方の11月17日のツイート(→コチラ)には、この映画について「「キッズリターン」「息もできない」と並ぶであろう、素晴らしい青春映画! 似てる、というでなく、その時代を代表する青春映画になりえるのでは! しかし、ヒロインがめちゃキュート!」と書いていて、これは期待するしかないですね。ぜひ日本でも公開してほしいものです。
★★★ Daumの人気順位(11月19日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①八月のクリスマス(韓国) 9.5(516)
②ターミネーター 2 9.4(632)
③ニュー・シネマ・パラダイス 9.4(491)
④道の上で(韓国) 9.2(65)
⑤フェイマス・ファイブ:キリン島の秘密 9.2(25)
⑥コアラ(韓国) 9.1(57)
⑦アー・ユー・レディ?(韓国) 9.1(20)
⑧イントゥギ(韓国) 9.0(29)
⑨キャプテン・フィリップス 9.0(264)
⑩ロデンシア:魔法王国の伝説 8.9(25)
②と⑧が新登場です。
②「ターミネーター 2」は、11月17日の記事で書いたように過去の人気映画の再上映。①~③と3作品並びました。
⑧「イントゥギ」は、先に書いた通りです。
【専門家による順位】
①蜂蜜 8.5(2)
②ゼロ・グラビティ 8.2(5)
③ヒミズ(日本) 8.0(2)
④恋するリベラーチェ 7.6(3)
④イントゥギ(韓国) 7.6(3)
⑥ブルー・ジャスミン 7.5(6)
⑦悲しみを聴く石 7.5(2)
⑧ブエノスアイレス恋愛事情 7.3(3)
⑧ベンダ・ビリリ!~もう一つのキンシャサの奇跡 7.3(3)
⑧ミスター・ノーバディ 7.3(3)
④「イントゥギ」だけが新登場です。前述しました。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[11月15日(金)~17日(日)] ★★★
12年目の続編「友へ、チング 2」が他を圧して1位
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(21)・・友へ、チング 2(韓国) ・・・・・・11/14 ・・・・・・・・・・・1,067,371 ・・・・・・・1,379,684・・・・・・・10,318・・・・・・・・968
2(1)・・マイティ・ソー/ダーク・ワールド・・10/30・・・・・・・・・・346,919 ・・・・・・・2,607,954・・・・・・・19,577・・・・・・・・518
3(26)・・ザ・ファイブ(韓国) ・・・・・・・・・11/14・・・・・・・・・・・・・・261,722 ・・・・・・・・・314,323・・・・・・・・2,353・・・・・・・・491
4(3)・・ゼロ・グラビティ・・・・・・・・・・・・・10/17 ・・・・・・・・・・・・・128,503 ・・・・・・・2,941,129・・・・・・・28,371・・・・・・・・288
5(2)・・同窓生(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・11/06 ・・・・・・・・・・・・・107,009 ・・・・・・・・・967,555・・・・・・・・6,560・・・・・・・・402
6(53)・・悪の法則・・・・・・・・・・・・・・・・・11/14 ・・・・・・・・・・・・・・63,823 ・・・・・・・・・・80,824・・・・・・・・・・604・・・・・・・・293
7(4)・・共犯(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・10/24・・・・・・・・・・・・・・・26,262 ・・・・・・・1,746,898・・・・・・・12,225・・・・・・・・180
8(新)・・ブラック・ゴスペル(韓・米) ・・・11/14 ・・・・・・・・・・・・・・16,609 ・・・・・・・・・・23,765・・・・・・・・・・170・・・・・・・・143
9(7)・・ホワイトゴリラ・・・・・・・・・・・・・・・10/31 ・・・・・・・・・・・・・・13,028 ・・・・・・・・・・68,156・・・・・・・・・・445・・・・・・・・102
10(6)・・ノー・ブレッシング(韓国)・・・・・10/30 ・・・・・・・・・・・・・・・8,211 ・・・・・・・・・443,721 ・・・・・・・・2,953・・・・・・・・・78
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
新登場は1・3・6・8位の4作品です。
1位「友へ、チング 2」は、2001年の大ヒット作の続編。友人ドンスの死を指示した疑惑で収監されたジュンソク(ユ・オソン)は17年ぶりに出所します。世の中は当然大きく変わっていて、ウンギ(チョン・ホビン)は組織の実力者に成長しています。俳優は12年前と同じ。あ、監督も同じクァク・キョンテク。前作の時代設定は1990年だったから、17年後の物語でも未来には突入していません。さて、ジュンソクは父チョルジュが一生を捧げ通した組織を取り戻すため散らばっていた自分の味方を再び集め、監獄で出会った若者ソンフン(キム・ウビン)を右腕として置きます。父の顔も知らないまま不幸の中で育ったソンフンはジュンソクをお父さんのように頼っています。ところがある日、ソンフンを訪ねてきたウンギの話はソンフンを混乱に陥れます・・・。11月9日(土)のKBS2「映画が良い」でこの映画を紹介していました。(手っ取り早く見るなら→コチラ。) やっぱり独特の抑揚の釜山方言が洪水のように溢れています。原題は「친구 2」。
3位「ザ・ファイブ」は、韓国のスリラー。連続殺人犯によって目の前で愛する家族全員を失ったウナ(キム・ソナ)は、下半身が不自由なため車椅子生活の自分に代わって復讐を実行してもらうために5人を集める・・・。ま、結局は「車椅子アクション」も展開されるみたいですが・・・。これもこの頃多いウェブトゥーン(ネット漫画)が原作。(→コチラ。) 原題は「더 파이브」です。
6位「悪の法則」は、日本でも1日遅れで11月15日から公開されています。韓国題は原題「THE COUNSELOR」そのままで「카운슬러(カウンスルロ)」。
8位「ブラック・ゴスペル」は韓国・アメリカ合作の企画(?)ドキュメンタリー。ソウルミュージックを学び、そして現地の人たちとにコンサートを開というミッションの下に本場ニューヨークのハーレムへと向かった男2人(ヤン・ドングン&チョン・ジュ)女1人(キム・ユミ)の仲間のドタバタ音楽旅行を描く。原題は(블랙 가스펠)です。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(15)・・イントゥギ(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・11/14 ・・・・・・・・・・・・・4,812 ・・・・・・・・・・・・・・・7,640 ・・・・・・・・・・56 ・・・・・・・・・94
2(4)・・八月のクリスマス(韓国)・・・・1998/1/24・・・・・・・・・・・・・・2,147 ・・・・・・・・・・・・・・17,270 ・・・・・・・・・117 ・・・・・・・・・30
3(1)・・セイフ ヘイヴン・・・・・・・・・・・・・・・・・11/06 ・・・・・・・・・・・・・1,458 ・・・・・・・・・・・・・・36,689 ・・・・・・・・・260 ・・・・・・・・・17
4(24)・・Love Letter(日本)・・・・・・・1999/11/20 ・・・・・・・・・・・・・1,100 ・・・・・・・・・・・・・・40,318 ・・・・・・・・・303 ・・・・・・・・・32
5(9)・・ブルー・ジャスミン・・・・・・・・・・・・・・・・9/25 ・・・・・・・・・・・・・・・808 ・・・・・・・・・・・・・136,412 ・・・・・・・・・999 ・・・・・・・・・・7
1・4位が新登場です。
1位「イントゥギ」は前述の通り。
4位「Love Letter」は、韓国では日本国内以上に思い出に残る映画になっています。
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