11月13日(火)~16日(金)のソウル旅行から帰ってからもう3週間。あれれという間にもう今年は残りわずかになってきました。いちだんと時の流れが早く感じられます。今世紀に入って以来「時間が滝になって、どうどうと流れ落ちている」(筒井康隆「急流」)状態になっているのでしょう。
今回の旅行は今年に入り初めての海外旅行です。
実は3月、サークル仲間計3人で台湾に行くはずが、成田空港でパンチ穴のあいた期限切れのパスポートを間違えて持ってきたことに気づくというドジをやらかしちゃったので行けなかったんですよ。ハハハ。(これは忘れることにしよう)
しかし、年に1度は日本脱出しなくちゃ、ということで、その3人組の1人S氏のソウル旅行計画に乗っかって2人で行くことにしたのです。※S氏は、当ブログ内の<S氏の慶熙大学校10週間留学記>の筆者です。
現地で何人かの知り合いと会うというS氏の予定以外にはこれといった計画もないまま出かけましたが、行き当たりばったりの旅にしては意外と収穫があり、充実した4日間でした。
その記録をテーマごとに紹介していくことにします。
今回の宿泊は仁寺洞クラウンホテル。2人とも初めてです。仁寺洞と言っても、正しい住所は楽園洞ですが。場所は地下鉄5号線(1号線・3号線でなく)鍾路3街駅の近くで、至極便利。
ただ、部屋に入ったら、テレゴの前に「以下の物を破損した場合は実費をいただきます」ということで「コップ ₩10,000」等々のリストが置いてありました。「高いな」と、ちょっとカチンときました・・・が、まさか、その高価なコップを自分が割ってしまうとは・・・。何も言わず1万ウォン払いましたがな、トホホ。(これも忘れることにしよう(泣))
ホテルからほんの少し西の大通り、つまり三一大路(サミルテロ)に出て南を見ると楽園商街(낙원상가.ナグォンサンガ)が見えます。
下左の画像のように1階の真ん中を道路が貫通している、ずでんとした存在感のある(ちょっと異様な?)建物です。
その楽園商街を南から見たのが上右の画像。(今年4月のNAVER地図の画像を加工したので季節感は異なります。)
すぐ右(東)はタプコル公園、左(西)は仁寺洞のメインストリートの南側入口なので、初めてソウルに来た人でも見覚えがある人は多いかもしれません。
この楽園商街は1965年再開発で作られた住商複合商街としては第1世代の代表的な建物で、約半世紀を経て老朽化が進んでいます。今参考に見ている<ナムウィキ>(→コチラ.韓国語)にも、説明文の冒頭に「낙원던전 우리들의 낙원상가(楽園地下牢 われわれの楽園商街)」などとと書かれちゃってます。
楽園商街同様60年代以来の長い歴史のあった世運商街(セウンサンガ)は最近大きく様変わりしました。(→コチラや→コチラのブログ記事参照。)
楽園商街も10年ほど前に一度は撤去・再開発の計画が公表されましたが、楽器専門店として保存価値を認められ、2013年にソウルの未来遺産に登録されたとのことです。
先の上右の画像を見ると、建物の真ん中に青地に白で「낙원악기상가(楽園楽器商街)」とありますね。70年代末からの再開発で近隣の楽器店がここに集められ、それが80年代以降のバンドブームに乗って繁盛したという歴史があるそうです。
今この建物の2・3階に行くと、広いフロアにピアノやギター、ドラム等の楽器が所狭しと陳列されています。左の画像は、私ヌルボが2009年に行った時に撮ったものです。(関連記事→コチラ。)
また、南から見た画像で「낙원악기상가」の看板の上に3つ横に並んでいるのは、ここの4階にあるシルバー映画館と浪漫劇場という主に中高年向けの名画座の広告板。オードリー・ヘプバーンやマリリン・モンローの時代の洋画や、60~80年頃の韓国映画を上映しています。
下の建物入口近くに、下左のようなボスター等が貼られていました。
上右は、行った時にシルバー映画館で上映していた作品。(→公式サイトから。三浦綾子原作の「氷点」の映画化作品の韓国版の1つ「氷点81」(1981)で、昨年亡くなったキム・ヨンエさんが出演した作品です。うーん、時間的余裕があれば観たかったなー。
※この映画館についての<ソウルナビ>の記事は→コチラ。
そして、「낙원악기상가」の下の小さめの文字は「지하 시장(地下市場)」です。
やっとここから本論に入ります・・・ということでここまで書いたのですが、もうすでにけっこうたくさん書いたので、以下は続きで。(次からはグルメ関係の話です。たぶん。)
今回の旅行は今年に入り初めての海外旅行です。
実は3月、サークル仲間計3人で台湾に行くはずが、成田空港でパンチ穴のあいた期限切れのパスポートを間違えて持ってきたことに気づくというドジをやらかしちゃったので行けなかったんですよ。ハハハ。(これは忘れることにしよう)
しかし、年に1度は日本脱出しなくちゃ、ということで、その3人組の1人S氏のソウル旅行計画に乗っかって2人で行くことにしたのです。※S氏は、当ブログ内の<S氏の慶熙大学校10週間留学記>の筆者です。
現地で何人かの知り合いと会うというS氏の予定以外にはこれといった計画もないまま出かけましたが、行き当たりばったりの旅にしては意外と収穫があり、充実した4日間でした。
その記録をテーマごとに紹介していくことにします。
今回の宿泊は仁寺洞クラウンホテル。2人とも初めてです。仁寺洞と言っても、正しい住所は楽園洞ですが。場所は地下鉄5号線(1号線・3号線でなく)鍾路3街駅の近くで、至極便利。
ただ、部屋に入ったら、テレゴの前に「以下の物を破損した場合は実費をいただきます」ということで「コップ ₩10,000」等々のリストが置いてありました。「高いな」と、ちょっとカチンときました・・・が、まさか、その高価なコップを自分が割ってしまうとは・・・。何も言わず1万ウォン払いましたがな、トホホ。(これも忘れることにしよう(泣))
ホテルからほんの少し西の大通り、つまり三一大路(サミルテロ)に出て南を見ると楽園商街(낙원상가.ナグォンサンガ)が見えます。
下左の画像のように1階の真ん中を道路が貫通している、ずでんとした存在感のある(ちょっと異様な?)建物です。
すぐ右(東)はタプコル公園、左(西)は仁寺洞のメインストリートの南側入口なので、初めてソウルに来た人でも見覚えがある人は多いかもしれません。
この楽園商街は1965年再開発で作られた住商複合商街としては第1世代の代表的な建物で、約半世紀を経て老朽化が進んでいます。今参考に見ている<ナムウィキ>(→コチラ.韓国語)にも、説明文の冒頭に「
楽園商街同様60年代以来の長い歴史のあった世運商街(セウンサンガ)は最近大きく様変わりしました。(→コチラや→コチラのブログ記事参照。)
楽園商街も10年ほど前に一度は撤去・再開発の計画が公表されましたが、楽器専門店として保存価値を認められ、2013年にソウルの未来遺産に登録されたとのことです。
先の上右の画像を見ると、建物の真ん中に青地に白で「낙원악기상가(楽園楽器商街)」とありますね。70年代末からの再開発で近隣の楽器店がここに集められ、それが80年代以降のバンドブームに乗って繁盛したという歴史があるそうです。
今この建物の2・3階に行くと、広いフロアにピアノやギター、ドラム等の楽器が所狭しと陳列されています。左の画像は、私ヌルボが2009年に行った時に撮ったものです。(関連記事→コチラ。)
また、南から見た画像で「낙원악기상가」の看板の上に3つ横に並んでいるのは、ここの4階にあるシルバー映画館と浪漫劇場という主に中高年向けの名画座の広告板。オードリー・ヘプバーンやマリリン・モンローの時代の洋画や、60~80年頃の韓国映画を上映しています。
下の建物入口近くに、下左のようなボスター等が貼られていました。
※この映画館についての<ソウルナビ>の記事は→コチラ。
そして、「낙원악기상가」の下の小さめの文字は「지하 시장(地下市場)」です。
やっとここから本論に入ります・・・ということでここまで書いたのですが、もうすでにけっこうたくさん書いたので、以下は続きで。(次からはグルメ関係の話です。たぶん。)
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