ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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[韓国鉄道旅行②] 慶北線→中央線→忠北線で店村から清州へ  田園風景を眺めながら、お決まりの・・・

2013-07-05 19:01:36 | 韓国旅行の記録
 6月30日の記事の続きです。

 先に書いたように、6月20日の店村→清州の旅は、店村→(慶北線)→栄州、栄州→(中央線)→堤川、堤川→(忠北線)→清州 と鉄道3路線を乗り継ぎました。

 下の地図を見ればわかるように、ずいぶん遠回りです。

      

 なぜこんなルートを選んだかは、次の写真を見ればわかります。

       
       【店村→栄州間ではまずウィスキー(左)、栄州→堤川間ではマッコリ(右)。】

 慶北線の運行本数は1日4本だけ。(※時刻表(日本語)は→コチラ。)
 不便なローカル線で、乗客はほんのわずかでした。景色も水田や畑、小高い丘等が続く農村風景で変化に乏しく、われわれも酒を飲むというワンパターン。

   これ便利!→
       【堤川→清州間ではまた別のマッコリ。(左) こんな時便利だったアシアナの機内食のコップ。(右) 】

 マッコリはホントに何種類も飲みましたねー。
 乗り換え駅では時間に余裕がある(あり過ぎ?)ので、その度に駅舎外に出て、私ヌルボは写真を撮り、粋(酔)人H氏はお酒を買いに走ります。
 上の写真右、アシアナの機内食の時のコップを「持って行くべし!」とのYハラボジの指示でまとめてバッグへ。以後洗って旅行中持ち歩きました。コンビニ等で売ってるコップは概して軟らかすぎですぐフニャフニャになってしまいますが、これはしっかりしてます。大きさも手頃。(旅慣れたYハラボジ、さすが!)
 ・・・要するに、ときおり外の景色を眺めつつ(??)仲間とダベりながらゆっくりと酒を楽しむ。これが遠回り汽車の旅の大きな魅力というわけです。

 ところで、韓国の鉄道駅の駅舎とその周りはどこもほぼ同じという印象を受けます。

       
            【店村駅(左)・栄州駅(右)。平日とはいえ、閑散としています。】

       
            【堤川駅(左)。清州駅(右)。これまた、閑散としています。】

 翌21日に行った鳥致院(チョチウォン)駅の駅舎は、デザインに工夫が見られます。2008年に行った全州駅も、それなりに歴史のある街らしい駅とは言えますが・・・。

        
  【鳥致院駅(左)。駅前の地図掲示板でここがあの世宗市であることを知りました。全州駅(右)の駅前のだだっ広さは驚くほど。】

 韓国の鉄道駅の立地は市街地から離れたところが多いようで、駅前も広場というよりムダにだだっ広い空間になっています。案内掲示板や石碑・造形物の類があるくらい。なにかもっと有効利用を考えたらよさそうなものですが・・・。

     
         【栄州駅から見た駅前広場方面。殺風景。】

 こんなローカル線の、車窓からの眺めも乗り換え駅とその近辺の旅でも、その気になればそれなりにネタを仕入れたり、駅の売店等で掘出し物(?)なんかを入手したりすることはできないことはない・・・って、まあ、その気になれば、なんですけどね。

 続きでは、その若干仕入れたネタを少々。前の記事の最後で少し触れた「訪れるだけで楽しい駅」(!)という店村駅のこと等について書きます。

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