124人目のウジン(ヌルボ)「この曲ならボクも知ってるぞ。ポーラ(폴라)だな、たぶん(아마)」
イス(ハン・ヒョジュ)「?」
ウジン「アマポーラ(아마폴라)、だろ?」
イス「くだらないギャグ・・・。今日のウジン氏はオヤジそのものね(오야지 그 자체네요)」
昨日観た「ビューティー・インサイド」は、1役をなんと123人もの老若男女の俳優たちが演じるという突飛な設定ながらも、10人中9人は物語を自然に受けとめ、その多くが感動する映画ではないでしょうか? 皆さんに観てもらいたい作品です。日韓のファンのコメントを読むと批判もそれぞれうなづけますがね。結局は「ビューティー・アウトサイド」じゃないか!(怒)とか。もし女性(イス)の方が毎日姿が変わるという設定だったら? 彼氏としては月1回、いや年1回でもハン・ヒョジュのような美人になってくれればいい?(笑) それとも「ビューティー・インサイド」であればいいですか?
日曜に観た「最愛の子」は、ふつうにこれでハッピー・エンドかと思ったら、実はそこから本当の物語が始まる・・・という点で思い出したのがチョン・ドヨン主演の「シークレット・サンシャイン」でした。そういえば、先々週の「消えた声が、その名を呼ぶ」に続いてビターズ・エンド配給ですね。ビターズ・エンドはハッピー・エンドの反対の苦い結末という意味かと長いこと思い込んでいましたが、ビターズ・エンドの公式サイト(→コチラ)によると<最後まで屈しない者>という意味なんだそうで、いやー英語は苦手なもんで、ハハハ(苦笑)。
★★★ Daumの人気順位(2月2日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①悪い国(韓国) 9.1(147)
②内部者たち:ジ・オリジナル(韓国) 9.1(826)
③時をかける少女<2006年>(日本) 9.0(1191)
④ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ 9.0(48)
⑤JSA(韓国) 8.9(368)
⑥ラブ・アクチュアリー 8.9(669)
⑦Love letter(日本) 8.8(772)
⑧エターナル・サンシャイン 8.8(529)
⑨トーク・トゥ・ハー 8.8(56)
⑩ピアノの森(日本) 8.7(155)
前回とすべて同順位です。③~⑨は旧作がずら~っと並んでいます。評価が高いから再上映されるわけで、まあ当然の結果かもしれませんが・・・。
【専門家による順位】
①マッドマックス 怒りのデス・ロード 8.8(9)
②ヘイトフル・エイト 8.6(5)
③今は正しいがその時は間違いだ(韓国) 8.2(4)
④暗殺の森 8.0(2)
⑤ボーダーライン 7.8(6)
⑥時をかける少女<2006年>(日本) 7.8(5)
⑦インターステラー 7.6(9)
⑧ザ・ロブスター 7.6(6)
⑨アスファルト 7.5(4)
⑩リトルプリンス 星の王子さまと私 7.3(3)
⑩女たちの影 7.3(3)
④「暗殺の森」と⑩「女たちの影」が新登場です。
④「暗殺の森」はもちろん1970年のベルトリッチ監督作品の再上映。韓国題が「순응자(順応者)」なので英題を確認したら「The Conformist」。そうだったのか。
⑩「女たちの影」(仮)は第68回カンヌ映画祭監督週間オープニング作品となったフィリップ・ガレル監督の作品で、フランスの映画誌「Cahiers du Cinéma」の2015年ベスト10では3位にランクされました。ピエールはドキュメンタリー監督として妻のマノンと一緒に働いていますが作業は遅れがち。ピエールは妻を愛していますが、疲れた彼の前に現れたエリザベスは若くて知的な女性で、その虜になってしまいます。ある日エリザベスはマノンが恋人と一緒にいることを発見し、その事実をピエールに話します。結局ピエールはマノンと縒りを戻すことを選択します。互いの不倫は真実を明らかにする起爆剤の役割をしたわけですが、2人の関係は元に戻すことができなくなっています・・・。韓国題は「인 더 섀도우 오브 우먼」と、英題「In the Shadow of Women」のまま。日本公開は年内かな?(これもビターズ・エンド。)
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[1月29日(金)~1月31日(日)] ★★★
人気アニメシリーズの新作「カンフーパンダ3」が1位
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(新)・・カンフーパンダ3 ・・・・・・・1/28 ・・・・・・・・・・1,375,454・・・・・・・・1,599,725・・・・・・・・・12,636・・・・・・・1,364
2(11)・・ロボット、ソリ(韓国) ・・・・・1/27 ・・・・・・・・・・・179,466 ・・・・・・・・・298,454・・・・・・・・・・2,191 ・・・・・・・・578
3(2)・・兄への想い(韓国) ・・・・・・・1/21 ・・・・・・・・・・・177,572 ・・・・・・・・・907,872・・・・・・・・・・6,848 ・・・・・・・・534
4(1)・・レヴェナント 蘇えりし者 ・・1/14・・・・・・・・・・・・177,182 ・・・・・・・1,875,790・・・・・・・・・15,059 ・・・・・・・・562
5(4)・・マネー・ショート ・・・・・・・・・・1/21・・・・・・・・・・・・・85,310・・・・・・・・・351,293 ・・・・・・・・・・2,836 ・・・・・・・・333
華麗なる大逆転
6(5)・・ヒマラヤ(韓国) ・・・・・・・・・・12/16 ・・・・・・・・・・・・28,291・・・・・・・・7,720,279・・・・・・・・・59,879・・・・・・・・・221
7(5)・・内部者たち ・・・・・・・・・・・・・12/31 ・・・・・・・・・・・・28,085・・・・・・・・2,055,092・・・・・・・・・16,741・・・・・・・・・182
:ジ・オリジナル(韓国)
8(3)・・アーロと少年 ・・・・・・・・・・・・1/07 ・・・・・・・・・・・・26,998 ・・・・・・・・1,318,995・・・・・・・・・・9,692 ・・・・・・・・208
9(8)・・劇場版ちびっ子バス タヨの・・1/21 ・・・・・・・・・・26,912 ・・・・・・・・・109,791 ・・・・・・・・・・・737・・・・・・・・・132
エース救出作戦(韓国)
10(6)・・その日の雰囲気(韓国)・・・1/14 ・・・・・・・・・・・・17,352 ・・・・・・・・・643,993・・・・・・・・・・5,081・・・・・・・・・127
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
今回の新登場は1・2位の2作品だけです。(こんなに少ないのはめずらしい!)
1位「カンフーパンダ3」は、ご存知人気アニメシリーズの第3作。父パンダのリーと出会ったの怠け者パンダのポーは、父リーと一緒にパンダたちが暮らす秘密のパンダ村に向かいます。そこでパンダ仲間と楽しい時間を過ごすますが、悪党カイの登場でポーの前には予期せぬ難関が・・・。すべてのカンフーマスターたちを制圧し、世界中を脅かすカイと対決するために、ポーは遊び好きで食いしんぼの仲間たちに究極のカンフーを伝授しなければならないみとに・・・。韓国題は「쿵푸팬더3」。日本公開はとりあえずは年内ということです。
2位「ロボット・ソリ(声)」は韓国のSF、というよりもサスペンスかな? 2003年の大邱で、ヘグァン(イ・ソンミン)の一人娘のユジュが行方不明になるという事件が起こりました。ヘグァンは、手がかりもないまま10年間全国を探し回りますが見つからないまま。皆がもうあきらめるように言い始めた時、ヘグァンは世界のすべての声を記憶しているロボット・ソリ(声)に出会います。彼は声を通してその対象の位置を追跡できるというそのロボットの能力を知り、ユジュを探せるのではと最後の期待をかけます。そして一歩ずつユジュの痕跡に近づいて行くヘグァンとソリ。一方、消えたロボットを探して彼らを追う群れの監視網も狭まってきます。はたしてヘグァンとソリはユジュを見つけ出せるか・・・。原題は「로봇, 소리」です。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(11)・・完全なるチェックメイト・・・・・・・・・・・・1/28 ・・・・・・・・・・・・・9,924 ・・・・・・・・・・・15,616 ・・・・・・・・・・・・119 ・・・・・・・・186
2(2)・・ユース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/07 ・・・・・・・・・・・・・4,731 ・・・・・・・・・・・69,795 ・・・・・・・・・・・・543 ・・・・・・・・・39
3(1)・・ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります・・1/21 ・・・・・・・・・4,137 ・・・・・・・・・・・25,518 ・・・・・・・・・・・・191 ・・・・・・・・・36
4(3)・・海街diary(日本) ・・・・・・・・・・・・・・・・・12/17 ・・・・・・・・・・・・・2,105・・・・・・・・・・・・90,989 ・・・・・・・・・・・・744 ・・・・・・・・・22
5(新)・・あなたを待つ時間・・・・・・・・・・・・・・・1/28・・・・・・・・・・・・・・2,014・・・・・・・・・・・・・3,661・・・・・・・・・・・・・・26・・・・・・・・・・31
「海街diary」がずいぶん息長く上映されています。
1・4位の2作品が新登場です。
1位「完全なるチェックメイト」は、日本では昨年12月に公開されています。韓国題は「세기의 매치(世紀のマッチ)」。
4位「あなたを待つ時間」(仮)は、ピエロ・メッシーナ監督による仏・伊合作作品で、2015年ヴェネチア国際映画祭(コンペティション部門)、トロント国際映画祭、ロンドン映画祭、ストックホルム映画祭、釜山国際映画祭等に招待され上映されました。長い歳月が刻まれたシチリアの別荘。アンナ(ジュリエット・ビノシュ)は息子ジュゼッペの葬儀を行った後、1人孤独の中に残されています。ある日そこに息子の恋人だという若い女性ジャンニ(ルー・ド・ラージュ)がやってきますが、アンナは自分でも受け入れがたい事実をとても口に出すことができません。一方ジャンニは英語がわからないまま恋人の消息がつかめず悩むばかりです。痛みを伴う秘密を抱えたアンナと、ジャンニの間に時間だけ流れていきますが、徐々に相手を理解しはじめます。冒頭に提示される息子の死というドラマチックな事件ははたしてどのように彼の恋人に伝えられるのか・・・。韓国題は「당신을 기다리는 시간」。日本公開は未定のようです。
イス(ハン・ヒョジュ)「?」
ウジン「アマポーラ(아마폴라)、だろ?」
イス「くだらないギャグ・・・。今日のウジン氏はオヤジそのものね(오야지 그 자체네요)」
昨日観た「ビューティー・インサイド」は、1役をなんと123人もの老若男女の俳優たちが演じるという突飛な設定ながらも、10人中9人は物語を自然に受けとめ、その多くが感動する映画ではないでしょうか? 皆さんに観てもらいたい作品です。日韓のファンのコメントを読むと批判もそれぞれうなづけますがね。結局は「ビューティー・アウトサイド」じゃないか!(怒)とか。もし女性(イス)の方が毎日姿が変わるという設定だったら? 彼氏としては月1回、いや年1回でもハン・ヒョジュのような美人になってくれればいい?(笑) それとも「ビューティー・インサイド」であればいいですか?
日曜に観た「最愛の子」は、ふつうにこれでハッピー・エンドかと思ったら、実はそこから本当の物語が始まる・・・という点で思い出したのがチョン・ドヨン主演の「シークレット・サンシャイン」でした。そういえば、先々週の「消えた声が、その名を呼ぶ」に続いてビターズ・エンド配給ですね。ビターズ・エンドはハッピー・エンドの反対の苦い結末という意味かと長いこと思い込んでいましたが、ビターズ・エンドの公式サイト(→コチラ)によると<最後まで屈しない者>という意味なんだそうで、いやー英語は苦手なもんで、ハハハ(苦笑)。
「朝鮮日報」1月29日掲載の「封切映画 ぴったり10字評」 (ハングル文も訳文も10字です。) | ||
---|---|---|
「暗殺の森」 時代に関係なく有効な ★★★★ 「父の肖像」(仮) 父親のいくつもの表情 ★★★★ 「女たちの影」 女心は誰もわからない ★★★☆ 「カンフーパンダ3」 より中国的でカワイイ ★★★ 「完全なるチェックメイト」 天才は狂うしかないか? ★★☆ 「ロボット、ソリ(声)」 ロボット映画、熱い開幕 ★★☆ | ||
「父の肖像」(仮)はステファーヌ・ブリゼ監督によるフランス映画(原題「La loi du marché」)です。会社の不当なリストラで失業者となった51歳のティエリーは1年半の求職活動の末やっと大型スーパーに保安要員として就職。店舗内の監視カメラを通して人々を監視する業務だが、やがて道徳的なジレンマに直面することに・・・。はたして彼はすべてを耐えて愛する妻と息子を守ることができるか? 主演のヴァンサン・ランドンは2015年のカンヌ国際映画祭で男優賞を受賞しました。日本公開は未定のようです。他の5作品については下の記事中で紹介しています。 |
★★★ Daumの人気順位(2月2日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①悪い国(韓国) 9.1(147)
②内部者たち:ジ・オリジナル(韓国) 9.1(826)
③時をかける少女<2006年>(日本) 9.0(1191)
④ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ 9.0(48)
⑤JSA(韓国) 8.9(368)
⑥ラブ・アクチュアリー 8.9(669)
⑦Love letter(日本) 8.8(772)
⑧エターナル・サンシャイン 8.8(529)
⑨トーク・トゥ・ハー 8.8(56)
⑩ピアノの森(日本) 8.7(155)
前回とすべて同順位です。③~⑨は旧作がずら~っと並んでいます。評価が高いから再上映されるわけで、まあ当然の結果かもしれませんが・・・。
【専門家による順位】
①マッドマックス 怒りのデス・ロード 8.8(9)
②ヘイトフル・エイト 8.6(5)
③今は正しいがその時は間違いだ(韓国) 8.2(4)
④暗殺の森 8.0(2)
⑤ボーダーライン 7.8(6)
⑥時をかける少女<2006年>(日本) 7.8(5)
⑦インターステラー 7.6(9)
⑧ザ・ロブスター 7.6(6)
⑨アスファルト 7.5(4)
⑩リトルプリンス 星の王子さまと私 7.3(3)
⑩女たちの影 7.3(3)
④「暗殺の森」と⑩「女たちの影」が新登場です。
④「暗殺の森」はもちろん1970年のベルトリッチ監督作品の再上映。韓国題が「순응자(順応者)」なので英題を確認したら「The Conformist」。そうだったのか。
⑩「女たちの影」(仮)は第68回カンヌ映画祭監督週間オープニング作品となったフィリップ・ガレル監督の作品で、フランスの映画誌「Cahiers du Cinéma」の2015年ベスト10では3位にランクされました。ピエールはドキュメンタリー監督として妻のマノンと一緒に働いていますが作業は遅れがち。ピエールは妻を愛していますが、疲れた彼の前に現れたエリザベスは若くて知的な女性で、その虜になってしまいます。ある日エリザベスはマノンが恋人と一緒にいることを発見し、その事実をピエールに話します。結局ピエールはマノンと縒りを戻すことを選択します。互いの不倫は真実を明らかにする起爆剤の役割をしたわけですが、2人の関係は元に戻すことができなくなっています・・・。韓国題は「인 더 섀도우 오브 우먼」と、英題「In the Shadow of Women」のまま。日本公開は年内かな?(これもビターズ・エンド。)
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[1月29日(金)~1月31日(日)] ★★★
人気アニメシリーズの新作「カンフーパンダ3」が1位
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(新)・・カンフーパンダ3 ・・・・・・・1/28 ・・・・・・・・・・1,375,454・・・・・・・・1,599,725・・・・・・・・・12,636・・・・・・・1,364
2(11)・・ロボット、ソリ(韓国) ・・・・・1/27 ・・・・・・・・・・・179,466 ・・・・・・・・・298,454・・・・・・・・・・2,191 ・・・・・・・・578
3(2)・・兄への想い(韓国) ・・・・・・・1/21 ・・・・・・・・・・・177,572 ・・・・・・・・・907,872・・・・・・・・・・6,848 ・・・・・・・・534
4(1)・・レヴェナント 蘇えりし者 ・・1/14・・・・・・・・・・・・177,182 ・・・・・・・1,875,790・・・・・・・・・15,059 ・・・・・・・・562
5(4)・・マネー・ショート ・・・・・・・・・・1/21・・・・・・・・・・・・・85,310・・・・・・・・・351,293 ・・・・・・・・・・2,836 ・・・・・・・・333
華麗なる大逆転
6(5)・・ヒマラヤ(韓国) ・・・・・・・・・・12/16 ・・・・・・・・・・・・28,291・・・・・・・・7,720,279・・・・・・・・・59,879・・・・・・・・・221
7(5)・・内部者たち ・・・・・・・・・・・・・12/31 ・・・・・・・・・・・・28,085・・・・・・・・2,055,092・・・・・・・・・16,741・・・・・・・・・182
:ジ・オリジナル(韓国)
8(3)・・アーロと少年 ・・・・・・・・・・・・1/07 ・・・・・・・・・・・・26,998 ・・・・・・・・1,318,995・・・・・・・・・・9,692 ・・・・・・・・208
9(8)・・劇場版ちびっ子バス タヨの・・1/21 ・・・・・・・・・・26,912 ・・・・・・・・・109,791 ・・・・・・・・・・・737・・・・・・・・・132
エース救出作戦(韓国)
10(6)・・その日の雰囲気(韓国)・・・1/14 ・・・・・・・・・・・・17,352 ・・・・・・・・・643,993・・・・・・・・・・5,081・・・・・・・・・127
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
今回の新登場は1・2位の2作品だけです。(こんなに少ないのはめずらしい!)
1位「カンフーパンダ3」は、ご存知人気アニメシリーズの第3作。父パンダのリーと出会ったの怠け者パンダのポーは、父リーと一緒にパンダたちが暮らす秘密のパンダ村に向かいます。そこでパンダ仲間と楽しい時間を過ごすますが、悪党カイの登場でポーの前には予期せぬ難関が・・・。すべてのカンフーマスターたちを制圧し、世界中を脅かすカイと対決するために、ポーは遊び好きで食いしんぼの仲間たちに究極のカンフーを伝授しなければならないみとに・・・。韓国題は「쿵푸팬더3」。日本公開はとりあえずは年内ということです。
2位「ロボット・ソリ(声)」は韓国のSF、というよりもサスペンスかな? 2003年の大邱で、ヘグァン(イ・ソンミン)の一人娘のユジュが行方不明になるという事件が起こりました。ヘグァンは、手がかりもないまま10年間全国を探し回りますが見つからないまま。皆がもうあきらめるように言い始めた時、ヘグァンは世界のすべての声を記憶しているロボット・ソリ(声)に出会います。彼は声を通してその対象の位置を追跡できるというそのロボットの能力を知り、ユジュを探せるのではと最後の期待をかけます。そして一歩ずつユジュの痕跡に近づいて行くヘグァンとソリ。一方、消えたロボットを探して彼らを追う群れの監視網も狭まってきます。はたしてヘグァンとソリはユジュを見つけ出せるか・・・。原題は「로봇, 소리」です。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(11)・・完全なるチェックメイト・・・・・・・・・・・・1/28 ・・・・・・・・・・・・・9,924 ・・・・・・・・・・・15,616 ・・・・・・・・・・・・119 ・・・・・・・・186
2(2)・・ユース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/07 ・・・・・・・・・・・・・4,731 ・・・・・・・・・・・69,795 ・・・・・・・・・・・・543 ・・・・・・・・・39
3(1)・・ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります・・1/21 ・・・・・・・・・4,137 ・・・・・・・・・・・25,518 ・・・・・・・・・・・・191 ・・・・・・・・・36
4(3)・・海街diary(日本) ・・・・・・・・・・・・・・・・・12/17 ・・・・・・・・・・・・・2,105・・・・・・・・・・・・90,989 ・・・・・・・・・・・・744 ・・・・・・・・・22
5(新)・・あなたを待つ時間・・・・・・・・・・・・・・・1/28・・・・・・・・・・・・・・2,014・・・・・・・・・・・・・3,661・・・・・・・・・・・・・・26・・・・・・・・・・31
「海街diary」がずいぶん息長く上映されています。
1・4位の2作品が新登場です。
1位「完全なるチェックメイト」は、日本では昨年12月に公開されています。韓国題は「세기의 매치(世紀のマッチ)」。
4位「あなたを待つ時間」(仮)は、ピエロ・メッシーナ監督による仏・伊合作作品で、2015年ヴェネチア国際映画祭(コンペティション部門)、トロント国際映画祭、ロンドン映画祭、ストックホルム映画祭、釜山国際映画祭等に招待され上映されました。長い歳月が刻まれたシチリアの別荘。アンナ(ジュリエット・ビノシュ)は息子ジュゼッペの葬儀を行った後、1人孤独の中に残されています。ある日そこに息子の恋人だという若い女性ジャンニ(ルー・ド・ラージュ)がやってきますが、アンナは自分でも受け入れがたい事実をとても口に出すことができません。一方ジャンニは英語がわからないまま恋人の消息がつかめず悩むばかりです。痛みを伴う秘密を抱えたアンナと、ジャンニの間に時間だけ流れていきますが、徐々に相手を理解しはじめます。冒頭に提示される息子の死というドラマチックな事件ははたしてどのように彼の恋人に伝えられるのか・・・。韓国題は「당신을 기다리는 시간」。日本公開は未定のようです。
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